みなさんこんにちは〜〜〜!ぱぱを🐼🐾です。あ、サムネはマジで適当に付けたやつなのでお気になさらず。
ゴールデンウィーク、私は三連休しかないのですが皆様はお楽しみ中でしょうか。ああ……シュン…おやすみ欲しい……。
今月も500円プランのご支援ありがとうございます!10月のけもケットに向けて原稿を進めつつ、こちらも投稿していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。皆様のオカズになるようなケモおっさんが見つかれば良いのですが🐼
今日お届けするのは世にも珍しいケモおっさん視点のお話です。ぱちんこ大好き狸おっさん。1万3000字ほどですので、気兼ねなくお読みいただけま……お読みいただける??
狸おっさんが最近キてる。いいですよね、エロそうで。好き。サクッと抜けると思いますので、お楽しみください〜!
全体公開記事にも色々書いてますが、その節はどうも大変ご迷惑をおかけしました。今回のイベント参加でこんだけ刷ってもいいんだなぁって勉強になったので、次はめっちゃ擦ります。ぶっちゃけ一年ぐらいかけて売れる部数刷りたかったので、頑張る……!というわけで、次回イベントも参加予定です。スペースいただけるかどうかはわかりませんが、次はもうちょっと薄い本を作ります。逆に今回のが分厚すぎたんや…。
2回目、3回目組でスペースに来てくれた人が「え゛っ…売り切れちゃったんですか…」みたいな言葉が出てくるたびに心臓を突き刺された気持ちになったので、本当につらい😇でもこれが初参加サークルの洗礼みたいなものなので、気にせず受け止めます!
それから……!
うまくいくかはわからないですが、今回の新刊の紙媒体が少なすぎたので次回イベント向けに少数部増刷予定です。何冊刷ろう……これは余らない数にしたいので、あんま刷らないかも……。オカズにするにはデータ版の方がいいし、だけど紙媒体も欲しいし……。こう言う時にアンケートが役だったりする?するのかな?
やっぱ好きな本って紙媒体で欲しくなっちゃいますし、そう言っていただけた方が複数名いる以上行動に移すべきだなぁと思いましたし。ファンボで支援金も皆様からいただいておりますし、そういった所で有効活用したい所存。
んでは、ゴールデンウィーク真っ只中ですが良いシコライフをお過ごしください👋……えっ、実家だから抜けない??
ぱぱを🐼🐾
※以下、本編。
***
あーあ、またスッちまった。今月も厳しいってのにな。タバコや酒と一緒で辞めようと思っても辞められねぇ、パチンコってのはなんであんなに夢がある遊戯なんだろうな。
昔はゲームばっかりやってお袋に怒られたこともあったっけか。買ってもらったゲームを、それはもう遊び尽くしたってもんだ。親の目ぇ盗んでこっそり夜中にやりまくってな。それが今じゃいい歳したおっさんの、しかも独身がこんな金を賭けて遊ぶ大人の遊戯にハマっちまって。なんとまぁ無様なこって。
「くっそ……五万もってかれたぁ……くそっ、くそぉ……」
世の中は本当にクソだ。俺が日雇いの肉体労働で何とかやりくりしている中、スーツ着て高ぇ腕時計なんか身につけながら出社するサラリーマンもいるんだろ? 神様はどうしてこう、不平等なんだろうな。ああいう金持ちのヤツからちょっとばかし俺の方に寄越してくれてもいいじゃねぇか。
体に悪いと知っていながらも、俺はパチンコ後の一服を欠かさない。公園ぐらいありそうな広々とした駐車場の端っこは、俺の特等席だ。コンクリート製の車止めに腰掛けながら、今日も負けたイライラを解消すべく嗜好品で気分を紛らわせる。あー……やっぱうめぇな、ガキん時はぜってーこんなモノ吸わねぇと思ってたのに。苦すぎるし、肺ん中がカァッと熱くなるし、何より年々値上がりするし。吸ってて何一ついいことのないタバコというヤツを、俺は死ぬまで吸い続けるのだろう。コイツがなきゃやってられねぇ、酒とタバコとオンナは俺にとっちゃ必要不可欠なモンとなっていた。
