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サンプル⑥🩲🧦🐕💦  🐻‍❄️💢

こんにちはこんばんはおはようございます、ぱぱを🐼🐾です。ハシビロコウって可愛いですよね。なんであんなお目目で、ゆったりしているのでしょうか。昔に比べて動物園の人気者にまで成り上がってしまって……まぁまぁ……それも弛まぬ努力の結果でしょう……。何を言っているのかよくわからないと思いますが、買いている本人もよくわかっておりません。


そろそろ全体向けに頒布物の告知をしていこうと思っていますが、今日は全然やる気が出ないのでまた明日頑張ります。……話がまた変わりますが、ついにですね。私も昨日からイカデビューというやつを致しまして。スプラトゥーン3を買いました。まだオンラインで対戦などはしていませんが、一人モードでひっそりのっそりしっぽりやっています。もしご興味のある方はご一緒しましょう。フレンドがいるとどんな遊びができるのかよくわかっておりませんが!生まれて初めてのジャイロ操作とやらに四苦八苦しています。


というわけでサンプル投稿も今日で6回目となりました。ちょっと投稿しすぎただろうか。今回は若いシェパード警察官が都心にある嗅覚捜査班へと配属になったオカズです。これがその、だいぶ……ボリュームがありまして。まさかの6万字越えという。しかもかなりマニアックにお話になってしまった。そんなマニアにはたまらない作品ですが、私のファンボを支援してくださる方は全員マニアだと思うので問題ないと思います(?)。


残すところあと2つ、いや……会場限定オカズ券も合わせたらご紹介していないサンプルが3つありますが、あまりたくさん載せてもアレかなぁと思うので次回で最後にしようと思います。ネタバレ防止で読まずに買うぞという方も、先にどんなお話が投稿されるのか先取りして読んでくださった方も、皆様ありがとうございました!もしよろしければ紙媒体の本を手に取って、そしてシコっていただければと😇でも紙媒体ってシコりにくいよね…わかる。


そして何度でも言いますが、多大なる印刷費を何とか賄えたのも皆様のご支援あってのことです。また来月から通常通りの投稿でやりたいと思っています。ムラムラしてたまらない発情期の皆様が気持ちよくぶっ放せるような、そして時には獣人おっさんにキュンとしてしまうようなものを食べていただき、人生がより豊かなものになるようお手伝いさせていただきます🐼


……ではあと1回のサンプル投稿のあと、今月も雑談まじりのブログ記事がございます故。そちらでまたご挨拶をさせていただきます👋



※以下、サンプル本編。

今回のサンプルは、pixivで公開予定のものより長めにしてあります。

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タイトル:出動! 嗅覚捜査班

全文字数:約6万2000

収録本:賢者の書

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「奥さん……あなたがその靴の中に隠し持っているものを見せていただけますか」


 取調室で僕の声が響き渡ると、シンとした静寂が訪れる。さっきまであーだこーだと騒いでいたのが嘘のように。


「な、なんのことかしら」


「……僕、わかるんですよ。鼻がいいんでね。その靴の中敷の下には、今回あなたの血液検査で陽性反応の出た原因となるあの麻薬が入っていることは明らかです」


 その一言で、目の前の前にいた人間の女性は青ざめたような顔で僕を見つめ続けた。この表情を見れば明らかだ。靴の中敷、それも右足の下の部分に麻薬を隠していることがバレて驚きを隠せないのであろう。それから数秒も経たぬうちに、彼女は乱暴な言葉を吐きつけてから靴を乱暴に投げ捨て、力なく椅子へと倒れた。


 僕の名前はアレックス。田舎の方で警察犬として活躍している。純血のシェパード犬獣人同士が結婚して産まれたのがこの僕だ。シェパード犬としての血を色濃く受け継いでいる。そのせいなのかはわからないが、僕は普通の獣人より並外れた能力を持っているんだ。


 嗅覚――それは五感の中の一つで、匂いに対する感覚。その嗅覚が僕は人一倍、いや獣人一倍優れている。獣人は元々のモデルとなった動物の特性を稀に色濃く受け継ぎ、その能力を存分に発揮する者も少なくはない。全員がそうなわけではないが、僕は両親が純血のシェパード犬獣人だったからというのもあるのかもしれないな。


