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ぼるてえじ
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(相対的に)巨大なフウロちゃんがひょんなことから僕のママになっちゃった

「見て見て! これが今テスト中の『物質縮小転送装置』だよ!」 フキヨセシティにある運送会社の巨大な格納庫。 その一角で、ジムリーダー兼パイロットのフウロさんが、目をキラキラさせて僕に説明してくれた。 彼女の特徴である健康的な小麦色の肌が、天井の高い照明を受けて輝いている。 機能性を重視した露出度の高いパイロットスーツは、彼女のグラマラスな肢体を惜しげもなく強調していた。 「もっとたくさんの荷物を一度に運べるように、荷物そのものを小さくしちゃおうっていう発想なんだ! すごいでしょ?」 「なるほど。流石フウロさん、発想が大胆ですね」 僕は彼女の熱意に押されつつ、装置の近くでデータ収集を手伝っていた。 「えへへ、でしょ? じゃあ早速、試運転いくよー! ……あわわっ!?」 興奮したフウロさんが大きく身振りをした瞬間、彼女の手が操作レバーにぶつかってしまった。 ガコンッ! レバーが想定外の位置まで押し込まれる。 装置が不気味な唸りを上げ、光り輝くビームの照準が――荷物ではなく、僕の方へ向いた。 「うそっ、危ない! 逃げてーっ!!」 「え……?」 カッ!! 視界が真っ白に染まる。 強烈な浮遊感と、全身が圧縮されるような感覚。 僕は悲鳴を上げる間もなく、その場に崩れ落ちた。 ……。 次に意識が戻った時、世界は一変していた。 「うぅ……頭が痛い……」 体を起こそうとして、違和感に気づく。 目の前にある壁。それは、先ほどまで足元にあった工具箱だった。 見上げれば、遥か上空に格納庫の天井が霞んで見える。 僕は縮んでしまったのだ。身長わずか5センチほどに。 その時だった。 ドォォォォォン!! 凄まじい落雷の音が響き、格納庫内の照明が一斉に落ちた。 非常灯の赤い光だけが、薄暗い空間を照らす。 同時に、外から猛烈な風の音が聞こえてきた。フキヨセ名物、猛吹雪だ。 「嘘でしょ!? ドアも電子ロックで開かない! ……復旧までここで耐えるしかないわ!」 頭上から、フウロさんの悲鳴のような声が降ってくる。 停電により、暖房システムも停止したらしい。 格納庫内の気温が、急激に下がり始める。 吐く息が白くなるどころか、肌を刺すような冷気が僕を襲った。 「……さ、寒い……」 小さくなった体にとって、この寒さは致命的だった。 体の震えが止まらない。 急激な縮小によるショックと、極寒の恐怖。 僕は過呼吸を起こし、その場にうずくまった。 「はぁっ、はぁっ……! 息が、できな……」 「――キミ!? どこ!? 返事して!」 ドタドタドタッ! 地響きのような足音が近づいてくる。 フウロさんがスマホのライトを頼りに、床を這いつくばって僕を探していた。 「あ、いた! ……キミ!?」 ライトの逆光の中、巨大な顔が僕を覗き込む。 小麦色の肌が、赤い非常灯に照らされて妖艶に光る。 彼女の大きな瞳が、震える僕を捉え、見開かれた。 「顔色が真っ青だよ! ……息して! しっかり!」 「うぅ……は、はぁ……」 フウロさんは慌てて医療キットを探そうと周囲を見回すが、停電の闇の中では見つからない。 僕の呼吸は浅くなり、意識が遠のきかける。 このままでは死ぬ。彼女もそれを直感したのだろう。 「……もう、こうなったら!」 彼女の瞳に、強い決意の光が宿る。 巨大な両手が伸びてきた。 温かく、少しザラリとしたパイロットグローブの手のひらが、僕の全身を包み込むように持ち上げる。 そして、彼女は僕を自分の顔の目の前まで引き寄せた。 「じっとしてて! ……温めるから!」 「え……?」 視界いっぱいに広がるのは、プルプルと潤った、巨大な桜色の肉壁――彼女の唇だった。 ムチュッ……! 「んぐっ……!?」 世界が、熱と湿気に包まれた。 フウロさんの唇が、僕の全身を覆い尽くすように押し付けられたのだ。 ロマンチックなキス? とんでもない。 これは蘇生措置であり、圧倒的な質量による捕食にも似た行為だった。 「んーっ! ……ぷはっ! 息吸って!」 彼女は一度唇を離し、新鮮な空気を吸い込むと、再び僕に覆いかぶさる。 チュウウゥッ……! 温かい呼気が、台風のような勢いで僕の口内、そして肺へと送り込まれる。 凍えて感覚のなかった僕の唇に、彼女の熱い唇の感触が蘇る。 柔らかい。驚くほど柔らかく、そして弾力がある。 彼女の唇の皺一本一本が、僕の顔を、身体を擦る。 「ん、む……! あったかい息、届いてる……!?」 フウロさんは必死だ。 僕の背中を大きな指でさすりながら、何度も何度も口付ける。 そのたびに、彼女の唾液の甘い香りと、温かい息が僕を満たす。 過呼吸で苦しかった肺が、彼女の酸素で満たされていく。 しかし、同時に僕の下半身には、別の熱が宿り始めていた。 巨大な美女に唇を奪われ、熱い息を吹き込まれる。 その背徳的で圧倒的なシチュエーションに、僕の本能が反応してしまったのだ。 寒さで縮こまっていたはずの股間が、ズボンの中で熱く主張を始める。 「んっ、ちゅ……! 顔色、少し良くなってきたかな……?」 