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Happy Bearthday

こんにちは〜どうも、ぱぱを🐼🐾です。


500円プラン2作目!今回は土方熊おじさんと若犬の話です。……ああ、またいつものを味を書いてしまった……どうにも仕事で蒸れた雄クッセェ熊を嗅ぎたくてな……。あ、わかります?男らしい香りをぷんぷん漂わせて帰宅してきた土方熊に抱きついて、自分の体に染み込むフェロモンを感じながらゴワゴワの毛皮に包まれる……これほど嬉しいことは他にないですよ。


8000字ほどという短編でありながらも、分岐ルートがあります。サクッと読めて抜ける、しかも雄臭いスケベ小説となっておりますのでお楽しみください。やっぱすぐ股間にくるタイプのヤツもいいよね。長文を読むのって疲れる時も多いし。


あとは今月300円プランで1作、ちょい長めのヤツを上げます。そしたら新春の原稿がヤれるぞ……うお〜〜頑張る〜〜。



余談ですが、昨日誕生日でした。特にTwitter上では何も言わないで静かにしていたのに、秒でバレてしまった😇ありがとうのリプを送っていたらそのリプを見た別の人からお祝い頂いたりして、結局たくさんの人に祝ってもらいました。


年々自分の誕生日が苦手になっていく私ですが(そんなにSNS上で祝われても何もお返しできないしという気持ちになりがち)、この時期に実家へ帰っているということもあってケーキを買ってもらうことに…。



ショートケーキ、何歳になってもおいしい。ごちそうさまでございました。そして親からの誕生日プレゼントにアロマオイルのセットなるものを買っていただき、ん!?!?!?となった。昔からアロマストーンに垂らしてニオイ嗅いでたりしたことはあったのですが、まさかセットでいただけるとは…。箱の中に5本も入っていたので、毎日たっぷり嗅ぎながら楽しみたいと思います。アロマオイルセットの別物として土方獣人おっさんフェロモン5本セットみたいなのないかな……とか思いましたけど、思っただけですよ。はははまさかそんな……。


ではでは、次は300円プランでアップする予定の小説でお会いいたしましょ〜〜🐼



※以下、本編。

****


 身体中から滲み出た、ベタつくイヤなニオイを放つ体液。それをちょっとぬるめのお湯で一気に流し、生まれ変わったかのように清々しい気分となる。入浴の時間は誰にも邪魔されない貴重な時間。じっくり、ゆったりとお湯に浸かってから……体の芯まで温まってからバスタオルを手に取った。


 パンツ一丁で優雅に髪を乾かし、風呂から上がったばかりの時間を堪能する。だがこのタイミングで僕は玄関から鳴り響くドンドンという壁を強く叩きつけるような音を聞いた。宅配便が訪問するには随分と遅い時間だぞ? 無視、してもいいんだがなぁ……。知っている人だったら困るし、そう思って僕は一応玄関方面へと足を進めていった。


「…………わ」


 念のためと思ってドンドンと揺れ動くドアへ向けて抜き足差し足、それから覗き穴で中を見てみると視界いっぱいに広がる毛むくじゃらな毛の塊。もうちょっと目玉を動かしてみれば、見覚えのあるニッカポッカと黒い手甲が見えてきて――。


「お〜〜い、いるだろ! おい! 開けろってんだ!」


「ひっ! いっ今開けますってば! そんな乱暴にガチャガチャしないで!」


 ドアノブを引き抜くつもりかと言いたくなるほど強く、激しく掴みかかってくる人物。本当に短気でせっかちで、大きな体格に見合った中身だと言えよう。僕はそっと間から視線を送るようにしてゆっくりドアを開けながら、その人物に軽く会釈をして挨拶をした。すぐさまドアの間に脚が挟みこまれ、無理矢理こじ開けるようにして中へと入ってくる。見上げるほどデカくて逞しい体つきの獣人――熊。彼は僕の頭をワシャワシャ撫でて、それから自分の家のように奥へズカズカと入り込んでいった。


