漫画家7人のグループ展「moinmoin2」展も無事終了しました。いろいろと新しい経験があったこの展示ですが、南青山なんていう普段縁のないオシャレな場所に、在廊のため何回も通うというのも非常に珍しい体験でした。せっかくなのでと、お昼はちょっと近場のお店で外食をしてみたりしたので、そのへん写真と一緒に紹介していきます。ちなみに全て一人での黙食で、アルコール類はいっさい頼んでません。ではどうぞ。
とはいっても、いきなりオシャレなイタリアンなんかに入るのは勇気がいるので、まずはハンバーガーショップへ。『KUA`AINA』(クア・アイナ)というハワイ発祥のハンバーガーショップで、この南青山本店は日本の第一号店だそうです。表参道と骨董通りの、ちょうど交差するところにあるのでわかりやすい。
注文してから二階の席で待っていると、木皿に乗ったバーガーとオニオンリング・フライドポテトがやってきます。バーガーは自分で挟んで食べるスタイル。マスタードとケチャップはセルフサービスです。
バーガーをしっかり挟んでから、がぶり。
がっつりボリュームがあって美味しいハンバーガーでした。肉、アボカド、チーズ、どれもたっぷりで食べ応えがあり、とても満足。こんな感じで、在廊日にはちょいちょい昼飯を食べに近辺をうろつくことになります。
南青山、ランチがあるのは何も実店舗ばかりじゃないんですね。お昼時には『フードトラックパーク南青山』といって、骨董通りの小笠原流会館の前にキッチンカーが2台停まっています。しかも日替わり! この日は「ハーブ&スパイス」というタイ料理のキッチンカーが停まっていて、そこで
……すいません、名前を忘れてしまいました。ナントカ丼、という名前だったんですけど、聞き慣れない名前で記憶からすっぽり抜け落ちてしまった。ナンプラーの甘辛いタレで炒めた豚肉、春雨、サラダがご飯に乗っかったどんぶりで、肉はその場で炒め直してくれたので暖かいです。本来はパクチーを乗せるようなんですが、注文時に苦手ですか?と聞かれたので(すいません苦手です)入れないでもらいました。
予想よりもクセがなくて食べやすく、それでいて異国情緒を感じる美味しい丼でした。現地の屋台とかで食べるとこういう感じなのかなあ。
南青山のお昼ご飯、といいながら、ちょいちょい別のところで食べたものもあったりします。この日はちょこっと在廊したあと、東京ステーションギャラリーで開催されていた「コレクター福富太郎の眼」という展示を観てきました。福富太郎という人は昭和のキャバレー王で、テレビにもよく出ていたので上の世代の人には「面白いおっちゃん」として有名だったそうですが、日本画をはじめとする名コレクターでもあり、そのコレクションの一部が展示されていたので観に行ったというわけです。
鏑木清方をはじめとする日本画のコレクションも大変なものでしたが、表具(掛け軸などの額装)の趣味も凄まじく、中縁の柄なんかは大層金をかけたお大尽の趣味という感じ(悪い成金趣味ではなく、金に糸目をつけずマジの職人に選ばせた最高級趣味という意味)がしました。あとキリシタンを題材にした絵がすごくよかった。
で、せっかく東京駅に来たんで、KITTE丸の内にでも行って『千疋屋』のカレーでも食べようと思ったんですよ。千疋屋といえば有名な高級フルーツ店でパフェとかが有名なんですが、ここのマンゴーカレーライスが非常に美味しい。
前に食べたときのやつ。まだ若かったんでパフェとかも一緒に頼んじゃってますね。
ところがこの日はたまたまKITTE丸の内が臨時休業していて、千疋屋にも入れずじまい。お腹はすっかりカレーになっているのに、お店が見つからない悲しみ。仕方なく、今度はオアゾ丸の内の地下を探します。ここはレストラン街になっているんですが、コロナの影響でほとんどの店が閉まっており寂しい様相でした。そんな中、はじっこにやっているカレー屋さんの姿が……
『FISH 丸の内店』というカレー屋さんが営業していたので、初見ながら飛び込んでみました。いろんなカレーがあるんですが、名物は「3種コンボ」のようなので、とりあえずこれを注文してみることに。
イラストだけですでに美味しそう。いっぱい乗ってるタイプのカレーなのかな。
で、実際のお皿はこちら。おお、ボリューム満点で、しかも具沢山!
