新春けもケット9 サンプル⑥【FANBOX限定】
Added 2023-01-15 09:00:00 +0000 UTCこ〜んにちは。ぱぱを🐼🐾です。
今回もFANBOX限定公開のサンプルとなっておりまして、こちらが最後のサンプルです。とてつもなくボリュームのある土方系のオカズに仕上がりました。その冒頭の一部分を今回お持ちいたしましたので、皆様も股座にテントを張らせながらお読みいただけたらと思います。
もしご興味ありましたらイベントで購入していただけますと作者が喜びます〜〜!通販もやる予定なので是非是非!
※以下、サンプル本編。あと一番下におまけがついています。
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タイトル:熊村建設の日常
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「おつかれっしたぁ‼︎」
今日もお天道さまが沈みかけた頃に熊村建設の現場は業務が終了する。お天道様って言い方は熊村親方がよく言っていたのがそのまま感染ってしまったようなもので、こんな古臭い言い方をする者は僕のような若い世代にはいない。
今日は週末前ということもあり、現場の従業員たちは皆酒を飲みに行こうだの麻雀しに行こうだので忙しないようだった。かくいう僕は……予定などないので、帰って現場でビッショリになってしまった毛皮の汗をシャワーで落とし、ゲームでもするかな。久しぶりに友人を誘ってオンライン対戦するのもいいだろう。体を動かしたあとのゲームはたまらなく楽しいからな。
「おいワンコ……いや新入り」
「あ、うす。親方。どうかしましたか」
「お前は残業だ。すぐに来い」
「へ? ざ、残業?」
「いいから来い」
「あっ、あのっ、ちょ」
……最悪だ。この現場を仕切る熊村親方の言うことは絶対、逆らっちゃならねぇと先輩方からもよく言われている。そんな彼が残業を命じれば、僕は即座にはいと言いながら首を縦に振ること以外許されないのだ。ああ……さよなら僕の定時退社……。基本的にこの建設現場では定時退社が普通なのだからむしろ逆にイレギュラーなパターンではあるのだが、よりによって休暇が目の前で待っている今日なんかに呼びつけなくったっていいだろうに。イヌ科の感情を表す尻尾がだらんと垂れ下がってしまい、耳も心なしかペタンコにヘタれている。ものすごく嫌なことが起きた時、僕の体は過剰に反応してしまうので気をつけねば。これを見た他の獣人が何だその態度は! と怒り出すことだってあるし。だって気が進まないから仕方ないじゃないか。
僕は現場裏の関係者以外立ち入り禁止区域のコーンをすり抜けながら中へと歩いていく。外からは見えない、まだ作り立てホヤホヤの建造物のニオイがするこの場所で親方は一体何をしようと言うのだろうか。そもそも何が目的で僕みたいな新入社員を呼び出したのか……。
「お前、なんか全然汚れてねぇな。ちゃんと仕事してんのか?」
「なっなに言ってるんですか! 親方が見てないだけで、僕もちゃんと仕事してますよ!」
「ふぅん。のわりにはオレよりも汚れが少ねぇように見えるんだがな」
「…………その文化、ちょっとおかしくないすか」
「何を言う。現場で働くヤツはな、汚れれば汚れるほど一生懸命働いたっつぅ証になんだよ。それをお前は――」
説教だ、説教が始まった。今年唯一の新人である僕を説教するために残業扱いしたのだろうか。まぁ確かにその、技術面的にはまだまだおぼつかない部分がたくさんある。最近また指の体毛が少し禿げてしまうほどの怪我をしてしまったし、その度に親方から一発ガツンとゲンコツが落ちてくるんだ。あれが痛すぎて痛すぎて、脳みそがぐちゃぐちゃになりそうなほどにキツい。毛が禿げるよりもゲンコツの方が怪我の度合いが大きいように思える。今日はそういう暴力的な類のものではなく、精神的に追い詰めてくるやり口のようだった。これはこれで、その……くるんだよな。ぐうの音も出ないような正論を次から次へと言われて疲れてしまう……はぁ……。
「……わり、長くなっちまった。ま、お前には期待してんだから。頑張ってくれや」
「はぁ……」
「はぁ、じゃねぇ。はい、だ‼︎ やり直し‼︎」
「はっはいっ、親方‼︎」
親方は怒るとめちゃんこに厳しい。学生時代自分の苦手だった猪の体育教師と同じぐらい怖くて、迫力があって、図体もデカくて腕っぷしも強い。だけど新人の僕のことを誰よりも面倒を見てくれて、自分の仕事だってあるのによく話しかけてくれる。そういった部分ではありがたい……のだけど。やはり僕、この親方が苦手だなぁ。
