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けもケット12 サンプル②

こんにちはこんばんは、ぱぱを🐼🐾です。


本当はもっと早く更新しようと思ってたんですが、すみません!!ちょっとリアルで何やかんやありまして、関東から四国の方へと航空機で飛び立っておりました。


ではでは遅れ気味になってしまいましたが、再び新刊のサンプルのご紹介です。今回ご紹介するのは狸おっさん営業部長と人間くんのお話となります。営業部長は結構グイグイくるタイプの獣人おっさんです。主人公の人間くんは正直、あまり顔も体型も歳もタイプではないと思っているようですが……。とあるきっかけで一晩体を重ねてしまった経験から、どうにも狸部長のセックスが忘れられなかったようです。男らしいニオイも、本当は鼻がツンとなってイヤなはずなのに……忘れられなくて……腰の振り方も最高で……。


そんな二人はまだ、お付き合いしていないようですね。体の相性は抜群なのに――。容姿などのルックスを取るか、体の相性で決めるか、それは人間君の手に委ねられています。こういう「本当なら全然タイプじゃない獣人のおっさんに魅了されて、身も心も彼の虜になってしまう」的なお話は何回作っても、何回読んでも美味しいです。体の相性バッチシなら付き合っちゃえばいいのに……むへへへ……。


短編はお話そのものが短いので、必然的にサンプルも短くなってしまいました。申し訳ないです!雰囲気ぐらいは掴めると思うので楽しんでいっていただけたらと思います!関西弁狸おっさんの威力は強い。


ちょっとトラブル続きでサンプル上げるのが遅くなってしまいましたが、これからはもうちょいペースアップしてお届けしますのでまた次回の更新もお楽しみに!です🐼



※以下、サンプル本編。


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タイトル:営業契約よりも婚約契約

全文字数:約1万5000

収録本:オカズ大全451

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 見積もり、発注、契約書、来客対応、終わったところで次の仕事がひっきりなしにやってくる繁忙期。今月は毎日がこのような激務であるのだが、周りの社員たちは弱音を吐きながらも誰一人として休んだりばっくれる者はいなかった。僕の体も例に漏れずクタクタだし、本当のところは明日発売予定のゲームを深夜の発売と同時にダウンロードして朝までプレイしたいところなのだけど。みんな仕事熱心だなぁ、そんな事を思いながら作業をしていると――。


「うーっす! おつかれさん」


 昼過ぎの営業事務オフィスに聞こえてきた、体育会系のおっちゃんが発する空気を切り裂くような野太い声。緩い挨拶と共にやってきたのは、小さな山のようにそびえ立つ茶色い体毛の狸獣人――玉重部長だ。汗をビッショリかきながらあっちーあっちーと言い、街のどこかで無料配布されていたのであろう何パーセントオフだのが書かれたちょっとボロいうちわで顔面をあおぎ、タオルで色んな所を拭い始める。僕は何事もなかったかのようにパソコンの画面へと視線を戻したのだが、部長は背後で歩みを止めると少し間を置いてから僕の斜め後ろまで近づいてきた。気にする必要はない、と。無心を貫き通して仕事を進めていれば、今度は肩へとマズルを乗せて僕が見ている画面を覗きこんできた。じっとりと汗で湿っていて今日も不快なことこの上ないのだが……。


「おう。朝頼んでたモンの進捗どんな感じ?」


「……部長。お疲れ様です。今ちょうどそちらに送ろうとしてました」


「ほほぉ、優秀やんけ。さすがワシのイチオシ部下やんな。ガハハハ! すぐチェックしとくさかい、待っとってや」


 去り際に狸獣人特有のぶっとい尻尾を僕の体へとわざと押し付け、ノートパソコンも余裕で入れられるほどのデカい黒い鞄から新たな白い汗拭きタオルを取り出す玉重部長。ワイシャツ姿だというのにハンカチではなくタオルを愛用しているのは、以前ガテン系の職種に就いていた名残りだろう。昔はヘルメットを被り、会社から支給されたお古の作業着を着用しながら力仕事をしていたと言っていたっけ。それにしても今日は一段と雄のニオイがキツいから、早いところ自分で消臭スプレーでもかけて体臭対策をしてもらえないだろうか。周りの社員はそれを見越してなるべく離れた位置で業務に当たっているが、自分の場合は何かと部長とのやり取りが多い関係で彼のそばを離れられない。……今度机の上に置くタイプの消臭剤でも買っておくか。


「……ん゛んっ、ゴホッ」


 おそらく僕が用意した資料には修正が入るだろう、そう思って身構えておきながら部長の確認を待っていたのだが、どうやらチェックの方は何事もなく通過したらしい。ただパソコン画面の右下に出現したメッセージ内容があまりにも職場で堂々と話せるような内容ではなかった為、わざと咳払いをしてやった。気付かれないようにチラッと斜め前に座る部長を見れば、そこにはニコニコ……いや、ニヤニヤしながら僕を見つめてくるスケベ狸が。決して声に出しては言わないが、僕は彼の本性を知っている。半年ぐらい前から……だったか、僕と、部長だけの秘密。その話はまた今度にするとして、続けざまに僕宛てへ送られるチャットが止まらない。まぁ見るだけ見て、テキトーに返事しとくか……。


“今夜、予定空けとけ。いつもんとこで待っとるわ”


“昨日からワシ、発情期やねん。キミもまだまだ若いさかい、発散したい年頃やろ”