フウロさんは僕の反応になんて気づかない。 むしろ、「まだ足りない」と判断したのか、口づけの範囲を広げ始めた。 顔だけでなく、首筋へ、そして冷え切った胸元へ。 「全身冷えきっちゃってる……! もっと温めなきゃ!」 彼女の唇が、僕の鎖骨あたりをハムッと甘噛みする。 「あ、フウロさん、そこは……!」 「ごめんね、くすぐったい? でも我慢して!」 レロッ……。 舌先が這う。 ザラリとした舌の感触と、熱い唾液の奔流。 彼女は僕を舐めて温めようとしているのだ。 まるで傷ついたポケモンを癒やすように。無邪気で、献身的で、そして残酷なまでに無防備に。 「ここも、ここも……!」 彼女の唇が下がっていく。お腹へ、そして――。 「んむっ!」 ズンッと重い衝撃。 彼女の唇が、僕の硬直した股間に押し当てられた。 ズボンの上からとはいえ、その温かさと柔らかさはダイレクトに伝わる。 「あ、あぁっ! フウロさん、そこはダメ……ッ!」 「え? ここも冷たいよ? 温めないと!」 彼女は不思議そうに呟くと、あろうことか、その場所に熱い息を吹きかけた。 ハァァァァ……ッ。 布地を通して伝わる湿った熱風。 それが決定打だった。 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!」 僕の身体がビクンと跳ねる。 フウロさんの唇に押し付けられたまま、僕の小さな身体の中で熱い何かが弾けた。 ドピュッ、ドピュッ……。 白濁した熱が放出されるが、それはズボンの中で行き場を失い、ただ不快で温かい染みを作るだけだった。 「……? キミ、なんか震えてる? まだ寒い?」 フウロさんは唇を離し、キョトンとした顔で僕を見つめる。 彼女の唇には、僕の匂いがついているはずだが、彼女は全く気にしていない。 むしろ、絶頂の余韻で震える僕を寒さのせいだと勘違いし、さらに心配そうな表情を浮かべた。 「キミ、なんか震えてる? まだ寒い?」 フウロさんは僕の顔を覗き込み、心配そうに眉を下げた。 無理もない。僕は先ほど、彼女の熱い唇による蘇生措置を受け、ズボンの中で白濁した暴発を起こしてしまったばかりなのだ。 事後の余韻と、寒さと、羞恥心で震えが止まらない。 「いけない……! ここは広すぎて暖まらないよ。奥の備蓄倉庫まで移動しよう!」 フウロさんは立ち上がろうとして、ハッとした。 「あ、でも待って。手で持って走ったら、冷たい風が当たっちゃうよね……」 彼女の視線が、極寒の猛吹雪が吹き荒れる窓の外と、掌の上の小さな僕を行き来する。 そして、閃いたようにポンと手を打った。 「そうだ! いい場所があるじゃん!」 彼女はニカッと無邪気に笑うと、着ているパイロットスーツのファスナーに手をかけた。 ジジジッ……。 小気味よい音とともに、機能的なスーツの前が大きく開かれる。 そこに現れたのは、健康的な小麦色の肌が眩しい、豊満な双丘だった。 白いインナーが、重力に逆らう二つの膨らみを辛うじて支えているが、深い谷間は無防備に晒されている。 「ここなら、私の体温で一番あったかいから!」 フウロさんは胸を張り、自信満々に言い放った。 「ほら、私のおっぱいの間に入って! ここなら風も防げるし、暖房代わりになるでしょ?」 「えっ……お、おっぱい……?」 あまりに直球な表現に、僕の思考がフリーズする。 しかし彼女に羞恥心のかけらもない。あるのは遭難者を助けるという純粋な善意だけだ。 「ほらほら、遠慮しないで! 命がかかってるんだから!」 「わ、わわっ!」 フウロさんは僕を摘まみ上げると、躊躇なく自身の胸元へと運んだ。 ムワッとした熱気。 汗ばんだ肌の匂いと、甘い制汗剤の香り。 そして、目の前に迫る巨大な褐色の壁。 「失礼しまーす!」 彼女は僕を、インナーと肌の隙間――谷間の最深部へと滑り込ませた。 ムニュンッ。 「うぐっ……!」 「んっ、ちょっと冷たいけど……よし、フィットしたね!」 僕は彼女のおっぱいの間に完全に挟まった。 右も左も、吸い付くような弾力のある肉。 背中側はインナーの布地で押さえつけられ、顔と体は彼女の素肌に密着している。 まさにカンガルーケア状態だ。 「よし、準備完了! 倉庫までダッシュするから、しっかり捕まっててね!」 「ちょ、待っ……!」 僕が体勢を整える間もなく、フウロさんは走り出した。 ドタドタドタッ!! 衝撃が走る。 彼女にとっては軽いジョギングでも、谷間にいる僕にとっては柔らかく温かい牢獄。 そして何より恐ろしいのは――。 ボヨンッ! ボヨンッ! プルルンッ、ユサユサッ! 「う、うわあぁぁぁッ!?」 揺れるのだ。 彼女の自慢のおっぱいが、走る振動に合わせて、生き物のように暴れ回るのだ。 一歩踏み出すたびに、巨大な脂肪の塊が上下左右に躍動する。 僕の体は、その荒れ狂う肉の壁に揉みくちゃにされた。 「ごめんねー! ちょっと揺れるけど我慢してー!」 頭上からフウロさんの能天気な声が降ってくる。 「私のおっぱい、クッション代わりになるから痛くないでしょ?」 痛くはない。確かに柔らかい。 だが、その柔らかさが凶器だった。 ムギュッと押し潰されたかと思えば、プルンッと弾き飛ばされ、またモチッと挟まれる。 顔が、胸が、お腹が、彼女の小麦色の柔肌に何度も埋もれる。 「んふふ、キミが動くと、おっぱいがくすぐったいよ~!」 