こんにちは、モンキーです。
今回はタイトルの通り、セミを食った話なのですが、その前にまずセミ料理に関する僕の苦い思い出を聞いていただきたい。
以前、僕はTwitterでマンティス秋山の漫画を描いていました。この漫画のテーマの1つには昆虫食があるのですが、当時の僕のスタンスとしては、作中に登場する昆虫食はあくまでもフィクション。僕が実際に食べた感想ではなく、本やネットで調べ、味を想像しながら描いていました。
そしてそんな中、セミ料理回を描きました。料理名はセミ親子の串揚げ。
「ほんのりとナッツの味」
そんなシーンを描いたと思います。このセリフは昆虫料理研究家の第一人者、内山 昭一先生曰く、セミは科学的にもナッツの風味に近いと著書に書いていたので参考にしたものです。
しかし、Twitterに漫画をあげるとこんなリプライが。
経験者にはバレるんですね。
「創作は作者が経験したことしか描けない」とよく言われます。もちろんそんなことはないと思います。そんなことはないとは思いますが、それを望んでいる層も少なからずいると言うのもまた事実。
この言葉が頭の中でずっとモヤモヤしていたのですが、今後も昆虫食で漫画を描いて行くのなら、この喉のつっかえは解消しなくてはならないなと思い、今回とうとう冷凍のセミを仕入れました。
海外産のセミなので種類まではわかりません。
これを素揚げと天ぷらにします。
あと見ての通りサソリもいますね。なぜか調理前の写真を撮ってないのですが、これも素揚げにしました。
ともかくまずは素揚げから食べてみる。
ナッツの味以外に形容しようのないほどのナッツ感。これほどとは。
「作者絶対セミ食ったことないよね」とは一体何だったのか。もしかするとナッツの件ではなかったのかもしれない。
続いて天ぷらの方を食べてみる。
いや、まったくないわけではないですし、もちろんおいしいのですが、素揚げに比べると大分ナッツ感は薄まってしまった印象。衣が多すぎたのか、熱を加えすぎて風味が飛んでしまったのか。
セミ本来の風味を楽しむのなら素揚げ、食べやすさを求めるなら天ぷらと言ったところでしょうか。
ちなみにサソリはほのかな苦みとかすかなエビ感って感じでした。
ようやくこれでずっと突っかかっていたモヤモヤも晴れた気がします。
結局のところ調理法によって味の感じ方は違うということでしょうね。考えてみればいや考えるまでもなく当たり前のことですが。あるいはセミの種類にもよるのかもしれません。
ともあれやはり自分の漫画に自信を持つためには実際に体験するのが一番ということですね。
ジョジョの岸辺露伴先生もリアリティのために蜘蛛を食ったりしていましたし。味も見ておこうペチャリペチャ
そういう点では僕も岸辺露伴と言っても過言ではないのかもしれない。
ということでセミを食った話でした。
今回はセミの成虫だけでしたが、いずれは幼虫も食べてみたいところですね。あれも相当おいしいらしいです。これに関しては今の所、自分で採集する以外入手方法がないのですが。
以上、岸辺露伴でした。