“どうせ明日は休みや。一緒に朝までパーっと仲良く、ヤろうや”


 履歴が残るからやめてくれと言ったのだが、玉重部長は後で履歴ごと消せばいいだろとの一点張り。定期的にこういったやり取りが発生するため、正直気が重い。気が重いのだが……体は正直だ。チャットのやり取りを見ただけで、ほんのり体が熱くなったような気がする。まだ夏が終わるには早いこの時期、きっと股座は汗という熱気で蒸れているに違いない。ああ……獣人のおっちゃんなんて、それもあんなでっぷりと肥えた芋臭い顔付きの狸なんて、本当はタイプじゃないのに。僕を虜にさせる理由は間違いなく――。


 このようなやり取りとしているが、僕と部長は付き合ってなどいない。ちょっと体を重ねたことのある、それだけの関係だ。そう、たったそれだけの関係。



 ばっちり三十分ほどはかけて洗浄し、ほぐしておいた僕の秘部。大丈夫だと思いたいが、前回はそれで酷い目にあった。裂けはしないだろうと高を括っていたら中から腸をぶち破る勢いで拡げられ、奥の指じゃ届かないところをほじくり回されて。体格のいいデブはその分逸物が小さめだと相場は決まっているのに、玉重さんのブツは獣人の中でも相当にデカい方だった。


 部長が予約していたというこのホテル、僕はもう何度も通い詰めている。全てはこの部長に、半ば強制的に連れ込まれたせいで。仕事でクタクタだった体、すぐにでも帰宅して、酒でも飲んで、寝てしまいたい。そんな欲望よりも遥かに僕の中で膨らみ続けている、性欲。僕はおっちゃんと気持ちいい事がしたい、心ではなく体がそう訴えかけてきた。考えるより先に、体が動いていたのだ。


 業務中にきたお誘いのチャット欄には、なぜか“了解”と打ち込まれていた。今日こそ断ろうと、心に決めていたのに。


「おう。今日はちゃんとワシのサイズまでほぐしたんか」


「……」


「ゲヘヘヘ、そんな不満そうな顔しよってからに。イヤそうにしとってもわかるで。体、疼いてたまらんのやろ。ワシがお前さんをヨガり狂うオンナにさせたってもええんやで。偽りの仮面、外したろ」


 穴の中でじわぁっと、何かが出てきたような気がする。粘液だろう、おそらく腸壁から漏れ出たヤツ。前回その巨体を上から余すことなく押し付けられ、激しく腰を振られ、気持ちよかったという経験を体が覚えてしまっている。正直この気持ち良さがなければ体を重ねることは絶対になかったと言えるだろう。それほどまでに僕はこの小汚い狸のおっちゃんの……おっちゃんによる……濃密な男らしい汗だくセックスに魅了されていた。


「……なぁ、ちゅーしてもええか」


「い゛っ、そ、それはダメです」


「なんでや、ええやんか。お互い恋人なしの独り身、別にしたって構わんのとちゃう?」


「……僕のは、最初の相手の為にとっておきたいから」


「ふぅん」


 納得したようで、納得していないような顔だ。既にワイシャツをベッドの下へと投げ捨て、白シャツとトランクスに黒靴下という自宅でくつろぐサラリーマンのような格好で部長は顎に手を当てながらジッとこちらを見つめてくる。何か言いそうな顔をしているが、その口から言葉が出てきたのはひと呼吸置いたあとで――。


「はぁ、うるさいやっちゃな……ったく。ならその口に直接覚えさせたるわ」


「……んぶっ⁉︎ んっ、んんっ‼︎」


 有無を言わさずこじ開けるような百烈舐め。ヤニ臭くてネバついた狸の舌は僕の唇に唾液を塗りたくるようにして、ぶちゅ、にちゃっと粘液の音を奏で始めた。イヤだと言ったのに自分の欲望のまま接吻を行うのは、自分の方が優位な立場であると理解してのことだろう。……その通りだ、僕は目の前の快楽に抗えない。それは仕事上の立場でもそうだし、種族柄の立場でもそう。彼はタヌキの中でも大柄な部類の生き物で、僕は人間という小さく華奢な生き物。間違いなく性欲も彼の方が強いし、それに……。


「ゲホッゲホッ‼︎ うぅ……うげぇっ」


「ワシの唾液、うまいやろ。もっと飲ませたってもええねんで」


「……あ、いやだっ、あっ」


「イヤならもっとガッツリ、激しく抵抗したらええやんけ。そんなんやからワシに無理矢理食われるんやぞ。お仕置きのディープキスや」


「んぶっ、ぐっ、んんっ……」



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ほんのりエロシーンサンプル

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「あーあー、またワシのザーメン飲みきれんで逆流させとるわ。そろそろ上澄みぐらい溢さず飲めっちゅう話やでホンマにもう……」



「今日もぐっちょぐちょのおまんこやんな。ワシの我慢汁も今からたっぷり注いだるさかい、もっとビチョビチョの粘液まみれにしたろか! ぬるっぬるの汁、好きやろ。なぁ、好きやって知ってんねんで」



「おらっ発情狸の夏場営業回りで身体中拭きまくった、汚ねぇ汗拭きタオルでも噛んで大人しくヨガっとれ‼︎」


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営業部長といけない関係になりそうな人間くんの運命やいかに……!狸のおっさんにグイグイ言われて何やかんや付き合うことになりたいぱぱをでした🐼



次回のサンプル紹介に続く!

けもケット12 サンプル②

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