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疲れたあなたに文太さん

【整体師として働く水牛獣人:文太さんの番外編】  毎日生きるのって本当に疲れる。特に日本では他の国よりも色んなことに気を遣わなければならないから、肉体だけでなく精神的にもぐったりだ。僕と同じ学年の友人も特にそれを感じているようで、日に日に疲弊しているのが目に見てわかる。  そんな友人に、マッサージなんてどう? と気軽に勧めてはみるものの、皆が口を揃えて同じことを言うのだ。 「マッサージって高いんでしょ? しかも時間も短いし……それにそういうのっておじさんになってから行くものだよね」  ちがーーう‼︎ んなこたぁない! いいですか、今ではもはや中学生ですら肩凝りを感じてしまうほどにみんな窮屈な生活を送っているのですよ。おじさんになるまで凝りを解さずにそのままになんてしてたら、四十肩で車椅子生活のヨボヨボじじいになっているかもしれないんだぞ。それだというのに僕の周りの友人ときたら……。  そんな僕はというと、密かに二週間に一回ぐらいマッサージに通っている。やはり学生にとっては結構痛めの出費にはなるのだが、ここで僕の担当をしてくれている水牛獣人はまさに仏そのもの。社会人になったらたっぷり搾り取ってやるから、今は学生割引を適用させてもらうなんて無理やり割引分のお金を返されたのが最初の施術である。これがあるから僕は今生きているんだなぁと思えるほどに、この人のマッサージはとても気持ち良いのだ。 「おう、兄ちゃん今日もよく来てくれたな。疲れたろ、今日のホットミルクは少し甘めにしとくからな」  予約していた午後六時に店を訪れれば、ラフな格好の水牛獣人――牛水 文太さんがお出迎えをしてくれた。たまに乳首から乳が出る特殊体質らしいが、それにはちょっぴりムラムラするような成分が入っているらしいので、最近はスーパーで売られているタイプの普通の牛乳でおもてなししてくれる。  かなり熱めに作られたからか、表面にはキレイな膜が張っている。それを一緒にズズッと飲み込めば、ミルクとお砂糖の甘さが口いっぱいに広がっていく。舌でその液体を舐め回していくと、何とも言えぬ幸福感でいっぱいになる。こうやって来てくれたお客さんの心をまずはほぐしてくれるのだ。 「どれ、そのまま楽にしてろ。この後はもう客も来ないしよぉ、俺も気楽にやらせてもらうぜ」 「あふぅ……お、お願いしま……ぐおお……」  まずは右手のマッサージから。手なんて凝ってないと断った事があるが、よくよく考えたらキーボード打ったり手書きでメモを取ったりと意外と酷使しているらしく、揉みがいがある手だなと言われてから毎回このようにほぐしてもらっている。親指、人差し指、……ああっ、そこ、そこがいい……。 「今週も随分手を使ったようだなぁ。やっぱ学生は大変だろ、いや社会人も大変だけどな。……おっ、ここすっげぇゴリゴリしてるぞ。わかるか? ここをこう、つまんでやると……ほれ」 「ああーーっ、ああ!」 「そんなに声出して気持ちよさそうにする客なんて中々いねぇから、兄ちゃんは本当にやり甲斐があって楽しいなぁ。シシシッ!」  施術を受ける僕も僕だが、それよりも文太さんの方が実は楽しみにしてたりするんじゃないかと思う時がある。ゴリっと音が鳴るたびに「見つけたぞ」とか何とか言い始めて、そこを重点的に虐めるのが楽しいらしい。虐めるといっても最終的には凝りが解消されて楽になるのだけど、やはり凝り固まっている所はちょびっと力を入れただけでも中々に痛いのである。治すためなら仕方のないことなのだが、その痛がっている様子を見るのが好きらしい。この仕事はSっ気がないと務まらない仕事なのだなぁと改めて再認識したのであった。  指のマッサージが終わると、今度は両手で僕の手を掴んでガッシリと固定し始める。両手の親指をググッと手のひらに押し込むこのマッサージは何度受けても気持ち良い。