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Skeb作品 夢見りあむ、ドラゴンに食べられる

 夢見りあむ、砂塚あきら、辻野あかりの三人はとあるゲームとのコラボを前に、実際にそのゲームを遊んでみることにした。そのゲームというのは最新のフルダイブ型の剣と魔法の世界を五感で楽しめるもので、発売まもなくで手に入れるのは難しいのだが、コラボ先の企業が優先して三人の分を用意してくれたのだ。 あきら以外の二人がゲームに慣れていないこともあり、始めるまではかなり手間取った。しかし慣れているあきらの助けもあって、何とかゲームを開始することはできた・・・のだが、始まれば始まったで慣れていないあかりを全力でサポートし、それでうまくいったことで調子に乗ったりあむがやらかしそうになり、それをまたもやあきらがサポートする。そうやって何とか攻略を進めていた三人だが、ついにピンチに陥ることとなった。 「ああああぁぁぁぁぁーーーー! 助けてあきらちゃん、あかりちゃーん!」  はるか上空から響き渡る汚い叫び声はりあむの声。なぜ上空からかというと、りあむはドラゴンの尻尾に拘束されて、今まさに飛び去ろうという瞬間だからだ。 「ど、ど、どうしようあきらちゃん!?」 「あーこれは無理、どうしようもないかなー・・・本来ならもっとレベリングしてから挑むボスだから、今の自分たちじゃ無理」  というのもこの騒動、あきらのキャリーのおかげでトントン拍子に進んだ攻略のおかげもあって、調子に乗ったりあむがイベント会話をろくに聞きもせずにドラゴンに挑んだのがきっかけだ。あきらの機転であかりは守れたものの、その代わりにりあむがドラゴンに捕まってしまったというわけだ。 もちろん先にこなすべきイベントをこなしておけばこのドラゴンを討伐してりあむを助けることが可能なのだが、今はそのイベントをすべてすっ飛ばしてしまった状態、どう頑張ったとしてもドラゴンを討伐することはできない。いや、もしかすれば激闘の末に討伐自体は出来るかもしれないが、これは普通のゲームではなくフルダイブ型のゲーム、ドラゴンの爪を受ければ肉は抉られ、炎を受ければ焼け焦げる。そんな激しい痛みを追うのは避けたいところ、ここはりあむを犠牲にするしかない。 「ということでりあむサーン、リスポーン地点の町で待ってるんで楽しんできてくださーい」 「それってぼくに死んで来いって言ってるよね、そう言うことだよね!? やだよー、痛いの嫌なんだってば!」 「自業自得デスね」 「あ、deathとデスを掛けたギャグだね、座布団一枚! あ、このまま座布団積み上げてったらここまで届いたりしない? ほらあきらちゃん、もっと激ウマ面白ギャグちょうだいよ!」 「いや、そんなつもりじゃ・・・はぁ、もう話しかけないでください、巻き込まれる前に自分たちは逃げさせてもらうんで」 「あえ、あ、ちょ、そんな!? あ、やめ、痛い痛い! 強く締め付けないでええぇぇぇ・・・」  段々と遠ざかっていくりあむとドラゴン、その姿を見送るとあきらはため息を突きながらくるりと振り返ると、元来た道を戻っていった。慌てふためきながらもあかりはあきらに着いていき、小走りで追いついてあきらの肩に手を置いた。 「ほ、本当に見捨てちゃうの・・・?」 「仕方ないよ、どうしようもないし・・・まぁこれで懲りるでしょ、ほら、町まで戻るよ」  あきらについていきながら、何度も後ろを振り返るあかり。遠くで点のように見えるりあむからは、叫び声が未だに聞こえているのだった。 「うべらっ!? うえぇぇ・・・ぺっぺっ、砂食べた・・・うわ、ここどこ、なんか湿っぽいし薄暗いし臭いし・・・へへ、今の惨めなぼくにはお似合いかも・・・やむ」  あまりの錯乱ぶりに自分がどこに連れてこられたのかも分からないりあむは、地面に投げ出された衝撃で我を取り戻した。口に入った砂を吐き出しながら辺りを見回すと、どこからか差し込む光は心もとなく、辺りはゴツゴツとした岩肌で覆われている。空気も何かじめっとしていて不愉快で、何か生臭いような腐ったような匂いすら漂っているようにも思う。  自らの行いが原因で連れ去られ、仲間にも見捨てられ、あまりにも惨めな自分を思うとりあむはすっかり身体の力も抜けてしまってその場に項垂れる。そんなりあむを覆いつくすように影が重なって、りあむの視界をさらに暗くする。それが何かとりあむが顔を上げてみると、そこにはまさしくりあむをさらったドラゴンがりあむを見下ろしていた。