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彩香「どんな優秀な警備員も、眠っている間なら…。」
レーコ「制御停止は5分だけ…。急いで。」
彩香「2分で充分♡」
タン
部屋の中央にあるガラスケースに一足跳で近づくと、すぐ開き、中の宝石を取り出す。
素早く胸の谷間にしまい込み、また一跳びで入り口扉の外へ出る。
彩香「フフ、一分もかからなかったわ。」
レーコ「さぁ、脱出しましょう。」
彩香が脱出口へと走りだそうとした瞬間、通路の突き当りから、赤いライトが彼女を照らした。
彩香「うそ…。」
咄嗟に手のひらで、顔を覆う。
金属製の人型、全長は、彩香が見上げる、2メートルほどあった。
その威圧感に彩香は後ずさり、警備ロボも彼女を認識するよう、ジリジリと近づいて来る。
ダッ
彩香は少し後ずさると、振り返り、一気に駆け出した。
警備ロボ「侵入者確認…。」
ダダダダ
彩香「ちょっと…警備制御停止中じゃないの!?」
一瞬でトップスピードの彩香、間合いは大分離したはず、
しかし、後ろから迫る赤いライト、徐々に詰められていくのに気づく。
彩香「く...追いつかれる。」