「そら、見てみろ。オレのシャツ、すげぇだろ。もう白い部分がなくなっちまったぜ」
「……」
「そんだけ一日汗水垂らして頑張ったってことだ。お前もこういうオトコを目指して仕事しろ。いいな」
親方が着ているシャツは、元々白色のモノだ。朝見た時はまぁ、ちょっと薄汚れてはいたけれども。一日の業務を終えるだけでこんなに湿って、体毛に近い……いや体毛よりも濃い焦げ茶色になって、あの茶色い毛皮からは一体どれだけの汗が分泌されていたのか見当もつかない。それに今日も……うわっ汗臭い。現場で働く獣人全員に言えることだけど、体臭に対してあまりにも頓着しなさすぎるヤツが多いんだ。僕は昼休み中に制汗スプレーで特に腋が臭わないよう気をつけているが、そんなニオイを抑えるスプレーを使っている社員を僕は一度も見たことがなかった。
おかげで昼休み中は皆雄のニオイが充満する現場の中で弁当を食べたり、昼寝をしている。特に地下足袋を脱ぎ捨ててコンクリートの上で横になる者から漂う汗の饐えたニオイはたまらなくキツい。地下足袋は本来素足で履くのが良いとされているのだが、すぐに蒸れてヌメヌメになって履き心地が悪くなる。その点を解決してくれるのがこの足袋靴下というわけだ。それでも汗をかかないはずがなく、一度現場で脱げばその周辺でバイオテロでも起きたかのように雄のニオイが立ち込めてしまう。地下足袋だけじゃない、現場で支給される白い長靴もそうだ。簡易ロッカーに置かれた長靴は消臭スプレーを日常的に撒いておくか、中に炭でも入れておかないと一日で酷い有様になる。この前仮眠を取ろうとして仮設休憩室へと足を運んだらあまりの激臭で気絶しかけたから。
特に親方のが一番、キツいんだよなぁ……。
「スン……お前、いいニオイすんな。なんかつけてんのか」
「あ、えと、制汗スプレーを……少々……」
「ガハハハ! そんなもんでニオイ誤魔化してんのか。まだまだ若ぇなぁ坊主は」
「……わっ悪いですか。だって汗臭いと……その……女性にも距離を取られちゃいますし……」
「いーんだよ、雄はクセェぐらいがちょうどいいんだ。現場仕事終わってよぉ、風俗でも行ってみ? 汗クセェ現場野郎とおっ始めるのが好きな姉ちゃんが自分から鼻ヒクヒクしながら嗅ぎに来てよぉ、うっとりしちまうヤツも多いんだぜ。お前、知らねぇのか」
そもそも風俗に行ったことないし、それに汗のニオイって雑菌が繁殖して……いやこれ以上はやめておこう。そうなると親方の体は全身菌でまみれ……うわ。想像しただけで気持ち悪くなってしまった僕は、用が済んだのなら上がりますと声をかける。だが親方はまだ僕に話をしたいことがあるらしく、むんずと僕の手首を掴んできた。
「で、新入り。オレはなぁ、今ムラムラしてんだ」
「……や゛っ、いや゛です、僕じゃない人にヤらせ……」
「うるせぇ。こういうのは新人の若ぇヤツがやるって相場が決まってんだよ」
「いやだから僕はそういうのっダメなんですって、う゛うっ……離して……離してください……」
「ガハハハ! 逃げられると思うなよ。オレに力で勝てるようになったら、見逃してやらんでもない。まぁ無理だと思うがなぁ」
熊村親方は僕にヘッドロックをかまし、汗だくの毛皮をぐりぐりと擦り付けるようにして僕に嗅がせてくる。本当にこの人、自分の体臭で何人も一般人が気分を悪くしていることに気づいていないのだろうか。それほど臭い立つ雄の香りに僕はゲホゲホと咳き込みながら抵抗を続けた。
噂には聞いていたが、ついに……きたか。熊村親方は自分の部下を使って性処理させてくる、そんな恐ろしい話を予め先輩から聞いていたんだ。昔は当番制で、担当者は陽が昇る直前ぐらいに現場へ直行し、親方のブツを鎮めてから業務に当たったという。しかも親方はどエラい絶倫らしく、おまけに逸物もあまり洗わないタチなのだとか。塩気の強いちんちんを、それもかなり太いヤツをマズルの奥まで咥えさせられて、先輩たちは全員親方の逸物の味を知っている。それほどまでに現場の作業員が、親方の性処理道具として使われていたのだ。
そんな風習もいつしか改定され、今では新人が入ったらその新人が全て担当するようになったらしい。僕はそんなことも知らずに入社してしまい、今の今までは何事もなく仕事に励むことができていたのだが……。
新人歓迎会という飲み会で親方が隣の席になった時、親方は執拗に僕へキスを求めてきた。この人酔っ払ったらキス魔になるのかなと思っていたら、どうやらそうではないらしい。彼は野郎とキスをして、性行為をすることを生き甲斐としている。親方は根っからの男色で、僕はあの時セクハラまがいのことを三時間たっぷりされたんだよな。そう、あの日が……最初だった。
