(5)
「始めるって・・・この状態で、っすか?」
俺はギンギンに勃起したムスコを見下ろした。出っ張った腹がつかえて先ちょだけがかろうじて見える。半分皮を被った先端から、ピンクの亀頭がちょこんと顔を出している。
百歩譲ってフリチンはいいとして(いや、それも問題あるのだが)、勃起したまま武田と取っ組み合いするのかよ・・・。俺は、顔から火が出そうになった。
「なんだぁ、ムスコがおっ勃ってるのが恥ずかしいんか?」
織田先生はニヤニヤ嗤う。
「健全な男子の生理現象だ。気にすんなって」
「で、でも・・・。このままじゃ、ジャマになるし・・・」
「うっせえなあ。じゃ、これじゃ文句ねえだろ?」
そう言って、織田先生はおもむろにイモムシのようなちん◯をむんずと握り、覆っていた皮をずるんっ、と剥きあげた。
完全に露出した亀頭は、俺や武田のピンク色とは違い、黒ずんでいた。俗にいう淫水焼け、というやつだろうか(てか、なんで俺、こんな言葉知ってんだ)。亀頭はエラがよく張っていて、逞しい。
驚きに声も出ない俺と武田の前で、織田先生は手のひらにぶっとつばを吐き、亀頭を握って擦り始めた。
「なっ・・・」
織田先生のマラはみるみる膨張し、やがてギンギンになった。長さはそれほどではないが、驚くほどの太さ。恵方巻ほどはあるだろうか。
亀頭も黒いが、竿はもっと黒い。太く逞しい竿に、蛇のように青筋がからみついている。
始めて間近で見る大人のマラに、俺は脳天がしびれるような刺激を受けていた。俺のムスコは、かつてないほどギンギンになり、鈴口からは朝露のような液が漏れ始めていた。や、やべえ・・・!
その時、俺の隣からごぐり、と唾を飲む声が響いた。
(武田・・・?)
横目でちらりと見ると、武田は閉じていた目を大きく見開いていた。
(糸目のこいつがこんなに目を大きくしているのは始めてだ)。熱い眼差しが、織田先生のマラに一直線に向けられている。
その時、俺の視界になにかキラリと光るものがあった。
それは、武田の股間のあたりから発していた。なんと、武田も亀頭の先っぽから透明な液を漏らしているのだった。
それを見て、今度は俺の喉がごくりと大きく鳴った。
「これでおあいこだろ?」
今やマラを完全に勃起させた織田先生は、堂々と仁王立ちで腕組をしてそう言った。
「ま、お前らほどじゃないけどな、俺もまだまだ元気だぞ」
そう言うと、織田先生は勃起マラをひくひくさせて大きく笑った。一笑いを終えると、織田先生は急に鬼のような険しい顔つきになり、怒声を上げた。
「じゃ、始めっぞ! まずは摺足から! いいなッ!!」
「う、ウッス!!」
俺と武田はそう答えるしかなかった。
(続く)