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機械の博物館レポート_1



メカ少女を描こうと思った時、何となくのデザインしか描けませんでした。

今も模索中ですが、その時の一部はこちらになります。

様々な方と相談しながら、一年間ほど1キャラクターを弄り続けてみました。

自分の中のこれまで見たものから、ぼんやりと得たであろう何かを描いては見たものの。

どれが良いのか分からなくなって来ますよね。

シルエットや色を大きく変更しない限りは、そんなに差があるようにも見えません。

個人の趣向に偏らせれば、変更出来る余地はあるとも思えます。


ですが、絵的に良くすることが、機械的な面白さになるのでしょうか。

機械的な面白さとは何なのでしょうか。


個人が持つ好みや、得た理屈から生まれる物がデザインなら、

自分の好みや理屈を、自分自身が理解出来ていないのでしょう。


今のままでは統一感も出ず、効率も悪すぎるということで、

現実の機械を知ろうと、戦争博物館や科学博物館をいくつか巡りました。



4年前まで、創作以外で、ほとんど機械を知らなかったような人物が、

どれくらい興味を持つようになったのかの記録と、

機械の面白さをご紹介したいと思い、今回は長文ながらまとめさせて頂きました。



ご紹介させて頂く博物館は、少し特殊な館内になります。

絶滅メディア博物館(東京神田駅から徒歩5分)


「紙と石以外のメディアはすべて絶滅する」というコンセプトの博物館です。

今では入手出来ない、主に家庭的でカジュアルな機械が、約1500点展示されています。

*資料館の方に確認し、SNS等での掲載を推奨されておりましたので、撮影OKの範囲での写真を掲載致します。


DAT

入館してはじめに目に付いたのは、エヴァンゲリオン劇中で、シンジ君の内面を表現していると言われる、sonyのDAT。

アニメに登場した機械として、その色合いからも、

当時の無骨さを感じられる携帯機ですね。

いつか触れてみたい機械の一つだったので、前情報無しに出会えて嬉しかったです。


GE Recon-1

このように映画に登場した機械、歴史的な場面で活躍した機械が棚に並んでいます。

プラモデル等は、館長の趣味らしい、とのこと。


上記のように当時の先進的なイメージを形にした電卓もあれば、

面白いものもありました。


まさに時代の狭間に生まれ落ちたであろう見た目をしていますね。


転換期に、前技術と現在が融合している機械というのは自然かもしれませんが、

見た目のインパクトに話題性がありますね。


機械とは何か、を考えた際に、算盤は機械ではないけど、

電卓は機械だ、と考えたことがあります。

今回はまさに融合体と出会うことが出来ました。



デジタルカメラが沢山ありますね。

Y2K(Year 2000)という流行、平成レトロへの関心が高まった2020年台。

徐々に価格は下がってはいますが、一部はプレミアで高騰し続けているデジカメ。


2015~19年ごろには、スマホで良いじゃんと言われ、

手前にあるようなデジカメは、

ハードオフ等で200円、500円で山積みにされていたこともあったらしいのですが、

今ではジャンクの箱に入っていることは非常に稀となりました。



そして、この博物館の最たる特徴が、

展示物のほとんどに触れることが出来ることです。

何らかの理由で、ほとんどは壊れているらしく、

触っても良い物が多いのだそうです。


「触って分かることがある」とのこと。

確かにスライドの気持ちよさやボタンのプチプチ感等、

開発の方のこだわりや、意図を感じられます。


Finepix F710

こちらは世界初の16:9の液晶を搭載した「Finepix F710」

これほど傷が無い状態のものは初めて見ました。

秋葉原でもたまに見かけるのですが、ほとんどがズタズタになっています。


4:3の画面の上下を削り取って、無理やり16:9にしているため、

解像度が下がってしまう、という良くない評価を受けていたそうですが、

こちらはyoutubeでも動画がいくつかあり、人気があります。


Caplio_RDC-i500

この横長のカメラは「Caplio_RDC」シリーズの一台。

まるで「ニンテンドーDS」のように液晶を持ち上げるこのシリーズは、

インターネット接続、全面に詰め込まれたセンサー、フィルムの名残の2画面、多数のボタン、シャッターは上・前面の二つ、画面が回転する等)

最終進化するとタッチペン操作も付いて、

形も機能も、作った方々の野心的な情熱が伝わる、奇妙で面白いカメラです。



スイバル式カメラ(レンズ回転式)

レンズ回転式のカメラも一通り揃っていました。

黒いcoolpixも渋くてかっこいいのですが、

最も触れたかったのはこちら。

coolpixSQ

この正方形に近い特殊な形。

捻ると右上の突起がレンズになっており、回転させて好きな角度で撮影が出来ます。

当時のサイトでは、この形での回転に一部酷評が見られましたが、

その見た目からか、現在では人気のあるデジカメだと思います。

ちょっと大きめのオニギリくらいのサイズで、

写真で見るよりも大きい印象を受けました。




館内の方にお聞きしたところ、

フィルムからデジタルへはスムーズに移行されず、

1997年が「デジカメ元年」となり、デジタルがフィルムのメリットを上回ることで、

普及率が上がったとのこと。


数枚しか取れない、記録媒体は高い、起動スピードも遅い時代もあった訳で、

技術的に使用に耐えうるようになった90年台後半から2000年台は、

すさまじい速度で開発と生産が行われた時期だったのは間違い無いでしょう。



この時代の携帯できる機械、というのは、

ゲーム、カメラ、ケータイ、音楽プレーヤー、ラジオ等がありますが、

これらはお互いに、近い存在、だったのかなと思います。


2007年にiphoneが生まれ、これらの機械への熱気の一部が統合されていくような

振り返れば少し寂しい時代に突入していくようにも感じられます。


Finepix 6800Z

最後に、入口付近に安置されていたこちら。

当時、縦長のカメラはいくつか発売されているのですが、

こちらは、車で有名な「ポルシェ」によるデザインとなっております。


どことなく、車の部品のような曲線をしていますね。

今では動作品と出会えるのは、とても稀だと思われます。

運が良ければ500円で、ポルシェを手に入れることが出来るかもしれません。

置物としても良い見た目をしていると思います。


昔は山のように中古で売られていたデジカメも、

今はジャンク箱に一つでもあれば幸運なくらいに、見つけ難くなりました。

もしお近くにハードオフ等があれば、格安のデジカメを探してみてはいかがでしょうか。

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このような場所に足を運び、全くの無知から、少しは機械に明るくなってきたように思います。

機械を知ろうとデジカメに興味を持ったのは、安価で個性があるからでした。

この機械なら自分でも知ることが出来ると思ったことがきっかけです。


兵器や乗り物とは違う分野ですが、面白いです。

この面白さは、デジカメ、機械に限らない面白さだと感じられます。


今後は、同館の携帯電話、スマートフォンについて、

個人的な考えを含め、まとめようと考えております。

その他博物館も、全体公開でレポートとしてまとめさせて頂く予定です。


イラストとは異なる記事ではありますが、

手を動かす以外の、知ることからも、ヒントを得て行ければと思います。

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