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艦娘たちのギリギリ駆け込み一本糞:空母篇

【おしながき】

①蒼龍:会議中の極限うんこ我慢

②翔鶴:240分の我慢の果てに

③鳳翔:4日分の特大うんこ







艦娘という職業。

それは、時に海の平和を脅かす存在を守り、時に海軍の活動の広告塔を務める、非常に華のある職業。


…というと聞こえはいいかもしれないが、優雅に水面を滑る水鳥が水面下で溺れまいと必死に足をばたつかせるがごとき多忙な職業なのである。


戦闘訓練、実戦のみならず、艦娘として必要な知識は一般的な学生のそれを大きく凌駕する。

相応の給料は貰えるのだが、いかんせん不安定な生活や先の見えない不安からストレスを抱える艦娘は後を絶たない。


そして、その『ストレス』が極めて厄介なのである。


艦娘は、艤装を動かすために多大なエネルギーを消費する。

厳密には、フルマラソン1回分のスタミナを1回の出撃で使い切るぐらい。


そのために必要なエネルギーを補給するため、通常の女性の数倍を超える摂食量が欠かせない。

食べなきゃいけないうえに、ストレスの多い職業。ここから導き出される答えはふたつ。


『便秘、行き過ぎる快便』あるいは『頻尿、過活動膀胱』である。


緊急の出撃や遠征の欠員、作戦会議などで長時間トイレに行けないこともザラにあるという、排泄に悪影響を及ぼす要素のオンパレード。

身体が資本の職業とは到底思えないような惨状である。


さて、今日はそんな艦娘たちの『ギリギリ排泄』を見ていこう。




~10:35 会議室~




ごぎゅるるるるるるる……!!!


「ふーっ、ふーっ…!!」


最初の艦娘は、鎮守府の正規空母の中で一航戦に次ぐ実力を持つ二航戦の片割れ、蒼龍。


(やばい…もう…ウンチ、出そう…!!)


彼女は、午後の出撃に向けた作戦会議へ出席している。

無論自由に入退室などできるわけもなく、会議終了まで会議室の外に出ることも許されない。


その空間の中において、"5日ぶりの便意"に襲われている。


お腹はぎゅるぎゅると鳴り、全身がウンチを体外に排出しろと叫ぶ。

しかし、この場で漏らす訳にはいかない。

もしここで決壊したらどうなるか? 大惨事は免れないだろう。

しかも、この場にいるのは自分だけではない。

隣の席に座っている飛龍はもちろんのこと、随伴予定の駆逐艦や海防艦、そして何より、数少ない異性である提督にその醜態をさらすことになってしまう。



ぐるるるる…



(ああもう…早く終わってよぉ…!!ウンチ出ちゃう…!!)


必死に括約筋に力を入れながら耐え続けるしかない彼女にとって、時計の針が進む速度はあまりにも遅すぎた。

10分経ったら一度休憩しましょうねと言われても、今すぐトイレに行きたい彼女にしてみれば永遠に続く地獄のような時間だ。

さらに悪いことに、彼女の座っている位置は窓側、つまり会議室のドアから一番遠い位置。



万が一トイレ争奪戦になった場合に位置的にも体力的にも極めて不利である。



(あぁトイレいきたい…ウンチ出したい…!!だめ、ガマンしなきゃ…!!)


脂汗を流しながらもなんとか平静を保ちつつ、ただひたすらにその時を待つことしかできない。

会議終了予定時刻まで残り600秒。間に合うかは五分。



~10:42~



きゅぅん!ごろろろ……!!

「くぅ……」

会議終了までついに残り3分を切った。

ここでついに、蒼龍のお尻の穴がヒクつき始めた。

限界を超えた我慢は、肉体を疲弊させる。

ひくつくお尻の中には、大便の先頭が見え隠れしている。


(でちゃう…出ちゃう……でちゃうぅぅぅ…!!!)


ぷ、ぷす…


ひくつくお尻からぷすぷすとオナラが漏れる。

肛門が緩み始めている証拠だった。

(ダメぇええ!!!)

