はーい、こんにちはこんばんは。ぱぱを🐼🐾です。
こんな夜遅くに投稿すみません。眠れない、そんなあなたにお届けする虎おっちゃんのお話を持ってきましたのでどうかお許しくださいませ。
前回skebでスケベの書きすぎでMPが……いや、HP(エッチパワー)が死んでしまったという話をちょこっとだけしたと思うのですが、それを中和するために書きました。奥手部長関西弁虎おっちゃん(43)🐅の“岬さん”と人間のカップルがイチャイチャする話です。一応エッチなシーンもありますが、いつもに比べるとかなりマイルドです。甘いコーヒー牛乳でも飲むような感覚でお楽しみください。字数は大体1万字ほど。
……一応この虎おっさん×人間カップルは以前にも何話か書いているので、もしご興味がございましたら他のも是非是非。どれから読んでも全然問題ないですし、むしろこのお話だけ読んでくださっても読めるようなつくりにはなっていますのでご安心ください。
****前シリーズご紹介****
・1作目
うちの奥手部長関西弁虎おっちゃん(43)はかわいい
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13476859
・2作目
続・うちの奥手部長関西弁虎おっちゃん(43)はかわいい
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14341673
それでは、甘い甘い虎おっちゃんと過ごす夏の生活をどうぞお楽しみください〜〜〜〜。
(こんな内容のうっすいヤツで皆様満足していただけるのだろうか……。エッチ成分が薄いヤツはちゃんと支援者様が満足いただけるような内容になっているのか割と不安ではあったりします。でも岬ちゃん(作中の虎おっさんの名前)はかわいいのできっと許される🐅)
ぱぱを🐼🐾
※以下、本文。
*
「……はよしゃぶらんかい」
「うっ……」
真っ暗闇、人間には見えない視界の中で彼は僕に向けてごんぶとなちんちんを擦り付けてきた。鼻にくるウッとくるようなオスの饐えた臭いに思わず咳き込んでしまうと、機嫌が悪くなったのか強い口調で僕に口淫を要求してくる。
「お前さんはわいの仕事終わりの汗だく蒸れちんちんが好きなんやろ。これからは毎日仕事終わりにちんちん掃除してもらおか」
「そっそれは」
「隠してもムダやで。毎晩わいのおパンツを豚のようにフガフガ嗅ぎおってからに。こないなド変態人間がわいの恋人やなんて、はぁ……ご近所さんや会社の役員にこのことがバレたら、わいの立場どうなってまうんやろか。はー……」
「……」
「こんなドスケベに育てた覚えはないんやけど、夫のわいの責任でもあるからな。せやからわいのちんちんで満足させたらなあかん」
「……んぶっ、んぐっ」
「ほぉ……ええ感じやん。せやけどな、わいはもっと激しく吸ってもらいたいんや。わかるか? わからんっちゅう顔しとるみたいやけど。……ほんなら腰振ってわからせるしかあらへんか」
「んげっ、げぇっ‼︎」
「仕事中ずっとムラムラしとったんや、お前さんの口ですぐに上澄み抜いてまうでっ、ぐっ、ぐううっ、んんんんんっ! 出すで、全部飲みや!」
*
息苦しさ、蒸し暑さ、背中から感じる濡れた毛の感触。何もかもが不快で意識が覚醒したらしい。
「……はぁ」
妙にリアルな夢だった。だが僕の恋人である虎獣人があんなに積極的にエッチしてくるなんて、そんなバカな話があるか。彼はむっつりスケベでちょっとだけヘタレ属性の入った虎のおっちゃんだ、あそこでちゃんと夢だと気が付いていれば……。
いや、僕は望んでいるのかもしれない。ああやって乱雑に扱われたいと、本心ではそう思っているのかもしれない。だけどもそれを彼に強制させるつもりもないし、これからも今の彼で居て欲しいとそう願っている。