そのあまりの迫力にりあむはドラゴンを見上げたまま硬直、ドラゴンはそんなりあむの反応の薄さが気に入らないのか、長い首を伸ばして顔を寄せる。 「ひぇ・・・」 「人間、先ほどまでの威勢の良さはどうした?」  脳内に直接響き渡るように聞こえる男性の声、自分の他にも人間がいるのかと辺りを見回すが、もちろん辺りにはりあむ以外の人間はいない。となると声の主は目の前のドラゴンということになるが、ドラゴンの口が動いているようには見えなかった。 「・・・え? なに、誰が喋ってんの、誰の声? まさかアテレコ?」 「阿呆が、話しているのは我だ、人間でいうところのテレパシーというものか、竜の一族ならば子供でも使える初歩的な魔法だ」 「あ、コイツ直接脳内に・・・ってやつ? へぇー、そうなんだ、すごいすごーい・・・じゃあぼくはこの辺で・・・」 「誰が帰っていいと言った?」 「ひょえ・・・だよね、そうなるよね。 はぁ・・・てかさ、逃げられるなんて思ってないし、ぼくなんかがドラゴンから逃げられるわけ・・・ん?」  ワンチャン流れで逃げられないだろうか、浅いりあむの考えが通用するはずもなく、ドラゴンの声に肩をビクンと跳ね上げてその場に立ち止まる。それから深いため息を吐き出しながら俯くと、ふと視界の端に何か動くもの。ふと視線をそちらに向けてみると、岩陰に何かが隠れている。よく目を凝らして見てみると、その影は二つ。  不意にひょっこりと顔を出したのは二体の小さなドラゴン、小さいと言ってもりあむをさらってきたドラゴンと比較してのことで、四つん這いの状態でりあむの肩程度の高さはあるので動物としてみると十分に大きい、そんな二体のドラゴンが岩陰から出てくると、りあむの様子を伺いながら近づいてくる。 「お、もしかして子供のドラゴンか? なんだよ、子供は意外と可愛いじゃんか、ほーら、こっちこーい」  その小さいドラゴンだが、大きいドラゴンとの違いは大きさだけではない。小さなドラゴンは全体的に鋭さが無く、どこか丸っとした印象がある。それは鱗や角、牙そのものの丸さであったり、体型のイメージとしての丸さであったり。とくに目に関しては大きなドラゴンの鋭い目つきとは違って大きく真ん丸なクリっとした目で、可愛さすら感じられる程。これにはりあむも思わず警戒感を解き、ペットにでも触れ合うかのような態度で小さなドラゴンたちを呼ぶ。 すると二体の小さなドラゴンはお互いに顔を見合わせた後、りあむの目の前までやってきた。近くまでくるとその大きさに少し気圧されるが、さすがに大きなドラゴンと対峙するほどの緊張感もない。 「お、おー、結構大きかったな・・・まぁいいか、とりあえず・・・お手!」  思っていたよりも大きいとはいえ、それでもさらに大きいものを直前に見てしまった後であれば、こちらの小さなドラゴンはペットのような感覚だ。それなら少しばかり相手をしてやろう、もしかすれば芸の一つでも出来るのではないだろうか、りあむは軽い気持ちで手を差し出した。二匹のドラゴンは小さなりあむの手をじっと見つめると、その片方がりあむの手に前足を置く。 意外なほどに素直に従うことに驚きを隠せないが、試しにもう片方の手も差し出してみる。するともう片方のドラゴンもりあむの手に前足を置いた。感心しながらそのドラゴンの顔を見上げてみると、思いのほか可愛らしい顔でりあむを見つめていて、心なしかその表情も微笑んでいるかのようにも感じられた。 「へ、へへ・・・なんだよ、意外と可愛いじゃんか。 どうするお前たち、これからりあむちゃんのペットになる?」  このままこの二匹を味方に付け、うまいこと逃げられはしないだろうか。そんな風に笑顔の奥に隠しきれない企みを吐露すると、二匹のドラゴンはりあむの手をバシバシと叩き始めた。例えるなら餌をねだる犬のような、そう言った印象。その行動自体は可愛げがあると思えたのだが、どうやらその力が段々と強くなっているようで、さらには前足の爪まで立て始めてりあむの手に突き刺さる。 「え、ちょっと何、お前たち・・・や、痛い、痛いんだけど!? ちょっと、ほんと・・・あーもう! やめやめ! こんなのに話が通じると思った僕が間違ってたよ!」  一見して知能がありそうに見えても所詮は畜生か、話が通じないと判断したりあむはドラゴンたちの前足を振り払い、ササっと距離を取る。そうしてひっかき傷に塗れた手を見て落ち込む中で、りあむの脇を通り抜けて二匹のドラゴンは背後に待ち構えていた大きなドラゴンの方へと駆け寄っていった。 