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初晴

暖かな日差しが頬に触れ、目を覚ます。 柔らかいベッドの上で、隣にいる幼馴染みの寝息 を感じる。 生まれたままの姿で新しい年を迎える。 こうして大切な人と年を越せることに喜びを感じる。 「うぅ~ん…あれ?おはよ~…」 寝ぼけ眼の幼馴染み。 眠たそうにあくびをしながらゆっくりと上半身を起こす。 「あれ!?もうお日さま出てるじゃん~! うわ~、初日の出見たかったよぉ…。」 「寝るのが遅かったからね。誰かさんのせいでもうお昼前だよ~…」 「ん~?何か文句でもあるのかなぁ?」 指をワキワキとさせるのを見て、すぐにごめんなさいをする。 肌に残るくすぐりの感覚を思いだし、逃げるように シャワーを浴びに行く。 身体にかかる水滴でさえ、すっかり敏感になった皮膚を刺激する。 昨夜のことを思いだし、目を閉じてゆっくりと 回想に浸ってみる。 __12月31日の晩、家で年越しそばを作っていると、近所に住む幼馴染みが突然家にやってきた。 「ねぇ?一緒に年越しパーティーしようよ♪」 スーパーで買ったのであろうお酒やおつまみの入った袋を提げて、白い息を吐きながら家に上がる。 大学3回生になり、ようやく実家を出て一人暮らしを始めた。引き留める姉や母を何とか説得して、学校から徒歩10分程のワンルームの部屋を借りた。 4月から一人暮らしをして、約8ヶ月。 大晦日には実家に帰ってきなさいと言われていたが、研究が忙しくて帰れないということにした。 幼馴染は週に2,3回、唐突に遊びに来る。 『飲み会で終電無くなっちゃった…えへへ、泊めて…?』 『空きコマで暇だから遊びにきた!』 みたいな感じで家にやって来る。 そして、普段家に帰るのと同じようなノリで、 大晦日の夜にもやって来た。 # 「ね~、紅白終わっちゃったぁ。あと5分で今年終わっちゃうよ!?新年さん来るよ!?」 「早いね~。うん。やって来ちゃうね~。」 年越しそばを食べ、お酒を飲みながら年末のテレビを見ていた。初めて家族以外の人と過ごす非日常な空間に高揚し、沢山いろんな話をした。 学校のこと、趣味、将来やりたいこと、他愛もない日常の出来事。 お互いこんなに話をしたのは、いつぶりだろう。 「5,4,3,2,1…明けましておめでとー!」 「おめでとー!!今年もよろしくね~。…じゃあそろそろ寝よっ」 「ねえ、初笑いしようよ~♪」 ワキワキと手を動かす幼馴染に促されるまま、 ベッドに横になる。 「もう夜だし、近所迷惑だから明日にしようよ…」 「大丈夫♪優しくしてあげるから!」 「ひゃっ…くっ…ひゃ、ぁぁぁぁ…だ、だめ」 身体の上に寝そべるようにして、耳に息を吹きかけられながら、優しく首筋や腋の下、乳首をさわさわとくすぐられる。 「ふ~っ♪気持ちい?ほら、声我慢しないと近所迷惑になっちゃうよ?」 「そ、そんなこと言ったってぇ…っっひゃぅっっ!!そこだめぇぇぇ!」 耳元で優しくこちょこちょ言われながら、次第に激しくなっていく指に、段々我慢できなくなって… 『っっっ…ひっ、ぎゃぁだっはははははは!!ぁぁぁぁひゃめてぇぇぇごめんなさぃぃぃぃ!!!だめだめぇぇ!!くしゅぐったいからぁぁぁ!!』 『も~、静かにしてよ~。お仕置きね?』 目の前に幼馴染の顔が近づく。 笑い声は、柔らかい唇に吸い込まれていった。


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