 話を戻そう。僕は一般的な人間の約三億倍も優れた嗅覚能力を持っているんだ。だからといって行方不明になった遠く離れた人間や獣人を探すのが得意なわけではなく、嗅ぎ分ける能力がすごいんだっていうイメージを持ってもらえると助かるかな。僕は近くにいる人間や獣人がさっき何を食べたか、どこに行ってたか、服はどんな柔軟剤や洗剤を使っているか、昨日はどんな石鹸やシャンプーを使用したか、今履いている下着が何日目の下着なのかぐらいは無意識にわかってしまう。……これで伝わるかな。



 僕の活躍のおかげで麻薬のありかも判明し、こうしてまた大きな仕事を終えたところだ。こんだけ色々活躍しているのだから、そろそろ給料アップや昇格も間違い無いであろう。だがそれを表向きに出してはいけない。僕はあくまで謙虚に対応していかなければならないのだ。感情のコントロール、警察犬としては当たり前のこと。ちょっとやそっとのことで尻尾をフリフリするのは一般獣人だけ。僕は警察官になる前から尻尾制御の訓練を受けてきたんだ、だから本当の気持ちは誰にも悟られることもない。


「アレックスくん、やはり流石だね。うちの警察署の評価も爆上がりだよ!」


「ありがとうございます、先輩」


 警察犬として働いてから、僕は一度も怒られたことがない。優秀すぎるあまりに誰もが尊敬し、敬ってくれる。今は大した役職もついていない平社員のような扱いだが、それも時間の問題だ。さあ、僕にそれ相応の報酬を与えてくれるんだろうな、先輩。僕の先輩であるこの人間は嗅覚なんてダメダメで、豚肉と牛肉の匂いの違いも分からないほどだ。僕としてはそんなのもわからないのになぜ警察官になったのだろうかと疑問を持ってしまう。職業的に安定しているから? ただの強すぎる正義感を持て余したかったのか? わからない。人間という生き物は感情を表現する尻尾もないから、見た目だけでは何も判断ができないのだ。だから彼がどういう思想なのか、配属となってから数年経った今でもわかっちゃいない。


「アレックスくん、実はな。急で悪いんだが、明日からここの警察署で働いてほしいと上から命を受けているんだ。行ってくれるね?」


 ……驚いた。先輩が僕に異動を命じた場所は、この世界でも特に栄えていると言われる大都市の中央部に位置する警察署である。警察官になる人は誰もがそこで働くことを夢見て毎日業務を遂行している、そう言っても過言ではないだろう。そんなトップレベルの警察署から呼ばれるとは、ふふん。ようやく僕の実力を評価してくれる人が現れたか。


「……承知いたしました」


「あそこはトップレベルとはいえ、君でもおそらく苦戦するような事件ばかり起こるようなところだ。くれぐれも気をつけるんだぞ」


「ありがとうございます、先輩」


 トップレベルの警察署で働くことになった僕の人生は更に豊かなものになっていく。まさに成功が約束された未来そのものだ。ふふん。嗅覚では僕の右に出るものはそういない。思わず顔がニヤケてしまいそう。


 上り詰めてやる。偉くなって、国民的英雄になるのも時間の問題だ。



「ん……おう、そうか、おめえがアレックスか。ふぁぁ……」


 なんか違う。思ってたのと違う。次の日の朝、僕は例の大都会にある警察署はと辿り着き、直属の上司となるであろう獣人に挨拶をしているところだった。


「遠いとこからよく来……ふぁぁ」


 さっきからずっとアクビをしているこの白熊獣人のおっちゃん、こいつは一体何なんだ? こいつが僕の上司? こんなのが? 言ってはいけないのだろうが、ここは心の中。いくらだってバカにしてやる。少なくともあんたよりは僕の方が仕事ができそうだ。ここもレベルが落ちたな、ったく。


「オレはジフ。ここで嗅覚捜査官をやっている。よろしくな」


 白熊のくせに体毛はどこも濃いクリーム色のように薄汚れているし、傷だらけだし、おまけに顎髭がすごい。体毛が白系統だからというのもあるが、顎髭が真っ黒すぎて大変目立つ存在となっている。こんなに髭を生やしていたら清潔感というものは微塵も感じられない。もしかしたら顎髭の方がが本体なのかもしれないな。そんなことを考えていたらおっちゃんの顔を見るたびに笑ってしまう。……ジフさん、か。ま、忘れるまで覚えておこう。先輩の名前ぐらいちゃんと覚えておかないと、失礼な態度に値するからな。それぐらい僕にだってわかるさ。


