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【全体公開】キャビネットカードを作ってみよう!

先日開催されたコミティア146に、ティッツィ・モルガネの新規グッズとして『キャビネットカード』を販売しました。



実物はこんな感じ。黒地の厚紙にフォトプリントのイラストを貼り付けてあります。

周囲をゴールドペンで装飾し、下の名前の部分は箔押しのシールです。



ただ、会場でも何度か尋ねられたんですが、そもそも『キャビネットカード』が何を意味するのかを知らない人が、圧倒的に多いかと思います。

いちおう、上図のような説明用のミニカードを付属しておいたんですが、それでも実物を知らないとピンとこないのではないかと思います。というわけで、今回の記事では本物のキャビネットカードを掲載するとともに、同人グッズとしてのキャビネットカードを自作する方法を紹介していきます。キャビネットカードがどんなものか知りたい方、さらには自分でキャビネットカードを作ってみたいという方の参考になれば幸いです。

(※訂正:キャビネットカードの寸法は、正しくは6.5×4.25インチが一般的です)



さて。まずキャビネットカードを説明する前に、その前段階として『カルト・ド・ヴィジット』(CDV)について説明する必要があります。『カルト・ド・ヴィジット』は今から150年以上前、1860年台に大ブームを巻き起こした、名刺サイズの写真カードです。

こちらが実物のカルト・ド・ヴィジット。約10.15cm×6.35cm(4×2.5インチ)のサイズの厚紙に、鶏卵紙(卵白を使った印画紙)プリントの写真を貼り付けて作られたカードです。フォトスタジオで撮影された、ポーズをとっている人物写真が中心で、カードの四隅は丸く加工されているものが多いです。



ダゲールによって実用的な写真技法が開発されたのが1839年、まだまだ写真自体が珍しく高級品だった時代に、『カルト・ド・ヴィジット』は安価な肖像写真として、庶民でも撮影(購入)することができました。また一度に8〜12枚を撮影してカードにできるため、人々は余ったカードを交換し合い、より多くの写真カードを集めることが一大ブームとなりました。かのヴィクトリア女王もこのカード集めに熱狂し、三十六冊分のアルバムがカルト・ド・ヴィジットで埋まっていたそうです。



ところが、流行りあれば廃れあり。カルト・ド・ヴィジットのブームは早くも1866年頃から衰退してゆき、代わりに流行り出したのが、今回の本題『キャビネットカード』です。先程のカルト・ド・ヴィジットと、キャビネットカードを比較してみましょう。

デカい。丈夫な厚紙に写真を貼り付け、角丸加工などを施すといった基本的なフォーマットは一緒なのですが、カルト・ド・ヴィジットが名刺サイズなら、キャビネットカードはポストカードよりひと回り大きいくらいのサイズ(約16.5×10.8cm)です。当時の家屋の戸棚(キャビネット)に飾るのに丁度良いため、キャビネットカードと呼ばれたと言われたという説もありますが、定かではありません。



当時のキャビネットカードの写真は、現代から見ても驚くほど精細で、150年近くの時間を経てもなお、髪の毛の一本一本、レース模様の柄のひとつひとつまで鮮明に見えます。

丈夫な厚紙にピッタリと密着されているので、湿気の多い日本でも、写真が曲がったりすることがないのも有り難いですね。



1860年台後半から登場したキャビネットカードはカルト・ド・ヴィジットと入れ替わるように大ブームを巻き起こします。1880年台にはその人気はピークに達し、さまざまな写真スタジオによる多種多様のキャビネットカードが制作されました。

右側は着物を着て扇を開いている、ジャポニズム趣味の一枚。カード表面の下部には、写真スタジオの名前や住所が書かれていることが多かったです。



こちらはまた、別のキャビネットカード。右側は台紙に黒い紙を使い、楕円型に切り抜いた写真を貼り付け、その周囲がさらに箔押しで装飾されています。

左側は日本で撮影/販売されたキャビネットカード。ヨーロッパやアメリカのもののようにサイズが一定でなく、加工もちょっと独特です。



キャビネットカードの裏側はこんな感じ。右側のように、撮影スタジオの図案や住所が宣伝のために印刷されているものが多いですが、日本のもの(左側)は筆で何か文章が書き込まれていたりします。