酒も、タバコも、オンナも。俺は現場の先輩から教わった。同じように俺も後輩のヤツらに教えてやった。日雇いバイトで食い繋ぐ前の話だが、よく後輩連れて風俗店に行ったモンだ。……が、俺はどうにもメスにはモテねぇらしい。後輩のヤツらは何発出して気持ちよかっただの、オンナの胸がデカくて鼻血が出そうだっただの、羨ましい感想ばっか俺に聞かせてきて非常に不愉快だった。俺はというと……そうだな、まずアイツらは雄の汗の臭いに異常なほど敏感で誰も俺には近づきたがらない。若い頃はそんなことですぐに腹を立てちまって、結局オンナどもの体へ馬乗りになって無理矢理ちんぽをしゃぶらせてやった。今思えばそりゃ出禁になるわなと納得するが、あん時はSっ気が強くて気性も荒かったしよ。こんな時、体使う現場仕事ばっかりやってて良かったと、俺は心底そう思っていた。ま、オンナにゃ力勝負で負けるはずがねぇけどよ。バックでちんぽねじ込んでから首んところに俺の腕回して、あとは好きなタイミングで軽く締め上げたり、緩めたりを繰り返せば締まりのいい肉穴の完成だ。そっからはちんぽに刺激を与えてくる穴の温もりを存分に感じながらイク瞬間を待つだけ。それなのに風俗のオンナどもは”中には出すな“だの”不潔“だの本当にうるさくってなぁ。
結局膣に出すなって言われたもんだから、俺は仰向けになったオンナへ馬乗りになって正座をするように華奢な両腕を膝の裏側で挟み込んで固定してやった。中に出すなってことは、つまるところ外にぶっかけろってことだろうよ。俺は容赦なくオンナの顔目がけて、黄ばんでドロッドロの濃いヤツをぶっかけてやった。それも上澄みだけじゃなくて、本番用に取っといた孕ませ用の汁も、全部、全部ぶっかけちまった。そん時の本気でイヤがってた顔、ありゃそそるよなぁ……顔中パックしたみてぇにザーメンまみれになっちまって……オンナの美しい顔が台無しになるあの瞬間、たまんねぇ……ああ……また行きてぇな風俗。ここんとこパチンコにハマりすぎて全然行けてねぇし。そもそも近場で出禁になってねぇ店なんてどこにもねぇけどな。
「はー……うんめ……」
冬でもないのに、空気中には濁った白い煙が。俺の肺からたっぷり吐き出されたニコチン混じりの煙は、きっと風に乗って誰かの元へと届くだろう。ま、副流煙なんざ吸った側が悪ぃんだ。俺の知ったこっちゃねぇ。……ボーッと昔のことを思い出してりゃ、もう一本吸い終わっちまいそうだ。箱ん中にはあと一本、これ吸っちまえば一週間は先輩のおこぼれを貰わねぇ限り禁煙は確実。あー……でもな、今すっげぇ吸いたいんだわ。我慢できねぇ。大人ってもんは誰にも指図を受けずに自分で自分の道を決めるのが当たり前、だよな。なら吸う以外の選択肢はねぇだろうよ。俺は最後の一本という事実を知りながら吸いたいだけ、目一杯吸うことにした。
「……おい、さっきから何ジロジロこっち見てんだよ。そこの坊主」
「はひっ⁉︎」
なーんか視線を感じるかと思えば、物陰からガキがこっち見てやがった。しかも日付が変わる直前ぐらいのこのド深夜に出歩くなんて、しつけのなってねぇ野郎だまったく。
「あの……えっと、お……」
「お?」
「おっ、おじさん、その……アプリで……古狸生男(ふるだぬき いくお)さんって、えと」
「あー……アプリ……やべ、あれまだ入ってたのかよ……」
俺の本名、全然違ぇけどな。この前一週間ぐらいの道路工事案件で一緒だった熊のおっさんにこのアプリ教えてもらったんだっけか。もうすっかり忘れてたわ。何でも雄同士がマッチングする為のアプリらしく、オンナ好きな俺にゃ入れる意味ねぇだろと抵抗したらアイツ無理矢理入れてきやがったんだっけか。ったく、消すの忘れてたぜ……おかげで変な人間のガキが釣れちまったし。悪いが男好きに好かれても全く嬉しくねぇから、ここは傷つかねぇ程度に振ってやろう。いつもならガン飛ばして帰らせるところだが、流石にアプリを入れたままほっつき歩いてた俺の方に非があっからな。
「おう、古狸生男ってのは俺のことだがよぉ。悪いんだが……」
「あのっ‼︎」
「うおぉ、いきなりデケェ声出すんじゃねぇよ!」
マジでビビっちまった。こんな小柄な人間の雄が、俺の耳の鼓膜を破いちまうんじゃねぇかと思うほどに大きな声を出しやがった。思わずビクンと全身が飛び上がり、指でやさしく握っていたタバコは真っ逆さまに地面へと落ちていて。
「おい‼︎ 俺の最後の一本! あー……てめ……くっそ、あー……もう……」
流石の俺もイライラしそうになったが、相手はまだ若い人間の男なんだからここでビビらせるような事をしちゃいけねぇ。何たって俺は大人なんだからな。これぐらいのことで許せるようにならねぇと、出世の道は遠いってもんよ。……定職、就いてねぇけど。