フウロさんは楽しそうだが、僕は必死だった。 走ることで彼女の体温が上昇し、谷間の湿度が上がっていく。 汗ばんだ皮膚がペタリと僕に張り付き、逃げ場を奪う。 石鹸の香りと、彼女の健康的な汗の匂いが混ざった濃厚なフェロモンが、肺いっぱいに充満する。 「あと少しだよ! がんばれー!」 フウロさんが加速する。 それに呼応して、おっぱいの揺れも激しさを増す。 バインッ! バインッ! ムギュゥゥゥッ……! 「あ、ぐ……っ! フウロさん、きつ……っ!」 スーツの伸縮性が、僕を谷間の奥へ奥へと押し込めようとする。 右のおっぱいが僕を右から殴打し、左のおっぱいが左から追撃する。 そして、一番の問題は僕の下半身だった。 先ほどのキスの興奮も冷めやらぬまま、今度は全身を彼女の胸に擦り付けられているのだ。 特に股間は、谷間の最も狭い部分で、激しい摩擦に晒されていた。 (だ、ダメだ……こんな揺れじゃ、耐えられっこない……!) 「んしょ、んしょ! ……私、汗かいてきちゃった! おっぱいの中、暑くない?」 フウロさんが無邪気に聞く。 「あ、あつい……です……っ!」 「だよね! 我慢して! 私の熱で、キミを解凍してあげるんだから!」 解凍どころか、沸騰していた。 彼女の胸の脂肪が、走るリズムに合わせて僕の敏感な部分をグニグニと刺激する。 意図しないパイズリ状態。 しかも、相手はジムリーダー級の体力で全力疾走中だ。この愛撫は止まらない。 ドクン、ドクン……! 背中越しに聞こえる彼女の激しい心音と、僕の鼓動がシンクロする。 「あ、あっ、もう、ムリ……ッ!」 大きな段差をフウロさんが飛び越えた瞬間。 ドスンッ!! 着地の衝撃で、スーツが限界まで収縮し、二つのおっぱいが僕を完全に圧殺した。 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!!」 僕の悲鳴は、スーツの中に吸い込まれた。 身体が弓なりに反り、二度目の限界を迎える。 ビクン、ビクンッ! 白濁した熱い奔流が、勢いよく噴き出した。 ドピュッ、ドピュウッ……! 僕の放出した命の熱が、彼女の小麦色の谷間に飛び散り、汗と混ざり合ってヌルヌルとした層を作る。 「……ん? なんか今、おっぱいの間が熱くなった?」 フウロさんが走りながら首を傾げる。 「あ、そっか! キミの体が温まったんだね! よかったー!」 彼女は僕の放出した液体の熱さを、体温が戻った証拠だと勘違いして、嬉しそうに笑った。 「私のおっぱい暖房、効果てきめんでしょ? えへへ!」 僕は事後の脱力感で、彼女の谷間にぐったりと挟まれていた。 全身が彼女の汗と自分の出したものでドロドロだ。 しかし、フウロさんは気づいておらず、倉庫の前で急ブレーキをかけた。 「とーちゃーく! ……ふぅ、いい運動になった!」 彼女はスーツのファスナーを少し下げ、新鮮な空気を谷間に入れた。 「キミ、生きてる? 苦しくなかった?」 「は、はい……なんとか……」 彼女が僕を覗き込む。 谷間は白く汚れているが、暗がりと汗のせいで、彼女は単なる汗蒸れだと思っているようだ。 「よしよし。……でも、ここからが大変なんだよね」 フウロさんは目の前の重厚な鉄扉を見上げた。 「このドア、手動で回さないと開かないタイプなんだ。しかも、凍りついてて超重いし……」 彼女は両手をグーパーして、気合を入れる。 「両手で全力で回さないと無理だね。……ごめん、キミを一旦降ろすよ」 彼女は僕を谷間から取り出そうとした。 しかし、足元を見て動きを止める。 そこは、氷が張り詰め、冷気が漂う鉄の床だった。 「……うーん。床には置けないなぁ。一瞬で凍っちゃうよ」 彼女は困ったように眉を寄せ、周囲を見回す。 台になるようなものはない。 かといって、胸に入れたままでは、腕を動かす筋肉の動きで僕を潰してしまうかもしれない。 「……仕方ない! キミ、ちょっと挟むよ!」 フウロさんの瞳がキラリと光る。 彼女は中腰になり、自身の健康的な太ももをパンと叩いた。 「ここなら落ちないし、力も入る! ……ちょっときついかもしれないけど、我慢してね!」 彼女は僕を谷間から引き抜く。ヌチャッという水音がしたが、彼女は汗だと思ったようだ。そのまま下へ移動させる。 次に僕が収容されるのは、彼女の自慢の脚線美――鍛え上げられた太ももの間のようだ。 目の前にあるのは、彼女の自慢の脚線美――機能的なパイロットスーツに包まれた、健康的で逞しい太ももは近くで見ると圧倒的な質量を誇る小麦色の柱だった。 「ちょっときついかもだけど、我慢してね! 落としたら大変だから!」 彼女は中腰になり、脚を肩幅に開いて踏ん張るスクワットのような体勢を取った。 そして、その太ももの最も肉付きの良い部分――パンツと太もも隙間へ、僕をあてがった。 「――んっ!」 ムニュッ。 「うぐぅっ……!?」 僕は彼女の太ももとパンツの間に挟み込まれた。 想像以上の圧力だ。 胸が脂肪のクッションなら、太ももは筋肉の鎧を纏ったゴムまりだ。 表面は驚くほど柔らかく、弾力がある。しかし、その奥には鋼のような筋肉が控えている。 ピチピチのパイロットスーツの素材が、僕の身体にピタリと吸い付く。 「よし、ハマったね! ……動くと擦れて痛いかもだから、じっとしてて!」 