昨日はすみませんでした…。おかげですっかり回復です!!!
さて、前回までの流れはこちらからお願いします。
「3人まとめて突っ込んでも意味がない…危険は承知の上、それぞれ別れよう」
太郎は言いました。おや、主人公的な雰囲気出してますね。感心感心。
「…そうね、それじゃ、私は正面から行くわ」
「ん?」
耳を疑いました。が、健ちゃんはしれっと、
「だって、怪しまれないための女装でしょ? あえて堂々と正面から行くことによって、ちゃんとアポ取ってますという顔をして入るのが一番だと思うの」
「あぁ、…言われてみれば…」
「それに、この私の姿に興奮する男どもの顔も見たいしね」
こっちが本音なんじゃないか、というくらいに、健ちゃんは顔を輝かせていましたとさ。
「…そ、それで、猫ちゃんはどうするの?」
「…」
「猫ちゃ――あれ、いない?」
猫ちゃんは猫なので気まぐれです。音もなく消えます。
それじゃ困るんだけどね。
しかし、ちょっと人間の部分も残っているようでした。
「呼んだかニャ?」
「うん、呼んだよ…君は、どうやってお城に入るんだい?」
太郎が聞くと、猫ちゃんは人差し指をあごに当てて、『うーん』と考えました。可愛いなチクショウ。
そして、
「あれくらいなら、二階の窓まですっ飛んで行けるニャー」
とても頼もしい言葉です。
そして音もなく消え去るこのステルス機能、まず見つかることはないでしょう。大本命です。
「それで? 太郎はどうするのニャ?」
「う…えっと、ち、地下とかないか調べてみる。もし知らない出入り口とかあったら大変だしね」
「…なんか太郎、楽してるニャー」
「猫ちゃん、これも大事なことなのよ。確実に仕留めるには、逃げ道を塞ぐことから始まるの」
物騒なことを言っている気がしますが、結局これで猫ちゃんも納得したらしく、
「…じゃぁ、調べ終わったらちゃんと中に入ってくるニャ」
と、ほっぺをぷっくり膨らませて言いました。可愛いなチクショウ。
西洋かぶれと噂の殿様のお城は、見たこともない形をしています。なので、中がどんななのか、全くわかりません。
全ては手探り、当てもない作戦ですが、絶対に負けられない戦いが、そこにはありました。
「じゃぁ…行こう!」
「うん!」
「ニャ!!」
かくして、殿様暗殺作戦が幕を開けました。
誰のルートから見たいですか?
ちょっとだけ、実は話の流れを考えてはいるのです(笑)
しょっち@気ままにやってきます
2022-04-19 10:15:20 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-18 12:23:49 +0000 UTC