「ふぅん、お前いいニオイするな。風呂入ったのか」


「……なんですか、もう。今日来るって言ってなかったのに」


「うるせぇな。オナホが口ごたえすんじゃねぇ」


「…………」


 僕はこの巨漢熊獣人から“オナホ”と、そう呼ばれている。人前ではさすがに“おい”という熟年の冷めた夫婦が呼び合うような呼び方だが、それでもオナホと直接的な呼び方をしてくるのは中々に酷い。……だがそう呼ばれる僕にも原因はある。


「……今日は、なんですか。また使いに来たんですか」


「あ? 別に使ってやってもいいが、今日は違ぇよ」


 いつも僕のことを突然呼びつけてはしゃぶらせ、自分だけ気持ちよくなったらすぐ帰る熊の彼。それがどういうわけか、今日はオナホとして使いに来たわけではないらしい。


「……ほれ、これ食え」


「え?」


 そのぶっとくてゴワゴワな毛をした腕の先っちょに握られていたのは、小さな紙製の箱だった。おじさんにとってはかなり小さいものだが、小型獣人である僕だったらそこそこのサイズのもの。僕宛に一体何を? 何か変なものが入っていないかチラチラ彼の目を見たが、それはむしろ彼を刺激するだけの悪手だったらしい。


「……んだよ、何か文句あんのか? ああ?」


「そうじゃなっ、ちがっ、痛い痛い‼︎」


「…………いーから食え。賞味期限は今日までらしいが、明日まではもつだろ」


 頭をワッシワッシ指で握り潰すようにしてクシャクシャにされてから、僕はその箱がケーキ屋で貰える箱だと気が付いた。……え? なんでケーキ?


「なんでそんなアホみたいな顔してんだよ」


「え……?」


「お前今日誕生日だろが。忘れたのか? 自分でプロフィールに書いてるクセに」


 出会い系のアプリで出会った僕たち。このアプリのプロフィールには生年月日を書く欄があり、僕は公開範囲をフレンド内のみに設定している。おじさんは……僕のプロフィールを見て知ったのか。いや、知ったところでそんな他人の誕生日なんて祝うようなことなんて絶対しないと思ったのに。怖くて芋臭い顔にしては中々のヤり手だ。思わず脈アリなんじゃないかと錯覚してしまう。


 ……だがそれこそ夢のまた夢。おじさんは僕と同じ同性愛者ではない、ただの一般人なのだから。



「……はは、ありがとうございます」


「おう。まぁいつもしゃぶってくれてる礼とでも思っときゃいい。オレ、ケーキ食わねぇからよ。テキトーに店員が選んだヤツだから、文句は店員に言え」


「……はい!」


 ほんと、嬉しいサプライズだな。顔しか知らない、名前もアプリ上での表示名でしか知らない僕たち二人。そんな関係で誕生日を祝ってもらえるのはもはや奇跡に近い出来事だった。


「……あの、まだ何か?」


「今日は誕生日なんだろ。それならとびきりいいプレゼントをしてやらねぇとな」


「え……今もらいましたけど」


「んなモンただの土産だ土産。それよりもお前はこっちの方が好きだもんなぁ」


「…………」


 今、スイッチが入った。おじさんの、スケベスイッチが全開に。腕組みをしながら僕の目の前で体格の良さをアピールしながら、ニッカポッカのズボン越しに膨らみを見せつけてニイッと笑う。自称ノンケでありながら僕の口を何十回も、何百回も使って射精した経歴のある土方の熊オヤジ。僕はそんな彼のエロい体を何遍も見てきたから、顔を見ただけで体が一気に熱くなった。



