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救国の勇者の種付けの旅

勇者一行が来ているらしい。  その噂は小さな村の中を一瞬で駆け抜けた。  狩に出ていた男達が次々に魔獣を殺す勇者を見たと証言し、村は沸き立った。  これで交易路で魔獣に襲われることも、狩の獲物を横取りされることもなくなる。 「宴の準備だ!」    勇者が村に滞在するかどうかなど関係ない。だが、やってきたときに歓迎しなくてはいけない。  そして日が暮れたころ、勇者一行が村にやって来た。  勇者一行は2人きりの小所帯だった。勇者らしい少年は17,8歳ほどに見えた。爽やかな見た目ではあるが、その表情は疲れからか曇っている。  勇者から一歩下がって歩くのはローブを纏った女魔術師だった。歳のほどは24,5ほど。ローブの上からでも分かる豊満な胸をもっており村の男達の目は釘付けになっていた。  村長が代表して前に進み出た。 「勇者様。このたびは村周辺の魔獣を討伐して頂き、誠にありがとうございました。村を代表してお礼を申し上げます。僭越ながら宴を用意させて頂きました」 「いらない」  勇者は宴の申し出をあっさり断った。  だが、村長も大人である。すぐに勇者が魔獣との戦闘で疲れているのだろうと察しをつけた。 「そ、そうでありますか。お疲れでしたらこちらで寝床を用意いたします」 「あと、女。セックスがしたい」 「女、でありますか?」  村長の質問に勇者は軽くうなずいた。 「この村はごらんの通りの小村でありまして。娼婦は残念ながらおりません」 「別に娼婦じゃなくてもいい。生娘にこだわるつもりもないよ。村の女を集めてくれれば僕が気に入った女を選ぶから」  村長が反応に困っていると、勇者の後ろで魔術師が杖で地面を突いた。 「わたくしが説明いたします。勇者さまのこのたびの遠征の目的は、王国各地に勇者様の優れた種を蒔くことで王国の国土を守る力とすることにあります。勇者さまはそのための母体を差し出せとおっしゃっています。そうですよね? 勇者さま」 「うん。セックスがしたい。膣内で射精がしたい。支配したい。可愛いお嫁さんがいっぱいほしい」  村長はしばらく黙っていた。 「もし、断ったら?」 「わたくしの得意魔法は精神魔法です。この程度の小村であればまとめて支配下において差し上げましょう」 「......、わかりました。村の女を集めてまいります。しばしこの部屋でお待ちください」    村長が部屋から出て行き、部屋には勇者と魔術師だけが残された。   「勇者さま、今のうちに魔力の補充をおねがいできますか?」 「もちろんだよ」  魔術師はローブの下になにも身につけていなかった。生まれたままの姿になった魔術師のもとに勇者は歩み寄り、立ったまま性器同士をこすり合わせた。 「挿れるよ」 「はい......、んっ......♡」  口づけと同時にズブズブとペニスが埋め込まれた。  ゆっくりと味わうようにペニスが出し入れされ、そのたびにキスで口を塞がれていても抑えきれない喘ぎ声が漏れ出した。 「魔術師は、僕とセックスできてうれしいよね?」 「え?」  魔術師の顔に迷いが浮かんだ。 「うれしくないの?」  勇者が答えを催促するようにピストンを激しくする。 「うれしいです♡ 勇者さまに求めて頂けて、メスとしてこれ以上の幸せはありません♡」 「だよね。僕とセックスできるのはうれしいことだよね。でも村の人たちはそう思ってないみたい」  勇者はピストンを続けたまま顔だけを村長が去って行った方角へ向けた。  勇者の戦闘用に強化された聴覚は、遠く離れた村の広場で行われている話し合いの声を一言も漏らさず捉えていた。  糾弾し、長引いた村の話し合いをなんとか納めて勇者が待つ部屋に入った村長が見たのは、椅子にふんぞり返る勇者と、勇者の股の間に座り込み勇者のペニスに吸い付く全裸の魔術師の姿であった。 「勇者さま。お望み通り村の女どもを集めました」 「うん。ありがと」  呼ばれた勇者と魔術師は何事も無かったかのように服を纏うと村長についてきた。 「こちらが、村の女達です」  村長がこわばった声で告げた。広場に並ぶ女達の表情も一様に固い。