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学園のボスは韓国人⑥

たとえば、足の速さで負けること。 たとえば、テストの点数で負けること。 たとえば、背の高さで負けること。 男として、一番負けることの屈辱が大きいものはなんだろうか。 パクの部屋で、弘は確信した。 男として一番負けて恥ずかしいこと、屈辱的なことは、「ペニスの大きさで負けること」なのだ。 こんな研究がある。 被験者をペニスのサイズが大きいグループAと、ペニスのサイズが小さいグループBに分かれ、さまざまなグループワークをさせた。いずれのグループワークでも、グループAの方がグループワークにおいて優れた成績を収めた。 また、グループAとグループBの混合のグループを作り、再度グループワークをさせたところ、いずれのグループにおいても、グループA、すなわちペニスが大きい被験者たちがリーダーシップを発揮し、グループB単体で行うよりも多くの成果を達成したというのである。 この他にも様々な研究から、ペニスの大きい男性の方が能力が高く、集団においてリーダーシップを発揮しやすいことが判明しているが、ペニスの小さい男性に対する差別を誘発するのを防ぐ目的で公表されていない。だが、ペニスが大きい男の方が、ペニスが小さい男より優れているのは、もはや暗黙の了解になりつつあった。その不都合な真実は、普段、パンツという布切れ一枚で覆い隠されているが、こうして「それ」が白日の元に晒されてしまえば、その序列付けから逃れる術はない。 改めて見ると、パクのペニスは、それ自体が一つの生命であるかのような質量と存在感に満ちていた。勃起していない状態でも、血走った血管がうっすらと表面に現れている。表面は浅黒く、色の白いパクの体の中でこの部分だけが異彩を放っている。太さは翔子の手首くらいはあるだろうか。翔子の小さな手で握ったとしたら、一回りすることは難しそうだった。重力に従ってだらんと下に伸びたペニスは15センチほどであった。日本人ならまずお目にかかれないサイズである。そんなペニスに処女を捧げてしまった翔子が、この先の人生で日本人のペニスに満足できなかったとしても無理はない。 一方で——弘のペニスの仔細をここに書くのは憚れる。が、平等を期すために記載する必要があるだろう。 弘のペニスは、一言で言えば元気のないナメクジであった。先まですっぽりと皮に包まれたペニスは、用を足すときにしか必要ないはずなのに、オナニーのしすぎですっかり黒ずんでしまっている。パクのように淫水焼けした黒さではなく、それは純粋に摩擦によって生まれた黒さだった。 そんなどす黒い皮に包まれた「本体」の方は、この状態では視認できないものの皮よりももっと短く小さいものであることがわかる。というのも、弘の皮は、先端に行くほどすぼまっており、言ってみれば「皮が余っている」状態だからだ。長さはおよそ3センチといったところか。弘の目測は大きく外れ、パクとの差は5倍以上だった。 差が大きくついたのは長さだけではない。パクのペニスが翔子の手首の太さだとすれば、弘のペニスは翔子の人差し指の太さだった。こちらも、5倍程度の差だろうか。いや、容積にすればもっとあるに違いない。想像してみてほしい。サッカーの試合で3対15であれば、それはもはや試合ではなく虐殺である。 「ほら、弘、比べてもいいよ」 パクはそう言って弘のペニスに自分のペニスを押し当てた。先程まで翔子の中に入っていたパクのペニスはまだ熱を帯びており、まるで翔子に「間接挿入」したかのような気持ちを弘に起こさせた。 「ああ」 弘は思わず声を出す。 「何?感じてるの?」 パクはそう言って弘を揶揄うと、弘のピンク色の乳首をその太い指でピンと弾いた。 「あああっ!」 本当に感じた声を出してしまった弘は、恥ずかしさのあまりまた下を向く。オナニー中、自分で乳首をいじることもあったが、その時よりも今パクにいじられた一撃の方が半端なく気持ちいい。先程、セックス中にパクに乳首をつねられてあられもない声を上げてよがっている翔子を見て、内心演技ではないかと疑っていた弘だが、あれが翔子の本心であることを信じないわけにはいかなかった。 パクは「上手すぎる」のだ。女だけでなく、男も感じさせてしまうほどに。 「なんだ、お前も俺の女になりたいのか」 パクはそう言うと、弘の乳首を両手でキュッと捻る。鈍い痛みとともに、体の奥底にドンという衝撃が走り、前立腺の方から何かが込み上げてくる。これはやばいぞと弘は思った。 パクはこの一瞬で弘がマゾだと見抜いていた。そしてそれは弘自身も自覚していないことだった。パクに乳首をつねられなければ、弘はこれから自分がマゾだということすら知らずに生きていくことになっただろう。すべては一瞬で決まってしまうのだ。弘は、自らの性の解放をパクによってさせられたのだ。 「ああ〜っ、ああ〜っ」 パクによって感じさせられてなるものか、という気持ちとは裏腹に、声だけは自分の本能に従って出てしまう。翔子の前で無様な姿を見せたくないという思いは、パクの戯れの乳首いじりによって脆くも崩れ去ってしまった。 「ちょっ、パク、だめだって、パク…ちょっとタンマ、ストップ……」 両手を封じられているわけでもないのに、乳首をいじられている間は力が入らずに反撃もできない。「降参」ポーズをするように、弘の手は上にあがり、中途半端なところで折れてしまっていた。 「翔子、弘のチンコに注目」 「あはは、弘くんそれはやばいって〜」 「え?」 見ると、弘のペニスは本人自身も気づかないうちにピンと上を向いて勃っていた。皮の先端が少し捲れ、普段外界には露出しないピンク色の亀頭がうっすらと見えている。その先からは我慢汁が噴出していた。 「いや、これは違う……」 パクに感じさせられている、それも乳首だけで感じさせられているという屈辱は弘には到底耐え難いものだった。 「何が違うんだよ」 パクは人差し指で乳首の上下を行き来するように高速で弾きながら聞いてくる。 「いや、それは…だっ、ちがう、やめて」 「やめてほしい〜?」 パクはニヤニヤしながら指の動きを止めようとしない。 弾く。こする。撫でる。つまむ。 すべての動作が、パクによって快楽を与えるよう設計され、実行されていた。まるで脳内に麻薬でもしこまれたかのように、「気持ちいい」ということしか考えられないようになる。 「…気持ちいい」 思わず口に出た言葉をパクは聞き逃さなかった。 「えっ、あっ、違う。今のは違う、違うんだよおぉ」 「何が違うんだよ?弘。雑魚オスの分際でさぁ〜」 「雑魚オス」と言われた瞬間、前立腺までのぼってきていた何かを制止する力が弾けた。何かに気づいたパクは、乳首の先端をぎゅっと爪で捻る。 「あっあっあっあっあっ、嘘、やめて、嘘だ嘘だ嘘だ、だめ、見ないで」 「俺にひれ伏せ、雑魚オス」 「やめてぇぇぇ!!違うんだぁぁぁ〜〜〜!!」 ぴゅっぴゅっ…… 叫びながら、弘は小さなペニスから、絞り出すように射精してしまった。 パクが弘の乳首をいじり始めてからきっかり60秒。 弱い日本人の無様な射精は、強いオス韓国人の体にさえ届かず、垂れるようにしてポトリと床に落ちた。


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