ぶっすうう…


必死の思いも虚しく、とうとうガスが断続的に漏れ出した。

音こそ小さいものの、臭いは強烈の二文字。

会議室中に広がる悪臭が、皆の鼻腔を刺激する。


幸い誰もこの匂いに言及しなかった(気づいてはいるかもしれないが)。


(うぅ~…恥ずかしい…)


極限まで高まった便意で青ざめた顔に赤みが一瞬戻る。

しかしすぐに、蠕動音とともに顔が青くなる。



(も、もう無理……!!ウンチ、ウンチ出るッ……!!)


ぶっ、みちっ……


「ひうぅ…!!」


ついに、大便の先頭が顔を出した。

決壊秒読み。そう思った瞬間だった。


「…では、会議は以上だ。各自出撃までに羽を伸ばしておくように。解散!」



(お…おわ……った…?)



提督の号令とともに、艦娘たちが三々五々と散っていく。

ついに会議が終わった。耐えたのだ。


ぎゅるるるるるるるるるるるるるるるっ!!!!


「あんうぅっ…!!!」


(はやっ、はやくっ!!!も、もう出るっ…!!!)


あとはトイレに行って用を足せばいいだけだ。……だが、それは叶わなかった。


「あ、蒼龍。ちょっといいかな?」


「え…」


なぜなら、トイレに行こうとしたところで、提督に声をかけられたからだ。


~11:47 会議室~


「さて、本題に入ろう」


ごろごろぎゅろろろろろろ……!!!!


「は、はいぃ……!!」


提督が、目の前に立つ蒼龍に話しかける。

すっかり青ざめた蒼龍をよそに話を進めていく。


ぶっぶっ、ぶぶっ、ぶぴっ!


(オナラ、止まらない…!!!ウンチ、すぐそこまで、来て…!!!)


蒼龍はというと、後ろ手にお尻の穴を抑え、右に左にもじもじくねくね。

内股になりながら、ウンチが溢れそうになるのを必死に耐えていた。


「今日の午後の作戦についてなんだが、君に第一艦隊の旗艦を任せたいんだ」

「え……その…」


「君の実力なら大丈夫だよ。そんなに構えなくても」

「その、ちがくて…!!」


(や…ばい……この…ままじゃ…!!!)


『提督の目の前でウンチを漏らしてしまう』。

その考えがよぎった、その瞬間だった。


ぶぅぅぅぅぅぅぅっ!!!


「あぁぁ…!!?」


静かな会議室に、蒼龍のオナラの音が響く。やってしまった。

しかもよりによって、提督の前で。

「あ、あの、これは、違……あぁああぁぁ!!!」


ぎゅごおおおおおおおおおおおおっ!!!


弁明をひねりつぶすかのごとく、直腸で暴れ狂う大蛇。


「だ、大丈夫!?」


「ごめんなさい、話は後で聞きますから…!!!と、と、トイレぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


これ以上はもたない。

そう思った瞬間、身体が勝手に走り出した。


呆然とする提督を尻目に、ドタドタとトイレに走る蒼龍なのであった。


~廊下~


どたどたどたどたどたどたどたどたどたどた……!!!


ぶっ、ぶぼっ!!!


「はっ、はあっ…!!!」


全力疾走で会議室から飛び出した蒼龍。我慢の限界を超えてなお走るだけの力が残っている。

お尻を押さえ、出口まで出かかっている大蛇を抑え込みながら猛ダッシュ。

彼女の肛門からは、茶色い汚物が顔を覗かせている。

(だめ……!!まだ、出ちゃダメっ……!!!)

ぎゅろろろろろろろろろろろろろ…!!!


「んうぅぅぅ…!!!」


走る走る。とにかく走る。

うんちがしたい、その一心でとにかく走る。


歪んでいく視界の中、女子トイレの場所を示すピクトグラムがかすかに目に入る。


(もう少し……!)

そして、ついにその時はやってきたのだった。


「とい…れぇ…!!!」


どうにか、決壊を迎える前にトイレまでたどり着くことができた。

しかし、彼女は失念していた。



「う…そ……」



"もし争奪戦になった場合、不利なのは自分である"



トイレの個室は、見渡す限り"使用中"。

個室内からは、全員が全員オナラを響かせながらウンチをひり出している。


大方、ほかのメンバーも蒼龍と似た状況に置かれていたのだろう。



ドンドンドンドンドンドンッ!!!!


