夏はスモモ農家にとって繁忙期なので、出荷に向かうおじさんについていって「安すぎる」と文句を吐き続けるヒナタ君です。
果物は高いとか、野菜に比べて高級品とか言われますが、農家にしてみれば「それでも安すぎる」という感覚なのは覚えて行ってほしいです。
基本何もせず、たまに草刈りとか消毒して、収穫して売るだけの簡単なお仕事だと思っている方のあまりに多い事。
ということで、父親がスモモ農家の私がざっとご説明します。
1月から2月
月イチくらいで草刈り、場合によっては剪定(翌年に備えて不必要な枝を切る)
今の内に病気が広がらないように消毒
※無収入
3月
葉っぱが出始めるので、消毒
草刈り
※無収入
4月
枝が伸び始めるので消毒
花が咲くので、ハリウッドなどの『花粉を取るための木』から花粉を取って(専用の機械で振動を加えて花粉だけふるい落とす)、その花粉を一つ一つ丁寧に羽根はたきですべての花につけて回る×2~7往復
※無収入
5月
草刈りが2週間に一回くらいになる
虫も出始めるので消毒×2回くらい
※もちろん無収入
6月
草刈り×2か3
病気に虫に元気になるので消毒
※やはり無収入
7月
草刈り×2か3
実が出荷できる品種もある
夏剪定
でも灰星病などの病気にかかったりカメムシにやられたら価値ゼロなので、びくびくしながらも消毒で対処
※売れればお金になる
8月
基本7月と同じ
9月
実はほぼなくなるので、草刈り
秋剪定
礼肥(身を付けてくれてありがとうの肥料)をあげる
※無収入
10月
草刈り
※無収入
11月
本肥といって、本格的に肥料をあげる
※無収入
12月
冬剪定
※無収入
こんなかんじで、そもそも収入を貰える時期が数カ月しかない上にやることは一年中続くのです。だって生き物が相手なんですから。
この他にも雨が降らなければ水やりしたり、野生動物にやられるようなら柵を作ったり、人間にイタズラされるなら監視カメラ買ったりと、オプションが山のようにあるのです。
それでもやりがいはあるので楽しいとのことですが。
というわけでまぁ、少し高いくらいは仕方ないと思います。
そんな光景を間近で見てるヒナタ君は、きっと我慢できなかったんでしょうね。
そして、一言で終わらせるおじさんwww
以上、しょっちでした!!
しょっち@気ままにやってきます
2024-07-30 10:45:42 +0000 UTC藤原妹紅
2024-07-30 09:20:01 +0000 UTC