「ちちうえー、あの人間なんか頭が悪そうだよ」 「それに身体も弱いよ、あのくらいで痛いなんて言ってさ」 「まぁそう言うな我が子らよ、お前たちの練習台にはちょうど良かろうて」 「・・・え、小さいのも喋れんの!? というかお前ら、僕の事バカにしすぎだろ! やむぞ!?」  少しつたないながらも大きなドラゴンと普通に会話を始めた小さなドラゴン達にりあむは驚きを隠せない。言葉が通じるというのにわざわざ行動だけで相手をされたあたり、随分と舐められているらしい。そして小さいドラゴンたちの口(?)から紡がれる罵倒の言葉の数々に、元々弱っていたりあむのメンタルも破砕寸前。せめてもの虚勢として声を張りあげるりあむだが、その声は洞窟に反響しては消えていく。 「あと、ちょっと聞かせてほしいんだけど、練習台って何のこと? というかそれってぼくの事? え、どゆこと?」 「我が子らはこれから洞窟より巣立っていく、その前に人間とは何たるかを教えるために貴様を連れてきたのだ、光栄に思え」 「何にも嬉しくないんだけど!? てか、なんでこっち来てんの、来るなよ、来るなってば!」  いまいち真意を掴みかねる言葉と共に、大きなドラゴンは小さなドラゴンたちを引きつれてりあむへと歩み寄る。後ずさりながら叫び散らかすりあむだが、そのあまりの恐怖に足はガクガクと震え、これ以上の移動は難しそうだ。  見る見るうちにドラゴンたちは迫ってきて、ついにはりあむの目と鼻の先。恐怖で震えるどころか身体は硬直、りあむはその場から一歩たりとも動けなくなってた。 「ついに逃げる気力も失ったか。 まぁその方が都合が良い、そのまま動かずにおれよ」  そう言って大きなドラゴンが前足を振り上げると、爪を立てたそれを勢いよく振り下ろした。その爪はりあむの纏っていた服だけを見事に切り裂いて、服としての機能を失った布切れはりあむの周辺にばさりと舞った。 そんな一瞬の出来事に何が起きたのか理解できないでいたりあむだが、数秒の時間を置くことによって自らの置かれた状況を理解した。りあむは服どころか下着までもが一閃の元に切り裂かれ、まさに丸裸にひん剝かれていた。 「お、うおおぉぉ・・・!? なにこれ、ぼく裸・・・っ、うわー! 見せもんじゃないぞ、りあむちゃんの裸はそんなに安くないんだからな!?」  咄嗟に胸と股を隠すりあむだが、本人も自慢の胸はその大きさが仇となって隠しきれていない。何とか隠そうとしゃがみ込むのだが、それではかえって胸がつっかえて腕だけでは隠しきれなくなってしまう。仕方がないと胸を抱え込んだ状態で地面に丸くなるりあむ、そんな姿を見て小さなドラゴンたちはけらけらと笑い、大きなドラゴンは深くため息を吐く。 「な、なんだお前らー! ぼくはこれでもアイドルで、人前に立つときはコンプライアンス? ってのが大事なんだぞ! まぁぼくは大体忘れて好き勝手やっちゃって、あとで怒られるんだけどな!」 「なにを訳の分からんことを・・・だが、それでは指導にならん。 どれ、一つ交換条件としようではないか、貴様が素直に協力をするのなら、事が済んだ後に解放してやろう」 「え、マ? それなら大歓迎、いくらでも見てってちょうだい! 少し乳が大きくて、平均より少しだけ顔も良いりあむちゃん! その姿をとくとご覧あれ!」  協力をすれば解放、その言葉にまんまと乗せられたりあむは勢いよく立ち上がると、その身体を見せびらかすかのように両腕を広げて見せた。立ち上がった勢いで激しく揺れる胸、希望を見たために輝かしいまでの笑顔、そして処理を面倒がって生い茂る陰毛が目を引いた。 「むぅ、何と安い人間か・・・まぁいい、見ろ我が子らよ、人間には二種類いるが、こ奴は女、メスだな。 人間を食らうならば女が良い、とくに若い女、肉が柔らかく大変に美味い」 「早速物騒なこと言ってんな、おい!? りあむちゃんは食べても美味しくないからな、見て楽しむだけにしとけよ!?」 「ちちうえ、とくにおいしい部位などはあるの?」  息子の問いに答えるためか、大きなドラゴンはりあむの背後へと回ると前足の爪でりあむの胸をツンツンと突く。 「ちょ、痛いってば、もっと優しく扱ってくれないと壊れちゃうぞ!」 「なに、こう言ってはいるが、人間は意外と丈夫だ。 人間の女であればまずここ、胸だ。 他にも乳房であったり、砕けた言い方をするならばおっぱいと呼ばれることもあるな。 