そして何度も受けたくなる。何なら時間の許す限り……一日中揉んでもらいたいものだ。 「これ、肉球用のマッサージなんだけどよぉ。人間にも効くだろ? そうだ、ここはどうだ。……おおっ、ゴリって言うなぁ。ここ、痛むか? ここが痛いヤツは自律神経が乱」 「あだだだだだ!」 「……聞くまでもなく痛がってるな。また兄ちゃんは大学でいらん心配とかしてたんだろ、精神的な疲労が肉体にも出てるからこうなるんだ。生きるのなんてもっと気楽でいいんだぞ、もちろん大事な場面もあるが今はまだそんな時期でもないだろ」 「教授が中々に厳しくって……それに研究室の中で教授同士の仲が悪かったり、もう大変なんすよ」 「あーあるよなそういうの。どこ行っても同じような事ばっかりだ。兄ちゃんは優しい子だから、そういうのすぐわかっちゃうんだろ。でもあんま首突っ込みすぎるんじゃないぞ、時には一歩引いて見守ることも大切だ」  文太さんはマッサージだけでなく心のケアまで上手なものだから、もう神か何かかと思ってしまう。こんな優しい牛おっさん、他にいませんよ?  両手が終われば次はいよいよ身体だ。文太さん曰く、僕の身体はまるでおじいちゃんのような硬さらしい。……そんなこと言われると僕、傷ついちゃうんだけど。でも逆を返せば、文太さんの所に通い続けないとこの凝り固まった身体は治らないということだ。つまり毎日来いっていう遠回しのメッセージ! 惚れる。……ああ、僕がどっかの金持ちの家に生まれてたら今頃毎日通っていたところなんだけどな。  まずは全体を軽く押され、どの程度の硬さなのかをじっくりと見極める。ぐあっ、今日腰痛ぇ。見つけたと言わんばかりにそこをゴリゴリ音が鳴るぐらい押されると、僕はとろんとした目をしながらそのまま眠りにそうになる。だけど文太さんとせっかく二人きりの空間、ここはお喋りをして楽しみたいところ……なのに……くそっ、なんでこんな……眠気……が。 「兄ちゃん無理すんなよ、眠いなら寝るんだ」 「……寝ない……眠くないっすよ……」 「これじゃまるで子供みたいだな。シシッ! なら俺が眠たくなるようにツボ押してやるからよ。それでも眠れないって時は俺が話し相手になってやる」  腰から少し下の部分、臀部に指をグイッとやられると、下半身の筋肉がいかに硬いのか自分自身でもよくわかる。やべぇ……正直いろんなケモおっさんと交尾したことあるけど、それよりも超絶きもち……い。 「…………」 「ようやく寝たか。まったく、俺に会いに来てくれるのは嬉しいんだがな。もうちっと自分の身体、大事にしてくれな」  その言葉は聞こえたような、聞こえなかったような。今僕は気持ち良いふわふわした空間に旅立っていった。ああ、お腹がじんわりと温かくて……きっと電気マットを敷いてくれたのだろう。お腹を冷やすと文太さん怒るからな、なんと優しい気遣い。もう思い残すことはない。 ―――― 「おーい、兄ちゃん。起きろぉ」 「……」 「随分ぐっすりだな。このまま寝かせといてもいいんだけどよ、まだ寝るには早えわな。生活リズムが狂っちまうから起こすぞ」  すると文太さんは僕がうつ伏せになってだらんと垂れ下がった腕を持ち上げ、両手の親指で手のひらの中心部分をグリっと押し続ける。すると先程までの眠気が嘘のように飛んでいき、チラッと頭を上げるとそこには少し汗をかいた水牛獣人の文太さんが、僕の手を一生懸命グリグリ押し続けていた。 「……」  僕は起きてませーん。まだねむいでーす。このままずっと文太さんのお店で寝る。もう一生文太さんにおててを揉んでもらいたい系男子です。 「おい、せっかく起きたのにまた寝るとはどういうことだ。早く起きるんだ」 「……痛いいいっ‼︎」 「おやおや、随分と自律神経が乱れているようだ。俺はこれぐらいの強さでしか押してないんだぞ?」  そう言いながら今度はツボ以外の部分を優しくグイッと押してくる。本当にその強さでツボ押してるの? 明らかに痛みが強いんですが? 