フウロさんの太ももは、運動直後でパンプアップしており、熱を帯びている。 その高熱が、冷え切った格納庫の空気の中で、唯一の命綱だった。 「いくよー! ……んんっ!」 フウロさんが、目の前の凍り付いたハンドルの両端を掴んだ。 彼女が力を込めると同時に、太ももの筋肉がググッと収縮する。 「ぐ、ぅぅ……っ!」 挟まれている僕に、その衝撃がダイレクトに伝わる。 彼女が腕に力を入れるたびに、連動して下半身にも力が入るのだ。 ギチギチ……とパンツの生地が悲鳴を上げ、太ももの肉が膨張し、僕を前後からプレスする。 「か、硬い……! 全然回らないよぉ!」 ハンドルは錆びついている上に凍結しており、びくともしないようだ。 フウロさんは一度息を吐き、体勢を低くした。 より強く踏ん張るために、膝を深く曲げる。 ムギュゥゥッ!! 「あがっ!?」 体勢が変わったことで、太ももの密着度が跳ね上がった。 僕の顔は、太ももにめり込み、鼻が潰れそうだ。 素材特有のツルツルとした感触と、ムチムチとした肉の熱気。 そして、彼女の股間――健康的な膨らみがある場所のすぐ近くに固定されているという事実。 「んーっ! まだまだぁ!」 フウロさんがリズミカルに力を込め始めた。 グッ、グッ、グッ。 波状攻撃だ。 彼女が力を入れるたびに、太ももは餅つき機のように僕を締め付け、緩め、また締め付ける。 まるで巨大な生き物の咀嚼運動の中にいるようだ。 「くっ……フウロさん、つ、強い……!」 「ごめん! もうちょっと! ……んんーっ!」 彼女の必死な声が頭上から降ってくる。 彼女は僕を潰さないように気をつけているつもりだろうが、数トンの貨物を運ぶパイロットの脚力は、加減しても凶器だ。 締め付けられるたびに、僕の全身の血液が沸騰し、下半身に集まっていく。 パンツの摩擦熱と、彼女の体温。 逃げ場のない圧力の中で、僕の彼自身は、再び限界まで硬直していた。 「はぁ、はぁ……! もう、頑固だなぁ!」 扉はまだ開かない。 フウロさんの額に汗が滲む。 その汗がパンツの中に染み込み、太ももとスーツの間の湿度を上げていくのが分かる。 ムワッとした熱気。 健康的な汗の匂いと、パンツのゴムや繊維の匂い。 「……よし。本気出すよ!」 フウロさんの目の色が変わった。 彼女は足を大きく踏ん張り直し、全身のバネを使おうと準備する。 それはつまり、僕への圧力が最大になることを意味していた。 「キミ、ちょっと苦しいかもだけど……私の脚力、信じてね!」 信じるも何も、まな板の上の鯉だ。 彼女が息を吸い込む。 太ももの筋肉が、ボコッと隆起するのが肌で感じられた。 「せーのっ……!!」 ドムッ!!! 「いぐぅッ!?」 世界が閉じた。 フウロさんが渾身の力でハンドルを回した瞬間、彼女の太ももは万力へと変貌した。 柔らかかった肉が、極限まで硬く引き締まり、僕の身体を容赦なく圧迫する。 「んんんんんーーーーっ!!!」 フウロさんの唸り声とともに、圧力がさらに増す。 パンツの生地が、僕を太ももに食い込ませる。 太ももに押し付けられた僕の股間は、逃げ場を失い、彼女の強靭な太ももによってグリグリと擦り上げられた。 (だ、ダメだ、壊れる……っ! いや、イくッ!!) 生存本能と快楽中枢が同時にバグる。 この圧倒的な力にねじ伏せられる感覚。 ジムリーダーである彼女の、本気の肉体に蹂躙される喜び。 「開けぇぇぇぇーーっ!!」 ガコンッ!! 大きな金属音が響いた。ハンドルが回ったのだ。 しかし、その瞬間の踏ん張りこそが、最強の圧力だった。 ムギューーーーーッ!!! 「あ、あぁぁぁぁぁぁッ!!!」 僕の絶叫は、太ももに吸い込まれた。 圧迫の頂点で、僕の身体は弾けた。 ビクンッ、ビクンッ!! 三度目の放出。 白く熱い生命の奔流が、勢いよく噴き出す。 それはピチピチのパンツの表面に飛び散り、あるいは太ももの肉の隙間を伝って垂れ落ちる。 「はぁっ、はぁっ……! あ、開いた……!」 フウロさんが力を緩める。 しかし、僕は事後の痙攣で動けない。 白濁した液体が、彼女の小麦色の肌を汚し、ヌルヌルとした光沢を与えていた。 「やったー! 開いたよキミ!」 フウロさんは汗を拭いながら、満面の笑みで僕を見下ろした。 そして、自分が股に挟んでいた小さな協力者のことを思い出す。 「あ、ごめんごめん! 挟みっぱなしだったね!」 彼女は僕を太ももとスーツの間から引き抜いた。 ニュポッ……。 湿った音がして、僕は外の空気に晒される。 全身があらゆる液体でドロドロだ。 「わわっ、すごい汗! ……あ、ごめんね、私が強く挟みすぎちゃったから、私の汗がついちゃったかな?」 フウロさんは、自分のパンツについた白い粘液と、僕の体の汚れを見て、それを自分の汗と結露だと解釈したようだ。 「私の太もも、代謝いいからさ! 蒸し風呂みたいになっちゃったね!」 彼女はケラケラと笑い、汚れたスーツの太もも部分を無造作に手で払った。 「でも、これで中に入れるよ! ……キミのおかげで力が湧いたかも! ありがとうね!」 彼女は僕の頬に、汚れなど気にせずスリスリと自分の頬を押し付けた。 小麦色の肌の感触。 弾けるような笑顔。 僕を極限まで搾り取っておきながら、この無邪気さ。 僕は朦朧とする意識の中で、彼女の健康的なエロスに完敗していた。 