こんにちは。 今回はライトメジャーなエンタメ製品でも最も勢いのあるものの一つ、 ライトノベルのお仕事について話してみます。 ライトノベルは現在 レーベル各社でも 若い人向けと中高年向けでコンセプトが分かれているのがうかがえます。 ファンタジー、学園物のかんたんなキャラクターデザインをしてみたのが上記の図です。 ●10ー20代の人向けのコンセプトの製品 思春期向け冒険活劇、学園物について研究してみると ロゴはサイバネティックな雰囲気のものが多めです。 読者年齢よりも大きく年上のメインキャラクターはほとんど出てきません。(特に女性向けで顕著) 前髪があるキャラクターが大多数です。 ●次に中高年向け。 実際編集者にうかがったことですが、20年程度前のライトノベル全盛期(ジュブナイルノベル)の ビジュアルの雰囲気をあえて入れているそうです。 無菌室のようなスタイリッシュさは逆効果なのかもしれません。 異世界転生を主軸としながらもディティールに多様性があります。 実際の様々な職種の経験豊富なかたが自身のエッセイ技術解説まじりで執筆なさるファンタジー物が多く、考証の質が高いです。 ●キャラクター造形のセオリー 多くの男性主人公は服が黒い。髪も黒が多いです。男性キャラで襟足があったり芸能人のようなイケメンヘアスタイルは少ないです。 男女とも、異性にこびたりちゃらちゃらした性格の主人公がほとんどいません。 読者の多数派と同じであるということです。 ファンタジーヒロインはデザインアイコンとして頭部に大きな装飾があることがあります。 バストアップでも効果的に見えます。 白いワンピースをおおもとにした女性キャラクターデザインは、ファンタジーでも現代劇でもSFでも不滅の人気を誇ります。 ●ライトノベルの挿絵を描くには 最重要はモノクロイラストのポートフォリオになると思います。 カラー表紙のイメージばかり印象が強いですが 漫画の魅せゴマのようにビジュアルを伝えていくのはモノクロ挿絵になります。 また、モノクロイラストとカラーイラストが近い印象であること、も重要とされていると思います。 (私がその点で非常に長く悩んでいるからです……) なによりも、動かせるデザインでありメディアミックスを前提としているキャラクターデザインが現代では強いです。 配色は3色相以内に絞るのがよいと思います。 効果的な小説のイラストが出来上がりますように! お読みいただきありがとうございました。