こうして隆盛を誇ったキャビネットカードですが、やがて、スタジオを介さず個人で撮影できるカメラや、より簡単なプリント方法が開発されていくとともに衰退していき、1930年台には姿を消したそうです。ただ、それまでの数十年の期間に、本当に多くの人々がキャビネットカードで自身の肖像を撮影したため、21世紀の現在でも、非常に大量のキャビネットカードが市場に出回っています。


(Googleでの検索結果より)



さて、そんなキャビネットカードですが、どうも日本での知名度はイマイチなように思います。自分でも調べようとしたんですが、日本語で検索しても解説をしてくれているサイトを見つけられなかったり。上記の通り、日本でもキャビネットカードは撮影、販売されていたんですが、そもそもこの呼び名自体もあまり知られていなかったりします。



ちなみに、かの有名なシャーロック・ホームズの一編『ボヘミアの醜聞』で、物語のキーになる、ある写真について、ホームズが依頼人に尋ねるセリフがあります。


「もう一つだけおうかがいいたします。お写真はキャビネ型でございますか?」

「そうだ」(新潮文庫/延原謙・訳)


「キャビネ型でございますか?」の部分は、原文だと「Was the photograph a cabinet?」。これはキャビネットカードのことを指していると思われます。先ほど掲載した比較図でわかる通り、問題の写真がキャビネットカードか、それともカルト・ド・ヴィジットなのかでサイズが全く変わるため、ホームズはそれを知りたがったというわけでしょう。



閑話休題。ともあれ、日本での知名度が低いにせよ、キャビネットカードって面白いと思うから、自分でもイラストを使って、似たようなものを作ってみたい。そう考えて同人グッズ関係の印刷所さんをいろいろ調べてみました。

最近の同人印刷のクオリティは半端ないので、どこか、キャビネットカードかそれに近いものを作ってくれるところがあるかと思ったのですが、見つからず。そもそもキャビネットカードのサイズ(6.5×4.25インチ)が特殊すぎて、そのサイズの印刷物を取り扱っている業者さんが全然ない。うーん……。



いろいろ悩んだ結果、材料だけ集めて自分で組み立てる、自家製のキャビネットカードづくりにチャレンジすることにしました。揃えた材料はこちらです。

これに、あとスプレーのりが必要なんですが、撮るときに置き忘れた。ともあれ、こちらのキャビネットカードを自宅で作れる材料と、その工程について、ひとつひとつ説明していきます。



まずは台紙用の厚紙。これがないと始まらない。厚紙を取り扱っている業者さんを検索したら、無料でサンプルを送ってくれるというので、さっそく何種類かサンプルを取り寄せます。

さまざまな厚さのボール紙。やっぱり厚さが1mm近いと丈夫で安心なんですが、厚すぎると角丸加工(後述します)ができないので悩みどころ。結果、軽くツヤがあって綺麗な黒ボール紙の12号(厚さ0.78mm)を使うことにします。



厚紙業者さんに発注した結果がこちら。

50枚単位でしか注文できないので、大量に届きました。ただ、サイズを指定したらその寸法できっちり断裁して送ってくれるので、最初からキャビネットの特殊なサイズに加工できて、大変ありがたいです。そんなに沢山作らなくていいよ〜という方は、100円ショップとかで売っている厚紙を自分で規定のサイズ(約16.50×10.8cm)に断裁するなど、別の方法を試してみてください。



次に、キャビネットカードの裏面に、撮影スタジオの図案や住所を入れます。カード全面に印刷で入れたかったんですが、カードが分厚すぎて家庭用のプリンタでは印刷できないため、いろいろ考えた結果、スタンプを押すことにします。