「うぅ……ここも寒いね……」 やっとの思いでこじ開けた備蓄倉庫の中は、静まり返っていた。 暖房が切れて久しいのか、空気は氷のように張り詰めている。 僕はフウロさんの手のひらで震えていた。先ほどの太ももプレスでの熱は急速に冷め、再び低体温の恐怖が忍び寄る。 「毛布……やっぱりないや。これじゃあ、救助が来る数時間で、キミの小さな命が消えちゃう……」 フウロさんは倉庫の奥から、銀色の断熱シートを一枚引っ張り出してきた。 それを床に敷く。 しかし、彼女はそこで手を止めた。 シートの上に僕を置くだけでは、冷たい空気に触れたままだ。 「……ダメ。こんな吹きっ晒しの場所に、キミを置いておけない」 フウロさんの瞳の色が変わった。 ジムリーダーとしての凛々しさの奥にある、生き物を育む母なる空のような色が濃くなる。 「……よし! 私が『巣』になるしかないね!」 「え? 巣、ですか?」 フウロさんは慈愛に満ちた顔で頷いた。 「うん! 鳥ポケモンたちが、吹雪の中で卵を守る時みたいに……。私のこの体でキミを覆って、世界で一番安全な場所を作ってあげる!」 彼女は自分の豊かなヒップを、愛おしそうにポンと叩いた。 「私のスーツは風を通さないし、お尻の脂肪は羽毛布団より柔らかいから。 ……私のお尻の下なら、どんな寒さも届かないよ」 彼女の提案は、僕を床に置き、その上から彼女が覆いかぶさるように座り込み、肉体そのもので抱卵するというものだ。 「さあ、いい子だから。……ここにゴロンして?」 拒否権はない。僕は言われるがまま、銀色のシートの上に仰向けになった。 見上げると、そこには小麦色の巨人が、これから守るべき「愛しい卵」を見つめるような、トロリとした甘い目つきで僕を見下ろしていた。 「いくよー! ……ママが守ってあげるからね(※無自覚)」 フウロさんが、僕を跨ぐようにして立った。 そして、ゆっくりと腰を落とし始める。 視界が一変する。 右と左に、柱のような太ももが壁となって立ちはだかり、退路を塞ぐ。 そして頭上には――。 ズズズ……ッ。 巨大な影が降りてくる。 小麦色のパイロットスーツに包まれた、丸く、大きく、弾力に満ちたお尻。 それが僕の顔の真上、数センチのところまで迫ってくる。 重力に従って垂れ下がるお肉の質感が、スーツ越しでもはっきりと分かる。 それは、僕を外界から隔絶する蓋であり、同時に僕を守るための天井でもあった。 「じっとしててね。……優しく、包んであげるから」 彼女は躊躇なく、しかし慎重に腰を下ろした。 ムニュンッ。 「――ぐふっ!?」 接触した。 彼女の巨大なお尻が、僕の顔面に、胸に、お腹に、そして足先に着地する。 視界が完全に遮断され、世界がお尻一色に染まった。 フウロさんはそのまま、完全に体重を預けて座り込んだ。 ドスンッ……。 モチィィィッ……。 重い。 とてつもなく重い。 だが、骨が砕けるような痛みはない。 彼女の言う通り、お尻の脂肪が驚異的なクッションとなり、僕の身体の凹凸に合わせて変形し、隙間なく包み込んでくれているのだ。 ここは、彼女の肉体によって形成された、生きた巣だった。 「ん~っ、よしよし……。ちゃんと隠れたかな?」 フウロさんが、巣の中の居心地と密閉度を確かめるように、お尻をグリグリと動かした。 グニュッ、ボヨンッ、モニョモニョ……。 「んぐぅッ!?」 彼女が動くたびに、お尻の肉が波打ち、巣の中にいる僕を蹂躙する。 パイロットスーツの滑らかな生地と、その下にある大量の脂肪。 まるで巨大なマシュマロの山の下敷きになったようだ。 鼻が、口が、柔らかい肉に塞がれる。 息を吸おうとしても、入ってくるのは酸素ではなく、濃厚な母鳥の匂いだけだ。 スーツのゴムの匂い、微かな汗、そしてお尻特有の甘くムッとするようなムスクの香り。 「キミ、生きてるー? ……うん、大人しくていい子だね」 お尻の上から、フウロさんの声がくぐもって聞こえる。 彼女は今、完全に僕の上に座り、卵を温める親鳥のようにリラックスしているのだろう。 僕の声が出ないのを、「安心して眠っている」と解釈しているようだ。 「ふ、ふがッ……(は、はい……)」 実際は、巣の圧力で声が出せないだけなのだが。 しかし、彼女の言う通り「温かさ」は格別だった。 お尻の下は完全な密室。 彼女の体温が逃げ場なく充満し、僕の冷え切った体を芯から温めていく。 それは、絶対的な守護の力だった。 「よしよし、早く元気になぁれ……」 フウロさんは、完全に母性モードに入っていた。 時折、巣の中の卵である僕を愛でるかのように、お尻をムニムニと動かしてあやす。 「私のお尻、大きくてよかったでしょ? これなら、キミのこと全部隠して、誰にも渡さないであげられるからね」 彼女は無邪気に語るが、僕の下半身にとっては地獄のような誘惑だった。 彼女のお尻の割れ目――尾てい骨から会陰にかけてのラインが、ちょうど僕の股間あたりにフィットしているのだ。 ヌメッ、ズルッ……。 彼女が動くたびに、スーツ越しの湿った肉の溝が、僕の敏感な部分をゴリゴリと刺激する。 温めるという名目の、無自覚なヒッププレス。 上からは女神の全重量、下からは硬い床。 サンドイッチされた僕の彼自身は、逃げ場を失い、彼女のお尻の形に沿って圧迫されていた。 「……ん? キミ、なんか熱くない?」 フウロさんが、巣の中の異変に気づいたようだ。 