日本人と韓国人の保健体育⑩
Added 2020-12-08 10:43:15 +0000 UTC健人によると、それは1週間前の水曜日のこと。 僕と下校している途中、忘れ物に気づいた健人は、一人で教室に戻って行った。 すでに他のクラスの生徒もあらかた下校した後で、校舎にはほとんど人が残っておらず、きっと教室にも誰も残っていないだろうと健人は思った。 「たしかに、あの日は健人は途中で学校に引き返したな」 「そうそう。俺らグラウンドで遊んでから帰ったから、結構遅い時間だったじゃん?だから、教室には誰も残ってないだろうと思ったんだよね。でもさ……」 いざ、自分のクラスの前まで来てみると、なぜか、教室の扉が閉まっていたという。他の教室のドアは開けっ放しになっており、普通は下校時には全部の教室のドアは開けられたままになっているはずだから、他の教室とは違う自分たちの教室の様子に健人は戸惑った。 「で、聞き耳立ててみたら教室の中に誰かいるみたいなんだよな。それで、もしかしたら先生たちが中で話してるのかもしれないと思って、少しだけ外で待ってることにしたんだ」 健人がそんな気遣いをするのは意外だったが、時間も時間だったし、先生同士の話し合いもすぐに終わると思っていたんだろう。 「それで、しばらく待ってたんだけど出てこなくて、俺小便したくなってトイレに行ったんだ。小便して帰ってきたら、ちょうど教室から人が出てくるところで、俺とっさに階段の影に隠れちゃったんだけど、出てきたのがジンスだったんだ」 「ジンス?一体何をやってたんだ?」 「それはここからのお楽しみだよ。俺はジンスが階段を降りて行ったのを見計らって教室に入ろうとしたんだけど、教室の中でさ、麻里ちゃんが下着姿でいたんだよ。麻里ちゃんはちょうど横向いてたから俺が見てるのはバレてなくてさ、ブラジャーのホックはめてる姿がエロかったな〜」 麻里ちゃんが、下着姿で、教室に?なぜ?しかも、ジンスと一緒にいた? 「うちのクラスでブラジャーしてるのって、多分麻里ちゃん含めて何人かしかいないんじゃないかなあ?あれは興奮したね。ブラジャーなんて母ちゃんと姉ちゃんのしか見たことなかったからさ、初めて女の人のブラジャー見たって感じがして、しかもあの巨乳だろ?最高だったよ」 健人は気にせず話し続けるが、僕の頭の中には無数の「なぜ?」が浮かび出て止まらない。 「ジンスがその教室に麻里ちゃんといたっていう証拠はあるのか?もしかしたら、ジンスもたまたま教室に入ろうとして、麻里ちゃんが着替えてたから慌てて出てきただけかもしれないじゃないか」 「あー、それはないな。慌てて出てくるやつがあんなに堂々と歩いてるわけないし、それに俺、その後教室から出てきた麻里ちゃんに聞いちゃったんだよな」 「え?」 「『ジンスと何してたの?』って麻里ちゃんに聞いてみたんだ。そしたら、麻里ちゃん、俺がいたことにものすごく驚いたみたいで、『このことは誰にも言わないで』って言って急いで帰ってったんだ」 「それ、作り話じゃないよな?」 「なんで俺がこんな作り話するんだよ。いやー、でもあれは最高に興奮したな。麻里ちゃんの下着姿はしばらくオカズになりそうだよ」 嬉しそうにしている健人を尻目に、僕は一人発狂しそうな気持ちを抑えている。 麻里ちゃん、ジンスと二人で何してたんだ……