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艦娘の聞かれちゃったオシッコ集~龍驤編~

艦娘とは、きわめて多忙な職業だ。

日々の軍務や訓練をこなさなければならないし、出撃に従事するとなると命の保証はない戦闘に身を投じなければならなくなる。



艦娘たちには「給料」というものは支払われるが、その額は決して高いとはいえない。

いや、通常の職業からすると桁がいくつが多いのだが、それでも危険に見合った額とは言えないのが実情である。



…今日は、そんな艦娘たちの『生理現象との闘い』について、実際のケースを見ていこう。



~16:00 会議室前廊下~


ばんっ!!


「うぅぅっ…!!!」


出撃前の会議が終わると同時に、会議室を勢いよく飛び出した艦娘が一人。


(あかん、もうアカン…!!我慢できひん…!!)


軽空母、龍驤。

明朗快活を絵にかいたような性格であり、どんな時も明るく振舞うことが多い。

しかしそんな彼女も、『生理現象との戦い』においてだけはその笑顔が消える。


(ヤバイヤバイ……!!!し、しっこ漏れるぅぅぅ…!!!)


艦娘という職業は多忙を極めるため、丸1日トイレに行けないなんていう日もザラにある。

朝一番のトイレを逃すと夕方までオシッコを我慢しないといけないなんてことが往々にして起こるのだ。


会議が始まる前にトイレに行きそびれ、会議中ずっと我慢する羽目になったのだ。

もじもじそわそわ、机の下でせわしなく足を動かし、顔を引きつらせてオシッコを我慢していた。


会議終了直前には膀胱は満タン、オシッコ噴射まで猶予がなく、もうオシッコとトイレのことしか考えられなくなっていた。


(あぁしっこしたい…!!トイレ、トイレ行きたい…!!も、漏れそうや…!!!)


他の艦娘にはもしかすると自分が猛烈にオシッコがしたかったことはバレていないかもしれない。

…が、この場で無様にオシッコをぶちまけてしまうよりはずっとマシなのだ。


永遠に続くかに思われた会議だったが、ギリギリのところでなんとか終わった。


「では、以上で本日の会議は終了です。お疲れ様でした。」


だっ…!!!


(し……しっこぉぉぉぉ…!!!)


司令官の言葉を聞き終わると同時に、龍驤は脱兎のごとく駆け出した。

静かな廊下を、アソコをぎゅうぎゅう握りしめた龍驤が突っ走る。


「しっこ、しっこでる…!!!しっこしっこしっこしっこしっこしっこぉぉぉ…!!!」


うわごとのように「しっこ」と連呼しながら、必死の形相でトイレへと向かっていく。

一歩踏み出すごとに出口がひくついてオシッコが漏れ出しそうになる。



すれ違う人たちがギョッとするが、今の彼女にそれを気にしている余裕はなかった。

7時間分のたっぷりオシッコをしかるべき場所に吐き出すべく、死に物狂いでトイレへと走る。



(あとちょっと、しっこ、トイレ……!!)


股に差し込まれた手は離すことができず、極端な前傾姿勢で、思いっきり突き出されたお尻が左右に揺れる。

スカートがめくれあがりパンツが食い込んでデカケツが丸見えになっているが、オシッコ我慢に全リソースを割いていないと今にも大放尿が始まってしまうのだ。


(あかん、もうダメや……!!しっこ、しっこ出る……!!)


「トイレ、といれといれトイレ、トイレぇぇぇ…!!!」


ギリギリのところでおしっこをせき止め、一心不乱にトイレを目指す。

曲がり角を曲がると、やっと女子トイレが見えてきた。


(トイレ、トイレっ!!!しっこ、しっこできる……!!)


「しっこ、しっこぉぉ…!!!」


…が、龍驤を待っていたものは『絶望』に他ならなかった。


『故障中につき利用できません』


「う、うそやろ…!?」


なんともタイミングが悪い。

必死の思いでたどり着いたトイレには無慈悲にも『故障中』の貼り紙。


ぎゅううううううううう…!!!

もじもじっ、くねくねっ…!!


(なんで、こんな時に限って…!!!)


最大限の力を込めてアソコを抑え、お尻を突き出し、ギリギリのところでおしっこをせき止める。


(ど、どないしよ…!?!)


限界を通り越して決壊寸前のオシッコを抱えた身体では妙案など浮かばない。

その場で地団太を踏みながら、決壊時間を引き延ばそうとする。


(も、もうあかん、ほんまにあかん……!!)


「んぅぅ……!!ふぅぅぅぅぅ……!!」


必死に歯を食いしばり、全身を震わせ、必死に次善策を練る。

…と、視界に"あるもの"が入る。


「…!!!」


青いパネルに人のピクトグラムが描かれている標識…『男子トイレ』だ。

使用者は提督(とたまの来客)しかおらず、大体の場合は空室になっている。


だっ!!!


「うあぁぁぁぁぁ…!!!」


(し、しっこできるならもう男子トイレでもええ…!!!しっこ我慢できん…!!!)


