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ジャニーズから韓流アイドルに乗り換える日本人女子たち①

若い日本人女性のジャニーズ離れが止まらない。 滝◯新体制になって以降、ジャニーズの主力メンバーの事務所退所ラッシュが止まらないが、こうした事務所経営陣の求心力の低下とともに、ジャニーズ自体の若者に与える影響力も低下している現状がある。 ジャニーズ人気低下の背景には、人気を急上昇させるKPOPの躍進があった。 2000年代初頭に、「冬のソナタ」で第一次韓流ブームが起こって以降、東方神起、KARA、少女時代、そして昨今のTWICE、BTS、「愛の不時着」、「梨泰院クラス」など、さまざまな分野で、韓流ブームが吹き荒れてきた。 日本のコンテンツの文化的求心力の低下とともに勢力を伸ばした韓流コンテンツは、今や日本だけでなく世界中で大人気だ。BTSが米ビルボードチャートの1位を獲得したり、Netflixでは、世界各国で韓国ドラマが人気No.1を獲得している。 もはや、アジアのエンターテイメントを、いや世界のエンターテイメントを牽引するのは韓流コンテンツだと言っても過言ではない。 そんな中、韓流の先駆けとして人気となった「韓流アイドル」たちが、人気を維持しつつ、さらにその人気を増す勢いなのは不思議ではないだろう。 もともとボーイズグループといえば、ジャニーズが圧倒的に強かった日本。 一時期は、他事務所もボーイズグループ育成に目をつけ、何組かのグループを作ったが、ジャニーズの人気には太刀打ちできず、どれも中途半端なまま終わってしまった。 ところが、最近では、KPOPの歌とダンスパフォーマンスのレベルの高さから、ジャニーズから韓流スターへ乗り換える女子たちが急増している。 キレのあるダンス、流し目が特徴的なセクシーな表情、美しい顔に似つかわしくない鍛え上げられた体つき、すべてが日本人女子のハートにダイレクトにアタックする要素になった。これまで、日本人の「かわいい」アイドルしか知らなかった女子たちは、初めて目にする韓国男子たちの男らしい色気に、速攻ノックアウトされてしまったのだ。 人気韓流グループをプロデュースする、ある韓国人プロデューサーはこう語る。 「日本の芸能界がレベルが低いのは分かっていたからね。ジャニーズなんて、韓国だったら男とはみなされないよ。これまで、本物を知らなかった日本の女の子たちが韓国人に夢中になるのは仕方のないことだ。これはマーケティングの勝利ではなく、遺伝子の勝利なんだからね。日本人が韓国人の真似をしたって、スタイルも悪いし、運動神経も悪くてダンスも上手に踊れないだろうから、韓流アイドルに勝つことはないよ」 ここまで自信たっぷりに語るのには訳がある。 「もともと、日本人に韓国人に対するアレルギーがあるのは知っていた。特に、韓国企業が世界の舞台で存在感を示すようになって、経済大国だった日本は焦りを感じていたのもあるだろう。だから、私たちは、準備を入念に行って、長い時間をかけて日本人に韓流コンテンツを植え付けていったんだ。10年前にKARAや少女時代を批判していた人たちは、今どうなっていると思う?みんなTWICEに夢中だよ(笑)」 韓国は、日本を最初の戦略的目標と定め、その目標を、わずか10年足らずで鎮圧してしまった。 日本人の「本物」に対する渇望は、韓国人の想像以上だったのだろう。 「おっと、電話だ。失礼するよ、もしもし……」 電話の主は、日本のキー局プロデューサー。男性がマネジメントしているアイドルをなんとか歌番組に出演させてもらえないかという交渉を粘り強くしている。 「今では日本のテレビ局のお偉いさんが韓国の芸能事務所詣でをしているよ。ちょっとここではいえないようなお土産も持ってね(笑)アメリカやヨーロッパでの予定があると、どうしてもそちらを優先せざるを得ないが、態度と条件によっては日本のテレビに出演させることも考える」 かつて、日本が席巻していたアジアのエンタメは、もはや韓国の独壇場だ。 日本人女子たちに韓流スターを見せるために奔走するのは、日本人テレビマンの主業務になっている。 本誌では、この後、ジャニーズから韓流へと乗り換えた女子たちにインタビューを行い、その理由や背景について聞いていく。


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