背後からガッシリとしがみつかれている僕、それをなんとか抜け出そうと上半身を動かしていると、ある小さな四角い機械が目に入る。そこには「16℃」とデジタル文字で書かれた画面が浮かび上がっていて――。
「じゅっ、じゅうろくど⁉︎」
夏にしても明らかにおかしすぎる設定温度に、僕は後ろでぐーすかイビキをかきながら寝ている虎のおっちゃんをキッと睨みつけてやった。当人は全く気にしていないというかまだ夢の世界にいるようなので、僕のにらみつける攻撃は全く効いていないようだが。
「岬さん、あの……ちょ、トイレ行きたいんですけど……」
「……ん」
僕の胴体をがっしりと両腕で掴みながらむにゃむにゃしている恋人虎おっちゃんの――岬さん。普段は強面で誰も近寄りたがらない見た目をしているのに、寝ている時は子供の虎のようにかわいい。今日も一体どんな夢を見ているのやら。
「うっわ、汗が……岬さん、岬さん! みーさーきーさーーーん」
「んん……」
このくそあつい夏の夜、一晩中僕の体をギュッと抱きしめていたのだろう。至る所が岬さんの……いや、僕と岬さんの汗で湿っぽいし、何よりベッドのシーツがお漏らしをしたかのように濡れていて……。本当に困ったおっちゃんだ、寂しがり屋な恋人を持つとこんな目に遭うので皆も気をつけてほしい。夜中にトイレも行けないし、こっちは何かと不便なんだぞ。羨ましいなんて言う人は、きっと獣人とお付き合いをしたことがないから言えるんだ。
……まぁ、悪い気はしないけど。
「ソーセージ、オムレツ、白米、お味噌汁、お漬物、鶏のささみ」
「……んごっ、ん……んん……」
「カレーライス、骨つき牛カルビ、オムライス……」
「……んっ、んんっ⁉︎ オムライス! 朝ごはんオムライスなんか⁉︎」
「んなわけないでしょうが。おはようございます、岬さん」
「……」
岬さんは食いしん坊なので、食べ物を次々に言ってやったら起きるかと思ったら案の定って感じ。やはりオムライスで起きたか、そんなにアレが好きなのだなぁ。だって一昨日の夜もオムライス作ったし、あと二週間ぐらいはいいかなって思ってたところなんだけど。ようやくこの休日寝起きの悪い虎おっちゃんを起こすことに成功したので、まずは腕の拘束を解いてもらうことにしよう。……あ、それよりもまずはアレが先か。
「岬さん」
「ん」
「昨日、僕は寝る前にエアコンの温度を24℃に設定したと思ったんですけど」
「ん」
「なんか……ぐっ……16℃になってたんですよね」
「んん」
「……これ、んぐっ、岬さんのせ……んっ、じゃな……ちょ、ちょっと、どこ触ってるんですか」
「……ん。お前さんは若いからちゃんと朝勃ちしとるんかなぁって」
「そっそれよりも、夏場に抱きしめたいからって冷房の温度を一番下まで下げるのはやめてください‼︎」
「え? イヤやった? いっつもわいのフカフカな毛皮で包まれて寝るの好きやったやろ。え? 違った?」
「……好き、ですけど」
「せやろせやろ。夏場は暑くてかなわんさかい、お部屋の温度をちっとだけ下げただけやん。わいはなーんも悪くない。悪いんはお天道様やで。獣人を殺しにかかってきとるほど地球の温度を上げるからいかんのや」
「……本当に?」
「じゃあ聞かせてもらうんやけど、冬までお互い別々のベッドで寝ることになってもええのん?」
「それは……」
「それは?」
「………………いや、かな……」
「むふふ、むふふふ。せやろせやろ。さぁさぁ顔洗いに行こか。朝ごはんはソーセージとオムレツと白米とお味噌汁とお漬物のセット、さらには鶏ささみにカレーライス、そんでもって骨つき牛カルビにオムライスなんやろ? こりゃ早起きせんと出来立てのホカホカご飯に申し訳あらへんからなぁ。ガハハハ!」