「おら、自分の口で言ってみろや。オレの、どこのニオイ嗅がせて欲しいんだ?」


「…………えっ、え」


「好きなとこ、嗅がせてやるよ。ちゃんと“正直”に言えりゃな」




 ……僕は…………。



※ここから分岐ルートです。カーソルを動かしてお選びください。

****

おじさんの股座を嗅ぎたい ←

おじさんの足を嗅ぎたい

****





◆おじさんの股座を嗅ぎたい


「へっ、そうかよ。なら好きにしな」


 わざと体を寄せるようにして、おじさんは下半身をグリグリと僕へと押し付ける。オスメス関係なく誰もが興味を示すその誇張を見て、僕は早く中を見たいと躍起になってベルトへと手をかけた。音を立てながら震える手、いつ何時見ようとしても緊張する一瞬。太鼓腹を締め付ける縄を解き放てば、そこからは濃い黄色の絵の具を塗りたくったかのように汚された男の下着――褌が。今日も雄の臭いを引き立たせながら周囲にモワモワと拡散していく様子を眺め、僕は目と鼻が蕩けきっていた。


「……はっ、ゲホッ‼︎」


「へへっそりゃあ咽せもするだろうよ。……今日のは一段とクセェぞ。このクソあっちぃ中、一週間も使いまわしてっからよ」


「う……う゛ぇっ……一週かっ……ん゛おっ……」


「おう。現場仕事の雄熊が、一週間もわざわざ何遍も締め回して味付けした熟成褌だ。コイツぁパンチが強すぎて好きモンのお前でも嗅ぎたくねぇか。ガッハッハッハ!」


 目の前にその布が置かれているだけで目も、鼻も、腐りきって細胞が朽ち果てていきそうなほどの激臭。だがそのおぞましい臭気の中には確かに、雄熊の魅力的な男らしいフェロモンが含まれている。それもちょっとやそっとではない、大量に、だ。 


「こんなムレッムレの布で蒸しあがった肉竿はさぞかしいい臭いがするぜ? ……おらっ、動くんじゃねぇ。直にたっぷり嗅がせてやる」


「ひ……んお゛っ‼︎」


「熊のネバ汁だ、舐めとるんじゃねぇぞ。今その鼻に……ん゛っ、じっくり擦り付けて、好きなだけ嗅げるようにニオイ付けてやらぁ‼︎」


 ぶちゅ、にちゅ、激しい接吻をしたように繰り出される僕の鼻から奏でられる音。犬の湿った鼻先に添えられるのは、熊の凶悪なサイズの肉竿。指で拡げているわけでもないのにぱっくりと穴が大きくなっている鈴口からは、あごからヨダレを垂らすが如く我慢汁が無限に湧き出てくる。家の床が汚れると思って咄嗟に手を出すも、その手のひらにも我慢汁の湖が完成して指の間からこぼれ落ちていった。


「どうだ、いいニオイか」


「はひっ、ひっ……すげっ、ぁん゛っ……」


「鼻先に引っ付けただけじゃつまんねぇだろうよ。……一丁前に抵抗してんじゃねぇ、仰向けになれや。もっとすげぇことしてやるよ」


 床に押し倒されるようにして、頭へずっしりと乗せられるおじさんの股座。鼻の先が痛くなるぐらい何度も何度も腰を打ちつけられ、それなのに一向にマズルの中へ肉竿を突っ込んでくる気配はない。風呂上がりでフワフワになった毛皮の上からコーティングしてくる熊汁の威力は凄まじいものがあった。一瞬でゴワゴワ、ガビガビにする威力を誇る熊の体液には、脳みそを蕩けさせるスケベな成分が死ぬほど入っている。僕はその危険物質を自ら進んで取り込み、体の中をガンガンに犯されているような気分になりながらムラついていた。


「んぼぉっ、ゲホッ‼︎」


「鼻ん穴にもたっぷり入り込むまで塗り込むぞ。へへへ……顔からずっとオレのニオイがするまで、熊のエロ汁まみれにしてやるからな」


 腰を振られるおかげで額も、目元も、顎の下までぐっしょりと。止まらないベットベトの熊汁が僕の顔全体を汚していく。鼻の中がツンと痛くなるのはこの激臭のせいだけではない、鼻の中に我慢汁が直接注がれているからだ。鼻と喉、それから口の中は管で繋がっているから、やがて舌の上にしょっぱくて何とも言えない味が広がるのも時間の問題であろう。いつもは直接肉竿を擦り付けられて飲まされている粘液、それを鼻から摂取するのはとてつもなく痛いが興奮度合いは最高に近かった。鼻の奥にまでしっかりとマーキングされた熊汁は、いくらチリ紙に向けて吐き出そうが細胞に残り続けるだろう。一生おじさんのオナホだと言われているような気がして、僕はぬるぬるのちんちんを擦り付けられながら無意識に自分の肉竿を握りしめた。