「すみません……あ、でも大丈夫です。ほら、これで新しいタバコでも買ってください」
「は?」
俺は今、幻でも見てるんじゃねぇかと。そう思った。何せ負けた五万円の半額……まではいかないが、それでも彼の細長い指には二枚の高額札が挟み込まれていて。
「悪い冗談はよしてくれ。そんな大金、いらねぇっての」
「でっでも、これで嗅がせてくれるってプロフィールに書いて……」
「あん? プロフィールって……あ゛っ」
イヤな予感がする。そう思った俺は即座に自分のスマホから雄同士専用マッチングアプリを起動させる。……アイツ、やりやがった。後でシめてやんねぇと気が済まねぇ。
◆
古狸 生男(ふるだぬき いくお)
年齢 46
体臭キツめなんで汚れ専以外はお断り。タチなんで掘られてぇヤツは気軽に話しかけてくれ。交尾前の湯浴みはしない主義。どうしても嗅ぎてぇド変態のヤリ目は金持ってアピールしてくれや。
趣味はパチンコと酒とオンナ。朝一発、毎晩三発シコるのが日課
◆
「こういう人、近くに中々いないんで! だからこれでどうか、どうか嗅がせてくださいお願いします!」
「はぁ……」
明らかに大学生っぽい見て呉れをしてやがる。そんなヤツが二万もかき集めるのは大変だったろうに。俺はそういうとこ出てねぇからわからねえが、入学費も学費もバカにならねぇぐらい高いだろうよ。まだ社会の闇も知らねぇガキが二万円を震えながら渡してきやがったんだ。相応の覚悟があるに違いねぇ。
「お前、メシ食ってんのかよ。そんなヒョロいガタイしてよ、おらついて来い」
「わ、あっ‼︎」
最初は戸惑ってはいたものの、俺が乱暴に腕を掴んで連れ回したら思いの外大人しくなってやがった。怯えてるわけでもなく、ただこちらの顔色を伺いながら俺の次に言うことを心待ちにしているらしい。現場の打ち上げで酒に溺れ後輩の若ぇ犬獣人に肩貸してもらいながらも腹減ったからラーメン行くぞと無理矢理連れて行ったあの時と、似ている。ふぅん……ま、何にせよ飯は食っとかねぇと。せっかくバイト代でこんなガキから大金受け取っちまったんだからな。
行きつけのパチンコ店からそう遠くない場所にある、俺の行きつけラーメン屋。味は頻繁に行くほど別にうまかねぇが、まぁカップ麺よかマシってなもんだが。深夜でも平然と営業しているその店の暖簾をくぐると、今日もねじり鉢巻で暑そうに全身の毛を濡らした猪の大将がニコッと目で挨拶をしてきた。常にムスッとした顔で近寄り難いと言われる俺とは、正反対の彼。俺もあんなおっさんになれりゃ苦労はしてなかっただろう。
「大将。とんこつラーメン大盛り。二つな」
「あいよぉ。今日は可愛い坊主連れてんなぁ。現場の後輩さんか?」
「チゲぇよ。その辺でストーカーされたから連れてきただけだ」
「……電話、しといた方がいいかねぇ。警察に」
「ばっ……おま、いや……もういいわ。さっさと作ってくれ。俺ぁ腹減ってんだ」
「どうせまたパチンコやってただけだろうに」
あー……何だかんだでこの店に来るのも久しぶりだな。そういや最近パチンコで負けまくってっから、一ヶ月ぐらい来てなかったかも。食欲よりも性欲を優先した結果がコレだ。しっかしいいんかねぇ、俺みてぇなおっさんに二万円も渡してくれちゃって。さっきから隣でニコニコしながら俺の顔を見てくる人間に申し訳ない気持ちがありつつ、これからコイツとどう接していいのかわかりやしねぇ。ま、なるようになるってな。
「おまちぃ」
「坊主、ここのラーメンはまぁ……カップ麺よかうめぇぞ。食え」
「あの……大盛りって、獣人サイズの大盛り……ですよね。僕そんなに食べられな――」
「残ったら全部食ってやっから。ほれ、さっさと食え」
ああ、いつもの癖で普通に大盛り頼んじまった。現場仕事のヤツらはヒョロい体付きでも結構ガツガツ食うから俺と同じ量で頼んでやるんだが、コイツ現場仕事関係ねぇ赤の他人だし。どうせ俺の奢りだからと背中をバシンと叩いてやると、思いきり咽せていた。力加減、わっかんねぇなぁ……やっぱもっと食って体デカくした方がいいんじゃねぇかと心配になる。
「はぐ……んん……」
「あぢっ‼︎ おい! このラーメンあちいぞ! もっと冷ましてくれっていつも言ってんだろが!」