「おめえをここに呼び寄せたのはオレだ。地方の小せぇ警察署に、嗅覚に優れたヤツがいるって聞いてよ」


 怠そうに座っていた白熊が立ち上がると、ゴソゴソと胸元から何かを取り出す。それは小さな袋のようなもので、封が何重にもされている。それは一体何なんだ、麻薬か? でも中にあるのは……なんだろう、よく見えない。


「嗅覚捜査官が不足しててな、アレックス。おめえの力を借りるぞ」


 厳重に袋の中に入れられた大事そうなものを、ジフさんはポイッと乱雑に僕へと投げ渡す。いいのか、そんな扱いでいいのか。心の中で突っ込みながらも、僕はその袋の縛りを解いていく。白い粉ではなさそうだが……これは……あっ。間違いない、これは、見覚えのある。いや、僕だけじゃない、この世で生きる人間、獣人関係なく誰もが毎日見ているようなモノがそこには入っていた。


「最近若い女性を拉致して人気のない廃墟へ連れ込み、何発も中出しするじじいがいるんだとよ。その事件現場に落ちていたボクサーブリーフだ。こいつで犯人の居場所の特定に努めてほしい、それがおめえの今日からの任務だ」


 ……今までモノの持ち主や、薬物のありか、そういうのは何度も特定したことがある。だが人の下着の匂いを嗅いで犯人を捕まえたことなんて一度もない。流石大きな警察署だ、こういう案件もゴロゴロ転がってるってか。


「……ま、物は試しだ。まずは嗅いでみろ」


「し、失礼します。スンスン……う゛ぅっ‼︎」


「ああ、やっぱキツいか。見つけた時から既にかなり汗で湿っていてな、だがこれも仕事だ、耐えてくれ」


 ……キツい汗の臭いがするのは確かだ。だが問題はそこじゃない。あまり知られていないとは思うが、実は犬という生き物は汗臭い下着や靴下の臭いが大好きだ。犬が最も好んで敏感に感じ取れる臭い、それは酸臭と呼ばれているモノ。酸臭は汗の臭いに近いような酸っぱい臭いで、飼い犬がご主人の靴下や下着を好んで口に咥えたりするのはこの習性のせいである。


 そして隠していたのだが……僕はその臭いが、その、結構、まぁまぁ、そこそこ、大好きなのである。だがこんな事がバレたらもう一生警察犬として働く事は出来ないかもしれない、それだけデリケートな問題なのだ。下着を嗅いでムラムラきてしまう自分の性癖を何度恨んだかはわからないが、どうにも……やめられなくて……。おまけにもう一つ言わせてもらうと、女性よりも圧倒的に男性の臭いが好きだ。僕が男なのにもかかわらず、だ。これは幼い頃に僕を助けてくれた警察官が原因なのかもしれないが、僕はあの先輩に憧れて警察官になったのだ。その警察官がとにかくカッコよくて、僕はその時初めて同性である男が好きなんだと気がついた。


 つまりだ、この汗塗れのボクサーパンツなんてものはな、僕にとってはご褒美でしかなくて……ハスハス……い、いや、捜査に私情を挟んではいけ……スンスンスンスン……ううっ、鼻にくるっ。鼻にくるのにこの、なんでかわからないが嗅ぎたくなるっ、ああっ、スンスン……んふぅ……はふぅ……ハスハスハスハス……。


「お、おい、大丈夫か。そんなに嗅いだら気持ち悪くなるだろ。……おい、聞いてるのかアレックス、おい!」


「はぁっ……ふぅ……ハスハスハスハスハス……」


 何か危険を感じたのか、ジフさんは僕を急いでパンツから離してくれた。危ないところだった、つい嗅ぎたくなってしまうようなこの独特の臭気は僕にとっては別の意味で毒だ。


「おい、おめえ……何おっ勃たせてるんだ」


「あっ⁉︎ あ、そ、その」


 他人の体臭に興奮すると、僕の尻尾よりも遥かに敏感に感情を表現してくるこの逸物。僕の厄介な相棒だ。それに、せっかく昨日洗濯したばかりの制服ズボンに大きな染みが出来ている。……やらかしてしまった、初日に。