 部屋着のズボンをずり下ろして、おじさんが股を擦り付けている中でも僕は自分が気持ちよくなることを止められはしない。


「はっ、本当にヤりやがった。いつもなら仕置きしてやってるところだが……今日は特別な日だ。ふん、キンタマ空っぽになるまでシコってろ」


「ん゛う゛うううっ、う゛っ、う゛ぇえっ‼︎」


「吐きそうな声出すんじゃねぇ! もっと鼻で嗅ぐと出る下品な音が大きく鳴るまで嗅いでニオイ覚えろや‼︎」


 顔面を股座の汗で蒸し、直接潤いを与えるようにして熊の我慢汁を塗りたくられる。毛皮の内側にまで浸透した熊汁は肌にまで浸透し、やがては体の内側にまで染み込むのだろう。僕はおじさんの、オナホ。何度もそう言い続けられ、僕もそれを合意して、使われ続けては喉が熊の肉竿サイズを覚えて拡がっていく。今日は唯一しゃぶらされていない。だが雄のニオイを長時間熟成させてやって来たおじさんの股座から発せられるフェロモンに、僕は酷く酔ってしまった。


「……んうう゛ううううっ⁉︎」


「うわっきったね! お前オレの足にザーメン引っかけてんじゃねぇよ。うへ〜……ベトベトしてやがる」


「はっ……んはっ……はっ……ぁ……」


 すごくイヤだったのだろうか、おじさんは僕が無様にも撒き散らしたザーメンを大層気持ち悪がりながら僕の体へと擦り付けてきた。ぶっとい脚が僕の体に触れるたび、ビクンと電気が流れたかのように跳ねてしまう。顔から始まり、体を汚されながら僕は今一度自分は何のために存在しているのかを理解した。


 僕はおじさんのオナホ、それ以上でもそれ以下でもない。


「……おい、もっと汁出してやっからよ。動くんじゃねぇ」


「ひっ……もっ、もうい゛っ⁉︎」


「なぁに言ってやがる、日付けが変わるまでがお前の誕生日、だろ?」



 そう言うと、おじさんは僕を股座に挟み込みながら再びセックスをするようにして腰を振り続けた。顔が赤く腫れ上がりそうになるまで、体重をグッとかけながら。僕の頭部がおじさんの股座の汗臭さとそう大差なくなるまで、粘液まみれの汗まみれに蒸されて僕は今日もキめていく。






◆おじさんの足を嗅ぎたい


 一度興味本位で嗅ぎたかった、それが土方熊の巨体をしっかりと支えてくれている足裏だ。ここには上部分の体臭とは異なる、饐えたニオイが密集している箇所。通常であれば少し臭っただけでも顔を背けたくなるほどのニオイだが、おじさんの足を見て僕の認識は変わってしまった。自分の顔面並みにデカくて逞しい足、万年発情期のようにムラつくフェロモンを撒き散らすこの足に踏まれながら股間を刺激されれば相当に気持ちがいいだろう。本当に気持ちいいか、キまるかどうかは実際に体験してみないとわからない。僕は恥ずかしながら小声でおじさんに頼み込むと、彼はなぜか玄関から片足分の地下足袋を持ってニヤリと笑っていた。


「……ちょうどいい。この地下足袋もそろそろ買い替えようと思ってた頃だ」


「あの……床……」


「ちょっとぐらい我慢しろ」


 フローリングの床が汚れることになんか全くもって興味がなさそうな対応をされながらも、僕はその地下足袋が地につけるようにして置かれる現場を只々眺めていた。クイクイと人差し指で誘導するように僕を誘い、それから片手で頭を毛皮ごと掴まれて――。


