NokiMo
kx-haiso-center
kx-haiso-center

fanbox


弓道部のアイドル系美少女と僕と韓国人⑥

皆が帰った後、亜里沙は一人で部屋の片付けをしていた。KPOPが好きになってから、今まで以上に自分の気持ちを自然に表現できるようになった気がする。今日のように、友達と一緒に騒ぎながらライブを観られるのも楽しいと亜里沙は思った。 ベッドに横になり、スマホでTwitterを覗く。さっそく先程のストリーミング映像を切り取った動画を多くのファンが投稿している。KPOPの特徴として、公式の緩さが挙げられる。ジャニーズであれば、メディア展開される所属アーティストの写真は厳格に管理され、公式からの情報公開も最低限に限られる。一方、KPOPは公式からたくさんの写真や映像が公開されるのはもちろんのこと、ファンの間で投稿される写真や映像にも公式の検閲は及ばないことが多い。CCIの、ジュンインの情報の波に溺れながら、亜里沙はベッドの上でKPOPの海を漂っていた。 投稿される映像の一つひとつに目をやりながら、亜里沙はある10秒程度の短い動画に惹きつけられた。それは、先程『Love your heart』を披露していたときの動画である。7人のメンバー全員が汗を飛ばしながら激しく踊るダンスナンバー。着ているシャツがはだけ、その下から白い素肌が見え隠れするあの曲である。10秒の動画は、その曲のジュンインパートを切り取ったものであった。 ジュンインの首筋に艶かしく光る汗は、そのまま下に滴り落ちて、胸、鳩尾、腹へと流れる。ジュンインの輝くような絹の肌に一条の汗が流れた瞬間、亜里沙の心臓は大きく脈打った。ドクン。次いで喉元が映される。中性的な顔の割に大きく発達した喉仏が男らしさを象徴している。あどけない顔立ちだが、ジュンインは太くて低い声が魅力的だった。また心臓が脈打つ。ドクン。そして、最後にカメラはジュンインの顔を映す。美しい、白い、韓国人の顔。日本では到底お目にかかれない、神に愛されてできたかのような顔だ。その厚ぼったい一重の瞳に見下されて『Love your heart』を囁かれた時、亜里沙の鼓動は三度目の大きな鼓動を見せた。ドクン! きゅーっと子宮が疼くのがわかる。亜里沙はブランケットを股に挟んでなんとかその「衝動」を抑えようとした。あれは、昨日やったばかりだ。今日はまだダメだ。今週はもう4回もしている。少しは我慢しないと、なんだか自分が自分でなくなってしまう気がして。そんなことを亜里沙は考えるが、それでも子宮の疼きは収まらず、亜里沙の意に反して子宮はどんどん下に降りてくる。これは意識ではない。本能がひれ伏せと伝えているのだ。そう理解した時、亜里沙はすでにパンツを脱いでいた。 先程から見ているのはずっと同じ動画だ。たった10秒の、ジュンインが衣服をはだけて踊る動画。最後には冷たい眼差しでこちらを見下すジュンインで終わる。亜里沙はその10秒の動画を何度も何度もリピートしながら、激しく自分のアソコを指で弄った。パンツを下ろした瞬間から、そこはすでに十分すぎるほど濡れていた。ぬめりはパンツをすり抜けてシーツの一部を濡らしていたほどである。どうしてこんな「健全な」動画が自分をここまで興奮させるのか、亜里沙にはわからなかった。KPOPには女性をいやらしい気持ちにさせる特殊な音波か何かがあるのかと、本気でそう考えたくらいであった。 「んっ、んっ」 自分の中指をジュンインの中指だと思い、激しくアソコを刺激していく。いじる力はこのオナニーを始めてからどんどん強くなっていった。ネットで調べたところによると、韓国人男性はSが多く、Mの男性には人権がないらしい。以前テレビ番組で女子高生が、「男でMは恋愛対象にならない」と言っていたが、KPOPに出会って亜里沙はその理由がよくわかった。男はSでなくてはならないし、強くなくてはならない。韓国人のように。ジュンインのように。その男がSであるかどうかは目を見ればわかった。ジュンインは、きっと生まれた時から完全な「男」なのだ。ジュンインの目を見た瞬間から、亜里沙は自分の中の女が強く刺激されているのがわかった。 「んっ、あっ、ジュンイン様……むりっ」 「あっ、だって、これ、もうむりっいっちゃう」 「ジュンイン様、ジュンイン様、気持ちいい」 ジュンインの名を呼ぶたびに亜里沙の中のエクスタシーは高まっていく。ジュンイン「様」と呼ぶのも単にファンがアイドルのことを敬って呼ぶという理由だけではない。亜里沙は、ジュンインを様付けで呼ぶとき、そこに明確な身分秩序ができたようで安心するのだった。自分はジュンインの下で、ジュンインの言うようにしていれば気持ちよくなれるのだと。いわばジュンインは亜里沙にとって神のような存在だった。神の発言や行動に疑問を持つことは許されない。ただ、ひたすら従っていれば良いのだ。 「あっ、ジュンイン様、イきます!」 10回目の映像が終わる時、すなわち1分40秒後、亜里沙は早くも絶頂に達した。ジュンインの映像や写真を見ながらオナニーするようになって1ヶ月近く経つが、絶頂に達するまでの時間はどんどん短くなっていた。亜里沙はこのオナニーにハマって抜け出せなくなることを危惧している。だから、1週間にKPOPオナニー(と亜里沙は呼んでいる)をして良いのは3回までという自分ルールを作ったのだが、なんだかんだ言い訳して守れた試しがない。女性として一番大事な性の部分も、亜里沙は遠い韓国人に委ねてしまっていた。 「あぁ……またやっちゃった」 私変態なのかな、と亜里沙は思う。こんな風にただのダンス映像でオナニーするっておかしいこと?みんなみたいに純粋にKPOPが好きな人が知ったら幻滅するかな。でも、このオナニーを知ってから私普通のオナニーじゃ満足できなくなっちゃった。達した後、亜里沙の考えは堂々巡りする。だが、亜里沙自身が知っていた。この快楽から逃れる術は、それこそジュンイン本人とセックスするくらいしかないのだと。

Comments

コメントありがとうございます!今回の作品は導入から割と丁寧に書いているので人を選ぶかなと思っていたのですがポジティブな意見がいただけて嬉しいです。ジュンインが日本の高校生たちにどう絡んでくるか、ここから少し複雑な展開にしようと思っているので楽しみにしていただけると嬉しいです!

はじめてコメントします。  ジュンインは好きだけど、性の部分は委ねてはならない。  でも、やってしまう。 という亜里沙の葛藤がリアルでいいな、と感じました。 いいネタが手に入ったらどうなってしまうのだろう。 今後の展開に期待しています。


Related Creators