疑いの目を向けるとそのままの力で今度はツボを押し始め、明らかに痛みが増して僕は手足をバタバタとさせてしまう。まるで陸に上がった魚のように。 「……起きます」 「おう、それがいい。何せまだ夜七時だ。こんな時間に寝たら、明日起きられないだろ」 「明日休みなんで別にいいです……」 「休みの日も同じ時間に起きないと、次の平日辛いぞ?」  こんなにも自分の健康に気を遣ってくれている所を見ると、まるで僕の親みたいだな。そのうち弁当も作ってくれそう……なんてね。文太さんって料理できるんだっけ、あまりやってるイメージないけど。 「そうだ、明日休みならさ。宅飲みとかしねぇか?」 「やりましょう‼︎ 是非‼︎ いやぁ偶然ですね、ちょうど宅飲みしたいなと思ってました! 」 「お、おう、なんか随分と乗り気だな」  あまりに僕にとってのビッグイベントがいきなりやってきたので、そりゃもう元気になりますよね。何なら今日徹夜も出来ちゃうぐらい元気ですからね、これも文太さんのおかげです! 「ツマミはあるんで、酒はその辺のコンビニで買いましょう!」 「おーなんか学生の頃を思い出すな。いやぁ楽しみだ。シシッ」  せっかく文太さんのとこでマッサージしてもらったのに大した話も出来ず終わってしまうのかと思えば、今日はついてるな。やっぱ日頃の行いが良いからですね、思い当たる節がたくさんあります。  というわけでお店を閉めてこれから僕の家へと向かうわけですが、文太さんがなんとトレンチコートを着ているではありませんか。なんだ、めっちゃ似合ってるじゃん。仕事出来そうな社会人って感じする。 「なーにジロジロ見てんだ、さっさと行こうぜ。なんだ、俺の着てる服がそんな珍しいか?」 「あ、いや、その。……似合ってるなぁって」 「ほぉ、嬉しいこと言ってくるじゃねえの」  僕に歩幅を合わせて隣に寄り添ってくれた文太さんに、わしゃわしゃと頭を撫でられる。ああっ、この犬になった時のような嬉しい感覚……やっぱ僕は文太さんの飼い犬にならないといけないかもしれない。僕のご主人様は文太さんただ一人だ。するとこの後待ち受けるのは文太さんの飼い犬ENDってやつですな。外に出ることを許されず、僕は毎日文太さんの性処理道具として口にチンポを突っ―― 「……い、おい、急に止まってどうした。具合悪いのか?」 「あっ⁉︎ ……なんでもないです」 「そうか? ならいいんだがよぉ」  未だに抜けないこの妄想癖、何とかならんものか……。突然自分の世界に入り込んでしまうと周りの声が聞こえなくなるの、やめたい。  それからコンビニに立ち寄った僕たちはテキトーに酒とツマミを買いながら、自宅へとゆっくり歩幅を進めていく。酒の缶がたっぷり入ったビニール袋を持とうとしたら、力づくで文太さんに奪われてしまった。こいつは俺の役目だ、なんて僕に言いながら立派な筋肉を見せつけビニールを持ち上げる。そんな逞しく太い腕を見ていると文太さんの男らしさがしっかりと伝わってきて、自身の息子が反応してしまいそうだ。 「こんなに無駄に筋肉付けちまったからな、こういう時しか役立たねぇんだわ。シシシッ!」  ああ、ほんと。何から何まで僕の心に突き刺さる。この水牛獣人は自覚なしでこういう事してくれるから心臓に悪いぞまったく。……そこが好きな所でもあるんだけど。 ――――  僕の家に到着すれば、既に布団が敷きっぱなしになっているというこの有様。まさに大学生の一人暮らしって感じだ。文太さんはと言うと「ああ俺もこんな感じだったから全然気にしなくていいぞ」なんて言ってくれる。文太さんは整理整頓出来そうなイメージなんだけど、僕に気を遣って言ってくれたのかな。 「こういう学生の時よくやってたノリ、大好きでよぉ。ラグビー仲間はみんな結婚しちまってるし、中々宅飲みってやる機会がねぇんだわ」 「僕も大学の友達そんないないんで、宅飲みとかほとんどやらないですよ」 「兄ちゃんはこんなにかわいくて優しい子なのに、大学の奴らは見る目がねぇなあ。