「あけっ、あけてくださいっ!!!」


たまらず、一番手前の個室のドアを全力でぶっ叩く。

だが、一向に開く気配はない。


「そ、蒼龍!?」


「ひ、ひりゅう…!!!おねがい、トイレかわってぇ…!!!でちゃう、ウンチもれちゃうからぁ…!!!」


泣きそうな声で懇願するも、返ってくる言葉は皆同じだった。

「む、無理だって……!!私だって我慢してて……その…いっぱい出てるから……」

「はやくしてよぉ……もう、漏れるぅ……!!」

「わ、わかったって……!!あとちょっとだけ我慢して!!!」

「まてないぃぃぃぃぃ…!!!!うんちでるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」


ぶぴっ!ぶびぃー!!

(ウンチ、出る……!!!)

極限を突破した蒼龍のお腹の中で、大蛇が暴れ回る。


ガニ股になり、全身の力をお尻の穴に集める。だが、そんなことをしても意味がない。

限界を超えた便意が休みなく襲い掛かる。

(やだっ……!!ウンチ、ウンチ……!!)

ぶぶぶぶぶぶ……!!

「ねぇ…まだなの…!!!?」

「ごめん、もうちょっとだけ!!!」


ぶぴぃっ!!

(ウンチが……!!)

ぷすっぷすうっ!!

(でる……!!!!)


ぶりゅっ!!!


「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


だっ!!!


「蒼龍!?どこ行くの!!?」


これ以上待てない。

踵を返し、倒れこむように向かったその先は―



「でっ、でるーーーーーーーーっ!!!!」


ばんっ!!!


「え、蒼龍!?ここ男子トイレ…」

「ごめん提督、トイレ使わせて!!!!」


禁断の園、男子トイレ。

扉を蹴破ると、そこにはたった今個室に入ろうとしていた提督の姿が。


「ごめんなさいっ!!でも……もうだめなの!!」

「ちょっ……!?」

その間を縫うように強引に、無理やり個室に体を滑り込ませる。


扉を閉める余裕もなく、個室内の和式便器を跨ぐ。


「でるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでるでる…!!!!」


茶色く染まったパンツをずらし尻穴を露出させると同時に、和式便器に勢いよく座り込む。そして……


「んっ、ふぅっ……!!」


ぶりゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい……!!


「はああぁぁ……!!!!」


刹那、蒼龍のお尻の穴が目いっぱい広がり、ぶっというんちがにゅるにゅると飛び出した。


「んっ……んっ……うっ……」

ぶぼっ!ぶばっ!!

「んんっ……んっ……んあぁ……っ……」

ブリリリッ!!ブボッ!!

「んんんっ……んっ……ふんっ…!!!」


(はぁぁぁぁ…ウンチ間に合ったぁ…!!!)


心の底から安堵する。そして同時に、全身に広がる快感。


「はあっ……はっ……はっ……」


「あの……蒼龍さん?」


「へっ……?きゃああああああああああああああああああ!!!」


…そして、蒼龍の排便の様子が嫌でも目に入っている提督。


「ちょ、何してるんですか!!!見ないで、聞かないでぇ…!!!」


ブリブリとウンチをひり出しながら、涙目で懇願する。


「いやだって、君が無理やりトイレに入るから……」


「うぅっ……ごめんなさい……。その……会議中ずっとウンチしたくて、それで…やっとトイレまで来たのに満室で……どうしても、その…我慢、できなくて……!!」

「あ、あはは……まあ、仕方ないか」


「って、見てないでドア閉めてくださいってば!!!」


「あ、ごめん…」


ギィィ…ばたん…


(あぁもう…どんな顔して外に出ればいいのよ…!!!)