「ん〜? ああ、悪いねぇお客さん。久方ぶりに来てくれたモンだから、つい熱が入っちまって」
「……お前、ワザとやってんな。俺が猫舌だって知ってるクセに。ふんっ……」
「そうだったかねぇ。最近記憶が……」
くそあちいラーメンを勢いよくすすって声を荒らげる俺、対照的に無言のままラーメンをすすって食べることに集中している人間。まぁ食べ進めてくれてるってことは気に入ってくれたってことだ。俺は嬉しくなっていつしか口角を上げていた。勿論、それに気づいたのはこのラーメン屋大将に指摘されたからだが。……ムカつく野郎だ。
「アンタ、笑うんだな。それも結構気持ち悪いというか、エロオヤジっぽいというか……」
「あ゛? うるせぇほっとけ」
出来立て熱々ラーメンは五分ともたず俺の胃袋へ。隣でヒィヒィ言いながら食べ進めてる人間も、なんやかんやで二十分ぐらいかけて全部完食してやがった。驚きだ、こんなちっけぇ体してよくそのラーメン入ったな。そう言うと、彼はとんでもない事を俺に耳打ちしてきやがって――。
「最近高額な獣人の仕事着を買ったので、金欠で金欠で……。ご飯、あんま食べてなかったんですよね」
「……は?」
そこからの話を、俺はよく覚えちゃいない。というか目眩がするぐらいマニアックな話を聞かされ、俺は今にも倒れそうだった。コイツ、マッチングアプリで体臭を嗅がせてくれる獣人へ積極的にアプローチかけてる上、マニアな店で獣人の使用済み下着なんかを買い漁ってるらしい。趣味がパチンコ、飲酒、風俗通いの俺でさえもわかる。
……お前、相当のどクズ野郎だな。その年齢にして、ヤベェ趣味持ってるっつう自覚あんのかよ。
「じゃあ、ホテル行きましょう。安いとこ、ありますから。……ああ、できればさっき渡した金で部屋を取っていただけると……へへへ。金欠なので何卒……」
「はぁ? ホテル?」
「こんなところで大々的に嗅がせてもらったら、いくら深夜とは言えど人に見られて通報されかねないですから。ね?」
俺はこの人間の言う事に疑問を抱きつつも、勢いで押し切られていて。ラーメン屋を出てからそう遠くない位置にそびえ立っていた建物へ、俺たちは足を踏み入れる事となる。
*
オススメされたホテルは、思った以上に快適だ。男同士で入れる場所があるとは知らなかったし、それにここは南国リゾートを彷彿とされる内観で旅行気分というやつを味わえる。ま、俺南国へ旅行なんて行ったことねぇけど。部屋にヤシの樹みてぇなヤツが生えてて、プールにビーチベッドまで。ふぅん……このプラスチック製のベッドは中々寝心地が良さそうだ。
作業着も地下足袋も脱がねぇで欲しいと坊主からお願いがあった通り、俺は仕事中と何ら変わりない格好でビーチベッドへ仰向けに寝そべった。自分で言うのも何だが、蒸れ蒸れの地下足袋から足なんて出したら部屋中に鼻にくる臭気が充満しちまうな。いやそれよりも胸元で蒸らされた汗ぐっしょりシャツのせいでそもそも部屋が……まあいい、コイツが嗅ぎたそうにニコニコしてっから我慢してやっか。
「で、どこ嗅ぎてぇんだよ。言ってみろ」
「……じゃ、まずはここから……スウッ」
「っておい、どっから入ってんだこの変態‼︎」
くすぐってぇったらありゃしねぇ。まさか作業着の上着を脱がさず、下から潜り込むようにして入り込んでくるとは。細身なだけあって、俺の脂肪たっぷりボディの為に特注で作られた特大サイズ作業着の隙間を最も簡単に突き進む人間の彼。俺は笑いが止まらなくなって体をよじり、つい胸元を蠢く人間に向けてバンバンと手のひらを叩きつけてしまった。その度中からんお゛っと声がするのだが、つい面白くなって何回も叩きつけたくなりそうだ。……ってそんなことしてる場合じゃねぇわ。
「う゛っ‼︎ あ〜〜……すっげ、こんな……鼻にくる人は……他にいないですよ、ふー……」
「んおっ! おっ! ひひ、ひっ! くすぐってぇ! おい!」
最後の手入れなんてしたのはいつだったろうか。いや、手入れなんて一度もしたことがねぇぞ。それほどまでに雑草みてぇな剛毛が生い茂っている腋の密林地帯に鼻を押し当てられりゃ誰だってビックリしちまう。
「んあっ……あっ、ん゛おぉ……」
「…………」
初めての感覚だった。こんなに体の蒸れた部分を嗅がれて、俺は興奮していたのだ。股座からじょわあ……と体液が分泌されちまったのがわかる。褌の前袋を今、リアルタイムで汚しているのは俺のきったねぇちんぽだ。オンナに何度も握らせて、穴にぶち込んで、最近は左手でシコりまくってる仕事終わりの肉棒が、喜んでやがる。