聞くところによると、人間はこの胸の大きさで優劣が決まるというが・・・もちろん、大きい方が美味い」  簡単な説明を終えると大きなドラゴンは前足でりあむの身体を抑えると顔を寄せ、口から長い舌を出してりあむの胸を舐めまわす。 「んひぃっ!? い、いきなりなにすんだよぅ!?」 「このように敏感で、その反応を見るのもまた一興。 とくに胸の先端の乳首だな、ここは特に敏感な場所で、ここに快感を見出す人間も多いと聞く」 「あん、ぐぅ・・・っ、ぼ、ぼくは違うからな・・・!」  そうはいっているがりあむは全身を震わせながら、顔を赤く染めている。というのもドラゴンの舌の適度なざらざら感による胸への刺激と、舌のとがった先端による乳首への刺激が意外なことに気持ちが良く、りあむはそれに快感を覚えていた。まとわりつくドラゴンの唾液も適度な粘り気を持ち、それがローションを連想させるのもその一因だろう。 そんなりあむの姿に小さなドラゴンたちも興味津々、自分もとりあむの元へと駆け寄って、二匹は我先にとりあむの胸へと舌を伸ばす。 「ぼくが先に始めたんだぞ!」 「違うぞ、ぼくだ!」 「ん、うひぃ・・・っ、ま、待てって、順番で、んあ、もっと優しくしてくれよぉ!」  見た目の激しさに比べて優しい大きなドラゴンによる愛撫と、好奇心と取り合いによる激しい責めがりあむの左右の胸を襲う。だが非力なりあむには大きなドラゴンはもちろん、小さなドラゴン一歩気にすら抵抗することはできない。ただされるがまま、りあむは胸を散々弄り散らかされ、それはりあむの足腰が限界を向かえて崩れ落ちるまで続けられた。 「ひ、ひぃ・・・なんだよこいつら、性欲お化けかよ・・・!」 「人間って体力無いんだ」 「ぼくは特別無いぞ、マジでワンチャン死んじゃうからな」 「まだ死なれては困るが・・・大人しくなるのならちょうど良い、見よ我が子らよ」 「ん、わ、今度は何・・・!?」  大きなドラゴンは地面にぐったりと横たわるりあむの足に尻尾を巻きつけ、逆さづりに引き上げた。抵抗する気力もないりあむは腕をだらんとぶら下げて、加えて大きな胸もブラブラと揺れている。だが大きなドラゴンの目当ては尻、今度はりあむの尻を爪でツンツンと突き、その柔らかさを小さなドラゴンたちに見せつけている。 「人間は尻の肉も柔らかい、ここはオスの場合でも柔らかいことが多いが・・・味は断然メスの方が良い、覚えておくのだぞ」 「ホントだ、おっぱいほどじゃないけれど柔らかい!」 「人間はいろんなところが柔らかいんだね」 「待て待て、りあむちゃんのお尻は普通だぞ・・・多分。 ぼくが特別柔らかいとか、大きいわけじゃないからな、てか爪立てんな、食い込んで痛いんだってば!」  逆さづりの状態で、小さなドラゴンたちもりあむの尻を楽しみ始める。本人曰く多分普通、実際のところは少し大きめなりあむの尻にはドラゴンたちの爪が食い込み、ちくちくと痛みが走る。それから逃れようにもりあむの足首は完全に尻尾に巻き取られていて、少し動いた程度では緩まることはない。 「あー・・・というか、降ろしてくれない? 頭に血が昇って、ボーっとしてきて・・・っ、うわおっ!?」  途端に足首を拘束していた尻尾が解かれ、りあむは顔面から地面に落下。その様子がおかしかったのか小さなドラゴンたちはゲラゲラと笑い、りあむは痛いやら腹が立つやら恥ずかしいやら、とにかく気が滅入って仕方がない。 「あっははは! きれいに着地も出来ないんだ!」 「なんだよぅ、みんなで寄ってたかって・・・!」 「降ろせと言うから降ろしたのだ、感謝してほしいものだな」 「やり方っていうものがあるでしょうが! 放してポイとゆっくり置くのとじゃ完全に別だよ!」 「貴様、また五月蠅くなってきたようだな・・・まぁちょうどいい、貴様、股を開け」 「はぁ!? なんだよ急に・・・うわぉ!?」    随分とぞんざいな扱いに、りあむもさすがに気が立ち始めていた。だが、そんなりあむの期の高まりはドラゴンの神経を逆撫でしたらしく、大きなドラゴンの不躾な言葉に抗議をすると、ドラゴンは前足をズン、と強く踏み鳴らしてりあむを黙らせた。 「う・・・な、なんだよぅ・・・」 「その気になれば貴様などいつでも喰えるということを忘れるな・・・そしてだ、股を開けと言うのだ、メスのメスたる部分を学ぶには必要だろう」 「え、いやぁ・・・そう言われても、そんな恥知らずに見せられるところじゃないっていうか・・・」 「今さら恥も何もあるまいよ、それとも何か、今すぐ餌になりたいか!」 「それを引き合いに出されたらぼく、どうしようも無いじゃんか! 