もう策を練る余裕も、選ぶ時間もない。必死の形相で男子トイレに飛び込む。


幸いなことに、中には誰もいなかった。

会議終了直後ということもあり、大淀あたりと話し込んでいるのだろう。


「しっこ、しっこ……!!はやくぅぅ……!!」


もじもじそわそわ、極端な内股で股間を握りしめ、顔を真っ赤にして男子トイレ内を駆け抜ける。

最奥部に個室が一つだけある。鍵は…かかっていない。空室だ。


ばんっ!!!


「しっこっ!!!」


幼子のように「しっこ」を連呼し、蹴破るようにドアを開ける。

個室内の清掃が行き届いている和式便器が視界に入った瞬間、限界を突破している尿意がさらに大きく膨れ上がる。


「ぐぅぅぅぅぅぅ…!!!」


後ろ手にドアを閉める。鍵を閉める余裕はない。


「しっこしっこしっこしっこしっこしっこしっこ……!!!」


和式便器を跨ぎ、スカートに手をかけ、パンツごと一気にずり下ろす。


ぶしゅっ!!!!


ぷりっとしたお尻が露わになると同時に、待ちきれないオシッコが尿道に流れ込み、しゃがみ込んでいないのにオシッコがアソコからほとばしる。


じょっ、じょおおおっ……!!


「あああっ、あかん、でる、でるでるでる……!!」


大慌てで腰を落とす。

しかるべき『放尿の態勢』に入った瞬間、全身の力が抜け…



ぶっしゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!



「はぁぁぁぁ…!!!!」



実に7時間にわたる龍驤のオシッコ我慢に終幕が訪れた。

勢いよく飛び出した黄色い水流が水面を打ち、跳ね返った飛沫が太ももを濡らす。


(し……しっこぉ…!!!!ま…まにあったぁ…!!!)


しょしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!しゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!


ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!


「はぁ…あぁ…!!!」


(あかん……ずっとしっこ我慢してたから……きもちいい…!!!)


朝からずっと我慢していた大量の熱水が尿道を駆け抜け、極太の奔流となって便器に打ち付けられる。

これほど我慢したのは訓練生時代以来であり、その解放感たるや言葉にならないほどの快感だった。


(あかん、めっちゃでる……!!と、止まらへん……!!)


男子トイレに、龍驤の全力放水の音が響き渡る。

音消しも忘れ、室内にジョボジョボと音を響かせる。


しゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!じゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!


(まだ出る……こんな溜まってたんか…)


自分の膀胱容量に驚きつつも、7時間分のオシッコを便器へと解き放つ。


「ふぅぅ……」


ちょろろ……


そうして、3分が経過したころ。

ようやく、龍驤の限界大爆尿が終わりを告げた。


(間に合ってよかった……"あん時"以来やな、こんなしっこ我慢したの…)


訓練生時代、絶対に抜け出せない訓練で猛烈にオシッコしたくなってしまったことがあった。

猛烈な尿意を抱えながら必死に耐え、ギリッギリでトイレに間に合い、ジョボジョボ音を響かせた経験がある。


今回の限界放尿は、その時のオシッコに匹敵する量と勢いであった。

和式便器の水を黄色く染め上げたことと、3分にわたり続いた大放尿が何よりの証左である。


(あー…やってもた…)


あのころと違うのは、フライングによりパンツがおもらしと変わらない被害を被っている点だ。


(さっさと出な…)


ペーパーを巻き取り、アソコとパンツの水分を拭いていく。


(ん…まあ、しゃーないか…)


完全には取り切れず、多少の湿り気はあるが選択すれば問題ない程度には持ち直した。


ジャアアアアア…


ギィ…


(まあなんにせよ、しっこ漏らさんくてよかった…)


なにはともあれ、トイレで放尿できた事実に胸をなでおろしながら個室を出ると…


「あ」


「あ」


…先述した通り、ここは男子トイレである。

扉を開けると、そこには赤面しながら立ち尽くす提督の姿があった。


「あ、あははは…」


「………ええと…その……」



明らかに『トイレに寄ったら龍驤の限界オシッコに立ち会ってしまった』という反応の仕方だ。



「……その、ね……僕も男だから……"そういうところ"は気を使ってほしいかなと…」


「も、も~いややな~、ウチのしっこの音なんか聞いてもしゃーないやんか~あはは……」


「そういう問題じゃなくてな…」




~4時間後~




「あ"あ"~~~~………」


「龍驤ちゃんどうしたの…?」


「どうしてもトイレ我慢できなくて男子トイレでやったら提督と鉢合わせたらしいの」


「あ~…そりゃ龍驤ちゃんもああなっちゃうね…」


「……聞こえとるで…」


この日、ビール瓶を抱えて居酒屋鳳翔で爆睡する龍驤の姿があった。




~翌日~




「………………やってもた……」



この日、龍驤はおもらし寸前でトイレに間に合って勢いよくオシッコする夢を見た。

そして、布団いっぱいに描かれた世界地図を見て朝から青ざめたのであった。







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