「……仕事終わりにイヤがるオンナより遥かにマシな反応するじゃねぇか。気に入った。もっと嗅がせてやるよ」
「うぐぅっ⁉︎」
人間の頭はちっけぇから、挟み込んじまえば外から見えないぐらいに中へ押し込める。途端、さっきまで威勢の良かったガキが急に抵抗するように俺の体へ細っせぇ腕で突っぱねてきやがった。力で敵うと思ってんのかよ。そう思って俺はもっとニオイが嗅げるよう鼻周りにグリグリと密着させてやった。
「――っ、――っ‼︎」
「んお……? は?」
イッた。このガキ、俺の腋に鼻を埋めてザーメンぶっ放しやがった。俺の体にグリグリ押し付けたトランクスの中から、じんわりとあったけぇ感触が伝わってくる。間違いなくコイツはイッたんだ。ははぁ、こりゃ本当に面白い。
「へぇ……そうか。イッちまったか。お前、マジもんの変態じゃねぇか」
「ひ……い゛っ、うぐ……」
きっとコイツの顔は顔面どころか頭部まで俺の腋でぐっしょり濡れているだろう。正直シャツの中からつまみ出すのが怖かったが、それと同じぐらいどうなっているのか見たいという気持ちも湧き上がってきて。ま、結局後者が勝ってしまったからベッドに投げ出してやったのだが。それはもう酷い有様で、サウナにでも行ってきたのかと思うほどにこのガキは色んな体液でびしょ濡れだった。自分の鼻で嗅いでもツンとくるこの臭気を、この人間は平然と嗅ぎながらイき狂ったという事実。俺はもっともっと、色んなモンを嗅がせてやりてぇという興味が止まらなくなっちまった。
「いいぜ、気に入った。俺のニオイ嗅いでメスになってくれるんなら、ここも嗅がせてやろうか」
「あ……あの、ちょ……」
「なんだぁ? お前に抵抗する権利があると思ってんのか変態さんよぉ。自分からそんな大金出して嗅がせてくださいってお願いしに来たってのに、ここで止めちゃ勿体ねぇぞ。ほれ、嗅げ嗅げ」
いつ洗ったかなんて忘れちまった汚れ褌をズラし、俺はコイツに見せつけてやったんだ。狸獣人という獣人種は、野生の血が濃ければ濃いほど玉がデカく産まれる種族。狸獣人だけしかいない親戚の間でも、夜な夜な密室に集まって一晩で何回センズリをこけるか勝負するのも日常茶飯事だ。結局性欲の強ぇヤツだと一晩じゃ決着がつかねぇし、俺もかなり性欲が強い方。キンタマのデカさもそれ相応だと言える。
「う……うぐ、んう゛……」
鼻をヒクつかせてるが、それでもまだ十センチほどは離れてるだろう。だというのにコイツは鼻水を撒き散らしながら酸っぱそうに目を細めてやがる。さっきまで自分から嗅ぎに来やがったというのに、今では早くここから逃げ出したいっつう気持ちでいっぱいなんだろう。だがもちろん許すはずもねぇ。体重だってゆうに三桁を超える巨体なんだ、大型獣人に馬乗りになられたら大型獣人じゃなければ一切抵抗出来ないだろう。
「お前、やっぱ顔ちっけぇなぁ。キンタマで覆っちまうか?」
「ん゛〜〜〜っ、ん゛っ、んお゛っ‼︎」
「ははは、裏スジんとこはすげぇぞ。ココが鼻下に当たるよう位置調整してやっから。……おら動くんじゃねぇ、嗅げ‼︎ お前が嗅ぎてぇ嗅ぎてぇって大金出してのこのこやって来たんだろが、最後まで楽しんでもらうぜ!」
オンナに言ってみてぇセリフが今、ようやく言えた。雄クッセェの嗅いで、発情して、穴ん中ヌルヌルにしてくれるオンナが俺は欲しかった。獣人は体張って仕事するのが当たり前、そんでもって体中から雄のニオイを漂わせて交尾すんのも当たり前ってな。俺はこういうヤツを待ってたんだ。ひひっ……雄のクセしてオンナみてぇな野郎だなったく。
「お……おい、鼻息当てんじゃねぇ。くすっぐってぇな……くひひ」
「がぁっ、あっ、ちょ、一回離し……ふげぇっ‼︎」
「息継ぎぐらいそこですりゃいいだろうが。俺がせっかく隙間空けてやってんだから。それとも何だ、嗅ぎたくねぇってか?」
ワザと煽るように言ってやってから俺は首を後へ向ける。ふぅん……こんなとこ無理矢理嗅がされておっ勃ててやがる。やっぱコイツ、マジもんの変態だわ。せっかく気持ちよく嗅いでもらってるわけだし、俺のゴッドハンドで扱いてやっか。他人のちんぽなんざ握った経験はほとんどねぇが、まぁコイツのならメスみてぇなちんぽだしいいだろう。