スタンプは業者さんが扱っている、それっぽいアンティークなデザインのものに、架空のフォトスタジオ「EVERETT PHOTO」の名前と住所を入れてもらっています。



実際のキャビネットの裏側も、簡素なスタンプを押しただけだったり、文字だけだったりと実に様々なので、まあ今回はスタンプでやってみようと思います。



スタンプ全面にまんべんなくインクをつけます。

使っているのはシャチハタの『いろもよう』シリーズ。なかなか凝った色合いが多く、また乾燥も早いのでオススメです。



台紙の真ん中めがけてぎゅっ、とスタンプを押しつけます。



できた。おお、かなりそれっぽい! インクの付け過ぎと押しつけ過ぎで、右上にちょっとはみ出しがありますが、まあそのくらいのエラーは許容範囲内ということで。

実際のところ、全工程を通してこの「スタンプ押し」が一番難しいです。インクがはみ出るなら全然いいんですが、逆にインクが足りなくって文字や図象がかすれたりすると、押し直しがきかないからです。

とにかくスタンプ全体に満遍なくインクをつけることと、均等にまんべんなく力を入れて判を押すことがコツですね。100枚くらい押すとコツが掴めて、失敗せず一発で綺麗に押せるようになります。



さて、次は厚紙の四隅の角を、丸く加工します。こうした加工を「角丸加工」と呼び、同人グッズでポストカードやしおりを印刷する際に指定できます。最近では自分で角丸加工をできる文房具も販売されているので、今回はそれを使って加工していきます。

こちらが今回使用したサンスター文具のコーナーカッター『かどまる』。そのまんまの、実にわかりやすいネーミング!



こうして厚紙の角に、『かどまる』をセットしたら、

グッと体重をかけて押し込みます。バチン! という大きな音がします。



この通り、カードの角が丸く加工されています。『かどまる』すごい!

ただ、注意なんですがこの『かどまる』、対応している紙の厚さが「コピー紙3枚」までなんですよね。なので当然、厚さ0.78mmのボール紙を加工するには、かなり頑張らないといけません。前述した通り、加工する際にグッと体重をかけて押し込む必要があります。

いちおう、もう少し厚い紙にも対応した(0.4mmまで)『かどまるPRO NEO』という上位商品もあるんですが、こちらは紙の差し込み口が狭く、想定以上の厚めの紙は差し込むことができません。サンプルでもらった色々な厚紙を『かどまる』と『かどまるPRO NEO』で試してみましたが、『かどまる』で0.78mmのボール紙を加工するのが一番うまくいったので、それ以上の厚みの紙を使うのは断念しました。



無事に四隅を丸く加工できたので、次は厚紙の表面の周囲を、ゴールドで縁取りして飾り付けしていきます。実際のキャビネットカードの場合、この縁取り装飾はあったりなかったりと、カードを制作したスタジオや時代によって違いますし、加工の仕方も様々です。今回は自家製ということで、

市販のゴールドペンを使って、定規で線を引いて縁取りしていこうと思います。アナログ!



100円ショップで、汚れてもいいそれ専用の定規を買ってきます。裏面には一円玉を貼って、定規とカードの間にスキマができるようにすると、インクが定規とカードの間に入り込んでビシャーってなるのを防ぐことができます。これは古(いにしえ)の漫画家が使ってるテクニックです。

なるべくインクがたっぷり出る状態で、スッと軽く引くといいですね。



上下左右の四箇所をゴールドで縁取りをします。



角丸加工した部分が残ってしまっているので、この部分は定規を使わずにフリーハンドでチョイっと描き足します。



金縁の加工が完成しました。手描き作業のわりには、けっこう見栄えが良いですね。

ちなみにゴールドのペンって各メーカーいろいろ種類があるんですが、おすすめはポケットの『ペイントマーカー Gold』です。100円ショップの『ワッツ(Watts)』で売っています。100円という安価さも良いんですが、なんといってもゴールドの輝きが強く、それでいて乾燥がめちゃくちゃ早い!