分かった、分かったよ、見せればいいんでしょ、ほら!」  りあむはついに諦めて、地面に座った状態から股をM字に開き、その股を完全に晒して見せた。処理していない陰毛が生い茂っているが、その奥には確かに割れ目がある。自慰で使い込んでいるのだろうか、陰毛越しにも黒ずんでいるのが分かり、りあむはどこか恥ずかしそうだ。 「見よ、これが人間のメスがメスたる部分だ」 「うーん・・・毛がボーボーで、よく見えないや」 「ボーボーとか言うな!」 「貴様も口答えするでない、見えるように開いて見せよ」 「なんで・・・っ、うぅ、わかったよぅ・・・」  一瞬反撃しかけたかに見えたりあむだが、この行動には命が掛かっていることは忘れていなかった。りあむは恥ずかしさに顔を歪めながら自ら陰毛の茂みをかき分けていく。そうして鮮明に見えるようになった割れ目はやはり黒ずんでいて、ビラビラも随分と激しい。 「うわぁ、なんだか気持ち悪いなぁ・・・」 「あんまりそういうこと言うなよぉ・・・」 「随分と使い込んでいるようだが、何人の男を抱いたのか・・・それとも自分で自分を慰めたのか?」 「それって、い、言わなきゃダメか・・・!?」 「フン、興味はない。 それよりもだ、そこをもっと開いて見せろ、奥までしっかりと見えるようにだ」 「ぐ、うぐぐ・・・ほ、ほら、これでいいか!?」  抵抗の許されないりあむは歯を食いしばり飛び出しそうになる暴言を抑え、両手で茂みをかき分けながらビラビラを押さえ、割れ目を開いて見せた。表面の黒ずみやビラビラの様子からは嘘のように割れ目の中は綺麗なピンク色をしていて張りもあり、微かに湿り気を纏ったそこは洞窟の薄明りを反射して光っているようにも見える。そして割れ目の奥にぽっかりと空いた膣の入口はヒクヒクと蠢いていて、それが小さなドラゴンたちの興味を誘う。 「なんだか動いてる・・・!」 「これって内臓なの?」 「その蠢いているのは膣だな、人間のメスはその辺りを刺激して快感を得るのだ。 そうしてストレスを減らしてやった方が肉も美味く・・・というのは、少し早かったな」 「ぼくはストレスマッハだよ・・・くそぅ、マジやむ・・・」  自ら割れ目を広げつつ、それをまじまじと見られながら加えて解説までされる、その一連の出来事の何と恥ずかしいことか。おかげでりあむのメンタルは崩壊寸前・・・を越えて既に壊れ始めている。それを悟ったのか大きなドラゴンはニヤリとほくそ笑むと、顔をりあむに寄せる。 「クク、それはいかんな・・・それならば、ここで一度自慰をして見せろ、少しは気も晴れよう」 「ちょ、おま、本気か・・・!?」 「冗談で言うとでも?」 「うっ、バカにしてぇ・・・っ、マジでやむ、全部終わったら手首とか切っちゃうからな・・・!」  悪態をつきながらも、りあむは言葉に従って割れ目を自らかき回し始めた。程なくしてくちゅくちゅと湿った音がりあむの割れ目から響き始め、呼吸も乱れ始める。 最初は割れ目の全体を優しく愛撫して、湿り気が指にまとわりつくと今度は膣の入口を入念に。するとりあむは腰をビクンと震わせて、それから割れ目の上あたりをぐりぐりとほじくり返す。 「奥から何か出てきた・・・!」 「アレはクリトリスという、メスの身体の中でももっとも敏感な場所の一つだ。 オスでいうところのペニス・・・要はチンコのことだな」 「メスのチンコって、こんなに小さいんだ!?」 「その分、快感も大きいというな。 見てみろ、この人間も執拗に弄っているだろう?」  というのも、りあむは手っ取り早く自慰というものを見せつけるために、自らクリトリスに手を出した。いつもなら膣の中でゆっくりと指を動かしてじわりじわりと快感を得るのが好みだが、そんなものを見せているほどの余裕もない。 りあむは剥いたクリトリスを片手でコリコリと転がして、もう片方の手は膣の中へと差し入れて激しく引っ掻き回す。いつもとは真逆の激しい自慰だが、今回は特殊な状況下での自慰だからか、それとも人間の生存本能が働いたのか、りあむはこれまでのどんな自慰よりも激しく大きな快感を感じていた。 「んぐ・・・っ、んお、はぁ・・・っ、お、おおぉ・・・っ」  抑えていた声も抑えきれなくなり、呼吸もついに完全に乱れていた。股から響く湿った音も激しさを増していき、りあむは手を動かすたびに身体をビクビクと震わせている。そして集まるドラゴン達の視線、見られている、そんな中で激しい自慰を楽しむ自分にさらに興奮し、りあむの内側にくすぶっていた熱は一気に膨らんでいく。 