「え――――、――っ、う゛ぇっお゛っ⁉︎」


「お前が嗅ぎたがっていたオレの年代モノの地下足袋だ。どうだ、キまるニオイしてっか! 何せ中は年中梅雨時期みてぇに蒸してっからよ。しっかり吸って堪能してくれ!」


 常人では耐え難いようなおぞましい臭気の波が僕の顔全体を覆い、そのニオイから逃げようと首を上げようとすると逆にそれを押さえつけるかのようにおじさんが無理矢理頭を下向きへと押し付ける。マズルの先っちょが本来足を通すはずの穴に入り込むと、顔から首元までが一気に熱くなった。中に含まれた熱風のような臭気からは食べ物が腐って酸っぱくなったような香りがして、胃袋からモノが吐き出されそうなぐらい気分が悪くなる。嗅ぎ続けていれば間違いなく人体に影響が出そうな悪臭を嗅ぎながらも、僕はこの独特なニオイによってガンギマリとなっていた。


「いいねぇ、やっぱマニアじゃねぇかよお前。こんなモン嗅いで悦ぶヤツ初めて見たぜ。うぇ〜きったな……」


「はっ……ん゛お゛っ……お゛っ……」


「ただ突っ込ませる遊びは他のヤツでも何度かやってっからよ。……へへ、そうだ。お前んマズル、もう足みたいなモンだよな。地下足袋は足をはめ込んで使うモンだし、お前のココも足ってことで――おらっしっかり中に染みた皮脂の熟成臭まで嗅いでキめちまえ‼︎」


「――――っ、ん゛ん゛ん゛ん゛っ⁉︎」


 一度地下足袋内から引き上げられ、すかさずマズルに嵌め込まれた生温くてぐちょっとした布。被せるようにしてハメこまれたその布の先っちょに鼻が引っ付いた時、僕は抑えきれない声を存分に発声しながら苦しみ続けた。


「げっ、え゛っ、ん゛ごっ、ゴホッゴホッ‼︎」


「ははは、外側よか内側の方がキまるだろ! こんなに尻尾振りながら喜んでくれると嗅がせた甲斐があったってモンだ。そんなに良かったか? 特に奥の指んとこはすっげぇぞ、ぶっトぶほどオレの強烈な汗と皮脂がべっとり染みてっからな!」


 先っちょが二つに分かれた足袋靴下を僕のマズルにハメこみ、嬉しそうに笑いながら何度も外側から揉みしだかれる。当然靴下内に染みていた汗が僕のマズルへと滲み出て、自分の顔がおじさんの履きこんでボロボロになった地下足袋と同じニオイになっていく。息が続かなそうなほどのニオイに苦しめられ、その間もおじさんは僕の後頭部から手を退けることはない。


「なに頭上げてんだおら! その洗ったばっかのキレイな毛皮使って足袋と地下足袋ん中の湿り気まで吸い取んだよ! ついでに消臭もしとけよ〜、なんせ職場で脱いだらテロになっちまうからな!」


 普段からオナホとして使われている僕、おそらくおじさんは僕のことを消臭剤か何かかと勘違いしていらっしゃる。いくらなんでもここに毛皮つきマズルを埋めたところでニオイがどうにかなるわけではない。風呂上がりで石鹸のいいニオイがしてようが、毛並みがサラサラになっていようが、そんなことは関係なかった。


「ははは、良かったじゃねぇか。これで一生、マズルにオレのニオイが染み込むんだからなぁ。ぐひひ、今に見てろよ。ここに一時間もマズル突っ込んでりゃ、いずれは四六時中この激臭が鼻ん中で無限に嗅げて興奮できんだぜ? こんな嬉しいこと、他にねぇやなぁ」


