原作やってるバードの方です。
さくたけページに寄生して、ちょっとした制作秘話を書いたりしたいと思います。
1回目は【異世界宗教へようこそ!誕生秘話】です。
墓まで持ってこうと思ってたんですが宇宙葬を考えてるので、どうせ大気圏に放出されるなら、いっそここで出しときます。
↑ ちょっと違う1巻表紙ラフ
まず連載2ヶ月前ぐらいに「まずは毒味から!」という陽炎の読み切りがありました。
そこでのキャラ、無感情幼女にサポートメイドとツッコミメイドみたいなキャラ関係がしっくり来て異世界宗教でも形を変えて出したいと思ったわけです。
↑ 毒味からのイカしたメンバー
んで、その当時ブイブイ言わせてた異世界モノに、自分が好きなテーマ宗教モノを合わせようと思ったわけです。
宗教というテーマは基本的に危険なんですが、異世界の架空の変な宗教ならギリギリ出禁になるぐらいで済むやろって気分でした。まさか、あんなことにならないとは…
なんで宗教モノに興味があったかと言うと、映画の「ザ・マスター」が好きで、そのマジメに宗教活動すればするほど面白く暴走していく様にギャグ性を感じたことが、インスピレーションでした。(映画自体はマジメで人選ぶアレです)
↑ ずっとこんな表情の主人公ホアキン・フェニックス
他にも、殿(ビートたけし)原作の「教祖誕生」や、新書の「完全教祖マニュアル」も楽しくインスピしました。
さてそんな感じでストーリーを考えていくんですが、当時のバードは「ギャグなんだけどストーリーがしっかりしてる!」ということに憧れがあり、がっつりストーリーを考えちゃってました。
今考えると、ストーリーが強ければ読者はギャグに集中できずアンバランスになる。ということに気づいてませんでした。
ストーリーにおいてギャグやアクションシーンやお色気シーンは、ほぼ遅延行為なんです。読んでる人は「んなこと言いからストーリー進めろコラボケカストノサマバッタの触覚!」ってなるんですよね。
もちろん、そういうシーンが無いと面白くないんですが、ギャグは特にストーリーを止めるんで相性があんま良くないんです。
同じ意味でギャグと萌えも相性良くないです。ギャグは第3者視点で遠くから見ることで笑えるのであって、萌えはまるで目の前にいるようなかわいさに萌えるわけで、視点が違うんですよねこれが。ホアキン・フェニックス繋がりの「ジョーカー」で言えば「自分から見ると悲劇だが、他人から見られてる自分は喜劇だ(超絶怒涛意訳)」って感じです。
※その点、「マッドマックス怒りのデスロード」はアクションしてるだけで登場人物全員のストーリーが進むやっべえ映画です。
と、言いつつも、もう少しストーリー萌えギャグは挑戦したい…
なんて控えめな決意表明しつつ、ラストまでガッツリ決めて、設定もビッシリ埋めて、作業で時間もトップリ更けて、作り始めました。
また、私は反骨精神の塊…とまではいかなくても尿道結石みたいな者ですから、下記のテーマを決めました。
・ 宗教を悪いものと扱わず、良い点も悪い点もあるものと描く。
・ 量産異世界モノでなく、タイムループもの、主人公めっちゃ帰りたい系にする。
・ 獣人亜人をたくさん出す。
と、言うわけで連載を始めていくわけですが…めっちゃ語ってしもうたわ。
ここらで続くで
↑ 任務遂行の為に魚雷と一緒に海に飛び込んだワホラ様