結局、提督には見られてしまった。しかも、よりによって一番恥ずかしいところを……


「はぁ……」


むちむちのお尻に汗を滲ませ、息を整える。


お腹の中にあったモノを全てひり出した解放感で、蒼龍の顔も自然と緩んでいく。

「でも……すっきりした……」

だがしかし、忘れてはいけない。ここは男子トイレなのだ。

「って、早く出なきゃ……!!」

はっと我に返り、慌ててペーパーを巻き取る。


「あぁ…」

(ちょっと出ちゃったから…パンツ、汚れちゃった…お気に入りなのに…もう、最悪…!)


先走りがパンツに付着しており、黒いパンツの一部が茶色く変色している。

出撃時に必ず穿く勝負下着を汚してしまったことに落胆しながら、お尻の穴とパンツを拭いていく。


「ふーっ……よし、これで大丈夫かな」

(あとは……この臭い、どうしよう…)

個室内に立ち込める悪臭に顔をしかめる。

(まあいっか……後で消臭スプレーかければ)

とりあえず今は一刻も早くここから出て、提督に謝らなければならない。


「わっ…!」

(うそでしょ…わたし、こんなに出したの…!?)


水を流そうとレバーを引こうとした瞬間、蒼龍は絶句した。

そこには、陶器が見えなくなるほど堆積した蒼龍のウンチが小山を形成していた。


実に5日分を一気に排泄したため、量も重さも相当なものである。


「これ…流れるかしら…」


「あのー、蒼龍さん?」

「うぇっ!?」

個室の外から提督に声をかけられる。

「なっ、なんですか!?」

「やけに時間がかかってるけど……大丈夫…?」



「だっ、だいじょぶです!!もうすぐ終わりますから!!」

「そう?じゃあ、外で待ってるね……」

「はい、ごめんなさい……!!」


(とりあえず…流れるかしら、これ…)


ごぽぽ…じゃあああああああああああ…


(よかった、ちゃんと流れてくれたみたい……提督にも迷惑かけちゃったし、急いで戻らないと……)


水洗音を聞きながらほっとする蒼龍だったが…


ごぼおっ!!!!!


「きゃあっ!?」

「どうした!?」




「本当にごめんなさい…!!」

「いいよいいよ。しょうがない、工廠でトイレ借りるか…」



男子トイレの唯一の個室に『詰まりにつき使用禁止』の張り紙が貼られたのは言うまでもない。

そして…


『全室詰まりにつき使用禁止』


「また全部詰まっちゃったか…」

「もう、飛龍が全然出てくれないから漏らすかと思ったじゃない!」

「ごめんってば…」


この一連の流れが、新たな被害を生むことになる。



~12:00 執務室~



「よし、これで午前の執務は終わりだね」


「はい、お疲れ様でした」


「それじゃ、翔鶴も午後から出撃だしそれまで休もうか」


「わかりました」


会議を終え、午前の執務を終えた2人が執務室を後にしている。

提督は昼食、翔鶴は一度自室に戻ることになった。


ギィ…バタン…


ばたばたばたばたばたばたっ!!!


「あっ、はっ、はやくっ…!!!」


執務室から一歩外に出るや否や、翔鶴が一気に廊下を走り出した。


(とっ、トイレっ…!!!おしっこしたいっ、ウンチしたいっ…!!!)


…蒼龍たちと同様、翔鶴も『会議中からずっと便意を我慢していた』のであった。

会議中もじもじとオシッコを我慢していたのだが、会議途中で強烈な便意にも襲われていた。


その尿意と便意を必死に耐えてなんとか会議を乗り切った。

しかし、秘書官という立場の翔鶴は提督に随伴しなければならず、また仕事も溜まっていたため、トイレに行く暇もなく執務室に引き戻された。


机の下で両足をクロスさせもじもじ、もじもじとオシッコをせき止め、時折お尻の穴を抑えてくねくね、くねくねとウンチをこらえる。


そうして、実に3時間にもわたる尿意と便意のダブルパンチを耐えきった。


後はトイレに駆け込み、お腹の中のものをすべて便器へと吐き出すだけ、なのだが…


(もうだめっ、漏れちゃうっ……!)

しかし、限界はもうそこまで迫っていた。

両膝はがくがくと震え、スカート越しにパンツに包まれたお尻を押さえている。

(はやくっ、はやくぅっ……!)