「はぁ・・・っ、ん、んぐぅ、ん、うぅ、ううぅん・・・っ、ん・・・っ」  その膨らんでいった熱はりあむの中だけでは収まりきらず、ついに潮の放出として溢れていった。勢いよく吹き出す潮はびゅっびゅと辺りを濡らし、吹き出すたびにりあむは無意識の声を漏らす。その度に身体は揺れて、煽られて胸も跳ね回る。 その刺激も相まってりあむはしばらく絶頂の時を味わって、静かになったかと思えばその場にぱたりと倒れ込む。 「見たな、これが人間の絶頂というものだ」 「なんだか、すごかった・・・!」 「ねぇ人間、もう一回やって見せてよ!」 「無理だよ、何言ってんの、本日のりあむちゃんはおしまい、もう閉店だって・・・」  はしゃぐ小さなドラゴンたちを見て、気楽なものだとため息交じりに吐き捨てる。しかしここまで付き合ってやったのだ、もう解放されても良いだろう。自分の仕事は十分に果たした、きっとそうだろう。期待のまなざしを大きなドラゴンへと送ると、ドラゴンはフンと鼻を鳴らす。 「さて、その身をもって人間のメスを教えてくれたことだ、感謝の意を込めてその肉、喰らわせてもらおうではないか」 「ん、お・・・? 話が違うな・・・?」 「いいや、解放はするともさ、だがそれは我が子らの狩りの練習も兼ねている。」  りあむはどこか虫が良すぎると予感はしていたのだが案の定、言葉のアヤというか、すれ違いというか、悪役が頻繁に使うアレだ。 「なんだよぉ・・・最初から食べる気満々じゃんかよぉ・・・」 「まぁこちらとて貴様に恩はある、我が五つ数える間は我が子らは動かない。 それから我が子らは洞窟の外には出ない、つまり貴様が洞窟より逃げ遂せれば助かるというわけだな」 「そんなん、捕まるに決まってんじゃん・・・!」 「おっと、そんな余裕を見せていいのか? ひとぉつ・・・」  理不尽に押し付けられたルールだが、小さなドラゴンたちは父の言いつけを守ってか確かに動かない。となれば逃げる他に無いのだが、絶頂の直後で身体に力が入らない。何とか状態を起こすも膝立ちが精一杯で、とても走って逃げられるような状態ではない。 「ふたぁ・・・つ」  それに洞窟から逃げると言っても、りあむには洞窟の出口などわからない。辺りは一面薄暗く、正直なことを言えば足元すらも不安な場所、そんなところから逃げ遂せられるわけがない。 「みいぃっつ!」  しかし無事に助かるためには、ここから逃げるしかない。りあむは身体に力を込めて、何とかその場に立ち上がる。ふらつくものの、何とか足は動く。そのままりあむは当てもなく、よたよたと歩いているのと変わらない速さでとにかくドラゴン達とは反対方向に進んでいった。 「よおぉぉ・・・っつ!」 「ひぃ、いいぃぃ・・・っ」  カウントダウンの一つの間にどれだけ進んだだろうか、振り向くりあむを狙うドラゴンたちとの距離はほとんど変わっていない。こんなことでは逃げられるはずもない、もっと早く、走らなければ。先ほどまでは比較的可愛らしく映っていた小さなドラゴンたちも、こうしてみればただの捕食者、りあむを狙う眼孔は鋭い。  恐怖がりあむに力を与える、再び進む力をくれる。先ほどよりは確かに早く、それでも走っているとは到底言えない速度でりあむは進んでいく。 「・・・五つ! さぁ行け、我が子らよ!」  しかし現実は残酷である。父の声を受けた息子たちは力強く地面を踏みしめて駆けだしたかと思えば、バサバサと翼を羽ばたかせて浮き上がり、一気にりあむの背後に迫る。さらには二匹のドラゴンは口から炎を放ち、りあむの恐怖を煽る。 「あう、ぐぅ、熱い・・・う、ああぁ・・・っ!?」  思えば布の一枚も纏っていないりあむ、その炎はりあむの背中をチリチリと焼いて、ただでさえ冷静さを失っているりあむのほんの少しの気力すらも奪い取った。その一瞬の錯乱はりあむの足を止めるには十分で、足をくじいたりあむはそのままその場に崩れ落ちた。 「ははは! こんなに簡単に捕まえちゃって良いのかなぁ!?」 「でもルールは守ったよ、人間もルールを守って、エサになってもらうからね!」  崩れ落ちたりあむの頭上を小さなドラゴンのうち一匹が飛びぬけて、りあむの進路を塞ぐ。そしてもう一匹はりあむの背後に着地して退路を塞ぐ。ずんずんと足を踏み鳴らしながら二体のドラゴンは迫り、りあむはその場で小さく丸まることしかできなかった。 「う、あぁ・・・や、ヤダ、痛いのいやだぁ・・・っ」 「わがまま言わないでよ、人間も動物の肉を食べるでしょ?」 