前回までの流れはこちらからどうぞ。
健ちゃんが侵入に成功する少し前、猫ちゃんは一度グルグルと城の周りを見て回り、適当な窓に目星をつけていました。
(…今なら、何でもできる気がするニャー…)
謎の鎧を付けてから、猫ちゃんは全身にあり得ないくらいの力が漲っているのを感じ続けていました。そう、スーパーマンとか、きっとこんな感じなんだろう、と思えるほどの。
「あ、近藤さん。お疲れ様ニャ」
「やぁ猫乃進君。お疲れ様。こんな時間に何か用かな?」
「ちょっと殿様やっつけにニャ」
「そうですか、大変ですねぇ。気を付けてくださいね」
「ニャん♪」
近藤さんに別れを告げ、再び辺りを探ります。
「ニャ…あの窓、よく見たらちょっと開いてるニャー」
夜目が効くネコ目で、猫ちゃんは窓の一つに狙いを定めます。それは、5~6メートルくらいの位置にある小さめの窓でした。
猫ちゃんは一度、それこそ猫のように四つん這いになり、目で窓を見据え、尻尾は真っすぐ天を指し、深呼吸しました。
今、後ろからカンチョーとかしたら面白いことになりそうですが、止めておきましょう。
「――フニャッ!」
思い切り風を切り、飛びます。その体はふわりと宙に舞い、満月が照らし出すその影は、PUMAのロゴのようでした。
見事に窓に着地し、満足げにゴロゴロと喉を鳴らす猫ちゃん。しかし、試練はここから始まりました。
「だ、誰だ?!」
「ニャ…そ、そういうお前こそ誰ニャ?!」
猫ちゃんは咄嗟に、そう返します。間違ってはいないのです。しかし状況からして明らかにおかしい返答でした。
が、向こうもちょっと焦っていたのか、『あ…』という顔をして名乗ってくれました。多分いい人です。
さて、これは誰だったでしょう?(笑)次の四つの中から選んでください。
①邪魔男くん
②しょっちの持ちキャラのリオ君
③近藤さんのお兄さん
④それ以外の誰か
しょっち@気ままにやってきます
2022-04-26 11:20:45 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-25 13:47:22 +0000 UTC