それからもう一週間ほどが経ったのだが、もう僕はこのイベントから逃れることは出来ないのかもしれない。覚悟を決めなければならないのか。いや……転職するなら今、なのかも。だけどせっかく給料も待遇もいい会社に入ったのだから、親方とうまく付き合っていければ何とかなるかも。そんな淡い期待を抱きながら、僕は親方に怒られないよう色々模索しながら会話を続けていった。
「あーあー、こんなに勃っちまった。どうしてくれんだ? あん?」
「え……いや……僕……なにも……なにもしてない……です……」
「新人歓迎の飲み会ん時も言ったけどよ。お前、オンナみてぇにかわいい顔しやがって。子犬って言葉がよく似合うぜ。へへ、オレを誘ってんのか?」
「ちがっ、僕は……男で……」
「同じイヌ科の狼野郎とは随分と顔付きが違くてそそるぜ。やっぱ犬だな、ワンコが一番見てっとムラつく」
ニッカポッカズボンに浮かび上がった、あまりにも太すぎて立派な逸物。僕は獣人の中でも特にデカいとされる大型獣人の逸物の形を見て、背筋を凍り付かせながらその場に視線を落としたまま。何もできずに体を拘束され、僕は途方に暮れたままで……親方に手首を握られた。首に回してきた腕はより強くギュッと僕の首を締め上げ、命令を聞かなければこのまま窒息させると言われているような気持ちになる。
「おい、コイツを触ってみろ」
「いっ……」
イヤだ、とは言えなかった。肩に回されていない方の腕で掴まれた手首の骨を、ボキンと折られそうなほどに強く握られていたから。僕は誘導されるようにして腕を伸ばし、親方の股座に手を置く。……やっべぇ、めちゃくちゃ湿ってるし、熱い。それに硬くて、どんどん体積を増していって。自分の手のひらには収まらないサイズのそれをズボン越しに触ってしまい、鳥肌が止まらなくなった。後でちゃんと手を念入りに洗っておかないと、これはニオイが落ちないかもしれない。ズボン越しに触ったとしても、親方のニオイは強烈でへばりつくように毛皮へ染み込んでくる。だから肩に腕を回された日も中々汚れが落ちないから、入浴剤を入れた風呂でたっぷり一時間は浸かるのが僕の日課だった。同じような現場社員と思われたくない、僕は身なりに気を遣ってケアするタイプの若者。たとえ歳を食ってもああはなりたくない。
「いいか、新しい新人が入るまで。お前がコイツを処理しろ」
「ひっ、な、なにを言って……ダメですよ、僕は……親方みたいな男色とか、そういうんじゃないんで……その……」
「オレは冗談なんて言わねぇタチなんでな。本気で言ってんだ。おら、体売ってるオンナがいつもやってる事を坊主、お前が自分でやりゃいいんだよ。……さっさとしろ、日ぃ暮れるだろが」
コンクリートレンガを積み上げられた場所へ、親方はあのどっしりとした巨体を勢いよく下ろす。その前で股をおっ広げ、僕はそこへ入り込んでしゃがむよう命令された。……何を食ったらこんなにデカくなるんだ。体格も、股の下に携えたものも、何もかもが規格外。そして僕は今……何をやらされているんだろう。この会社に入ってよかったのかな、今も疑問に思いながら僕はイヤイヤ親方のズボンに手をかけた。
「親方、その、こういうのは……よくないんじゃ……ないかと……だって僕、イヤ……です。そんな、他人のちんちんを、触るのは……」
「ああん? 現場責任者に新人のお前が口ごたえすんのか。まだ数年も経験してねぇひよっ子がよぉ、オレの言うこと、なんか間違ってっか? あ?」
「ひっ……す、すみませんすみません‼︎ うぅ……」
「……おうおう、手つきが初々しいなお前、へへっ」
なんとか見つけた就職先、だから僕はここで気に入られるために頑張らねばならない。そう、これは接待だ。営業部に就職した友人も、毎日のように接待をやってようやく契約を取っていると聞く。だから僕も、毎日厳しく指導してくれる親方に恩返しの気持ちを込めて……ヤらないといけないんだ。
〜つづく〜
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・おまけ
本作品を生み出すにあたって、べるくろさん(@velcro74656)の絵を参考にさせていただきました。掲載許可いただきどうもありがとうございました!
素晴らしい絵ですね……ええ。我々の業界ではご褒美ですというやつ。本編にはもちろん牛おっさん先輩も登場しておりますので、じっくりねっとり楽しめると思います🐻🐃本書で一番長編のオカズですので、最後までムラムラしていただければ幸い。
ではここまで見てくださってどうもありがとうございました!