じゃあ俺が独り占めしちまうからな」 「あーっ、ちょちょちょっとまだ酒飲んでないのにそんな‼︎」 「んー? 嫌いじゃないだろ?」  本気なのか冗談なのかわからないこの体育会系のスキンシップは心臓に悪すぎる。だから文太さんと二人っきりの時はいつもドキドキしっぱなしだ。その内脈が早すぎてぶっ倒れるんじゃないかと心配になる。  ようやく開始された宅飲みは、そりゃもう楽しいって言葉じゃ収まらないぐらいにはっちゃけた。お酒の席になるといつもよりリミッターが外れた感じで、いろんなことが聞きやすくなるし喋りやすくもなる。お酒に頼りすぎるのもよくないけど、たまにはこうやって我慢せずに色々腹を割って話すのも悪くない。 「なぁ兄ちゃん。どうだ、最近溜まってんのか?」 「そりゃもう、大学でストレス溜まってますよ。帰り際に教授に雑用めっちゃ頼まれたり……もう、人の貴重な時間を使うなって感じで」 「そうじゃなくてよぉ」  ぐいっと僕の背中を抱き寄せ、そのまま頭を胸板に密着させようとする文太さん。この一瞬で今僕の心は運命のオスにひれ伏すメスのような感情になり、息子からジワっと透明な液体が分泌される。この液は興奮の証とも言える、我慢汁だ。文太さんにちょっと触られただけで、僕は一瞬でメスの顔になってしまう。 「ここ、どうなんだ? 最近抜いてんのか? お? あっという間にガチガチだな。シシッ、やっぱ兄ちゃんは若ぇから元気がいいな」 「うぐぅっ……その、最近忙しくて全然抜く暇なくて……」 「なら俺に任せとけ。後輩が困ってる時こそ、先輩の出番ってな。そのまま楽にしてろ、俺の腹は筋肉があってちょっと寝づらいかもしれねぇ。すまねぇな」  文太さんの身体にもたれかかった僕はそのまま全身の力を抜いて、文太さんに全てを託す。すると慣れた手つきで僕のズボンを優しく脱がす。だがパンツはまだ脱がさない。どうやら次の獲物を見つけたようで、後ろから舌なめずりの音がしっかりと耳に入ってきた。あの粘液が擦れ合う、僕の好きな音が。 「おお……兄ちゃん、随分と下着がビショビショだな。どうしたんだ、いい歳してお漏らしか?」 「これは……文太さんがその……」 「お漏らししたかと思えば、人に罪を擦りつけるとは悪い子だ。なら俺はちゃんとそれ相応のお仕置きをしてやらんとなぁ」  大きくガッシリした手を僕のパンツの膨らみに乗せると、上から程よい力強さで揉みしだく。ご近所に住む色んなケモおっさんに揉まれたことはあるのだけど、文太さんの揉み方はその中でも特に気持ちよく、そしてスケベな揉み方をしてくる。たとえその気がなくてもエッチな気持ちになるような、そんな揉み方だ。そんな事をされて無事なオスがいるはずもなく。 「パンツの上から搾ってやったってのに、こんなに我慢汁漏らしやがってよぉ。一体中はどうなってんだ? ……おお、もう辺り一面大洪水だな。俺のためにこんな出してくれたのか? 嬉しいねぇ……兄ちゃんのこと、好きになっちまうじゃねぇか。なんてな、俺は昔から兄ちゃんの事好いてるから今更って感じだけどな。シシッ!」 「えっ……あっ⁉︎ いいい今なんて⁉︎」 「なんだ、せっかく兄ちゃんに想いを伝えてやったのに聞いてなかったのか? ……まぁいい。兄ちゃんは色んなおっさんと知り合いのようだし、俺なんかよりもそっちの方がいいんだろう。すまねぇな、気を遣わせちまって」 「ああああのあの、そんなこと……そんな事ないです。僕も、文太さんのこと、大好きですよ」 「ほぉ、口だけは一丁前じゃないか。だがそう焦らんでもいい。兄ちゃんには今色んな選択肢があるはずだ。大学を卒業してどこへ就職するか、そしてこのままこの街に住み続けるのか、最後に――誰とお付き合いしてこの先ずっと一緒に生きていくのか」  次から次へと予想外の出来事が起こりすぎて、僕の理性が追いつかない。その間も僕のパンツの中に腕を突っ込んでいる文太さんはやらしく僕の息子を責め立てていた。 