お尻の穴に力を籠め、たぷたぷの膀胱とぎちぎちの大腸を抱え、ひょこひょこと情けない姿勢でトイレへと急ぐ。


すでにオナラを止める力はなく、一歩踏み出すたびにぶっ、ぶっ、と汚い音がお尻から奏でられている。


(もれるっ……もれちゃうっ……!!)

もはや一刻の猶予もなかった。


(あとちょっとっ……もう少しっ……!)

そして……



(やったっ……間に合ったっ……!!!)

ようやくたどり着いたトイレに、安堵のため息をつく。が…


~故障中につき使用禁止~


「そ、そんなぁ…!!」

絶望的な文字が書かれた張り紙を見て、翔鶴の顔から血の気が引いていく。

(ど、どうしてっ……!?なんでこんなときに……!!)

ぎゅるるるるるるるるるるるる!!!

そうこうしているうちに、再び強い波に襲われる。

「んああっ!!」

(もうダメっ……!!出ちゃうっ……どうしよう…!!!)

モジモジしながら、この状況の打開策を練る。

男子トイレの個室も同様に使えない。ダメ。

他のトイレ…そこまで持たない。これもダメ。

ここでする…言語道断。


いくら考えても妙案など浮かばない。


ぶっ!!!みち…

しょっ…


「ひあぁっ…!!!」


そしてついに、堅牢な翔鶴の下着に染みができた。

前には黄色、後ろには茶色の斑点が浮かび上がる。


「だめぇ…もうだめぇーーーーっ!!!」


だっ!!!


次の瞬間、前後を抑えながら思いっきり駆けだした。

一番近い勝手口から鎮守府の外へと飛び出す。


「はあっ、はああぁっ……!!!」

(でるっ、もれるっ!!!早くトイレ、おしっこ、うんち、んうぅぅぅぅ…!!!)


お尻を突き出しながら、グラウンドの隅に走る走る。

「もっ、もぉ限界ぃ……!!!」

ぶぼおおおっ!!ぶっ!!!


静かなグラウンドに、大きなガス漏れがこだまする。

一目散にグラウンドの隅に走ってはいるが、この鎮守府にはグラウンドにトイレは設営されていない。


(漏らすぐらいなら、もう、あそこで…!!!)

…そう、『野グソ&野ション』である。


「はあっ、はあっ……!!!」


もう、恥ずかしいだのなんだの言っていられない。

ウンチができるなら、オシッコを出してもよいのなら、それがトイレでなくとも構わない。



今はただひたすら、排泄欲求を満たすことだけしか考えられない。



~12:09 グラウンド隅~

(やっとウンチできる……!おしっこ出せる……!!)

翔鶴のお腹の中には、先ほどからずっと溜め込まれていた大量の便塊と、膀胱一杯に溜まったおしっこがあった。

その便意と尿意に耐えに耐え、ついにグラウンドの隅にたどり着いた。


手入れの行き届かない雑草が好き勝手に伸びており、戦艦クラスの高身長でもしゃがみ込めばその身体を外部の視界から遮断することができる。


そして何より、ここは人が来ない。


ぶびっ、ぶぶぶっ!!!


「あっ、んうっ!!」


待ちきれないオナラが『早く出せ』とわめく。

それを必死にこらえてパンツに手をかけると、一気にずり下ろした。

「はぁっ……!!!」

ぶりっ!むりゅっ!もりっ、ぶももももももももっ……!!

ぶしっ、じゅごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


その瞬間、おしっことうんちが一斉に出口に殺到し、爆尿、大蛇となり排出を開始した。


「はあぁっ……まにあったぁ……!!!」

勢いよく放たれた黄金水は地面を穿ち、茶褐色の軟便が地面にまき散らされる。

「はあぁ……んうぅ……!」

あまりの快感に、思わず声が出る。


もりもりもりもりもりもり…どさどさっ!!!

じょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…ぶしゅうううううううううううううううううううう…!!!