「……ふぅん、おめえ小便漏らしてんじゃねぇか。まさか、犬獣人特有の嬉ションってやつじゃねぇだろうな」


「こ、これは小便ではありません。が、が、我慢汁です」


「……まぁあながち間違いでもなさそうだがな。ここから濃い雄の臭いがしやがる」


「ちょっ、どこ嗅いで……ああっ!」


「正直に言ったほうが身のためだと思うがな。オレもそこそこ鼻が利く種族だ。……白状しろ」


 新しい職場に到着し、ものの数分で失態を犯しそして性癖がバレてしまうこの展開。ギャグか、ギャグなのか。今までこんな失態を犯した事なんてないのに、くっそ、この下着が悪いんだこの下着が。僕の下半身の前で鼻を鳴らしながらニヤニヤと見つめるこの白熊のおっちゃん、申し訳ないが今日限りで先輩を変えてほしい気持ちでいっぱいである。はぁ……恥ずかしい、穴があったら入りたい……。



「ふぅん、なるほどなぁ。ま、べつにおめえがどんな性癖持ってようが仕事には関係ねぇから安心しな」


「……申し訳ございません、ジフさん」


「しっかしよぉ、こんな汗クッセェおっちゃんの下着嗅いでまさか発情しながら嬉ションまでするとはなぁ。……ククククッ、ガハハハハ!」


 めちゃくちゃ恥ずかしい。これで僕はもうこの警察署で噂のシェパード犬獣人となり、周りの人から男の下着で興奮しちまうド変態だというレッテルを貼られてしまうんだ。ああ、どうしてこんなことに。せっかくトップレベルの警察署で働けることになったのに、人生とはわからぬものだな。あっという間にどん底にまで突き落とされた気分である。さっきまで自信満々で、しかも先輩であるジフさんを下に見下すような思想をしていた自分が恥ずかしい。


「ま、オレとおめえの仲だ。この事は内緒にしといてやるよ」


 優しい、優しすぎる。ジフ先輩、アクビばっかりしてて僕より仕事できなそうって心の中で言ってしまってごめんなさい。僕はこれからあなたの手となり足となり全力でサポート致します。何なりとお申し付けください。


「それはさておき、だ。これじゃ嗅覚捜査官としては致命的だな。毎回嗅ぐたびに発情してるようじゃ、まともに仕事ができねぇだろ」


「……ごもっともです」


 自身の顎を何度も触りながら困り顔で唸っているジフさんは、手のひらにグーの拳をポンっと当てて何か閃いたようなジェスチャーをする。その時も何となく気がついていたのだが、この白熊のおっちゃんは笑みを浮かべていたんだ。これはなにか良からぬ事を企んでいるに違いない。


「よし、わかった。ならここは先輩としてオレが指導してやる。なぁに、そんなキツいもんじゃねぇから安心しろって。な? オレってこの警察署では優しい先輩だって有名なの、おめえ知らねぇもんなぁ」


 少し怪しいなと思ったのは僕だけではないだろう。警察犬だから気がついたとかそういうのではなく、明らかに何か不自然な感じがする。ジト目でおっちゃんを見つめていると、なんだよつれねぇなと言いながら僕に肩を回してくる。馴れ馴れしく触らないでほしい。


「ほんじゃ、脱げ。今すぐにだ」


「……はぁ?」


「アレックス、上官命令だ。脱げ‼︎」


 先輩や上官の命令は絶対、それは僕の体に刻まれた本能とも呼べるようなルールだ。犬獣人は優しくしてくれたり適切な指導をしてくれるご主人様の命令に忠実な生き物として知られている。恥ずかしいが、先輩が言うのなら……致し方ない。まずは制服の上着とシャツを脱ぎ、ちょっぴり小便を漏らしてしまったズボンを投げ捨て、パンツ一丁と黒靴下のみの姿となる。