んなもの全部作れるわけないだろと突っ込みを入れたら、彼はぶっとい尻尾を廊下でズリズリ引きずり回しながら洗面所へと向かって行った。そんなに落ち込まんでもいいじゃんか。まず冷蔵庫に材料もないだろうに、この虎おっちゃんは一体何を言ってるのだか。それにしても僕の体も相当に汗臭いというか汗まみれだし、シャワーでも浴びようか。こんなにビショビショになるんだったらやっぱり抱きついてもらうのは止めてもらった方がい……いや、あのもふもふは絶対に必要、毎日抱いてもらわないとダメ。やっぱりここは暑くても我慢するとしよう。
「ん? シャワー浴びるん? わいの汗、イヤやった?」
「え、イヤじゃないですけど……」
「そのままでもええんとちゃう?」
「いや、普通に考えて汚いでしょうに。浴びます」
「……」
なんだ、どうしてそんなしょんぼり顔をするのだろうか。まったくもってこの虎おっちゃんの事はよくわからない。付き合ってそろそろ何年だっけという辺りまで来ているというのに、たまにわけのわからん思考をしているから困ってしまう。獣人と人間のカップルだから尚更考え方の違いというものが出ているのだろうけど、岬さんは獣人の中でも特に変わった人であることはこの朝のやり取りでおわかりいただけたであろう。
「せや、ワイも風呂入ろ。一緒に入ろか」
「でもこんな狭苦しいスペースに男二人は……」
「大丈夫やて! 最近お前さんのメシがウマすぎて25kgぐらい肥えてもうたけど大丈夫やって!」
「おわっ、押さないでください! もう!」
密着しながらのシャワーは大変だって、もう何十回も言っているのに。岬さんは毎日のように僕と風呂に入りたがる。これで夜中にかいた汗はお湯で流せたのはいいものの、よくよく考えたら岬さんに抱きつかれなければ快適な睡眠を取れていたのではなかろうか。それでも止めてくれと強くは言えない。……岬さんに抱かれると、ちょっとだけ、いや……すっごく、とっても安心するから。
シャワーを浴びると、獣人種はそこそこ大変な思いをしなければならなくなる。獣人用のドライヤールームに入ってしばらくそのまま立ってないといけないのでとにかく退屈だし時間がかかるのだ。たまに装置の中でボーッと突っ立って暇そうにしている岬さんから電話がかかってくる。元気しとる? とか、今日何しよかとか、後で聞いてくれれば全然いいことを電話で聞いてくるのだ。距離にして十メートルも離れていない位置に居るというのに。というかドライヤールームにスマホ持ち込まないでくださいよ、壊れたらどうするんですか。
その間に僕が朝ご飯を作ることになるのだが、今日は休日ということもあって冷蔵庫の中に蓄えられた材料も寂しい感じとなっている。平日は朝ごはんを欠かさない為になるべく食材を切らさずにおくのだが、休日はわりと気が緩んでしまってな。それに米を炊き忘れたし、時刻はもうすぐ昼を迎える。……ここは。出前というやつにしてやろうか。ちょっとだけお高いのだけど外も夏日でとてつもなく暑いし、たまにはいいだろう。うん。出前なんて一年振りだし、許してもらうことにしようか。そうと決まれば――。
「むふー、上がったで。で、メシは? 何にしたん?」
「ふふふ。……これです!」
「んなっ、こっこれは……」
ここらでは有名な洋食屋のお店、そのデリバリーサービスで今日はパスタにさせていただきました。パスタなんて家でも簡単に作れるだろうとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりプロのシェフが作るパスタは一味も二味も三味も違いますぜ。どうにも真似できない部分があるというか、麺はいいとしてあのソースの絡み具合とか、具材の程よいサイズ感とか、見た目とか、何もかもが格上なんですよ。たまに食べたくなりませんか?