ライスの上にカレーが三種類乗っかっていて、茹で卵を中心に、間にアチャール(インドの漬物)やマッシュポテトの姿が。堂々とそびえる豆せんべいも頼もしい。最初は各カレーそれぞれの味を楽しみつつ、徐々にダルカレーを混ぜて味変をしていきますが、最終的にはカレーもアチャールもマッシュポテトも豆せんも、すべて皿の上でぐちゃぐちゃになったのを掬って食べるのがめちゃくちゃ美味しかった。次はもっと別のカレーも頼んでみたいなと思いつつ、またこの三種コンボを頼んでしまいそうな気がする、それくらい美味しかったです。
あと、これは別の日に用事で地元のデパートに出かけてクソ疲れたので、その帰りに買ったデパ地下弁当。
夏のオールスターということで、9種類の料理が乗っかった中華弁当なんですが、冷えててもすっごく美味しかった。助かる〜。
しかし南青山というか、渋谷のあのへんって変なとこですよね。表参道とか骨董通りを歩いたことがある人ならわかると思うけど、歩いてる人種が違う、もうめちゃくちゃオシャレなとこじゃないですか。なのに、そこから一本横道に入ると
もうこんな普通の住宅街が広がってて、アレ?って思う一方で、
そのすぐ近くにこんな建物もあったりして。
こんな…日本っぽくない、タイル張りの水場があって、
有形文化財に指定されているとかで。調べたら1934年築の由緒ある西洋館で、現在は会員制レストランだそうです。ほへー。
気を取り直して。「moinmoin2」展の会場であるビリケンギャラリーさんには、表参道から骨董通りに抜けて、そこから一本曲がって行くんですが、その曲がる直前でいつも見かけた看板があって、
すげー気になるランチの看板。おいしそう。と、いうわけで、行ってみました。南青山にもずいぶん慣れて、とうとう、こういうお店にも入れるよう成長したぞ。
『YPSILON Aoyama』というイタリアンレストランで、ランチタイムはけっこう賑わっています。注文すると、最初にサラダが来るんですが、
これがガッツリとボリュームのあるサラダで、しかも美味しい。ドレッシングが美味しくて無限に食べれるタイプのやつ。青菜、キャベツ、マッシュポテトとバランスも良い。
そしてメインディッシュ。ランチメニューの「あさりとズッキーニ チェリートマトのボンゴレビアンコ」を頼んだのですが、こちらもしっかりとしたボリューム。あさりの量もガッツリと多く、ズッキーニの食感に加え、すだちの酸味も良いアクセントになってます。
しっかり美味しかった。お店じゃなければ皿ぺろぺろしてた。サラダと合わせてお腹いっぱい。
さて、そんな感じでぶらぶらと食べてきた南青山のお昼ご飯も、最後の一店です。早く着きすぎちゃった時とか、ギャラリーが開くまでにぶらぶらとそのへんを散歩していたんですが、そこで見つけたのがこの看板。
絶対おいしいタイプの店じゃん。しかもカレー。絶対食べに行きたい。
とはいえこの店、看板みつけた日には迷って見つけられなかったんですよね。(振り返って右斜め、と書いてあるけど、実際には振り返って左手奥にある)
でも超気になってたんで、最終日近くに見つけて食べてきました。
『BAR CUT 南青山』というお店で、夜はバーをやっていて、ランチタイムにカレーを出しているみたいです。欧風カレーにはハンバーグのトッピングもあったので、せっかくなのでハンバーグカレーを注文。注文したら、そこからハンバーグをこねて焼いてくれました。
欧風ハンバーグカレー。ご飯にちょっと鮭フレークが乗ってます。
こちらもちゃんとボリュームがあり、本体のカレーもしっかり味わい深く、ハンバーグは頼んで大正解(作りたて美味しい!)。週末プリンがもう品切れになっていたのが残念ですが、また来たい味ですね。プリンの味、気になるな……
そんなこんなで、南青山と、ちょっと東京駅のランチを紹介しました。外食、あんまりしないんですが、一昔前のテンプレだった都会の「値段高くて量ちょびっとなお店」ってもう無くなったんですかね。どこの店もお値段手ごろで、きちんとボリュームがあって美味しかった気がする。グループ展が終わっちゃったんでもう頻繁に通うことはないんですけど、行ってみたかったお店はまだまだあるんで、そのうちまたビリケンギャラリー さんに遊びに行くついでとかに寄れるといいな〜と思っています。南青山の近くの方も、そうでない方も、きょうあすのランチ選びの参考になれば幸いです。では、また次回で。