「こんなモン嗅いで、お前は発情してんのかよ。うへぇ……冗談キツイぜ。まぁ俺も鬼じゃねぇからよ、嗅いでもらった礼に扱いてやるよ。どうだ、へへへ……手コキ歴四十年の扱きで天国いっちまえ」
「ん゛ほぉっ、お゛っ‼︎ い゛ぐっ‼︎」
「……は? うわっ、人間のクセにこんな飛ばしやがって! きったねぇ!」
なんかもう壊れた蛇口って表現がピッタリ合うぐらい、コイツのちんぽは白い粘液を打ち上げっぱなしとなっていた。俺の黒い毛が目立つ手のひらがザーメン臭くなっちまったし、どうしてくれんだ。シーツで拭くのも何だったので、コイツの肉肌で拭いてやることにした。おお……人間の肌ってスベスベでいいモンだなぁ。俺とは違ってやわっけぇし、揉み心地も最高だ……へへ。やっべ、俺もそろそろ我慢の限界だ。自分でも到底信じられないことに、人間が俺のニオイでイき狂ってんのを見ただけでちんぽがとんでもない膨張率で肥大化を始めていた。
「おい、しゃぶれよ。口開けろ」
「でっ、でか……んぎいっ‼︎」
「さっさとしゃぶんねぇと顔面我慢汁まみれにしてやるぞ、ほぉれほれ」
一度興奮しちまったら、俺はもう元には戻せねぇ。収まるまでこのままガチガチのままだし、我慢汁だって鈴口からドクドク溢れてきやがる。汁ダク体質って褌汚しちまうから別にいいモンじゃねぇって思ってたが、こうやって相手の顔を汚せんのならいいモンだな。特に鼻の下を念入りに擦ってやると、コイツはビクンビクン体を痙攣させながら悦び首をブンブンと振り始めた。そうか、そんなにいいニオイか。なら口開けて楽になっちまえばいいのによ。
「へへへ……ようやく観念したかぁ。悪いが俺は先っちょだけじゃ満足できねぇ男でな、奥まで頼むぜ」
「ん゛おっ、お……おげぇっ、ゲホッ‼︎」
「まーだ半分だぞ、おらっ穴ぁこじ開けろや! ふぅー……これでようやく喉仏んとこまで開通っと。仰向けじゃあしゃぶりにくいだろうから、俺が腰振ってやるよ」
「んぼっ、おごっ、お゛ぇっ」
「おぉ……悪かねぇっ、締まりだな、ふぅ……んっ」
最初のストロークだけはゆっくり、奥までちんぽの味を覚えさせるように深く腰を突き出してやって。それから数回掻き回したあとで、今度はちんぽへ刺激を与えるべく俺は激しく腰を振り続ける。オンナの口で無理矢理しゃぶらせんのも、モノ好きな雄の口で無理矢理しゃぶらせんのも、そう大差ねぇわ。どっちも本気で苦しそうな表情しやがるが、目の奥にある光ってモンが違うんだよなぁ。オンナはどいつもこいつも絶望したような目で涙垂らしてっけど、コイツはそうじゃねぇ。むしろもっと無理矢理しゃぶらせてくれと目で訴えかけるように見つめてきやがるんだ。そりゃもう俺は腰を止めるわけにはいかねぇだろうよ。
「……玉裏もまだまだ嗅ぎ足りねぇんだろ。いいぜ、こうやってな、逆方向からしゃぶらせてやっと……へへ」
「ん゛〜〜〜〜っ‼︎」
「じゃ、あとは頑張って合間に空気吸ってくれや。俺はイクまで腰振ってっからよ」
顔面を覆うキンタマに、コイツはどんなことを思ってんだろうな。いいニオイだって本気で思ってんのか、それとも窒息死と快感の両方を感じて脳内お花畑になっちまってんのか。ま、俺にはどっちだって構いやしねぇ。とりあえず上澄み抜いて気持ちよくなれりゃそれでいい。
「ぐっ……ぐおっ、今日は早ぇなクソッ、う゛っ……出すぞ、飲めっ‼︎ 一滴残らず全部! 飲み込め‼︎」
「んぼっ、お゛げぇっ、げっ……ん゛んん……」
やっべ、とんでもねぇ量出ちまったかもしんねぇ。そう思っても腰は止まらねぇし、最後の方は一番喉奥のとこでちんぽ汁出してやろうと限界まで腰を突き出しちまった。もうコイツの鼻どころか顔全体にキンタマが乗っかってるだろうが、構いやしねぇ。俺が気持ちよけりゃあとはどーでもいいんだ。
「お゛ほぉっ、すっげ、今日はすげぇぞ、いっぱいっ出る、うんめぇ狸汁飲めよ! 全部だ!」
オンナに無理矢理しゃぶらせた時、こんなセリフは出てこなかった。俺は雄人間のガキにしゃぶらせて、気持ちよくヨガっちまったんだ。この時から俺の理性はプツンと途切れ、オンナをぶち犯してぇという淫らな思考で満たされる。俺はこの時から一匹のケダモノとして、コイツをヨガらせてやりたくなっちまった。
「…………かはっ、ゲホッゲホッ‼︎ うぅ……」