僕の股間が熱を持ち、硬く主張しているのを、お尻の感触で察知したのだ。 「あ、そっか! 私の体温が移ったんだね! すごい……私の熱、ちゃんと受け取ってくれたんだね」 彼女はまたしても勘違いをした。いや、彼女の中では「自分の熱を分け与える」ことこそが愛なのだ。 そして、「もっと効率よく熱を伝えよう」と、さらに密着度を高めてきた。 「じゃあ、仕上げだよ! もっと『巣』を狭くして……隙間なく抱きしめてあげる!」 フウロさんは、お尻にグッと力を込めた。 筋肉が引き締まり、その上の脂肪がカチカチに固まる。 ムチィィィィッ!!! 「あがっ……!?」 圧力が倍増する。 僕の存在など、彼女の巨大な臀部の肉に飲み込まれ、完全にペチャンコにされた。 圧迫感。窒息感。そして、脳が溶けるような快感。 「えへへ、あったかいねぇ……。私もポカポカしてきた……。 ……ねえ、キミも気持ちいいよね? ママのお尻」 フウロさんが蕩けるような声で呟き、お尻をスリスリと前後させた。 それがトドメだった。 体重の乗ったお尻の摩擦が、僕のリミッターを粉砕する。 「あ、あぁぁ……ッ! フウロさん、重い、けど、気持ちいいッ……!」 「でしょー? 私のスペシャルサービスだもん!!」 彼女は無邪気に笑いながら、さらにドスンッと体重を浴びせた。 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!!」 大空の母鳥の巣の中で、僕は絶叫した。 身体が跳ねるスペースさえない。 ただ、圧迫された肉の中で、僕の生命だけが爆発した。 ドピュッ、ドピュッ……! 四度目の放出。 白く熱い液体が、彼女のパイロットスーツのお尻部分に勢いよく放たれる。 それはスーツの生地に広がり、彼女のお尻と僕の股間の隙間をヌルリと埋めた。 「ん……? なんかお尻の下が、じわっと熱くなったかも?」 フウロさんが不思議そうにお尻をモゾモゾさせる。 「あ、汗かいちゃったかな? ……ま、いっか! このまま温め続けようね! 私の大事な、大事な卵ちゃん……」 彼女は僕が放出した液体の生温かさを、自分の汗か、あるいは僕の体温だと解釈し、そのまま座り続けることに決めたようだ。 僕は彼女の巨大で柔らかいお尻の下、白濁した沼の中で、意識を失いそうなほどの安らぎと背徳感に包まれていた。 救助が来るまでの数時間。 僕は、この大空の女神の巣の中で、決して孵化することのない卵として、その豊満な肉に敷かれ、愛でられ続けたのだった。 救助を待つ時間は、永遠のように感じられた。 フウロさんの巨大で柔らかいお尻の下、銀色の断熱シートとの隙間で、僕は彼女の体温と匂いに包まれ続けていた。 しかし、度重なる極限状態の連続で、僕の身体は限界を迎えていた。 ビクン、ビクン……。 寒さではなく、事後の余韻と衰弱で、身体の震えが止まらなくなっていた。 「……ん? キミ、まだ震えてるの?」 頭上のお尻越しに、フウロさんの声が聞こえた。 彼女が少し腰を浮かせ、隙間から僕を覗き込む。 その瞳は、心配するジムリーダーの顔ではなく、弱った雛を見守る親鳥のように揺れていた。 「あちゃー……。汗びっしょりじゃない。これじゃあ、私のお尻のガードでも守りきれないね……」 フウロさんは、僕が冷え切っていると思い込み、悲しげに眉を下げた。 「ごめんね。表面を温めるだけじゃ、今の弱ったキミには足りなかったんだ……」 彼女は、自分を責めるように唇を噛んだ。 そして、ある一つの決断を下す。 それはパイロットとしての判断ではなく、生命としての本能的な決断だった。 「……よし。こうなったら、一番安全な場所に隠してあげる」 フウロさんの瞳に、深く重い慈愛の光が宿る。 彼女は「よいしょ」と立ち上がると、パイロットスーツのファスナーに手をかけた。 胸、太もも、お尻。すべての外側の巣は試した。 残るは、生命が生まれ、育まれる場所――内側の巣しかない。 「キミ、ちょっとビックリするかもだけど……。怖がらないでね?」 フウロさんは僕を安心させるように、優しく語りかけながらパンツを引き下げ、 さらにその下に着ていたインナーウェアのクロッチ部分に指をかける。 「ここなら、絶対に風は入らない。私の命の火が燃えてる場所だから……キミを一番近くで温められるの」 彼女が指で布地をずらした。 プンッとゴムが弾ける音がして、最後の防壁が取り払われる。 「――ッ!?」 薄暗い非常灯の明かりの中で、そこだけが神聖な輝きを放っているように見えた。 健康的な小麦色の太ももの間に隠された、秘めやかな薄桃色の裂け目。 湯気が見えるほどの熱気と、生命の根源を感じさせる濃厚で甘酸っぱい香りが、冷気の中でふわりと広がった。 「さあ、おいで……」 フウロさんは僕を両手で包み込むように掬い上げると、ためらうことなく、その熱源へと近づけた。 目の前に迫る、巨大な生命の入り口。 濡れてテラテラと光る粘膜が、僕を受け入れる準備を整えて、誘うように蠢いている。 「い、入れるって、まさか……!」 「大丈夫。私の体はね、大切なものを守るためにあるんだから。……キミ一人くらい、優しく包み込んであげられるよ」 彼女は微笑んだ。 それは、傷ついた雛を翼の下ではなく、もう一度お腹の中に戻そうとする、究極の過保護だった。 「んっ……。よし、よし……」 フウロさんが腰を落とし、僕をあてがった。 