弓道部のアイドル系美少女と僕と韓国人23
Added 2021-08-03 11:47:34 +0000 UTCジュンインの隣に座る。柔らかなソファは奈緒の体重を包み込むように沈んでいく。こんなに柔らかいソファだと確かにジュンインのように体重を背もたれに預けて寝そべってしまう方が楽かもしれないと奈緒は思った。足元では相変わらず亜里沙がジュンインのモノを一心不乱にしゃぶっている。「待て」の声がかかるまではこうしてしゃぶり続けるのだろう。亜里沙はジュンインによって完全に調教されてしまっているように見えた。 エアコンの音が静かな室内に響く。ピチャピチャといやらしい音が足元から響いてくる。先程までは離れていたから気づかなかったこの音に、奈緒はなぜか亜里沙のいやらしさを感じた。自分に気づかれないように静かに舐めるようにとジュンインに命じられていたのだろうか。 「撮るよ」 依然舐め続ける亜里沙にはお構いなしに、ジュンインは奈緒の肩を手繰り寄せて自撮りしようとする。自然と、ジュンインと二人でソファに寝そべるような姿勢になってしまう。この近さは、まずい。 カシャ シャッター音が響く。ジュンインが写真を確認して「うーん」と言っている。 「奈緒、もうちょっと笑えよ。せっかく一緒に写真を撮るんだから」 そう言ってジュンインが見せた写真の中の奈緒は、確かにこわばったぎこちない顔をしていた。 カシャ 二度目のシャッター音が響く。ジュンインがまた写真をチェックし、今度は満足そうな笑みを浮かべた。「やっぱり奈緒は笑顔がいいね。こんなに綺麗に笑える子KPOPにもなかなかいないよ」歯の浮くようなセリフを真顔で言ってくるジュンインに奈緒は本気で照れてしまう。お世辞だとわかっていても、こんな風に褒められることは嬉しい。 「じゃあ次はこうやって」 そう言うとジュンインは、手で奈緒の顔を下からむぎゅっと摘んでタコのような顔をさせた。画面に映る自分の滑稽な顔に、奈緒は思わず吹き出しそうになる。 「ほら、奈緒もやって」 ジュンインは自分の顔の方に奈緒の手を取って誘った。奈緒の手がジュンインの透明な肌に触れる。初めて触ったジュンインの顔は、氷のように冷たく、それでいて温かいような不思議な感触だった。オフだと言うのに綺麗にメイクされた白い肌は、奈緒の指の圧迫を受けた部分だけが赤みを増した。 「はは、二人ともタコチューじゃん」 ジュンインが喋りにくそうにしながらもそう言う。「ふふ」奈緒も笑う。その瞬間シャッターが切られる。出来上がった写真は、これまた幸せそうなカップルが昼下がりのベッドの中で戯れに撮った写真のようで、控えめに言って、それは最高の写真だった。 「あはは」 奈緒は笑った。 「はは」 ジュンインも笑った。 奈緒は、自分の中にあった緊張感が次第に氷解していくのに気づいた。これも、ジュンインの技巧の一つなのだろうか。しかし、奈緒にはジュンインの本性は、このように素直でいたずら好きの普通の高校2年生なのではないかと思われた。それほど、ジュンインは「巧み」だったのである。 こうして二人でイチャイチャしている間も、足元では依然、亜里沙がジュンインへの奉仕を続けているが、ジュンインも、そして奈緒すらも亜里沙の存在は脳裏から飛び去っていた。純粋に二人だけの空間がそこにはあり、亜里沙は舞台装置ですらなかった。ジュンインと奈緒にとって、亜里沙は「気づいたらそこにいる人」くらいまで落ちていったのである。側から見れば、それは王子とお姫様に奉仕する奴隷娘だった。唯一奴隷娘らしくないものといえば、亜里沙のその美貌くらいだった。 「ねえ、ジュンインさん」 奈緒がジュンインに呼びかける。その呼びかけには、恋人に接するときのようなどこか甘えた響きがあった。 「どうした?」 ジュンインは奈緒の方を抱き、目をじっと見つめて言った。 「今の写真欲しいな。カカオで送ってくれない?」 「いいよ。じゃ、ID教えて」 「うん」 それから、ジュンインと奈緒は取り止めのない話をいくつかした。奈緒はジュンインに仕事の話を聞いた。日本での滞在期間中は何をするつもりなのか、ホテルの外に出るつもりはないのか、いつもこんな良い暮らしをしているのか。それらに対するジュンインの回答は割愛するが、いずれの回答にも奈緒を面白がらせる多少のウィットを振りかけてジュンインは提供した。前回と、それから今回で、奈緒の性格を少なからず知り始めたジュンインは、これまでに出会った何百人かの女の攻略法のパターンから、奈緒に一番合うと思われるパターンを当てはめ、それを教科書通りに適用しただけである。それでも、韓国人男性に免疫のない奈緒にとっては効果てきめんだった。 ピチャピチャ…… しばらくして会話が途切れると、あの音が聞こえてくる。奈緒はその音で急に現実に引き戻されるような気がした。亜里沙を放っておいてこんな風にジュンインと楽しくおしゃべりしてしまうなんて。そう奈緒は思ったが、その思いも初めに比べるとだいぶ薄れてきてはいた。この数十分でジュンインが悪い人間でないことはわかった。いたずら好きのヤンチャな男の子というだけだ。 であれば亜里沙がこうしてジュンインの股の掃除をしているのも、ジュンインらしい遊びの一種なのだろう。そして亜里沙はそれを望んでやっているのだ。だから、亜里沙に対する奈緒の問いかけは、最初より少し砕けたものになった。そして、それは、亜里沙よりも自分の方がジュンインに尊重されているという女のプライドも感じさせるものだった。 「亜里沙先輩、ずっと床に座ってて体痛くなりません?」 奈緒の最初との変わりように、ジュンインは口を手で隠してフッと笑う。この笑いは奈緒に気取られないようにする必要があった。 亜里沙は視線をすっと上に持ち上げた。位置関係上仕方ないことだが、奈緒が見下すような目をして、口角を上げて亜里沙を見つめている。奈緒はソファに座って、亜里沙は裸で地べたに座っている。奈緒の隣にいるのはジュンインだ。亜里沙はそのジュンインの性処理をしている。 「大丈夫だよ」 亜里沙はそう言って精一杯の笑顔を作った。(次はあなたの番だから)その一言は飲み込んだ。
Comments
女同士で上下関係を意識しても、結局ジュンインの手の平の上で踊らされているのは変わりないと。 これからどう遊ばれるのか楽しみです(´▽`)
カズミ
2021-08-03 13:18:22 +0000 UTC