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新春けもケット9 サンプル①

どうもこんにちはこんばんは、ぱぱを🐼🐾です。


ちょっとお早いんですが、実はイベント開催まで一ヶ月を切っているとのことで今日からぼちぼちサンプルを載せていこうと思います。FANBOXでしか公開しないサンプルもございますので、どうぞお楽しみに。……もちろんサンプルを読まずに頒布されるイベント当日まで楽しみに待っておくのも手です。そこら辺は個人の自由にお任せいたします。


あとちなみに一昨日脱稿しまして、印刷所へ発注かけました。早速不備が見つかったので今日直しておきました。結構締め切りギリギリだったので、あれやこれやが間違っておりましたね。HAHAHA。もう3回目のイベントなので、こういうミスはなくしたい所存……。というか3回目だからもういいだろと思ってだんだんいい加減になってきているの、あまりよろしくない。ちなみにけもケットの申し込み時はもう画面に穴が開くまで何度も何度も間違いがないかチェックしています。


今日、明日はちょっと用事があってアレなんですが、その次の日から今度はSkebの依頼に着手していこうと思います。


ではでは、突発での更新失礼いたしました!また月末のブログ記事でお会い致しましょうね!


ぱぱを🐼🐾



※以下、サンプル本編。あと一番下におまけがついています。

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タイトル:秘蔵のオカズ

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 ダメだ、最近いい出来の作品が生まれてこない。いやそもそも題材が悪いのだろうか、それともインプットが足りていない? 机の前でずっと眉間に皺を寄せながら、僕は今日も考える。どうやったらスケベでたまらなくシコい作品が生まれるのか。もう同じようなものを何度も書いてきたから読者もそろそろ飽きてきているのではないか、色々心配だ。読むだけで股間を濡らし、ヌルヌルにしてくれるようなモノを僕は書き続けなければならない。ああ、……考えすぎて気分が悪くなった。ちょっと気分転換でもしたいところだ。


 据え置きのゲームをやるのもいいかもしれない、だが自分はハマりすぎるところがあるのでやり始めたら十時間ぐらいへっちゃらで続けてしまう。そしたら原稿はどうなる? 編集担当者に頭を下げるのだけはごめんだ。社会人として締め切りだけは絶対に守らないといけない、かといってクオリティを下げるわけにも――。


「お〜〜い、いるんだろ。おーーい」


 ……ドアを強く叩く音がする。だから用がある時は呼び鈴を押してくれと言ったのに、一向に改善される様子がない。近所の獣人おじさんによく有りがちな呼び鈴を使わない呼び出し方、まさかこんなに身近で観測できるとは思ってもみなかった。僕の書く小説作品にはよく出てくるが、実際こんなにドアを叩かれたら少しムッとしてしまう。このように僕を呼びつける人物に心当たりがあった。そう、一人だけ。今は気分も落ち込んでいるし、あまり他の人と会う元気もないのだけれど。いつでも自宅で待機していると彼はわかっている為、居留守を使うことはできなかった。


「……何か用ですか戌亥(いぬい)さん」


「なんじゃあ先生、ダルそうに出迎えてきて。せっかくええモンをあげようと思うたのに」


「…………えっ」


「そう不機嫌そうな顔せんでくれ、ガッハッハ! 今年は豊作でのお、実家から新米が大量に送られてきたもんでお裾分けじゃ。中入るぞ」


 隣の隣に住む、同じアパートの住民――戌亥さん。ここへ引っ越してきてからもう十年近くになるか。獣人専用アパートなのに、人間である僕は特別にここへ住まわせていただいている。理由は……まぁ話せば長くなるからここでは割愛。


「この前も新米くれたじゃないですか! もう……こんなに食べきれませんって! 見てくださいよこの廊下にある米俵、いっつもこれ邪魔なんで跨いで通ってるんですから」


「邪魔とはなんじゃ邪魔とは! そんなこと言ったらお米の神様からの罰がくだるぞ!」


 先週既に手渡されていた米俵、その隣に並べるようにして置かれたのはまた新たな米俵。もう意味がわからない、僕そんなに胃袋大きくないのに……。こんな小さな体でたくさん食べると思ったのだろうか。見た目通りに胃袋も小さい人間にこの米粒の山を消費させたら年単位はかかるぞ。


「先週は実家の隣町んとこの農家からもらって、今週はウチの自家製米じゃ。製法が違うからの、味が違うはずじゃぞ?」


「味の話よりも量の心配をして欲しいですね……僕んち一人暮らしなんですけど」


「ガッハッハッハ! そんなんだから小けえ体しとるんじゃないか、もっと米を食え米を! ワシのようにたらふく食ってりゃデカくもなる」


 いつ見ても元気いっぱいなおじさんだ、自分が創作に行き詰まってイライラしているのが馬鹿らしくなってくる。ポンッといい腹太鼓を鳴らし、自分が肥満体型であることを微塵も恥ずかしく思っていないようだった。脂肪がぶるんとウェーブするように波を打つ、こんなだらしのない姿を女性が見たら何と思うだろう。まぁ彼は一生女性とお付き合いすることにはならないと思うが。