足先が、熱い粘膜に触れる。 ヌルリ……。 「ひっ……!」 「力を抜いて……。私に、全部委ねて……」 彼女がゆっくりと腰を下ろしていく。 その圧力で、僕は抵抗する術もなく、彼女の胎内へと飲み込まれていった。 チュポンッ、ズブブブッ……。 「あぁ……っ。……おかえり……」 世界が、完全に遮断された。 そこは、羊水に満たされた海のような場所だった。 聞こえるのは、ドクン、ドクンと力強く脈打つ彼女の心音と血流の音。 360度、全方向から迫る圧倒的な肉の圧力は、窮屈さよりも「守られている」という安心感を僕に与えた。 「う、わあぁ……ッ! あったかい、すごい……!」 胸やお尻とは比較にならない密着感。 内壁のひだ一本一本が、意思を持った生き物のように僕の全身に吸い付き、優しく抱きしめてくる。 彼女が呼吸をするたびに、胎内が収縮し、僕をギチチチと締め上げるが、それは抱擁の強さそのものだった。 「……んふふ。キミが入ってくると、お腹の中がポカポカする……」 フウロさんの声が、肉壁を通して直接脳内に響いてくる。 彼女はお腹に手を当て、慈しむようにさすっているのが伝わってきた。 「キミ、生きてるね。……うん、脈もしっかり伝わってくる」 フウロさんは、体内の僕を愛おしむように、くっくっと笑った。 「ここなら私のエネルギー、全部あげられるから。……早く元気になってね」 彼女は僕に栄養を送るへその緒の代わりに、肉壁全体で僕に「力」を与えようとした。 お腹に、優しく、しかし確かな力を込める。 ギュウゥゥゥッ……。 「あがっ!? フ、フウロさん、強い……ッ!」 彼女の母性が、物理的な圧力となって襲い掛かる。 内壁が僕の敏感な部分をグリグリと擦り上げ、逃げ場のない快楽の渦に突き落とす。 「守りたい」という彼女の強い意志が、筋肉の収縮となって僕を締め付けるのだ。 「……ん? なんか、中が……熱くなってきた?」 フウロさんが、体内の温度上昇に気づいた。 それは、僕の興奮が伝播した熱だったが、彼女はそれを「生命力の高まり」だと感じ取った。 「そっか! キミの命が燃えてるんだね! すごい、すごいよ!」 彼女は嬉しそうに、さらに強くお腹に力を入れた。 「もっと、もっと熱くなっていいんだよ……? 私が全部、受け止めてあげるから」 その甘い囁きが、最後のトリガーとなった。 (だ、ダメだ……こんなに優しく、内側から抱きしめられたら……!) 「あ、あぁ……ッ! フウロさん、もう、ダメッ……出るッ!!」 「え? 出ちゃダメだよ。……ずっと、私の中にいて?」 彼女は僕を逃がさないように、無意識に内壁を収縮させて「ロック」した。 ビクンッ、ドピュウッ!!! 僕の意思は消し飛んだ。 五度目、そして最大量の放出。 白く熱い生命の奔流が、勢いよく噴き出し、彼女の子宮口付近の粘膜に直接叩きつけられた。 それは、雛が親鳥に甘えるような、全霊の依存だった。 「――ンッ、ぁあぁっ……!?」 フウロさんの口から、甘く蕩けた声が漏れた。 彼女の身体が、幸せな電流に打たれたようにビクリと震える。 (な、なに……? お腹の奥が、熱い……。この子が、私に、熱をくれてるの……?) 彼女の胎内で、命の交換が行われた。 僕が放出した熱い液体が、敏感な粘膜に広がり、神経を直接刺激する。 それは彼女にとって、異物感ではなく一体感の極致だった。 「あ、すごい……。繋がってる……私とキミ、溶け合ってる……!」 彼女の強靭な太ももが、快感と幸福感でガクガクと震え始めた。 立っていられない。 彼女はその場に崩れ落ち、四つん這いになった。 「あ、あぁっ……! ダメ、なんか、幸せすぎて、おかしくなる……ッ!」 彼女の母性が、快楽の形をとって暴走する。 膣壁が痙攣し、僕をギチチチと愛撫しながら、波打つように収縮を繰り返す。 ドクン、ドクン、ビクンッ! 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!!」 フウロさんは倉庫の床に突っ伏し、絶叫した。 それは単なる絶頂ではなく、愛するものを完全に取り込んだという、魂の充足の叫びだった。 彼女の身体が弓なりに反り、つま先がピンと伸びる。 彼女の体内から大量の愛液が溢れ出し、僕を包み込む。 僕の放出したものと混ざり合い、温かい羊水のようになって胎内を満たす。 「はぁ……はぁ……。よし、よし……」 絶頂の余韻の中で、フウロさんは無意識にお腹を撫で続けた。 僕は薄れゆく意識の中で、大空の母鳥の胎内で、もう一度生まれ直すための眠りについていた。 「……んぅ……よし、よし……」 フウロさんの胎内は、嵐の後の静けさに包まれていた。 でも、さっきまでとは違う。 彼女は無意識のうちに、自分のお腹――僕が入っている場所を、優しくナデナデと撫でていた。 「……いい子だね……寒くないね……」 彼女の寝言のような、甘く溶けた声が肉壁を通して響いてくる。 僕は、完全に彼女の一部になっていた。 激しい痙攣の余韻で、彼女の肉壁はトロトロに弛緩し、時折キュウッと愛おしむように僕を締め付ける。 僕の放出した熱い生命と、彼女自身が分泌した大量の蜜が混ざり合い、温かい羊水となって僕を包み込んでいる。 ここは、世界で一番安全なゆりかご。 その時。 ブゥゥゥゥン……!! 重低音が倉庫内に響き渡った。 