「わい、ナポリタンがええな」
「もう頼んでますよ。好きだと思って」
「むふふ、言わんでもわいの好みを知っとるやなんて、流石わいの嫁さんやな! むふー」
えらいえらいと頭をワシワシ撫でてくる岬さん、普段会社では絶対こんなことしないしできないから。今だけは親に褒められた子供のような気持ちで、僕はふわっふわの毛皮に包まれた岬さんを堪能する。
そんなイチャついている間に、早くもインターホンから電子音が鳴り響く。特急便でお願いしたので本当に届くのが早い。岬さんは食べ物を待つと僕に絡みついてくるというか、わりかし鬱陶しい感じで擦り寄られるので良かった良かった。夏場の岬さんは本当に暑苦しくて……何かと対策をとるのが大変だ。
「もう来たみたいですね。じゃあ僕が――」
「はいはーい! わいが持ってきたろ! 待っててや」
「え゛っ、ちょっと待っ……あっ」
時既に遅し。言い忘れていたことが一つある。岬さんは夏場、うちの中では下着を履くことをすごく嫌う。なので今、玄関へドテドテと音を立てながら走り向かっている虎の体は――。
「ちわーっす! 出前チーター便っす。…………」
「はいはい、サインやね。……むへへ、おおきに!」
「……っす」
ああ、遅かったか。たまにあるんだよなこれ……全裸で宅配便を出迎えてしまうイベントが。本当に、本当に申し訳ない。宅配に来てくれてたチーターのお兄さん、大丈夫だっただろうか……こんな虎おっちゃんのおちんちんなんて見たくなかったろうに……。ノンケさんかはわからなかったが、お仲間さんにしてもあんなでっけぇ虎のちんちんを見せつけられたら自信を無くしてしまうだろう。どっちにしろ悪影響なのである。それに女性だったら……通報されていたところだぞまったく。
「岬さん! 服! 服着てください!」
「むふふーん、おぉ……ええニオイや。これやな、これがナポリタンや! むふふふ」
メシを前に僕の言葉はかき消されてしまうらしい。ああ悲しい。一応恋人同士っていう関係のはずなのだけど……岬さんは僕よりナポリタンを選ぶんですね。ああ悲しい悲しい……。
「ほぉ、お前さんは……スン……カルボナーラっちゅうやつやな! ええなぁ、ええなぁ。わいも食べてええ?」
「……はぁ」
「はぁっちゅうことは、ええっちゅうことやな。むふふふ……」
「”はい“と“はぁ”は違いますからね。ったくもう……」
よほど腹が空いていたのか、廊下を歩きながらプラスチックの蓋の下からゴツい指をねじ込んでパスタを一本盗もうとしてきたので、僕はペシンッといい音が鳴るほどに彼の手のひらを叩いてやった。これぐらいじゃ獣人は痛がらないらしいから問題ない。つまみ食いを禁止された虎のおっちゃんが次にとる行動は、僕が食べようと言うまで近くてソワソワ、グルグルすること。なんとも犬らしい行動というか何というか。彼には虎の自覚がないのかもしれない。
「食べよや! はよはよ!」
「じゃあ食べますかぁ」
いただきますとパスタを前に礼儀正しく、僕たちはペコッとお辞儀をする。食に対する姿勢というかマナーというものはとても大切なことだ。ちゃんと食に感謝してから……いただきますっと。
「んっ、んぐっ、んんっ」
「そんなに慌てなくても誰も取らないですから! もっとゆっくり食べてもいいと思いますよ」
彼は食にちゃんと感謝しているだろうか、岬さんは今早食い大会の予選に出場しているかのような食いっぷりでナポリタンをすすっている。兄弟がいるという話は聞いたことがあるが、昔子供の頃に食べ物の取り合いでもあったのだろうか。そうでなければあのようにガツガツ食べるような事はないであろうに。会社で一緒に昼ごはんを食べに行っても、あんな風に食べてるところは見たことないんだけどなぁ……。
「んぐ、ん……むへへ。今日はお腹ペコペコやったからなぁ、なんでやろ。夢の中でお前さんがご飯作ってくれとったからかな」
「僕の夢、見てたんですか。実はぼ……いや」
「ん。どないしたん。ぼ?」
「僕のカルボナーラもあげますよ。はい、どうぞ」
「むふふふ、ほなわいのもあげよか。あーんしてや」