「……誰がパンツと靴下を履いたままでいいと言った、脱げ‼︎」


「あっ、ええっ⁉︎ は、はい、承知いたしました……」


 まさかここまで脱がされるとは思っても見なかった。渋々靴下を脱ぎ、そして最後にパンツに手をかける。トランクスの真ん中で痛いほどに勃起した逸物、そこを中心に湿っているこの汚れたパンツまで脱ぎ捨てて、僕は生まれたままの姿となってジフさんの前に立たされた。


「ふん、中々いい体つきしてんじゃねぇか。腹筋も割れてるし、オレとは大違いだな。ガハハハ!」


 優しく揉むような手の動きで僕の腹筋をひとしきり堪能するジフさん。そんな彼はというとまるで全然運動していないんじゃないかと思えるような、制服がはちきれんばかりの腹周りをしている。本当にあんたは警察官かと疑問に思うほどだ。


「いいモン持ってんじゃねぇか。まぁそれはいい。こっち来い」


 逸物の評価を得た後で、僕はジフさんの後をついていく。だがそこは最初にジフさんが座っていた事務デスクで、えっとつまりはどこへ行けというのだろうか。


「アレックス、今日からおめえの席はここだ、いいな」


「……ジフさんの席?」


「んなわけねぇだろアホ。ココだココ、おめえの席」


 ココと指差すのは、ジフさんの椅子――ではなく、その机の下にある小さな隙間だ。何を言っているんだこの白熊は、とキッと睨み付けてみたものの、このおっちゃんは全くと言っていいほど動じやしなかった。さすが警察官として働いているだけはある、こんな睨みじゃびくともしないってか。


「……何の冗談ですか」


「冗談で言ってると思ってんのか。はぁ……せっかくおめえのその下着で興奮しちまう癖を治してやろうと思――」


「ホントに⁉︎ 治せるんですか⁉︎ ジフさん‼︎」


「うわっうるせぇ、いきなり大声出すんじゃねぇ! ま、それはおめえ次第だけどな」


 お前次第と言われりゃやるっきゃないでしょう、僕は天才でありながらも努力を怠る事のない完璧なシェパード犬獣人なのだから。どんな研修が待っているのかはわからないが、それで治せたら僕は無敵の存在となる。下着で興奮しなくなった僕は強いぞ。……ふふん、今に見てろよ。ジフさんの命令通り、僕は机の下の狭い空間で胡座を掻いて次の指示を待つ。するとタイミングを見計らった白熊が椅子を急に寄せてきて、そのまま僕は密閉空間に近い状態で押し込められる事となった。


「今日から鼻を雄の臭いに慣れるための特訓を開始する。いいな、オレの指示通りやらないと上達は見込めないぞ」


 太くてゴツい指がジィッと制服のチャックをずり下ろすと、小便の時に逸物を出すための穴が全開となって僕の目の前に現れた。だがそこからジフさんは何かする様子もなく、ただそのまま椅子に座っただけだ。


「こういうのはな、普段から嗅いで慣れさせとかねぇとな。ほれ、今チャック開けてやったからここにマズルを突っ込むんだ」


「なっ、そ、そ、それは、えっ……」


「おめえの大好きな雄の臭いを嗅がせてやるって言ってんだ、ったく。早くしやがれ」


 薄暗い空間でもわかるこの臭い、チャックを開けた穴から漂うのは汗の臭いだ。それも一日でついたような汗ではない事は容易にわかる。僕の嗅覚ならそれぐらいの判別は朝飯前だ。


「……失礼しま……う゛ぅっ」


 犬獣人特有の細長いマズルをチャックの穴に突っ込むと、ムワッとした生温い空気が鼻全体を包み込んだ。湿った布地の存在を鼻先で感じ、そこを少しだけグリグリと押さえつける。間違いない、このパンツは数日間履かれているはず。この少し鼻にツンとくる感じ、これは……。