「もしもだ、兄ちゃんが大学卒業して就職して、それでもこの街に残りたい、そしてその時まで俺のことを一番に好いてくれてたら。……それなら付き合ってやる」 「……すみません、僕、ご近所のおじさんと遊びまくってて」 「そんなの全然構わねぇぜ。むしろ俺も昔は遊びまくってたからよぉ、兄ちゃんも今のうちに遊んでおくんだぞ。……んじゃ、今夜は俺と二人っきりでじっくり遊ぼうや」 「あっ、ふぅうっ‼︎」  グチュッグチュッと扱き上げるスピードがどんどん早くなる。さっき一瞬言ってた文太さんの言葉が僕の頭の中でずっとぐるぐる回ってて、今にも顔から火を噴きそうだ。「俺は昔から兄ちゃんの事好いてるから」……か。嬉しいな、そう思ってくれて。でも本当の僕の気持ちはどうなんだろう。正直色んなケモおっさんとあんなことやこんなことをして今まで遊んでたけど、正直の所誰と付き合いたい! とかそういう強い感情はまだ湧いてこないのだ。  それよりも今を楽しく遊びたい、ケモおっさん達とバカみたいに遊びまくって、野生の獣みたいに激しくスケベなこともやりたい。だけど最後にはちゃんと決めないといけないんだ、僕の、僕と一緒にこれからも側で支え合って生きていってくれるような獣人を。そんな日が早く来たらいいなと思うけど、きっとその日が来たらずっと悩み続けるに違いない。  だって僕は近所に住むおっさん達のことが、好きだから。 「兄ちゃんが俺のことを一番に好いてくれるように、今日はしっかりサービスしとかねぇとな。キンタマがググッとせり上がってるじゃねえか、ほらイッちまえ‼︎」  ビュルルッと勢いよくパンツの中に射精を開始すると、尿道付近に文太さんの豆だらけの手が添えられる。僕はそのまま我慢できずに文太さんの手に思い切り精液をぶっかけてしまうのだが、勿論それを止める術なんて無くて。黒い毛をしている文太さんの手が真っ白になるまでザーメンで染め上げると、そのまま僕のパンツから引き抜いて自身のマズルへと近づける。僕の出したてのザーメンを長い舌で丁寧にすくい上げ、そしておいしそうに舐めとっていった。 「……おお、兄ちゃんのザーメンはいつ飲んでもうまいな。なんて、本当は俺ザーメンそんな好きじゃねえけどよ。兄ちゃんのはうまいな。なんでだろうな?」  指の間についた精液もしっかりと舌で舐めとった文太さんは、キレイになった手のひらを僕にしっかりと見せつける。それが堪らなく嬉しくて、そして恥ずかしい。あんなにおいしそうに僕の精液を飲んでしまうなんて、普通の人には中々できないことだ。やっぱり僕の将来の伴侶となる人は文太さんしかいないのだろうか。 「ほれ、俺の息子も随分と焦らされてビンビンだぞ。当たってるの、わかるか?」 「あっ、熱いっ……文太さんのチンポ……」 「兄ちゃんは俺のチンポ大好きだもんな。今日はちゃんと下の口にたっぷり注いでやろうか。へへっ、将来もし付き合うことになったらこうやって毎晩スケベな交尾をするんだろうなぁ。そう考えたらアガるだろ? なぁ」  いつの間にかズボンと褌を脱ぎ捨てていた文太さんは、いつでも挿れられると言わんばかりに背中にべちんっとチンポを叩きつけていた。背中に当たるたびに我慢汁が糸を引き、僕と文太さんの間にやらしい橋をかけていく。その様子を見ることは出来なかったのだが、そのまま垂れ下がった我慢汁の橋は床に染み込んでスケベな匂いを発しながら蒸発していった。 「……挿れるぞ」 「んっ……ぐぐっ、あああっ……!」  縦にも横にもデカい文太さんのチンポは何回挿れられても慣れることはなく、そして全部入ってしまった時の感動は今でも忘れた事は一度もない。そして気持ち良さも衰えることなく、毎回挿れられる度に喘ぎ声が止まらないのだ。 「こうやって俺をアガらせる甘い喘ぎ声をずっと聞いてるのもいいけどよ、兄ちゃんはこういう方がお好みなんだよな」  文太さんが掻いた胡座の上に乗る形になると、今度は目の前から僕の大好きなモノを近づける。