「……」
「まだ恥ずかしがっとるん? 家やし、誰も見てへんで。隠しカメラもないはずや。この前調べたばかりやし」
「……」
互いに互いの口へ、マズルへ食べ物を持ち運ぶ行為は未だに慣れることがない。すごく恥ずかしいというか、顔面が真っ赤になりそうなぐらいドキドキしてしまうから。それを当然の行為だと言うように岬さんは僕に頼み込んで、そして自分自身も同じように僕へと食べさせてくれる。ちゅるっと大きなマズルへ吸い込まれていくスパゲッティを見ると、ああ僕も麺になりたい……とそう思うのだけども。絶対に口に出しては言わないけどな。
「おぉ……おー……むふふふ」
「どうかしました?」
「お前さんに勢いよく吸われとって、羨ましい麺やわ。わいもスパゲッティの麺になろかな……そしたらめっちゃ吸ってもらえるし。むふ、むふふふ」
「……」
ここに同じ思考の人がいたようです。恥ずかしい、とても恥ずかしい。家族で似てしまうという言葉はよく聞くが、まさか恋人同士で同じような思考回路だなんて……そんな……。
「やっぱり獣人の毛皮って食べるのに向いてない造りになってますよね。口周りすごいですよ、ほらほら」
「んぐ……」
黄色と白と黒の毛皮の中に、ナポリタンのオレンジ色が混ざってちょっと良い色合いに……いや、油まみれになってしまったので流石に拭いてあげよう。濡れたおしぼりでふきふき、何だか大きな子供の子育てをしているような気分になってしまうな。
「むふふふ……つまりはもっと汚したら、もっと拭いてくれるん?」
「……バカなこと言ってないで、早く食べてください」
「ふぅん、ま、今日はこのぐらいにしたろか。むふふふ」
こんなやりとりが一日に何回も、何十回も行われる我が家の生活。僕ら以外の獣人と人間カップルはどのような生活をしているのだろうか、これはウチだけ? 実家が西の方の、都会の人とはちょっと違った話し方をする人種の方たちは笑うことが好きみたい。いつも笑かしてくるから腹筋が鍛えられて助……からない。筋肉痛になってしまうのでやめていただきたい。
特盛パスタもちゅるちゅるすすられ、僕もお腹が空いていただけにあっという間に平らげてしまった。ぽんぽんとお腹を叩く様子を見ると……あれ、岬さんまた太ったかな。気のせい? 確かさっき25kg太ったって言ってたけど……本当はもっと太ってたり……ははは、まさかな。ちょっとこっそり……。
「お? どないしたん?」
「んー……」
「むふふ、ハグしたいんか。ええで。めっちゃハグしたろ」
「……腕が横に届かない」
「えっ、な、なに言うとるん。おかしな子やな、はははは」
「前まで腕、前面のとこまでは届いてたのに。腹、前より膨れてますよねこれ」
「さっきスパゲッティ食べたからちゃうん?」
「いえ、これは……確実に……脂肪が……」
「あかんっ、あかんで、これ以上言うたらあかん!」
白状しなさいと腹に抱きつきながら岬さんと尋問してやると、まぁ出てくる出てくる罪の嵐。僕が残業で遅かった時に隠しておいた高級お菓子をちょっとだけ食べてしまったり、激しい交尾をしたあとでお腹が空いたからと僕が寝ている隙におつまみ系のスナック菓子をボリボリしたり、明らかに僕の食事以外が原因で太っていることは間違いない。野菜が嫌いな岬さん、せめて食べる量は減らそうねと気持ちご飯の量を減らしてあげたりしたのに。僕がいない間にそんなことをするんですね。はぁ……とても傷つきました。反省していただきたい。
「悪かった! わいが悪かったわ、ごめんて! お許しくださいませご主人様! 申し訳ございませぬ、この奴隷めのケツをどうぞお叩きくださいやで!」
「……どこで覚えてきたんですか? そんな言葉」
「え? お前さんが隠しとったアダルトビデオや。ええと、なんやったっけか……虎の穴へようこそ、やったっけか。人間が虎一族の奴隷か何かになっとって、ぐちゅぐちゅエッチなことされとるあの――」
「あーーーっ、あっ! なんでそれ見たんですか! なんで!」
「なんでって、普通に机の上に落ちとったけど。いや、置いとったの間違いやったかな」