「アレックス、このパンツの詳細を答えてみろ。嗅覚が鋭いお前ならこれぐらい余裕だろ」


「……パンツの形状はブリーフ、汗と尿の割合はおおよそ七対三、そしてこのパンツは……履いてから四日ほど経過しています」


「流石だなアレックス、やはり地方の警察署で活躍していたのは嘘ではないようだ。だがな――それで嬉ション垂れてるようじゃ警察犬としてまだまだってとこだな」


「あ゛っ……も、申し訳ございません……」


 僕はジフさんのズボンに鼻を突っ込みながら、無意識に嬉ションをしていたようだ。くっそ、このままでは本当に毎日嗅覚捜査官として働いているだけでズボンがびしょ濡れになってしまう。まだまだ修行が足らぬということか、精進するしかないようだ。とても自分より優れているとは思えないこの白熊先輩の言うことを聞くのは癪だが、今僕に足りない力というものを理解した上で指導をしてくれている事には感謝せねばなるまい。


「まぁいい、最初はこんなもんだろう。なら、オレは事務処理があるからな。おめえはこのまま昼間でマズルを抜くんじゃねぇぞ、いいな」


「ゲホッゲホッ! ひ、昼まで⁉︎ そ、そんな僕にはとても……」


「ふぅん。できねぇって言うのか。そうか、それなら仕方ねぇな。他人のパンツを嗅いでお漏らしするようなシェパード犬はこの警察署にいらないと、上に報告しとくか……ああ、残念だな。せっかくの優秀な新人を見つけたと思ったのになぁ。まぁ地方の署でも頑張ってくれや」


「……やります、やらせてください」


「ふん。最初からそう言えってんだよ。……おめえもこのままだとココじゃ働けねぇってことぐらいわかってんだろ?」


 机の下で軽く足蹴りされてしまったが、べつに本気でやられたわけじゃないので特に問題ない。それよりもこのキツい臭いを放つブリーフをあと三時間も嗅がないといけないなんて、僕にとっては別の意味で拷問だ。気を抜くとちんちんから尿か我慢汁かよくわからない液体が何度もビュッと床に出てしまう。それにだ、今までちゃんと訓練して動かないようにしていた尻尾の挙動がどうにもおかしい。この臭いを嗅ぐと体がバグってしまうのか、つねに左右に大きく振れるようになってしまった。抑えられない、どうしてっ、くそっ。


「おい! 誰が人のパンツ嗅ぎながら尻尾を振っていいと言った。いいか、警察官は感情を表に出しちゃならねぇ。……おい、聞いてんのか。オレはしつけのなってねぇその尻尾に言ってんだよ」


「んぐっ‼︎」


 ジフさんはブーツを脱ぎ捨てて、僕の尻尾の根元をギュッと足指で握る。尻尾を動かさぬよう訓練はしたものの、実はこう言う刺激にめっぽう弱い。全身の毛が逆立ち、この痛いのか気持ちいいのかよくわからない尻尾の付け根の感覚に僕は悶え苦しむ。その間も決してチャックの中からマズルを引き抜くわけにもいかず、僕はジフさんの両足を手でグイッと掴んで刺激に耐え続けた。


 尻尾の根元にくるこのしっとりとした足指の感触、おそらく通気性の悪い靴の中でだいぶ蒸らされていたのだろう。正直……どんな臭いがするのか嗅いでみたいところだが、今は仕事中だ。それにこの雄の臭いに興奮してしまう体を早いところ何とかしないと、僕はこの警察署で居場所がなくなってしまう。だからこそ、鼻をスンスンと鳴らし続け必死におっちゃんの股座の臭いを嗅ぐ。そう、これは修行なのだ。決して僕が嗅ぎたいからではなく、修行の一環……スンスンスンスン……。


「おい、いつまで尻尾揺らしてやがる! 雄クセェの嗅いで悦ぶド変態野郎はこの部署にゃいらねぇぞ!」


「ぐぇっ……げぇっ……」


 僕の腕の何倍も太い両脚がギュッと体をロックし、そのまま両足指で器用に尻尾を掴まれた。こんなにキツい臭いを放つパンツを直に嗅がせてもらっているのもそうだが、尻尾を蒸れた靴下越しに足指で掴まれていることも興奮してしまう要因の一つだ。ぐうぅっ、また嬉ションをしてしまった。止まらないっ、ぐうっ……。



おそらくこれを読んだだけでムラムラくる人もいるのではないでしょうか🐼私の欲望と、夢と、性癖が詰まったお話です。性癖が合いそうな方はぜひ頒布当日、本編もご覧になってみてくださいませ!



ぱぱを🐼🐾


サンプル⑥🩲🧦🐕💦  🐻‍❄️💢

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