これは間違いない、文太さんがさっきまで履いてたであろう褌だ。 「今日もたっぷり汗かいちまったからな、兄ちゃんの好きそうなオスの匂いがたっぷりマーキングされてるぞ。ほら、どうしたいんだ? ほれほれ」 「うぐっ、くっ、ください……それ、欲しい……」 「どこに欲しいか言わないとわからねぇぞ。ああ、兄ちゃんこういうのあんま好きじゃなかったか。じゃあこんな汚いのさっさと洗濯機に放って洗わないとな」 「ダメ‼︎ あ……そ、そのままでいいですから……ああっ」 「そんな蕩けた目ぇしやがって……くっそ、俺も我慢できねぇ。兄ちゃん、しっかり口に咥えとけよ。噛めば噛むほど味が染みてうめぇ俺の褌、存分に味わっとけな」 「ングウウウウッ、ンンンンッ‼︎」  パンッパンッと僕のケツに当たるのは、文太さんの股間と玉袋だ。胡座を描いている文太さんの上で、僕は意図も簡単に上下にピストンされるように動かされる。上に持ち上げられて鬼頭部分まで引き抜かれたかと思えば、上から押しつぶすように根元までズッポシと挿れられる。そんな激しい上下運動によって僕の逸物からは我慢汁がブシュッと止まらず、目の前の床を濡らしていった。  口に突っ込まれた褌は文太さんのズボンの中で熟成されていたようで、グッと噛みしめる度にジワッと汗が漏れ出してくるほどの蒸らし具合だ。そこからオスである獣人の強烈なフェロモンが口いっぱいに広がり、口の中も文太さんに犯されている気持ちになっていく。上から下から文太さんで満たされた僕はここ最近で一番の快感を感じ、射精に向けて準備を進めていった。 「もうイキそうか、シシッ。俺もな、我慢が効きそうにないんだ。ああっ……兄ちゃんの中、ほんとあったかくてクセになっちまう。ここに俺のザーメン注いで、一生俺のこと忘れられないようにしてやるからな」 「ンッ、ンンッ‼︎」 「よおしいい子だ、今日は腹がパンパンになるまで俺のミルクを注いでやろう。一番奥にタネ付けしてやれば、他のおっさん達もそう簡単に俺のザーメンは引き剥がせないだろう。シシシッ……お゛おっ……出るっ、出るぞおっ、俺のオス臭いザーメン全部注ぐぞっ‼︎ ブモオオオッ‼︎」  下から噴火した火山のように、次から次へと熱くてドロドロの液体が僕の腸内へと打ち付けられた。それは今まで文太さんとエッチなことをしてきた中で、一番だと思えるほどに濃いザーメンのように感じる。チンポから出てきたやらしい汁は、行為の相手が好きなら好きなだけ濃くなっていくという話を聞いたことがある。今日の文太さんのザーメンは、濃厚すぎるのか全くケツ穴から漏れ出てくる様子がなかった。 「はぁっはぁっ……出るっ、ぐおおっまだ出るっ! 止まんねぇな、くっそ。一滴も漏らすんじゃないぞ、俺の子種。今日は奥の奥まで俺のザーメンまみれにしてやるからな」 「ふぐぅっ……ぷはっ。はぁっはぁっ……」 「シシッ良かったろ、俺のとっておきのザーメン。ちゃんと兄ちゃんがマッサージしに来てくれる日まで溜めといたんだぜ。今日は玉ん中が空になるまで中出しするぞ。嬉しいだろ?」 「だからこんなに濃……ああっ」 「乳首もこんなに感度が良くなっちまって……一体誰に開発されたんだ? ん? こりゃあ俺も負けてられないな。このまま抜かずに二回戦いくからな、シシッ」 「ああっ‼︎ まだっ‼︎ もうちょっとああっ‼︎」 「やなこった、こんだけスケベな体しやがって。俺の事だけを好きになってくれるまで今夜は夜通し子作りだからな。俺ともっとたくさんスケベしようぜぇ、シシッ」  二発目はタネ付けプレス、三発目はバックからゴリゴリと奥深くに中出し、四発目は駅弁の体勢で接吻をしながら五分にもわたる中出しをされ、時刻は夜中の三時。だが文太さんのチンポはまだまだいけるぞと僕に鈴口を向け、中からビュッビュッと我慢汁を吐き出していた。 「さあて、次はどんな体勢でしてやろうか。ん、何なら乳首を開発しながら俺が足コキしてやろうか? 兄ちゃんはまだまだ若いから、たっぷりタネを搾ってやらねぇとな。