(ずっと我慢してたから…止まらない…)


お尻を突き出し、まるで小便器のように排便を続けるその姿はあまりにも無様だった。

しかし、今の翔鶴にとってはそんなことはどうだっていい。

ただ、ようやく訪れた解放の快楽に身をゆだねるだけだ。

「ふぁっ……きもちい……」

こうして、限界まで我慢したオシッコとウンチをすべて出し切るのに5分ほどかかったのであった。


~12:15 五航戦の部屋にて~



「おかえり翔鶴姉、遅かったね、何してたの?」

「ちょっと、執務が長引いちゃって…」


…この日の翔鶴姉はどこかぎこちなかったと、瑞鶴はのちに語っている。




…と、ここまでは『鎮守府内での動乱』を取り上げてきた。

もちろん、出張中やプライベートでの外出時にも時と場合を選ばずに猛烈な便意に襲われる艦娘は少なからずいるものである。




~某日:19:00 出張先ホテル~



「ふう…」

「お疲れ様です、提督」

「ああ、ありがとう」


あくる日の夜、提督は鎮守府…ではなく、出張先のホテルで一服していた。

ベッドに腰を下ろして背伸びする提督を尻目に、随伴として同行していた鳳翔が着替えとバスタオルを手渡す。


「お疲れのようですから、先にお風呂に入られてはいかがですか?」

「ああ、そうするよ」


そう言うと、おもむろに立ち上がり浴室に向かう。



カコーン…



「ふう…」


熱々のお湯を張った浴槽に体を沈める。

疲れた体に熱が染み渡り、一日の疲れが取れていく。



…そしてそのまま、意識が身体から離れていく。



~一方そのころ~



「ええと、この荷物はこっち、それでこの荷物は…よし、と…」


提督が入浴している間、運び込んできた荷物を整理する。

鎮守府に戻るまで使わないスーツ、今日のうちに必要になる歯ブラシ、明日着る衣服などをてきぱきと仕分けていく。

「これで最後ですね……」

最後に残ったのは、何も書かれていない、白い箱のみ。

「これは……」

ふたを開けると、そこには1本のジュースがあった。

どうやら、出張時に先方に貰っていたジュースが残っているようだ。


(捨てるのも勿体ないし…飲んでしまいましょうか)


プルタブを引っ張ると、プシュッという音とともに甘い香りが立ち込める。

ごくりと唾を飲み込み、一思いにゴクリ。


「…甘い…」


喉を通り抜ける甘さが心地よい。

そしてその甘味に負けないほどの酸味が口いっぱいに広がる。

(こんなに美味しい飲み物なら、提督に飲んでいただくべきよでしたね……)


「ふう…」

予想外のおいしさに、一気に飲み干してしまった。


カコン…


ゴミ箱に缶を捨て、ベッドに腰掛ける。

すでに寝間着に着替えており、荷物整理も終わったので完全に手持ち無沙汰になってしまった。


入浴を済ませないまま寝るわけにもいかないので、テレビを見ながら提督の湯上りを待つことにした。


~30分後~


「………」

(どうしたんでしょうか…?いつもより長いお風呂ですね…)


かれこれ40分ほど経っただろうか、一向に出てくる気配がない。

もしかしたら何かあったのではないかと不安になり、様子を見に行くことにする。

「あの、大丈夫ですか……?」

ドアをノックすると、「うーむ……」と返事のような声が聞こえたような気がしたので、とりあえずは安心だ。


のんびりと順番を待とう。そう思いながらベッドに腰掛けた瞬間だった。


ぎゅるるるるるるるるるるるるるるっ…!!!


突然、強烈な痛みが腹部を襲う。

(なっ!?なんで急に……!)


お尻がむずむずし出し、腸内の穢れが一斉に出口に押し流される感覚。


ぎゅごろろろろろろろ…!!!

「はうぅっ…!!!」


特大級の"便意"。


ぎゅうう…!!


「あっ、くぅぅ…!!!」

(な、なんでっ…!?急に、したく…!?)


急に来た排便衝動に顔が青くなる。


この部屋のトイレは浴槽と隣り合わせになっているいわゆる『ユニットバス』というものになっている。


もし今うんちを解放しようものなら、汚らしい排泄音と悪臭を提督に聞かれ、嗅がれてしまう。

それだけは避けたい……。なんとか我慢しなければ……!