「ところで先月のあれ、良かったぞ。ほんっとに先生はワシの股間に響くええモンを書いてくれるなぁ、おかげでここ最近で一番ティッシュの消費量が多くてのお。ゴミ袋がパンッパンに膨れるまで出ちまってよ、ゴミ出しの日はオナティッシュを捨てているのが近所の人にバレバレで恥ずかしかったわい」


「…………」


 いつ見てもホント、このおじさんはたまらなく理想的なおじさんだと思う。齢にして五十代を迎えたというのに、この猪は毎日のセンズリを欠かさない。三百六十五日、一日三回の射精。いや三回で収まればまだ少ない方だ。独身一筋で暮らす彼は、僕の書く男性同士が絡み合うエロ小説をえらく気に入ってくれている。毎月出版社から出されているマニアックな雑誌も買ってくれて、そこへ掲載されている僕の作品もそうだし支援サイト限定で載せているオカズも全部隅から隅まで読みまくってくれている、言わばコアなファンの一人だ。ここまでコアなファンで実際に面識がある人はそういない。何なら直接感想も言ってくれるし、ちょっと恥ずかしいかな。嬉しくはあるのだけれども。


「ところで先生、また最近行き詰まっとるんか? 顔が曇っとるぞ」


「あ……ま、まぁ。なんかうまく書けなくて」


「へへへ。そういう時は酒を飲むに限る。どうじゃ、実家から米と一緒に地酒も送られてきての。一緒に飲まんか?」


 僕があまり酒を飲めないことを知ってて、このおじさんは誘ってくる。……味はその、結構好き。だけどアルコールをあまり受け付けない体に生まれてしまって、そこだけが残念なところだ。酒豪だったら間違いなく近所の居酒屋に顔を出して獣人おじさんたちの観察と称して創作の資料にするつもりだったのだが、そういうわけにもいかず何とももどかしい限り。


「んー……締め切りも近いし今日は遠慮しようかな……」


「まぁまぁそう言わんと」


「あっ、ちょっと! だから原稿あるって言ってるのに!」


 僕の言い分も無視して、おじさんは僕を外へと連れ出した。アパートの外はもうすっかり暗くなっていて、夕陽も沈みかけている。ああ……もうこんな時間だったのか。ずっと家で引きこもりながら小説を書き続けていると、外の世界のことなんてすっかり忘れてしまう。部屋に篭りきった悪い空気よりも遥かに質のいい空気が僕の肺の中へと流れてくる。それに紛れておじさんの結構キツめな体臭が混ざり込んで、いいブレンドだ。おじさんは仕事を終えて既にシャツとパンツというラフな格好をしていて、今日も……エロい。僕を呼びつける為にわざわざ私服を着るのが面倒だった辺りもガサツで好き。見ているだけでムラムラきそうな格好をしているという自覚が本人にあるのかどうか、問い正したくなるようなエロさだった。

 隣の隣、一本道を間違えることもなく僕はおじさんの部屋前へと歩かされる。鍵はかけていないようで、先に入れと促され……僕は老朽化によってボロくなったドアノブをグッと握った。握った瞬間、戌亥さんのちんちんより細くてなんだか物足りない気持ちになる。


「……はぁ、お邪魔します」


「おう。散らかっとるけど、気にせんでな。先に座っててくれ、用意すっから」


 正直に言う。部屋がめちゃくちゃザーメン臭い。それに仕事で使っていたであろう衣服のニオイも漂っている。この洗面所に設置された洗濯機の中は一体何日分の洗濯物が溜まっているのだろうか。ちょっと上半身を突っ込んで堪能したいところだが、流石にそんなことをしたら引かれるかもしれないな。


「ちょうどツマミもあるからな。へへへ、じゃ。乾杯しようや」


 人間用のお猪口、それから獣人用のお猪口に透明な液体が注がれていく。この地酒、ウマいんよなぁ。僕が瓶で買ったら消費に半年ぐらいかかりそうだけど、こうしておじさんに飲ませてもらえばいつでも楽しめるというわけだ。


「おいおい、あまり飲み過ぎんじゃねぇぞ。ゆっくり、な」


「いつも酒を水のように飲みまくるおじさんに言われたくはないですね」


「これでも最近自制しとる方だぞ?」


「でも先週、ド深夜にまた人の家のドア叩いて押し入ってきたじゃないですか。おまけに冷蔵庫にあった天然水をたらふく飲んでからドア全開で便器に立ちションしたあと、僕の使ってる布団でめっちゃうるさいイビキかきながら寝てるし……酒に飲まれまくってるのはどっちなんだか」