我慢は体に良くないんだぞ?」  そのまま休むことなく明け方まで交尾を迫られた僕は、息も絶え絶えになりながら一滴も漏らすことなく中へと牛のタネが撒かれるのであった。あまりに気持ち良すぎて喘ぎすぎると、うるせぇと言わんばかりの激しい接吻の雨が僕の顔に降り注ぐ。文太さんのちゅーの気持ちよさに再び頭がおかしくなりそうになり、理性のネジが飛んでいく。  今夜の交尾はそれはもう、凄すぎて。一生忘れられない思い出の一つとなるのは言うまでもなかった。 ――――  激しい交尾の時間は恐ろしいほど早く進み、時刻は気付けば朝。お互い精液まみれ、僕のケツ穴は文太さんの子種だらけという散々な状況で、とりあえずシャワーを浴びる事となる。最初は先に入れと文太さんに勧められるも、一緒に入りたいという僕のわがままによって狭い空間でお湯を浴びること三十分ほど。そこでまた一発扱き合ったのは言うまでもない。 「おっと、昨日ついスケベな気分になっちまって忘れてたんだけどよぉ」 「……? これは?」 「そういやバレンタインって日だったんだよな。ったく俺としたことが……兄ちゃんと宅飲み出来るってだけで嬉しくてつい忘れちまった。もう一日過ぎちまったけど、こいつは俺からだ。味は保証するぜ? シシッ!」  僕の手のひらサイズ程の小さなプレゼント箱、許可を取って開けさせてもらうと大きなトリュフが四つも入っていた。ああっ、僕の好きなチョコがなぜトリュフだとわかったんだ!   うおっ、朝からヨダレが止まらんっ。一口食べれば幸せになれるあの生チョコ、僕大好き。普通のチョコよりも遥かに濃厚で、そして甘いんだよね。食感もたまらなく好き。 「兄ちゃんはやっぱ生が好きだもんな。へへっ、俺も生が好きだけどよぉ」 「……文太さんの生は何か違う意味に聞こえますが……、でもありがとうございます! ……じゃあ、一緒に食べましょうか」 「いやいや、兄ちゃんが全部食べてくれよ。俺はいいからさ」 「口、開けてください」 「……んおっ」  チョコを貰ったお礼は何もできないけれど、僕は文太さんの大きく開いたマズルにチョコを入れてやると、そのまま勢いでちゅーをする。常人よりも高い体温の文太さんの舌で溶けたチョコが、僕の方にもじんわりと流れ込んでくる。最初は遠慮していたものの、次第に気分が乗ってきたのか僕の口に太長い舌を押し込む。僕の舌に乗せられた丸いチョコを丁寧に舐めて溶かすと、そのままズゾゾッと吸い上げ甘い液体を飲み干すのだった。  自分からやったつもりなのだが、甘すぎる文太さんのちゅーに僕は最後まで顔を赤らめながらチョコを舐めていく。最後のかけらをお互いの舌で押し付け合い、そして最後は唾液に残ったチョコを舐めとるかのように、じっくり、ねっとりと。  ちゅぽっとマズルと口を離せば、そこにはまだ足りねぇと言いたげな文太さんの姿があった。今度は文太さんがチョコを摘み、僕の口の中へ放りこむ。間髪入れずに入ってきた舌がたまらなく愛おしく、僕はこの甘いひと時を絶対に忘れぬようしっかりと脳の奥底深くに焼き付けた。  文太さんと唐突に始まった宅飲みイベントは終わりを迎え、そのまま今日は用事がある事をすっかり忘れていた文太さんは、大急ぎで家を出るのであった。そこに残されたのは半分食べ終わったトリュフチョコと、文太さんのトレンチコート。  残ったコートの匂いのせいで先ほどのちゅーが鮮明に思い出され、僕はギュッと抱きしめながら布団に寝転がる。汗の匂いではない、文太さんそのものの優しい獣の香りがする。  すごく、落ち着く。好きな人の匂いってどうしてこう、安心するのだろうか。  ああ、もうダメ。  ……おやすみ……文太さん。また今度遊びに行くから……。 「ぶぇくしゅん!! ああ……しまった、コート……。ま、いいか。こいつも俺からのプレゼントってこ……ハクシュン!!」  わざと忘れたわけじゃないのだが、あいつの事だし俺の匂いがあった方が喜ぶだろう。