「……気に入った。おい、お前。ケツぐらい使えるんだろ。どうなんだ、言え」
「ひ……ふ、ふかへまふ……」
「あ? なんだって? まぁいい。どうせ指を突っ込んでみりゃわかるだろうよ」
「お゛っ、おほぉっ、お゛っ‼︎」
雄って生きモンはどいつもコイツもケツに気持ちいいポイントってのを持っていると、アイツに教えられたっけ。……アイツってのは、まぁ、その。昔の話だ。長い間携わってた現場仕事の親方虎獣人から、一度使ってみろと若ぇ犬獣人の雄を投げつけられてよ。あん時はなんで雄なんか俺に寄越しやがったんだと明らかに不機嫌そうな顔を見せつけてやったんだが、一回ケツの味を知っちまってからまぁ雄も悪かねぇなと思ったんだ。確かこのゴリゴリする膨らみを指で、ちんぽで押し付けてやったら――。
「お゛お〜〜〜〜っ‼︎」
「……もう透明な汁しか出ねぇちんぽになっちまったか。あーあ、まだ俺ぁ一発しか出してねぇってのによ。可哀想なヤツだ」
潮、吹きやがった。この人間のキンタマには、今まで貯蔵していたザーメンは一滴も残ってないらしい。こうなっちまうと、イキ狂う姿を五回は見るハメになっちまうんだよな。ま、その方がこっちは楽しめるしヤリ甲斐があっていいんだがよ。
「ひっ、あ、太い゛い……いぎっ……あっ」
「我慢しろ。オンナでも悲鳴上げてイヤがる太ってぇちんぽなんだからよ。へへ……おら、一晩中コイツで泡立つまでグチュグチュに掻き回してやっからよぉ」
ケダモノの俺を止められるヤツはもう、誰もいない。
*
「あがぁっ、ああっ‼︎」
「また穴の締まりが一段といいじゃねぇか、なぁ。そんなに俺の締めこみ褌が嗅ぎたかったのか。おら呼吸止まってんぞ、吸え‼︎ 肺ん中がちんぽのニオイになるまで吸えや‼︎」
腰が止まんねぇ。ぐっちゅぐちゅに掻き回したおかげで泡まみれ、おまけにこの人間は自分でも鼻が曲がるぐらい雄のニオイにまみれちまった。鼻には四六時中俺の締め回していた褌をギュッと結びつけてやって、両腕はベッドへ押し付けて一切の体の自由を奪ってやる。両脚でギュッと体に抱きついてくるのがまた堪らなく気持ちがいいってか、オンナを犯してるみたいでアガるな。
「や゛っ、やあっ、あ゛〜〜〜っ‼︎」
潮ってこんなに出るモンだっけか。交尾前からきんたま空っぽにして腰振りを受け続けた彼は、俺の腹に水でもぶちまけたのかと思うぐらい粘液を撒き散らし続ける。
「何発目かもうよくわかんねぇけど、お゛っ……くるぜ、またとびきり濃い子作りザーメン出すぞっおら、褌嗅いで穴ぁ締めとけ‼︎ ぐっ、お゛〜〜〜〜っお゛おっ‼︎」
華奢な人間の腹が、俺みてぇな狸の太鼓腹並みに膨れていく。破裂まではしねぇだろうが、なんか身籠ったみたいでいいな。オンナと変わりねぇじゃん。男を犯すなんざ頭がおかしいんじゃないかと自分でも思ってた時期があった気がするが、気持ちよけりゃ何でもいい。二人で楽しく気持ちよくなってんだから、別に問題はねぇだろうよ。
「……ああ、もう外が明るくなってんじゃねぇかよおい。坊主、おーい坊主。起きろって」
「ひ……い゛……いぎ」
「このホテルもまぁ悪かねぇが、延長料金取られっから坊主んち行くぞ。だからさっさと起きて支度しろ」
腰が抜けて立てない、と。喋る度に褌のニオイを嗅がざるを得ないこの人間は、弱々しい声で俺にそう言ってきた。そうか、それなら丁度いい。そう思って俺は人間の持ち物である小さな鞄を漁り、中から個人情報を入手する。今時スマホで住所検索すりゃ場所はすぐわかるし……ああ? 意外と近いとこに住んでんなコイツ。じゃあ適当にタオルで拭ってやって、退散するとすっかぁ。
「こういうのに興奮するんだろ? 今日洗濯する予定だったタオル、お前にやるよ。ザーメンベットべトの状態で外歩くわけにもいかねぇし」
現場仕事で愛用している俺の白無地タオルで、人間の体を拭き回してやった。勿論白なんかじゃない、今は土とか汗で汚れて茶色く変色したタオル。現場のヤツらにもすこぶる評判……ってか近づけるなと言われるぐらいに酷く饐えた臭いを放つ蒸れタオルを、俺は人間の肉肌へ擦り付けるようにして拭いてやった。まずは首から下へ向けて。ああ、指の間も粘液でベットべトになってやがったから勿論一本一本拭き取ってやる。そうすりゃ自分で手のひら嗅いで発情出来るようになるだろう。そっから下半身も、最後は足の指の間まで。何とか外へ出しても問題ないぐらいに粘り気を拭き取って。