「そうだよ、人間は動物を食べて、竜は人間を食べるんだ」 「あぐぁ・・・っ、が、は・・・っ」  片方のドラゴンが鼻先でりあむを小突いて転がすと、もう一方のドラゴンが前足でりあむの腹を抑える。人間への力加減が分かっていないのだろう、明らかに押さえつけるだけにしては強すぎる圧迫に内臓がやられたのか、りあむは咳き込むとともに吐血する。 「あぁ、人間ってこんなに弱いんだ・・・弱る前に食べちゃわないと」 「それならまず、ココだよね・・・!」 「うああぁぁ・・・っ、痛、あが・・・っ」  苦しむりあむに憐れみを感じつつ、片方のドラゴンがりあむの胸に嚙り付いた。ドラゴンとはいえまだ小さい彼の口では胸の片方に嚙り付くのが精一杯、鋭い牙を突き立てて、りあむ自慢の胸を味わっていく。  りあむの柔らかく大きな胸に、ドラゴンの牙が食い込んでいく。そして張りのある肌をぷつりと突き抜けて、そこから血液が溢れだす。そうしてさらに牙が食い込んでいくと段々とりあむの胸は醜く歪んでいき、段々とドラゴンの口の中へと収まっていった。  ミチミチ、ブチブチと、おおよそ人体からしてはいけないであろう音と共に駆け抜けていく痛み。腹を押さえられて声も満足に出せないりあむはただただもがき苦しんで、自らの身体が食べられていく様を見せつけられていた。 「ぐあ、ぎゃあぁぁぁーーーっ!?!?」 「んぐ、あ・・・美味しい・・・! 柔らかくて、でもコリコリしてて・・・!」  噛みつかれた方の胸はりあむの身体から完全に引きちぎられて、もしゃもしゃと咀嚼されていた。その際の痛みは相当なもので、りあむの悲痛な叫びが洞窟内にこだまする。 りあむの胸を食べたドラゴンは血を口から滴らせながら、その味を存分に楽しんだ。胸の柔らかさは脂肪からくるもの、その甘さが口いっぱいに広がっていき、その上で奥に隠れた乳腺がコリコリとした触感を生み出す。初めて食べた人間の、それも平均から見てもかなり大きなりあむの胸は、まさにごちそうといって良い。 「あ、ずるい! 二つあるんだから、片方はもらうぞ!」 「いぎ、ああぁぁっ、やめ、うあっ、ああぁぁっ!?!?」  そんな兄弟の様子を見てか、もう片方のドラゴンはりあむの残された胸に嚙り付く。少しの時間も惜しいのか、嚙り付いては一気に牙を食い込ませ、勢いよくりあむの身体から残されたもう一方の胸を引きちぎる。辺りには血が勢いよく飛び散って、両方の胸を剥ぎ取られてしまった身体からの出血も激しい。りあむの横たわる地面にはいつの間にか血だまりが出来、りあむは自らの血液の暖かさに包まれていた。 「あぁ、本当だ・・・! これってやっぱり、大きいから美味しいのかな」 「きっとそうだよ、捕まえるなら胸の大きい人間のメス!」  朗らかに笑いあう二体のドラゴンだが、その口からは今食べたりあむの胸の肉と血が滴っていた。李亜夢はそんな様子と合わせて痛みが激しい胸へと視線を移す。自慢だった大きな胸が、慰安ではまっ平らな血の海に。アイデンティティともいえる部位が無残にも奪われて、痛み以外にも悲しみや虚しさが込み上げてくる。 「がは・・・っ、う、うああぁぁ・・・っ」  自然に溢れだす涙は痛みからくるものか、それとも悲しみからくるものか、恐らくその両方だろう。 ひとしきりりあむの胸の肉を楽しんで、二体のドラゴンは喉をごくんと打ち鳴らす。そうして足元でぐったりとしているりあむを見下ろすと、次に食べる場所の思案を始めていた。 「胸が美味しいのは分かったけど・・・あと美味しいのはお尻だっけ?」 「ここも二つに別れてるけど、少し小さいかなぁ・・・」 「そうだ、確か前に内臓も美味しいって言ってたから・・・そっちを食べたいな!」 「それなら分けられるね、じゃあそうしよう!」 「え、あ・・・あがっ、ああぁぁ・・・っ!」  一方のドラゴンはりあむの下半身に噛みついて、もう一方のドラゴンはりあむの腹に嚙みついた。すると二体はりあむの身体を逆方向に引っ張り合って、りあむの身体で綱引きを始める。お尻の肉を食べたい片方と、内臓を食べたいもう片方、二体の意見が合わさって、りあむの身体を引きちぎろうとしていたのだ。 「うあ、んああぁぁ・・・っ、んお、あぁ・・・っ」  ドラゴンの力をもってすれば、人間の身体を引きちぎることなど容易い事だ。現にりあむの身体は引っ張られることで少しずつ伸びていき、耐えきれなくなった腰辺りの皮膚がプチプチと弾けている。そして時折聞こえるゴキンと言う音は、骨が折れたり砕けたり、りあむの身体を支えていた骨組みそのものが崩壊していく音。 