前回の流れはこちらです。
これからどうするかで、早くも流れがわからなくなってきた村民。村長もしどろもどろ、勝手な推理に憶測に動揺する者、リーダーぶる者、帰る者――そんな中、太郎がすぅ、と息を吸い、こう叫びました。
「落ち着け、俺が行く!!!」
一気に静まり返る一同。その隙をつくように、彼は続けました。
「力に力で対抗しても意味がない! 向こうが大きな力で来るのなら、こっちは逆に小さな力で素早く動き回ればいい…奴を、暗殺する!!!」
その瞬間、村の皆は一つになりました。
「太郎…ごめんな、そんな子に育ててしまって…!!」
「え? いや何言ってるかわからない! 俺はただ良かれと思って…」
「――いや、いくらなんでも子供一人に背負わすわけには!」
「そうだそうだ、未来を切り開くのは大人なんだ。お前達は何も気にせず遊んでいなさい」
「いやだ! 俺だって村の一員なんだ!! 俺だって、役に立ちたい!!」
「それなら!!!!」
どこからともなく、第二の方向がこだましました。皆がその方向を向くと、そこにいたのは――。
「――私たち呉服屋の、出番ですわね」
呉服屋を営む坂田さん家のムス娘(むすこ)、健吾朗くんでした。
「私は賛成ですわ。子供なら向こうも警戒しませんし――なんなら、女の子のフリすれば余計! きっと女だと思って、喜んで通すはずですわ!!」
健吾朗くんはそう言って、眼鏡をきらりと光らせます。ここぞとばかりに太郎が相の手を入れ、大人たちに必死の説得を繰り広げました。
「ほら! 子どもだからって、子供扱いしないでくれ! 俺たちも、村が大事なんだ!!」
令和のご時世ならともかく、ここは乱世――。心苦しさこそあれど、次第に反論する大人はいなくなりました。
そしてついに村長からも許可が下り、村の男の子たちが集められました。
その数、五名。
「ふむ。ちと多いの。数が多くなれば大人が行くのと同じこと、出来れば…そうじゃな、2人、といったところか。この中から2人、立候補はおるか?」
なんとなくわかるかとは思いますが、誰を連れて行きますか?(笑)
そして、どんな服を着て欲しいですか?
しょっち@気ままにやってきます
2022-04-14 10:11:21 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-13 13:10:55 +0000 UTCしょっち@気ままにやってきます
2022-04-13 12:01:55 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-12 10:15:02 +0000 UTC