「それは…………し、新入社員歓迎会っちゅうモンがあったからよ、つい……」


 戌亥さんは酔うとやたらめったらスキンシップが激しくなるので、おそらく歓迎会では新人から汗臭いとか酒臭いとか言われてしまったに違いない。根はいい人だし、普段は面倒見がいいからめちゃくちゃ慕われるタイプではあるんだけども。


「……そうだ、おじさん。最近どんなオカズ使ってます?」


「オカズか? そりゃ先生の抜きどころ満載の小説を何遍も紙が擦り切れるまで読み返しとるぞ。特にアレは良かった、えーと、若い犬の子を全員で輪姦して腹ん中がパンパンに膨れ上がるヤツ。ここ最近で一番グッとくるヤツじゃな」


 ああ、あれか。僕が苦し紛れに書いたオカズだ。正直もっとエロくできる要素はたくさんあったはずなのに、僕の力不足でなんとも微妙な出来になってしまったお話だったと思う。それをいい作品だと褒めちぎってくれる戌亥さんには本当に感謝の言葉しか出てこない。でも戌亥さん、結構マニアな人だからもっと性癖に刺さるようなドギツイヤツを書いてやりたいんだよな……。


「……そうだ戌亥さん、今までで一番シコれるオカズだと言えるヤツってどれですか?」


「げほっ‼︎ ……えっ」


「ほら、今僕スランプですし。ちょっとインプットしたいなと思って。どうせならいつも世話になってる戌亥さんの性癖にめちゃくちゃ合うようなオカズ、書いてみたいんですよね。何か目標があった方がいい作品が書けますし」


 明らかに引き攣ったような笑顔をしている戌亥さん、何かマズいことでも聞いたかな。今更になって戌亥さんの趣味を知らないわけでもないし、男色という世間ではあまり好まれないような趣味を持つ者同士隠すものもない。だからそんなに驚いたような顔をしなくてもいいのに。


「頼みます! どうか! タダでめちゃくちゃドシコイオカズを書きますんで!」


「………………ちと待っとれ」


 そう言うとおじさんは小さな一人用テレビの下にあるラックへ上半身を埋め込み、奥の深いところをガサガサと漁りながら……何かを取り出した。それよりも四つん這いになってケツを向けるのをやめてくれ、めっちゃいいケツしてんじゃん。トランクスの中にむっちりとしたケツが入ってるかと思うと股間が熱くなる。今ここで揉みしだいたらどんな反応をしてくれるだろうか。セクハラだって訴えられるかな。ああ……触りたい、揉みたい、嗅ぎたい。うう……。女性の胸のようにふっくらとした猪の尻には、たくさんの夢が詰まっているようだ。


「…………ほれ、これじゃ」


「これ、ですか」


 おじさんが少し顔を赤らめて出してきたのは……見たこともないパッケージのビデオだった。随分と古いものらしい、所々に擦り傷があって状態はあまりよくない。中古屋で売ったらせいぜい小銭が数枚くる程度のものだろう、そのぐらい何度も手に取られている物だった。



「現場男の……靴下?」


〜つづく〜

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・おまけ

ところでこのお話、実は別の方の絵から文字を起こしたオカズなんですよね。ええと、ひろじさん(@hirohi080)という……いつも世話になっている方です。

(frame embed)


唐突にこんなものを送りつけてくださいましたので、せっかくだから…ということで書かせていただきました。それにしても現場男の靴下って……何やねん🐕🐻🧦ちなみに本作品は新刊の中で一番マイルドというかマシな部類です。他のはもう濃すぎて大変なぐらい濃厚になっておりますので、購入してみようかな…と思う方はそれ相応の覚悟をしておいてください。何回も言いますが一般人向けのオカズ本ではありません😇


ちなみにひろじさんも今回のけもケットが初参加らしいので、行かれる方は是非覗いてみてください〜〜。スペースはH-15らしいですよ。私の場所(H-20)から近めです。


ではでは、ここまでお読みくださりどうもありがとうございました〜〜!

新春けもケット9 サンプル①

Comments

実はこの絵、見た時にはもうオカズ書いてたんですが……どこで公開しようかな〜〜と思ってたらいつの間にかこんな時期になってたので😇ありがたく収録させていただきやす……。ケモおっさんはみんな絶対マニアなオカズを一つや二つ持ってる(偏見)

ぱぱぱんだ🐼🐾ぱぱを

まさかのこの絵wwwww ぱぱをさんが現場男の靴下にひっかかってるような気がするなあと思ってたら… 宣伝までありがとうございます!非エロ予定ですがw

@hiroji


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