ネーム作業がとにかく苦痛です
個人的にはこの工程が一番つらい
ネームというのは漫画の下書きみたいなものです
コマを割ってざっくり絵を描き、フキダシの位置を決めて
台詞を書きこむ……
昔ハンターハンターの冨樫先生がよくこの形態でジャンプ本誌に
載ってましたね
つまり、最低でもネームさえあれば読者は読める。その漫画が面白いかつまらないかが、ネームの段階で80%決まるといっても過言ではないです。
それだけにネームで生み出されるべき質量は他の工程の費ではありません。
仕上げともいえる作画作業では、荒井はほとんど脳をつかっていません。
ネトフリで映画やYouTubeの動画なんかを別窓で流しながら、寝っ転がって
絵を描きます。作業量自体はネームより多いですが『単純作業』のため脳の負担は格段に少ないのです。
ネーム作業はやることが多すぎる!
コマワリを決め、各コマの絵の構図を決め、台詞を決め、ページ配分を決める…
決めるという事は何か選び何かを捨てる行為、強いストレスが荒井を襲います。
ファミレスでドリンクバーを注文して(くそ迷惑な客だ)うんうん唸りながら8ページネームを描く。午前中から夜まで篭って、終わるころにはぐったりと死にかけている。
ネーム作業がどんどん嫌いになり、結果、逃げる癖がつく。おかげで作画はサボらず毎日決まった時間やるのにネームは本当に気合を入れないと書けない体質になりました。
これを改善する方法はないか考えました。
ネームでの作業量を減らすしかない……そう脚本の作成です。(プロットはここ数年で作らなくなった)
メモ帳か何かに、キャラの台詞と簡単なト書きだけ書いておけば、ネーム作業の思考量を半分くらい減らせるのでは? しかもネームと違って仕事中もバレずにやれる!
そう考えて今回、脚本を作り、それをもとにファミレスに篭る荒井。
けっきょく、脚本は一切使いませんでした。
ネームで絵に起こしてみるとあまりに地味すぎる!
台詞で説明しすぎだし、アクションも少なすぎるし、ギャグも面白くない。
愕然としながらいつもと同じエネルギーを使用してネームを描きました。
もう二度と脚本は書かねえぞぉと誓いながら………
※人によっては脚本を書くのは有効だと思います。