「お゛ぉお゛お゛お゛ぉっ‼︎ お゛っ‼︎」


「はんっまだ手で押さえつけて抵抗しやがるのか。それならお前の大好きなこの足で直接押しつけてやらぁ。おらおら、もっと奥まで入るだろが‼︎ なに躊躇してんだよ!」


 四つん這いになりながら激臭の地下足袋から何とかマズルを離そうとしている僕。そこへ真上から体重をかけて落とされる、熊のデカい蒸れ足。しかも靴下を脱いでモワモワと湯気を放つその饐えたニオイまみれの足で僕の頭頂部を押さえつけると、そのまま重力に従って顔面がズブブブ……と中へ吸い込まれていった。


 地下足袋の中はそれはもう暗くて、臭くて、自分が何をされているのかよくわからなくなる。ずっと暗い中でも感じるこの鼻が曲がるほど臭うフェロモンに、僕は股間をギンギンにしたまま何度も咳き込み続けていった。何遍吐いても、肺の中に取り込まれるのは地下足袋の中で長時間熟成されたおじさんの饐えた香り。その強烈な雄臭さによってまた咽せて、取り込んで……。肺の中がうまく循環されるよう、僕はおじさんに吸えと命令され続けた。


 頭の上から垂れ落ちる液体、それはおじさんの足汗だろうか。靴下から解放されてモワモワ湯気を放つそのデカい足から、ポタポタと粘り気のない液体が僕の目の横を、マズルの横を、そして顎の方にまで流れ落ちてくる。自分の毛皮の内側まで染み込んだその足汗に、僕は凄まじい興奮を覚えながらハスハスとニオイを嗅ぎ続けた。雄の強烈なフェロモン中毒になるまで、しっかり音を鳴らしながら。


「よ〜しよし、奥まで突っ込んだな。そしたらよ〜く押しつけて、地下足袋の足底に染みた長年の汗がマズルに絡みつくまで蒸らしとくか。ガハハハ! どうだ、お前にとっちゃいいニオイになったろ。残念ながらオレはこんなの嗅ぎたかねぇけどよ」


 僕自身がどんな体臭だったのか、そしておじさんの足以外のニオイがどんなものだったか、全てを忘れるまで僕は地下足袋の中でゲホゲホ咳き込みながら熊足のニオイを擦り付けられる。このねっとりと湿る酷い香りが、普段空気中を漂っている空気のニオイだと認識させられるのにそう時間はかからなかった。


 視界が霞み、咳き込み苦しんでいるというのに自分の股座から汁が止まらない。己の変態さ、異常さを実感しながらも、僕はこうやっておじさんの地下足袋にマズルを埋めながら離すことはできなかった。頭の上に置かれた生足もいつしか退かされていたというのに、いつでも自分の意思で止められるはずが……磁石のようにマズルと地下足袋が引っ付いて離れなくなっている。



「……これなら激しい声を出そうが近所迷惑にはならねぇやな。口に靴下団子咥えさせて、汗拭きタオルで首の後ろんところに結びつけりゃ猿轡まで完璧で……へっへっへ。それから防音性抜群の地下足袋サウナに突っ込んどきゃ、声が近所に漏れるこたぁねぇよ」


 僕が地下足袋に頭部を蒸されている間も、おじさんは容赦なく次の調教を考えながら楽しく待ち望んでいる。他人をこうして性的に虐めながら興奮できる人材はそう多くない。根っからのSっ気が強いのだろう、逆に僕みたいなひとからすれば信じられないぐらいだ。


「おいオナホ。ケツ使わせろ」


「……ん゛う゛う゛う゛っ‼︎」


「うわキッツ。てめっ、オレが来ることを見越してケツほぐしとけや! ったく……すぐ突っ込めねぇと面倒だってのに」



 事前に来るという連絡もしなかった彼に理不尽な命令を突きつけながら、僕はハスハスと音を立てて地下足袋の中でうっ……と返事をした。夜はまだまだこれからだ。おじさんはやっぱり、僕のことを本心で祝いに来てくれたわけじゃないのかもしれない。だけどこのあと相当気持ちのいい交尾をヤらせてくれそうで、それだけで僕は嬉しいという気持ちが体の中から溢れ出ていた。



Happy Bearthday Happy Bearthday

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