「……」
「ま、ええけど。これが会社の機密書類とかやったら大ごとやったでまったく。気ぃつけなあかんやろ」
「はい、すみませ……あれ」
「うんうん、わかればよろし。……ちゅうわけで、や。償いの意を込めて、わいの世話してもらおか」
うまく言いくるめられたのがまた腹立たしいのに、この虎おっちゃんにはどうにも言い返せなくて。すごくその、勝ち誇った顔をしていて自信満々にフンスフンスしているので。それに……ビンビンにいきり勃ったモノを見せつけながら僕に握らせようとしてくるし、ああ……全裸でメシを食っていた時からそうだけど、なんともおいしそうなちんちんなのだろうか。形がキレイだし、すんごく大きくて立派で……。
「はよ……頼むで」
「……」
「その……な、うん。頼むわ」
「何をですか」
「なっ何ってこれしかあらへんやろが、な? ここ、わいのここが……」
「ここが?」
「……っ」
僕より断然スケベで性欲がある岬さんは、どことなくヘタレ属性持ちなのは相変わらずで。交尾になればノリノリなんだけど、その、誘うのがど下手くそで思わずクスッときてしまう。
「……頼むから、その、頼む。頼むで、ほんま……」
普段の厳ついおっちゃんはどこへやら。今にも消え入りそうな声、彼がデカい図体をしていながらもとても小さく見えるのは気のせいだろうか。
「ちゃんと自分の口で言わなきゃわからないですって」
「うう゛……うー……」
ちょっと機嫌の悪くなった子供みたいで面白い。もうちょっと焦らしてやろうかと思ったけれど、今にも泣き出しそうな悲しそうなオーラが伝わってきたのでやめてあげよう。それにここは……すごく硬くなっていて、先端から漏れ出た体液がリビングのソファに大きな水溜りを形成している。いつからこんなにガチガチにしていたのだろうか、思い返してみると……そうだ、さっき腹のサイズを調べた時か。あの時僕がちょっと肌に触れてただけなのに、それだけでこんなに大きくしちゃったのか。なんと可愛らしいちんちんだろう、むへへへ。思わずゲスな笑い声が出てしまう。サイズは全然可愛くないオトナのビッグサイズなんだけれども。
「んっ、んんっ」
ローションなんていらないほどにヌルヌルでぐちょぐちょで、僕は風呂場で洗ったばかりのキレイな手を使ってヌチュヌチュと上下に扱き上げてやった。下から上へこうポンプのように尿道を汲み上げるような握り方をしてやると、先端からビュッビュッと出来立ての我慢汁があちこちに飛び散っていく。おいしそうなちんちんだ、困ってしまう。こんなに塩味に味付けされて、僕も上の口からヨダレが止まらなくなってしまいそうだ。
「んんー……んっ、ええやんけ……おぉ……」
ソファで全裸になりながら股を広げて座る、むふーっむふーっと鼻息の洗い虎のおっちゃん。僕はその大股の間に入り込み、両手を使ってヌチュヌチュ扱き上げ続けた。人間の手コキがそんなに良いのだろうか、僕は岬さんの肉球付きの手でイジられたほうがよっぽど気持ちいいと思うのだけど。獣人はもう肉球の手で扱くことは飽きてしまったのかな?
「なっなぁ、その、そろそろイくから……しゃぶってくれへんか。頼む、口にその……出したいねんな」
「……んぐっ」
「お゛っ、おっ、しゃぶってくれるんか、ほんまお前さんはやさしい子や、好きや、好きやで。おっ、こりゃあかん、すぐ出てまいそうや、うう゛ー……」
起きてからまだ間もないこの時間に岬さんのを口に咥えるのはすごく難しい。顎が開ききらないし、それに体もまだ本調子ではない。そんなことは知らないと言わんばかりに岬さんは僕の頭を両腕でがっしりと掴み、腰を振り続ける。あ、まずい、これは岬さんのペースに入ってしまった。一度興奮すると手がつけられないエロオヤジ、早くなんとかイかせないと酸欠になって死んでしまう。
「ぐうううっ、うっ、舌がんっ、すっごいで、蛇みたいにっ、あっ、あっ」
「んぶぅっ、んちゅっ、んぐっ」
「ええで、お前さんの口ん中はええ、ここにおマンコついとるわっ、おっ、いくで、いくっ、いぐっ、い゛っ‼︎」
