前回までの流れは、こちらからどうぞ。
「ふふん、残念だけどアチキ、お殿様にお呼ばれしておりんす。下手に手を出さはると、知りませんえ?」
あくまで余裕の笑みを浮かべる健ちゃんでしたが、この一言で顔を見合わせた門番の2人は、次の瞬間、いじわるっぽい笑顔で健ちゃんに向き直りました。
思わず、少し体を強張らせる健ちゃんでしたが、そんなことは関係なく門番が口を開きました。
「ほぉん? こんな時間に、お殿様に呼ばれたってのかい?」
「おかしいなぁ? ウチの殿様にそんな趣味はねぇはずだが?」
「…っ、そないなこと言うても、呼ばれたものは呼ばれたのでありんすえ」
「それなら見せろ」
「許可証を、な」
2人同時に、ゴツゴツした大きな手を健ちゃんに見せます。当然そんなものはなく、健ちゃんは困ってしまいました。
沈黙の中で聞こえてくるのは、門番2人の荒くなっていく鼻息だけです。
「出せないのか? なら――」
「これは検査しないとなぁ!」
――それからは、もうただのパーリナイでした。
無抵抗の健ちゃんは服を脱がされ、持ち上げられ、身体の隅々まで徹底的に調べ上げられました。
もちろん男の子の象徴もポロんしちゃいましたが、関係ありません。
「ぐへへ、これは本当に殿様に呼ばれたのかもなぁ」
「いや、通行証がないなら違うだろ。ま、もっとちゃんと検査しようぜ!!!」
下手に騒げば、他の2人に危害が及ぶかもしれない。自分が大人しくしてさえいれば、少なくとも門番の気を引くことが出来る。
(頑張ってね、猫ちゃん…太郎…ごめんね……)
屈強な2人の容赦ない検査に、慣れていない健ちゃんの体は簡単に降参しました。
次々に襲い掛かる欲望に呑まれ、もはや自力で立つことも出来ず、なんならもう2人の刺激を楽しみにさえしている節もあります。
健ちゃんはもう、刺激なしでは生きていけないでしょう。それは日常生活における崩壊を意味し、2人の玩具となり下がる道以外が消えた瞬間でした。
(ご、ごめん……ね……)
心では謝りつつ、身体はまるでやばい薬でもやってるかのようです。
その状態はまさに、
ゲームオーバーでした。
薄れゆく意識の中、どこからか声が聞こえてきました。
「勇者健ちゃんよ、お主はここで立ち止まる運命ではない。特別に時を戻して進ぜよう」
次回、もう一回書きます!!!
しょっち@気ままにやってきます
2022-04-23 11:40:47 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-23 11:38:01 +0000 UTC