天井の照明がパチパチと点灯し、眩い光が瞼の裏を刺す。 空調のファンが回り始め、温かい風が吹き込んできた。 「……はっ!」 フウロさんの身体がビクリと跳ねた。 「で、電気が……ついた……?」 彼女はぼんやりとした瞳で周囲を見回す。 しかし、すぐに彼女の意識は「外」ではなく「内」へと向いた。 彼女は愛おしそうに、膨らんだ自分の下腹部を両手で包み込んだ。 「……よかった。助かったんだね」 彼女は僕に語り掛けるように微笑んだ。 「もう大丈夫だよ。……キミを守りきれたんだね」 フウロさんはゆっくりと上体を起こし、M字に足を開いて座り直した。 その動作一つ一つが、慈愛に満ちている。 彼女は下腹部に手を添え、まるで出産を控えた母親のような顔で、股間の膨らみを見つめた。 「さあ、お天気も回復したよ。……外の世界に出ておいで」 彼女は無理にきばったりはしなかった。 ただ、胎内の筋肉を優しく使い、僕を出口へと誘導する。 「ゆっくり……そう、ゆっくりね……」 ヌルンッ……。 チュポンッ……。 温かい粘液の滑りに乗って、僕は彼女の胎内から滑り落ちた。 ズブブブッ……ボトッ。 湿った音と共に、僕はフウロさんの太ももの間に産み落とされた。 「……ぷはぁッ……!」 「あぁ……かわいい……」 フウロさんが、蕩けるような笑顔で僕を見下ろしている。 僕の姿は、客観的に見ればベトベトだ。 頭の先からつま先まで、透明な愛液と白濁した液体が混ざり合い、糸を引くほどの粘液でデロデロにコーティングされている。 しかし、フウロさんは決して「汚い」とは言わなかった。 「すごい……こんなにビショビショになって」 彼女は僕を両手で優しく掬い上げる。 その指先についた白い粘り気を、愛おしそうに眺めた。 「私の体液と、キミのが混ざって……キミを守る膜になってたんだね。 まるで、生まれたてのポケモンの赤ちゃんみたい」 彼女は僕の顔についた粘液を、指の腹で優しく拭った。 「よしよし、頑張ったね。……私の狭いお腹の中で、よく耐えてくれたね」 その仕草は、完全に毛づくろいを行う親鳥そのものだった。 彼女にとって、この粘液は汚れではなく、二人の絆の証であり、僕を守り抜いた勲章なのだ。 『――こちらレスキュー隊! フウロさん、無事ですか!?』 外からスピーカーの音が聞こえてきた。 しかし、フウロさんは慌てて返事をすることはなかった。 彼女はまず、タオルを手に取り、僕の身体を包み込んだ。 「……ちょっと待っててね。今、この子を綺麗にしてるから」 彼女は小声で呟き、僕を丁寧に拭き始めた。 ポンポンと優しく叩くように、水分と粘り気を取っていく。 「寒かったよね。怖かったよね。……でも、もう大丈夫だからね」 彼女は僕を拭き終わると、タオルごと僕を抱きしめた。 豊かな胸の谷間に、僕の顔が埋もれる。 そこから聞こえる心臓の音は、胎内で聞いていた音と同じだった。 「……よし、ピカピカ! 元気な男の子だね! なんてね、えへへ!」 彼女はここでようやく、いつもの明るい笑顔を見せた。 「さあ、みんなが待ってるよ! 帰ろうか!」 彼女は僕を大切そうに胸のポケットに仕舞い込むと、颯爽と立ち上がった。 その足取りは、一回り大きく成長した母のような強さを帯びていた。 数時間後。 フキヨセジムの休憩室。 僕は救助隊の処置により元の大きさに戻り、温かいココアを飲んで落ち着いていた。 フウロさんは向かいの席に座り、頬杖をついて僕をじっと見つめている。 「……フウロさん? さっきから、すごく見てますけど……」 「んー? だって、なんか不思議な感じがして」 彼女は目を細め、僕の全身を舐めるように視線で辿った。 「さっきまで、この大きな体が、私のお腹の中に納まってたんだなーって。 ……私のおなかの中で、私が守ってたんだなーって思うと、なんか……母性本能? みたいなのが疼いちゃって」 彼女は顔を赤らめながら、しかし嬉しそうに言った。 そして、身を乗り出して僕の手を握る。 「ねえ、知ってる? 鳥ポケモンってね、一度自分の巣でかえした雛の匂いは、一生忘れないんだって」 「え……」 「私もね、覚えちゃったかも。 ……キミの匂いも、熱さも、震えてた感触も。全部」 フウロさんは僕の手を引き寄せ、自分の下腹部――さっきまで僕がいた場所に、そっと押し当てた。 まだほんのりと熱く、柔らかい感触。 「キミはもう、私の『巣立ち』した雛みたいなもんだから。 ……もし外の世界が寒くて辛くなったら、いつでも戻っておいで?」 彼女は慈愛に満ちた、聖母のような微笑みを浮かべた。 そして、とろけるような甘い声で、逃れられない約束を口にする。 「私のおっぱいでも、お尻の下でも、お腹の中でも……。 キミ専用の『特等席』、ずっと空けて待ってるからね?」 「よしよし」と、彼女の手が僕の頭を撫でる。 その手つきは、完全に子供をあやすものだった。 パイロットとしての快活さはそのままに、彼女は僕に対してだけ発揮される、深く重い母性を目覚めさせてしまったようだ。 青空の下、僕は悟った。 僕はもう、この大空の母鳥から、一生逃れることはできないのだと。 そして、その温かな檻こそが、僕にとって最高の帰る場所なのだと。


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