激しい前後運動を繰り返し、僕の口が大きく開き切る。鼻が虎の股座に生えたモジャモジャの毛の茂みに入り込み、風呂に入ったばかりだというのに強いオスのニオイを感じた。その中で解放されず頭を固定される苦しみを味わいながら、僕は岬さんのニオイを嗅いで興奮が止まらなくなる。しかも舌の上、いや喉に向けて大量の上澄み液を射精している最中。こんなシチュエーションでアガらないはずがないであろう。乱雑に扱われるのはとても苦しいけど、岬さんが望むなら喜んで受け入れよう。ああ……好きだ、やっぱり僕はこの虎おっちゃんが大好きだ。
「おっ、おお゛……おー……えがった、えがったで、むふぅ……」
「……ゲホッ、ふー……死ぬかと思いましたが……」
「ガハハハ! いっつもわいのごんぶとちんちん咥えとって何言うとるん。ちゃんと口がわいのちんちんの形を覚えとる証拠や。むふふふ」
得意げに僕の上で腕組みをする岬さんは、すごく自信満々で僕にそう言った。そりゃ……しゃぶって欲しそうに毎日あらゆる誘い方をしてくる岬さんという存在がいるのですから、イヤでもうまくなりますって。時にはパンツ越しに勃起したちんちんを擦り付けてきて無言で“ん”とおねだりしてくるし、もうちょっと直接的にしゃぶってくれと言えばいいものを。まだまだ岬さんのムッツリなところは治らないようだ。……それがまた良いところでもある。
「で、うまかったん? わいのおちんちんは。塩味強めの太めでヌルヌルなおちんちん、うまかったろ」
「……」
「黙っとったらなんもわからんやろ。それにな、ほれ、下見てみ」
「……あ゛⁉︎」
そこには、ビンビンにいきり勃った僕のちんちんと――その前には大きく染みになりかけた白濁液の水溜りが。慌ててティッシュでガシガシ拭き取ってみたものの、黄ばみも少なくちょっとトロみが弱いザーメンを見て――これは間違いなく僕が出したものだと気がついてしまった。
「むふふふ。わいのちんちんがそないにうまかったんか、ええ? おちんちんしゃぶりながら射精するオスが……いや、メスがおるんかいな」
「そ、それは」
「まぁええ。お前さんも溜まっとったんやろ。昨日は酒飲んで二人でベッドに倒れてもうたからなぁ、ぐふふふ。せっかくのお休みやし、このままベッドいこうや」
「あ゛っ、まだケツの準備してなっ、あっ」
「こうなったらもう止められへんで、むふ、むふふふ。さぁて、お天道さまが沈むまで、まだまだたっぷり時間があるやんなぁ。それにお天道さまが沈んだらオトナの時間やんか。オトナの時間っちゅうことは、今夜は寝かさへんでっちゅう言葉がピッタリやろ。な? ……ぐふふふ」
一度エロスイッチが入ったらもう誰にも止められない。さっきまでちんちんという言葉ですら言うのを恥ずかしがっていた岬さんがこうなってしまえば、性欲を発散するまで解放されることはないのである。恋人である僕でさえも止められないのだ。警察を呼んでも、この国で一番えらい人を呼びつけても、この虎は永遠に腰を振り続けるスケベ虎となっているだろう。助けを求めようと必死で抵抗を求めたが、細い僕の腕はいとも簡単に岬さんの片手で上に押さえつけられて。
「好きやで、むふふ。ふぅ……まずはちゅーせなあかんやろ。ほれ、ちゅー」
「んんっ、んんんっ」
暑い夏、16℃に設定された冷房の部屋の中で。僕らは真夏らしく、汗だくになりながら体を重ね合わせた。次に休憩となっるのはおそらく夕飯前に岬さんが腹の虫を鳴かせた時だ。それまで、僕は岬さんに――。
「わいのお嫁はんなんやから、ちゃんと子を孕んでもらわんと困るさかい。今日は本番用の種汁、しこたま注いだろな。ぐふ、ぐふふふ。ほれ、ご近所に喘ぎ声聞かれたくないんなら、わいの尻尾でも猿轡にしとったらええ。むふふふ」
おしまい?
ぱぱぱんだ🐼🐾ぱぱを
2021-07-18 15:43:48 +0000 UTCぱぱぱんだ🐼🐾ぱぱを
2021-07-18 15:41:58 +0000 UTCとらまる
2021-07-18 15:19:58 +0000 UTCあきたゐぬ
2021-07-18 14:41:29 +0000 UTC