とあるイベント用に、アナログイラストを描くことになりました。複数の作家さんの合同イベントで、それについては正式な告知の際にまた紹介しますが、内容やサイズは何でもよくて、とにかく『アナログ』で先に1枚描く必要がありました。なので、普段描き慣れた色紙で1枚、描いていくことになります。問題は、何を描くか……。
当初はいつものティッツィ、あるいはそのくらいのサイズの巨乳の女性を描こうと思ったんですが、やっぱり色紙の正方形の枠に、このサイズの乳をおさめるのって難しいんですよね、構図が。メイド服や、クラシックなナース衣装のラフを描きますが、あんまりしっくりきません。まあティッツィはまた、別に描くとして…
もう少し控えめなおっぱいでラフを練ります。左側、髪型とか服装にずいぶん悩んでる感がありますね。ポーズはオーソドックスな、腰に手をあてたモデルポーズで固まっています。
そうこうラフを練ったり、資料をひっくり返して写真なんかをスケッチいるうちに、だいぶイメージが固まりました。
衣服・背景ともにピンク色でいこう! というのは当初からあったのですが、金髪巻き毛のツインテールや、胸元のはだけたメイド服、主張のつよいパフィーニップルなど、大まかなビジュアルが決定されていきます。画面下の、顔だけのラフのほうが表情はいいかな。このくらい大雑把に決めておいてから、実際の色紙に下描きを描いていきます。
100円ショップで買った、3枚セットとかの安い色紙に、ラフをもとにした下絵を描いていきます。以前も書きましたが、画仙とかの高めの紙の良い色紙は水の吸収が早い反面、紙が弱く、消しゴムなどをかけるとすぐに紙がケバ立って荒れてしまいます。今回のように色紙の上で下描きをああだこうだ修正して、何度も消しゴムをかけるような場合には、頑丈な紙の貼られている安物の色紙を使います。
というわけで、水色の色鉛筆(消しゴムで消える、三菱のアーテレーズ)で下描き。主張のつよいおっぱいが盛り上がっています。
ここから同じ三菱アーテレーズの、セピアという焦げ茶色の色鉛筆をメインに、さらに描き進めていきます。
顔を最初にしっかり描きました。漫画家の宮田紘次さんと話したときに、顔を一番最初に描いていて「顔が決まれば、あとは大体うまくいくからね」と言っていたのをよく思い出します。普段は別の理由から、顔は最後らへんに描く派なんですが、今回は宮田さんを習って先に描きました。うん、うまくいきそうな気がしてきた。
そのまま下も描き進めます。ピンクの、ダイナーのウェイトレスとか、あるいはアンナミラーズみたいな衣装に、クラシカルなレースの飾りがついた、オリジナルのメイド服。メイド服って、特にクラシカルなヴィクトリアンメイドほど「ザ・漆黒」みたいなイメージがありますけど、実際に洋画とかで昔のメイドさんが出てくるのを観ると、黒以外にも水色とかピンクとかいろんな色のメイド服着てるんですよね。黒いのも好きなんですけど、明るい色のメイド服も可愛らしくて好きなので、今回はピンクのメイド服を選んでみました。
そして乳輪。ぷっくりとした、主張の強いパフィーニップル。普段は巨乳というと縦長な乳輪を描くことが多いんですが、今回はほぼ真円に近いタイプの乳輪です。上方向に突出しながらも、やや重力を感じさせる、やわらかくて敏感そうな乳輪を描こうと苦心しました。いい感じにできた気がする。
普段の色紙イラストだと、このあと黒の筆ペンでペン入れをして、その上からアクリル絵の具などで塗っていくのですが、今回は思うところがあって、色鉛筆での線画のまま、上からアクリル絵の具を乗せていくことになります。初めての試みなので、うまくいくのかどうか、ちょっと緊張します。
次回はそのへん、色塗りの様子などをまた、解説しながら掲載していきたいと思います。上記の画像を見て『こんなんで上手くいくのか?』と思うかもしれませんが、このあたりの作業をしている時、描いてる本人も『こんなんで上手くいくのか?』と頭をかかえています。本当に、こんなんで上手くいくのかな。では、また次回で。
鈴木健也
2021-04-25 09:07:35 +0000 UTCsmktty
2021-04-25 08:23:45 +0000 UTC