ゴールドタイプのペンは特に、乾燥が遅かったり、乾燥後に触ると粉がついたりするものがあるんですが、この『ペイントマーカー Gold』はとにかく乾燥が早くて、乾いたあとに全然ベタつかないのが高評価です。おすすめ。



そんなこんなで、キャビネットカード作りもここから、肝心の写真の加工に入ります。用意するのは貼り付けるための写真と、カッターと、定規。あとカッターマットもですね。



今回の「写真」は、イラストをコンビニのフォトプリントでプリントアウトしています。最近のコンビニの、写真用紙を使ったフォトプリントは非常にクオリティが高く、写真に限らずイラストも非常に美麗にプリントアウトできます。自分の場合はセブンイレブンとローソンのフォトプリントをよく使いますが、ただ、このフォトプリント、ちゃんと使おうとするとけっこう曲者なので、諸々注意が必要です。


まずセブンイレブンのフォトプリントは、写真を勝手に「盛って」きます。具体的に言うと、データの肌色部分を感知して、光を「飛ばして」きます。要するに普通の人物写真をプリントした場合、自動で肌に補正を入れて「美白」に、「シワを消して」プリントします。なので、セブンイレブンで写真をプリントアウトした場合、たいていの人は「おっ、案外綺麗に写ってんじゃん」となるんですが、一方で、肌色を微妙な調子で塗ったようなイラストをフォトプリントで出力すると「何これ!肌色の塗りが全部飛んじゃってるじゃん!」となります。これに対してローソンのフォトプリントの方は、余計な「盛り」はせずに、基本的にデータ通りの色合いでプリントアウトするようになっています。


ならローソンで一択かというと、必ずしもそういうわけではなく……イラストの内容によってはローソンでも、謎の補正が入り、思ったのと違う出力になる場合が多々あります。今回のティッツィのイラストだと、ローソンで出力する際に不思議な補正が入り、「乳輪が異常に薄くなる」事態に見舞われました。どういうことかわからないかと思うので実物の写真を貼りますが、

このように、全く同じデータをプリントアウトしても、ローソン(左)とセブン(右)で乳輪の色が全然違うという事態に。なぜかローソンが乳輪のピンク色を異常に飛ばして薄くしてくるのですが、髪やその他の部分についてはローソンの方がやや色味が複雑でリッチに見えるので、ローソンで乳輪がきちんと出力されるようデータの調整を何回も行いました。


あとフォトプリントの一番の問題点なんですが、セブンイレブン、ローソンともに、恐ろしいことにデータのサイズ通りに印刷されません。たとえば10×15cmのデータを作って、それよりも少し大きい2Lサイズ(12.7×17.8cm)の用紙に印刷しても、10×15cmで印刷されません。なんかちょっとでかくなってたりします。なので、厳密にレイアウトを調整して出力したい、きっちりと指定のサイズで出力したい人にとって、コンビニのフォトプリントは鬼門です。


今回の場合はキャビネットカード内に貼り付けるために、2Lサイズの写真用紙に10.1×14.6cmピッタリで出力する必要があり、何度もプリントをやり直した結果、9.74×14.00cmのデータを持っていくと、ちょうど10.1×14.6cmでプリントできることがわかりました。キャビネットカードを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。他に使いようがない情報すぎる。



閑話休題。2Lサイズのフォトプリントにイラストをプリントアウトできたので、これを台紙に貼り付ける前に、周囲の余白をカットしていきます。写真用紙はかなり厚さがあり丈夫なので、ぜひ強いカッターを使いましょう。

オルファの大型カッターに、研磨された特専黒刃をセット。これは凄まじい切れ味を誇るので、今回の写真用紙のカットに限らず、いろいろ切ることがある方にオススメの組み合わせです。



綺麗に余白が切れました。定規は金属製のものを使うと、いたずらに定規を削らずに済みます。



さて、大詰めです。これまで準備してきた「台紙」に、いよいよ「写真」を接着します。ここで失敗すると全て台無しになるので、慎重にいきましょう。接着にはスプレーのりを使います。

写真裏面にまんべんなくノリを塗り、ピッタリと隙間なく接着する必要があるため、普通のスティックのりでは不安ですし、手間もかかります。一瞬で広範囲にムラなくノリを塗れるスプレーのりが便利です。



スプレーのりが周囲に飛び散るのを防ぐために、床に紙を敷いて、その上からスプレーを使います。こういう時のために、普段から使わないチラシとかを取っておきましょう。スーパーや駅に置いてあるフリーペーパーをバラすのもいいですよ。