なんて都合よく考えたものの、次会った時は絶対返してもらおうと心に決めた文太さんなのであった。  これは、まだ寒さが厳しい二月の冬の物語。春はもう、すぐそこだ。 ―――――――――――――――――――――――――――― ☆FANBOX支援者限定おまけ☆ 牛水 文太(うしみず ぶんた) 種族:水牛、黒色 主人公の呼び方:兄ちゃん ニシシッ、シシッと笑う。 好きなもの:牛肉 テーマ:優しい体育会系 この街で整体師として個人経営を行なっている。サラサラとした毛並み。学生時代はラグビー部に所属していて、今現在もその頃のメンバーと遊ぶこともしばしば。だがみんな次々に結婚していくせいで、文太さんは取り残されているようだ。だがそんな事別に何とも思っていないようで、それよりも学生なのにお金を払ってマッサージに通い続けてくれる主人公の事に夢中らしい。 乳首からミルクが出る体質で、タイミングが良ければしぼちちできる。……が、毎回出るわけじゃない。飲むとムラムラするし、性欲促進効果もある恐ろしいミルクである。 昔、部活内で先輩のを性処理していた経験がある。昔の運動部はこういうのが当たり前のように行われてきた……と本人は言っていたが、本当かどうかはわからない。 いかがわしいお店、引越し業者でアルバイトの経験がある。トラックの運転経験もあり、何だかんだで頭が良い。 スリリングなことが好きで、実は誰もいなそうな草原で交尾をするのが夢らしい。そして、誰かに陰で見られてたらもっとアガると本人は言っている。 恋については若干鈍感な所があって、色んな人と身体を重ねすぎて恋ってものがよくわかってないらしい。それでも主人公に対する好意はもしかしたら恋なのか……? と最近悩んでいるようだ。 酒屋の虎吉さんと仲が良く、たまに虎吉さんの居酒屋で飲んでいるようだ。そこで話題になるのは主人公の話で、どうやら三人で飲みたがっているようだ。 チョコレートに関しては全く知識がなく、実は昔女の子から貰ったチョコレートのブランドを何となく覚えていて、それを頼りにしながら買ったとか何とか。 リクエストしてくれた支援者に一言: 「俺のこと選んでくれるなんて、流石見る目があるな。是非今度うちの店来てくれよな、全身ふにゃふにゃになるまでマッサージしてやるぜ。何なら睾丸マッサージなんてどうだ? 痛そうだなんて思うかもしれねぇけど、ちゃんと資格のあるヤツが揉めばそりゃあもう気持ちいいんだぞ? 仕事ってすっげぇ疲れるだろ。みんな毎朝ひっでぇ顔しながら出勤してるんだもんな、俺も見てて辛いんだぞ。そういうヤツほど、俺のとこで発散して元気になってくれりゃみんな笑顔になるってもんだ。ちょっとした悩みぐらいなら聞いてやれるしよ、みんなつまんねぇ事で考えすぎなんだ。もっと気楽に生きていけるよう俺がアドバイスしてやりてぇとこだな。……ああそうだ、頂いた金でありがたくビールを飲ませてもらったよ、うまかったぜぇ、仕事終わりのビールってのは最高だ。それにあいつとガッツリ交尾もできたしよぉ……いいことだらけだな。シシッ! これからも俺のこと、よろしく頼むな!」

疲れたあなたに文太さん

Comments

うちりおさん ご支援いただきありがとうございます!みんなの文太さんなので、うちりおさんのとこにも紳士的でカッコいい文太さんがお届けできたようで良かったです🐃おまけはFANBOX版限定なので、今のうちにお楽しみいたけたらと思います!(作品自体は投稿が古い順に順次pixivにアップさせていただく予定です) 今月もステキなケモおっさんとの生活がお届けできるよう頑張ります~!

ぱぱぱんだ🐼🐾ぱぱを

文太さん成分補充完了🙏 紳士な文太さんほんとにヨキ… ご近所ケモおっさんから1人選ぶことになったらちょっと迷いつつ文太さんの胸に飛び込みますね🐮 おまけ読めてよかった〜〜!!

うちりお


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