その1はここです。
村の人々は話し合い、そして決めました。
どちらも選ばない。
自由を自らの手で、勝ち取るのだ、と。
そう、もうみんな、支配されて生きていくのはごめんだったのです。今までは幸せだと感じていた日々は、突然音を立ててその形を変えていきました。
幸せなどではなく、あれはただ諦めていただけだったのだ。これでいい、いつしかそう思っていたにすぎないのだ。
これでいい、なんて人生はごめんだ。まっぴらだ。
これからは、『これがいい』と言っていこうじゃないか。
謀反じゃい!!!
我先に叫んだのは、何か知らんけど乳首の所にだけ穴をあける趣味を持った、若手の中でも異彩を放つ少年・太郎。
その言葉に同調するように、我慢して押し殺してきた怒号が一斉にこだましました。
村長も、おでこの『村長』マークが『町長』に格上げされるほどに怒りの声をあげました。
その勢いで選択を迫った男を倒してやろうと思いましたが、よく見ると結構可愛い感じだったので優しく乳首責めされてもらいました。まんざらでもなさそうです。
かくして村を挙げた謀反が幕をあけましたが、空気を読まない奴はどこにでもいるのです。
『――でも、待て。これからどうするんだ? いきなり殿様を襲っても、兵士たちには勝てないぞ』
しかし一度冷静になってみれば、その通りなのです。そのためにはまず、圧倒的に仲間と戦い方が必要になってきます。
「まず、同じような思いを持つ仲間を――」
「いや、先に武器を――」
「いや、他の国へ協力を――」
「その前に、ちょっと俺トイレ――」。
人の数だけ意見が出てきて、早くもまとまりそうにありません。
そんな様子をじっと見ていた太郎は、やがて大きく口を開けて……。
何を言わせましょう?(笑)
しょっち@気ままにやってきます
2022-04-11 12:28:02 +0000 UTC藤原妹紅
2022-04-10 14:57:46 +0000 UTC