ちなみにスプレーのりは非常に広範囲に飛沫が飛ぶため、上の写真くらいの範囲に敷いておいても、軽々とはみ出ます。なのでスプレー後は、床をしっかりと雑巾掛けしておきましょう。



スプレーのりを噴射した写真を、台紙の上に乗せます。

きちんと接着してしまうともう動かせないので、軽く乗せた段階で位置を細かく調整し、曲がらないようにします。



位置が決まったら、紙をかぶせた上から、バレンをかけてよく擦ります。

バレン(馬楝)は、学校での版画の授業なんかで使ったことがあるかもしれませんが、木版画を摺るときに使う道具です。竹の皮で包まれているものが一般的ですが、そっちを使ってみたところ「すぐに壊れる」「指の皮がむける」等の弊害が出たため、プラスチックのバレンを使っています。

たぶん木版画とかだと、竹の皮の柔らかさと繊細な摺り具合が求められるんだと思いますが、今回のキャビネットカードの接着では、満遍なく強く擦れることが求められているので、プラスチックのバレンがピッタリ合いました。



台紙と写真をピタッと合わせることができました。あと一歩で完成です。



最後に、キャビネットカードの表面下段に、今回はモデルのティッツィと撮影スタジオの名前をそれぞれ入れます。本物のキャビネットカードの場合、この部分は印刷だったり、しっかり箔押しされていたり、エンボス加工が入っていたりと、これも様々なのですが、せっかくだからゴールドの箔押しで入れたいなと思って

黒地にゴールドの箔押しをしたシールを印刷業者さんに発注しました。



最近はマジで何でも作れるな……。



曲がらないように注意しながら、カード下部にしっかりと貼り付けて、完成!



周囲の金縁と、箔押しシールのゴールド部分がキラキラ光ります。やったぜ。



うちのキャビネット(本棚)に飾ってみます。うん、いい感じ。



こちらはコミティアでの販売用に、何十枚か量産した時の光景です。

けっこう大変でした。



今回制作したキャビネットカードは、コミティア146で販売したほか、残りの台紙で組み立てたものをBOOTHにて通販しています。ご興味のある方はどうぞ。

(frame embed)


在庫僅少で、無くなったら当分、再生産の予定はないので、ご注意ください。



と、いうわけで、「キャビネットカード」についての説明と、その自家制作のやり方でした。ここまでお読みいただきありがとうございます。カルト・ド・ヴィジットの跡を継いでヴィクトリア朝後期に大ブームを巻き起こし、そして廃れ、それでも今でも大量の肖像写真として市場に溢れているキャビネットカードについて、少しでも興味を持っていただいたり、作ってみたいと思ってもらえたのなら幸いです。


今回はイラストで制作しましたが、もちろん本来の通り写真で作っても面白いと思います。ヴィクトリア朝のメイド服コスプレで撮影した写真を、モノクロに加工してキャビネットカードにしてみるとか。あるいはその時代が舞台のアニメなり漫画なりのグッズとして作ってみるのもいいと思います。自分でも、もう幾つかアイディアがあるので、今後は別の作り方、別の種類のキャビネットカードを作ってみたいですね。


あと、キャビネットカードやカルト・ド・ヴィジット、あるいは当時の写真技法なんかについては、自分も最近調べ始めたばかりなので、記事内で間違っている部分や、より詳しい部分をご存じの方は、コメント等でご指摘いただけると助かります。たとえば規定の6.5×4.25インチのサイズでない、もっと縦長のキャビネットカードなんかもありますし、技術の進歩に伴い鶏卵紙プリントでないものも作られていったそうです。何か新しいことがわかれば、また追記したり記事にしていきたいと思います。



では、また次回で。

(参考文献/谷田博幸『図説 ヴィクトリア朝百貨事典』)

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Comments

ふーん。写真のカビネ(ギャビネ)(L2)版には、そんな意味があったのか。

画狂老人卍

色々学びました。

傾く

先生すごく頑張られていて偉いです!

m@s@子ちゃん♂

I love how you took the concept of those 19th century photographs and used them to make something so beautiful and erotic 💕

Tanuki-kun

kakoii

Eugene


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