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学園のボスは韓国人⑤

かちゃかちゃと音を立ててベルトを外す。その間、パクと翔子がじっとこちらを見つめているのがわかる。これからあらわになる弘の体を品定めするかのように。弘はパンツ姿になると、恥ずかしさから時間を稼ごうとして学生服のズボンを丁寧に畳んだ。その間もパクと翔子がこちらから目を離す気配はない。 弘のパンツはトランクスだった。中学生の頃に親が買ってきた赤地に緑色のチェックが入った子供が履くようなパンツだ。長年使っているために軽く色褪せたパンツは、男の色気やセクシーさというものからは全く無縁だった。パクの漆黒のボクサーブリーフが高校生にしては異様なエロティックさを醸し出していたのとは正反対である。パンツだけでも、彼我の差は歴然だった。 弘は続いて上に来ているワイシャツのボタンを一つずつ外していく。今日学校を出たときはまさかこんなことになるとは思っていなかった。パクに見られながら、これから弘は翔子とセックスをする。思い描いていた初めてとは程遠かったが、弘の性欲はもはや初めてのシチュエーションなど気にしている場合ではないほど昂っていた。 ワイシャツを脱ぎ、さらにその下に来ている肌シャツまで脱ぐと、弘の白い体があらわになった。この部屋にいる3人は皆肌が白かったが、弘の白さは他の二人とは性質を異にしていた。パクは韓国人らしく雪のように白く、かつ硬質さを感じる肌だ。一方、翔子は女子らしいきめ細やかな肌で、もちもちしていて柔らかそうだ。それぞれ、男性的、女性的な肌の美しさを感じる。 ところが、弘の白い肌は、美しいというよりも「心配になる」ような肌だった。それは一言で言えば病人のように青白く覇気のないくすんだ肌であり、女性的なきめ細やかさとも、男性的な逞しさともかけ離れていた。 弘の体をより貧相に見せるのは、その肌の下に、筋肉はおろか、いささかの脂肪も乗っていないことであった。若い日本人男性にありがちな体つきだが、こうして屈強な韓国人男性と比べると、その差は悲しいほど鮮明に見えた。 「なんか、すごいね」 ベッドで横になって弘の着替える姿を見つめていた翔子は、パクの体を弘の体と比較するように眺めてそう言った。 「同い年の男の子なのに体ってこんなに違うんだ」 その言葉が決して自分にとって良い意味ではないことを弘はもちろん理解していた。しかし、そんな風に面と向かって言われると、弘は翔子の方もパクの方も見るのが恥ずかしくなって、元から曲がり気味だった背骨はますます前傾していき猫背はさらに顕著になった。 「ねー、弘くんとパクくん並んでみてよ」 若い女の残酷さはこんな先鋭的な一言になって現れた。 「いいよ」 パクは堂々と言ってのける。当たり前だ。韓国人の男らしさと、日本人の貧弱さを日本の女にわからせるのにこれほど直接的で効果的な方法はなかった。 「どう?」 パクが弘の真隣に立つ。 弘からはパクの顔を伺うこともできない。怖いのだ。同級生のこの男が。充実した筋肉をたたえたパクの体は、刺すようなオーラを放って弘の体を突き刺していた。隣に立つだけでビンビンと感じるこの迫力に勝てる日本人などいるのだろうか。弘は立っているだけでも精一杯だった。 「なんか大人と小学生って感じ」 悪意のない純粋な瞳で翔子は笑った。悪意がないだけに、弘には余計堪えた。 弘はパクの股間にぶら下がっているものが気になって仕方ない。先程、セックス中はほとんど翔子のエロティックな体にしか目がいかなかった弘だが、こうして見てみると、パクの性器も十分エロティックな輝きを放っていた。翔子の愛液で濡れた「それ」は、男の弘でもしゃぶりつきたくなるほどの卑猥な魅力をこれでもかと示し続けていた。 (僕の2倍くらい…かな?もうちょっとあるか?くそ、でかいな。でも大きすぎると痛いとか聞くけどパクのはどうなんだろう。翔子ちゃんは気持ちよさそうにしてたけど……) (あーあ、昨日3回もオナニーしなければよかった。オナニーした次の日はちょっとチンコが小さくなってる気がするんだよな。このままチンコまで翔子ちゃんに見せなきゃいけないのかな?そりゃそうだよな、セックスするんだし……) 外面では平静を装いながらも、弘の頭の中では目まぐるしい思考が繰り広げられていた。こんな風に不安ばかり感じて色々考えていると、ますますチンコが萎んで小さくなってしまうような気がしたが、生来の不安症の弘は余計なことを考えるのを止められなかった。 「パクくんって本当オチンチンおっきいよね」 翔子が惚れ惚れするように言う。ごくりと唾を飲み込んだのもわかる。また欲しくて仕方ないのだ。 「そう?普通だと思うけど」 パクが自分のペニスを普通の大きさだと思っていないことは言うまでもない。左手に太くて長いペニスを乗せると、ブルブルと振るわせてその大きさを誇示した。 「おい、弘も脱げよ。俺と翔子だけ裸なのは不公平だろ?」 ついにこの時が来てしまった、と弘は思った。この二人の前で、生物学的に最も優れた二人の男女の前で劣等なオスである自分が全裸にならなければいけない。それは、この二人の見せ物として弄ばれることを意味していた。 「男らしく、な?」 パクの口角は上がり嘲笑の色が隠せていない。これからはじまる殺戮ショーにウキウキしているのだ。 「わかったよ……」 そう言うと、弘はゆっくりとトランクスを引き下げた。そこにはもじゃもじゃの陰毛に包まれて、あるかないかのくすんだ肌色が小さく中央に見えていた。 「え?」 初めに声を上げたのは翔子だった。 「これ……?……これがオチンチンなの?」 答えを求めるように翔子はパクの方を見た。パクはニヤニヤと笑うばかりで翔子の質問には答えない。翔子が決定的な一言を言うのを待っているのだ。 「男の人によってこんなに違うんだ……」 「弘くんのオチンチンって小さいんだね!パクくんのオチンチンと比べると、弘くんのオチンチンってすごく小さい!」 また、あの邪気のない顔で翔子は言った。パクは堪えきれず声を上げて笑った。勝ち誇った笑いだ。日本人の韓国人に対する劣等。オスとして弱い者は強い者の慰み者になるだけだ。 釣られて翔子も笑った。もう、「これ」は笑っても良いものだと、そのお許しが出たのだ。 「あははは!弘くんオチンチンちいさーい!」 「弘はチンコちっちぇーな!」 パクも笑いながら言った。 力なげに弘も笑った。 「はは、そうなんだよ、僕のチンコ小さいんだよね」 目にはうっすら涙が滲んでいた。そこにいたのは完全なピエロだった。

Comments

最高です(≧▽≦) 惨めな弘と勝ち組パク様♪

カズミ


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