「もう少し、もっと引っ張って!」 「やってるよ・・・あ、ほら、もう千切れる!」 「あが、おっ!? いぎぃぃっ!?!?」  二体のドラゴンがお互いをからかい合う中、ついにりあむの腰が引きちぎれ、その身体は上半身と下半身に分断されてしまった。上半身と下半身を繋ぐように内臓がでろりと垂れ下がり、りあむの上半身を咥えていたドラゴンはそれをぼとりと落すと、内臓を自分の方へと引き寄せていく。それを手伝うように下半身を咥えていたドラゴンもそれを地面に落とし、断面から伸びる内臓を断ち切るために、それほど鋭くない爪で内臓をがりがりと掻きむしる。 「ひ、あ・・・っ、うあ、うううぅぅ・・・」 「内臓はこっちに・・・よし、切れた!」 「お尻のお肉はこっちのものだ!」  分断された身体の痛み、そんな中でも下半身の感覚が急に経ち消えたというのはりあむにも理解できていた。それは目の前で自分の身体が引きちぎられたからかもしれない。しかし内臓を引っ掻き回す感覚まで鮮明に感じているのだ、そんな幻覚めいたものではないはずだ。その事実がりあむに身体がバラバラにされているということを感じさせ、さらに絶望へと叩き落としていく。 「それじゃあ食べてみよう・・・んぐ、んぐぅ!」  りあむの下半身を奪っていたドラゴンが、その尻の肉に嚙り付く。りあむからは何も感じないが、下半身は未だにどうにか逃れようと、足をバタバタと振り回しているのが見える。そして尻の肉が引きちぎられると、りあむの股からは尿とも潮とも分からない液体が吹き出していた。 「こっちは内臓を・・・んんー、触感が楽しい!」  そんなりあむの視界を遮るように、上半身を選んだドラゴンがりあむの腹に嚙り付く。正確には上半身の断面から溢れ出た内臓を食べ始めたのだ。学んでいた事柄から人間の内臓は意外と多いことは知っていたのだが、まさかそれを自分の身体て体験することになろうとは、りあむも思っていなかっただろう。 意外なほどに鮮明に感じる内臓の感覚、ドラゴンの牙に引きちぎられて、それでも繋がった部分が口の中へと入って行く感覚を伝えてくる。既に言葉を発するほどの気力も力も残されていない。添えどことか指一本動かす事さえ、りあむには叶わなかった。  次第に霞んでいく視界、遠くなる音、それでも鮮明に感じられる自らが食べられているという感覚。りあむの世界が色を失い、音が失せ、完全に消失するまでそれほど時間はかからなかった。 「あの、りあむさん、そろそろ出発しないと」 「ヤダヤダヤダ! ぼくこんなゲームやめる、二度とやるもんか!」 「イヤ、それじゃあ宣伝部長のお仕事出来ないじゃないデスか・・・」  ドラゴンに喰われていたはずのりあむは、ドラゴンに連れ去られる直前の町にいつの間にか戻ってきていた。これはプレイヤーがゲーム内で死んだ場合、直前の町まで自動で戻してくる機能が働いたため。 帰ってきたりあむを迎えたのは、りあむがどんな目に遭ったのかを知らないあかりとあきら。二人はりあむを励ましつつも、ゲームを進めようとしている。だが死の恐怖を知ってしまったりあむはもう進みたくない、こんなゲームはやめてやる、と駄々をこねている状態。 「そんなのやってられるか、ぼくは命の方が大事なんだよ!」 「とは言いますけど・・・ほら、こうしてりあむサン、生きてますし・・・」 「ゲームで死んでたまるかよ! というかぼく、マジで死ぬんだって怖かったんだからな!?」 「そ、そう、ゲームですよ、ゲームだから怖くないんごー・・・なんて・・・」 「それはあかりちゃんが死んだことがないから言えるんだよ、死んだら絶対考えが変わるって・・・!」  その後、何とかりあむを説得して町を出発した一行。しかしそれはりあむの企みで、あかりかあきらのどちらかをドラゴンに襲わせるのが目的だった。自分が感じた恐怖を共有できる人間、そうでなくては話が通じないのだから!  そして再度、今度はワザとドラゴンに襲われるようにしつつ、自らは後ろに下がる。こうして自分以外の二人がドラゴンの餌食に・・・は、ならなかった。ドラゴンは的確にりあむを捕まえると、天高く飛翔する。 「な、なんでだよー! ぼく、もう死にたくないってぇぇーーー!」  なぜドラゴンはりあむばかりを狙うのか、それはこのイベントの設定が、パーティ内で一番バストの大きいキャラクターを攫う設定になっている、ただそれだけの事だった。


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