「んっ……!」

必死に耐えるものの、肛門はひっきりなしに開閉を繰り返し、今にも中身が出てしまいそうだ。


(あぁ…出ちゃいそう…!!!)


ベッドをギシギシ揺らしながら、布団の上でお尻が踊る。

もじもじくねくね、誰も見ていないのをいいことにはしたない『ウンチ我慢ダンス』を踊る。


ぐぎゅるるる……!!

「ダメぇ……出る……!!!」

ぶぴぃ~……!! ブボッ!ブッスゥウウッ……


とても鳳翔のものとは思えない、汚すぎる独奏。

まさか、提督も『鳳翔が今にもウンチが漏れそうでオナラが止まらない』なんて思ってもいないだろう。


出張中幾度となくしたかったオナラが一斉に大挙しているかのごとく、ぶびぶびと断続的にガスが漏れ出る。


「うんち、うんちしたいっ…!!うんちうんちうんちうんちぃぃ…!!!」

普段の鳳翔からは想像もつかない、『うんち』を連呼しながら便意に悶える姿。


「もうだめ、でる……!!うんちでるぅ……!!!」


いよいよ肉体が限界を迎え、お尻の穴が徐々に閉まらなくなってきてしまった、ちょうどその時であった。


みちっ…


「ひいっ…!?」


ついに、便塊の先端が下着への侵攻を始めた。

そこからはあっという間だった。



どたどたどたどた…バンッ!!!



「ごめんなさい失礼します!!!」

大慌てでユニットバスの扉を開け、眼前に居座る洋式便器に背を向ける。


『鳳翔さん、どうしたの!?』


「ごめんなさい、もう出ちゃうんです!!!」


提督が何か言葉を発しているのも聞かず、大慌てでパジャマのズボンと下着を一気にずり下ろし、勢いよく便座に座りこむ。


「で…るぅ…!!!」


もりゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!


「ふぁぁぁぁ…!!!」


刹那、鳳翔のお尻の穴からにゅるにゅると極太のうんちが伸びた。


そして……


ぶりゅいっ、ぼちゃんっ!!!


「ああっ……」


(ま……まに、あったぁ…)


間一髪間に合ったようだ。

安堵の声とともに、長く重そうな一本糞が便器内の水面に落ちる。

その質量ゆえに、重量感のある落下音が室内に響き渡る。

「はう……うんぅ…!!!」


むりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ……ぶぼっ!!!ぼちゃっ!!!


休む間もなく、我先にと肛門に駆け込むウンチを2本、3本とひり出していく。

「やだっ……すごい出る……」

(恥ずかしいけど、気持ちいい……)

ぶっちゅん!!むりゅりゅううっ!!

「んっ……!」

ブリリリッ!!むにゅっ……!!

「あっ…!」

(限界まで我慢してたから…いっぱい出る…)


思えば、最後に大便を排泄したのは4日前だった。

出発前に和式でウンウンひり出したものの、行くトイレがすべて洋式だったために上手に踏ん張ることができず便秘気味になっていた。


(4日分だから…ひどい匂い…)


4日お腹の中にとどまっていただけあり、匂いも量もひどいひどい。

制動の利かなくなった身体は、その排泄欲求を吐き出しきるまで止まらなかった。





「……あの、そろそろ出ても…」

「ま、待ってください…!!な、流れない…!!」


結局この後、業者を呼ぶ際に便器一杯にひり出したウンチを提督に見られてしまったのは言うまでもない。




~翌日 8:00~





「おはようございます…」

「ああ、おはよう。忘れ物はないかな?」


とまあ、そんなことがあった翌日。

無事トイレの詰まりも治り、チェックアウトを済ませる準備を整え、忘れ物を確認しているところである。



「はい、大丈夫です」

「よし、じゃあ帰ろうか」

「はい……うっ…!」

ごろごろごろごろ…

「…どうかした?忘れ物?」

「い、いえっ、大丈夫です!」

「そう?ならいいけど…」


もじ、もじ…

(ど、どうしましょう…!!また、したく…!!)




エントランスのトイレの個室が詰まるまで、あと15分。



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