それから俺たちは二次会場である坊主の家へと場所を移す。鼻息を荒らげながら股座の硬ぇモンを背中に当て続ける人間の持ち物からくすねた鍵でアパートの扉を開けると、鼻のいい獣人の鼻が曲がりそうなぐらいのとんでもねぇ臭気が外へと漏れ出てきた。苦情が来るぞ、一体どうなってやがる。玄関は俺の自宅よか綺麗に掃除されていて、じゃあリビングはゴミだらけなのかと思えば――そこには異様な光景が広がってやがったんだ。
「お前、ほんっとに……ヤベェ野郎だな。こんなとこで生活してんのか、おい」
六畳ほどの部屋の中央にあるのはテーブル、ではない。敷布団だ。それも人間サイズじゃねぇ、俺ぐらいの大型獣人専用の無駄にデケェやつ。シーツが黄ばんでいて、綿もペシャンコになっていて。一体何年使い続ければこんな風になっちまうんだろうか。それよりも俺の目を引いたのは壁に飾られたフィギュア棚……いや、地下足袋棚だ。どれもこれも新品ではない、使い込まれて土や泥までついた年代物。ご丁寧にそれぞれ獣人の顔写真が貼られていて、俺は即座に持ち主の写真だとわかってしまった。
……現場で知り合った熊、俺にアプリを勧めてきたあの熊の顔写真が貼られていたから。
「へぇ……」
俺はそれを、気持ち悪いとは思わない。こういう趣味のヤツもいるんだな、ぐらいの温度感。他にも何度か顔合わせしたことのある現場仕事連中の写真が貼られていて、俺はようやくここで点と点が線で繋がったような感覚を覚える。
“割のいいバイトがあってなぁ。最近そこで稼いでんだよ”
“最近お前、風呂入ってんのか? 頼むから休憩中に地下足袋脱がねぇでくれよ。こっちまで臭ってくらぁ”
“げっ! せ、先輩。その褌、どうしたんすか? すっげぇ色してるじゃないすか……うわっこっちに近づけないでくださいよ!“
昼飯の弁当を一人寂しく食ってる時に、若ぇ連中が噂してたような。いや、間違いなくしていた。とある中古下着買取店の話。酒の席でもそういや虎の親方にそんな話をされた……よな。あん時は酔っ払ってて全然覚えてなかったが、今ようやく思い出した。ああ、みんなココで稼いでやがったのか。ふぅん。
「……うっわ」
部屋の角には、一際目立つモスグリーンの作業着が。まるでデパートの服屋にでも飾ってあるかのように、上下セットで設置されていた。首にはタオルが、ズボン下には地下足袋が。胸元にあるポケットには名前が刺繍されていて――俺はそれを見て、納得した。してしまった。何かこの人間の体から嗅ぎ覚えのあるニオイがしたんだ。現場で嗅いだことのあるような臭気。そうか、コイツは――。
「お前、この持ち主に最近イイことされたのか。そうなんだな?」
ホテルで休みなく交尾をし、ちんぽで掻き回し腰が抜けて自分では立つことのできない人間を、俺は染みの目立つ年季モノの敷布団へと下ろしてやる。彼の驚いた顔からして、図星だと言っているようなものだった。……やっぱ虎クセェ。嗅げば嗅ぐほど、あの作業着に染み込んだ虎のニオイと一致する。
「なぁ。お前、この前買ったデケェ買いモンってコイツか」
その問いに、人間はゆっくりと首を上下に動かす。使い込まれて年季の入った汚れ現場仕事セットを買った上、その虎には定期的に性処理道具として使われていたようだ。それも、交尾の度に金を要求された上で。なんと可哀想なヤツなんだ。風俗で金を払うのは俺ら男なのに、コイツは逆に金を払わされていた。このような状況から救えるのは俺しかいねぇ。
「じゃあよ。これからは俺のちんぽ、タダでやるよ。ただし――」
この日から、コイツは俺のヤリ友となった。身籠らねぇし、仕事終わりに湯浴みしなくても悦んでくれる。お前にとっちゃ天職だろうよ。それは俺にとってもありがたい話で、有り余った性欲の捌け口が見つかったのは非常に喜ばしいことだ。最初は嗅がれるのがどうにも恥ずかしかった俺も、いつしか自分から嗅がせにいくほどに変わっちまって。
「……おいおい、まだ戴いたお代分。俺はお前に嗅がせちゃいねぇぞ」
「ん゛ほおおおっ、お゛おっ⁉︎」
褌だけじゃねぇぞ。タオルも、何なら今ここで脱いだ靴下を口ん中で噛ませてやるのも悪かねぇ。俺は誰の家で敷かれていたのかわからない万年床敷布団の上で、再び人間と激しくまぐわい続ける。
了