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【支援者限定】『Titty's Butt』メイキング(後編)

『Titty's Butt』メイキング、今回は後編の、アクリル絵の具による色塗りを解説していきます。12.1cm×13.6cmサイズの、小さな色紙に描いています。


前回完成した下描きがこちら。

線画に加えて、だいたいの影付けや色設定のプランもこの時点で固まっています。アクリル絵の具は不透明なので、上からいくらでも修正が効くといえば効くんですが、最初からある程度、色塗りのプランを決め打ちしておくと進めやすいですね。



ここから下塗りをしていきます。

髪の毛は明るい黄色で、ところどころハイライトを意識して残しておきます。

背景はライティングを意識して、中央のあたりは黄色で塗っておきます。



肌の下塗り。

何度も解説していますが、皮膚の下にある血管や筋肉の色を感じさせるため、下地に青・赤・緑といった色を使います。この時点で陰影も意識して塗っておきます。自分で言うのも何だけど、この段階の絵は本当に気持ち悪い。



肌の上から肌色(パステルピンク・臙脂色・オペラを混色したもの)を塗ります。

よかった。気持ち悪くなくなった。だいたいのベースが固まったので、あとは部分的に塗りを詰めていくだけです。




肌の陰影や質感、髪の毛の細かい部分など、だいぶ塗りが詰まってきた反面、最初に下絵で描いた線画がほとんど消えてしまいました。線が入るとやっぱり絵がピリっと締まるので、このあたりで色鉛筆で再度線画を描きなおします。



線を引き直すと、だいぶピリっとしました。あとはここから細かい部分を加筆して、仕上げていきます。



完成です。お尻の日焼け跡がポイントですね。

肌色の中にもちょっと青みが透けて見えて、生々しい肌の質感が出た気がします。ひとつ上の写真と比べると赤色の彩度が落ちたように見えますが、これも難しい問題で、アナログ絵は写真とかスキャンの状況でコロコロ色味が変わるんですよね。スマホとかで撮影すると、今は特に肌色とかの彩度を勝手にあげて「写真写りが良いように」撮るんで、キレイすぎる絵が撮れてしまいます。反面、スキャンだと例えば蛍光色の発色とかは全部消えますし、特にピンクや緑を拾うのが苦手なようで、スキャン後に色味を調整する必要があります。上記の写真はスキャン後に調整してるんで、色味だけ見れば原画に近いんですが、でも本物はもっと顔料の発色が鮮やかなんですよね。いやー難しい。



額装するとこんな感じで、



実際の展示会場では、こんな感じに展示されています。



ライティングが違うんで、また色味がちょっと変わります。

『PUFFY』『SAGGY』と3作セットのトリニティな感じで展示されており、とても良いですね。



あとグッズも作りました。ホログラム仕様の大判ステッカー(9cm×10cm)で、背景とTバックがキラキラ光ります。moinmoin2展のギャラリー店頭にて販売していますが、余ったら会期後に通販しますのでよろしくです。





こんな感じの絵がいろいろ展示してある、漫画家7人のグループ展『moinmoin2』は、南青山のビリケンギャラリー さんで開催中です。月、火が定休日なので、残りは6月30日〜7月4日の5日間。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

では、また次回で。

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