まるでこれから訪れる運命に覚悟を決めたような表情だった。 「微妙なのしかいないな~」  勇者の感想にたいして村人たちの表情が少しだけ明るくなった。このまま村の女を相手にするのを諦めてくれるのではないかという希望である。そもそも村人たちの話し合いでは、「勇者にはあのエロい魔術師でも抱かせてればいいだろ」という意見が多く出ていた。 「でも、何人か若い女を隠してるよね? あの建物とあの林のなか。他には穀物庫か」  村長の顔が引きつった。 「その、彼女たちは病気でして。勇者さまにうつしてはいけないと」 「大丈夫大丈夫、病気なら魔術師が治してから抱くから」  そう言いながら、勇者はまっすぐ若い女の気配があった建物に向かい扉を開けた。  勇者の予想通り、そこには床にへたり込んだ女がいた。  控えめながら存在感がある胸と恐怖でゆがんでいる整った顔を見た勇者は即決した。 「一人目はこの女にするよ。じゃあ村長、今日はこの家に泊まるから」  家に入ろうとする勇者を村長が慌てて引き留めた。  「お待ちください勇者さま! この娘には夫がおります。夫と既に死別した女どもを集めているのでどうかその中から......」 「僕、気にしないって言ったよ? じゃあ魔術師、準備よろしくね」 「はい」という返事と同時に魔術師は女に杖を向けた。 「え?」と女は自分の腹部を押さえる。「なにをしたんですか?」 「余計な受精卵があったので破壊して新しい卵子を排卵させました。これで勇者さまの子供を妊娠できます。良かったですね」 「そんな。私たちの赤ちゃんが......」  突然のことに現実を受け入れられずにいる女の手を魔術師はとり、部屋の奥へと連れて行った。勇者との交尾にふさわしい装いをさせるためである。  村人達の怪物を見るような視線を背中に浴びながら勇者もそのあとに続いた。 「勇者さま。準備ができました」  魔術師が連れてきた女は肌が透けて見える薄衣を纏っていた。胸の下を紐で縛ることで形のいい胸を強調するように作られている。  魔術師が魔法であらゆる異常状態を解除したことにより、女の血色は良くなり本来の色気を発揮し、髪の毛は絹のようになめらかになっていた。  最愛の夫との子供をあっけなく失った悲しみに沈む表情を含めてすべての要素が勇者に勃起を促した。 「名前、おしえてよ」  女を隣に座らせた勇者は、無遠慮に体をなで回しながら聞いた。 「ジェシカ、です......」 「ジェシカか。言い名前だね。僕のお嫁さんにもジェシカは4人いるけどみんな感度が良くて良い乱れ方をするエロい女だよ」  勇者はジェシカを押し倒して薄衣越しに胸にかぶりついた。  当然痕がつく。その痕を勇者は満足げに眺めた。 「これでジェシカは僕のものだから。じゃあ、挿れるね」 「嘘、そんなの入らない! 大きすぎる」  ズボンを下ろしてあらわになった勇者のペニスを見てジェシカが悲鳴を上げた。 「確かに僕のに慣れたら他の男とはセックスできなくなるけど、ジェシカはもう僕としかセックスしないから大丈夫だよ」  ジェシカはなにが大丈夫なのか理解できなかったが、とっさに歯を食いしばった。 「うっ、う゛っっ!」 「うぁ! きつきつおマンコだ! ちょっと激しく動くね」  暴れようとするジェシカを押さえつけた勇者は遠慮無くリズミカルにピストンを繰り出した。 「嫌! 痛い! 止めて! あぁあう゛ぁう゛ぁ!」  声にならない呻きを上げるジェシカに、さすがの勇者も興を削がれたのか動きを止めた。 「やっぱうるさいや。魔術師、回復魔法掛けてあげて」 「はい」  魔術師が杖を掲げた。同時にジェシカは痛みが嘘のように引いていくのを感じた。  安心もつかの間、勇者がピストンを再開して最初ほどではないがそれでも激痛と呼べる痛みが走った。  しかし、その痛みも一瞬で消えていく。見ると魔術師が杖を掲げ続けていた。  勇者がペニスをたたきつける度に痛みが走り、回復されていく。そのうち痛みは薄くなり、残ったのは痺れるような快感だった。  ジェシカはそれが怖かった。突然やってきた勇者に性行為を求められただけでもショックだったが、さっきまでは痛みに耐えることで夫への罪悪感は感じずにすんだ。自分は被害者だと言い聞かせることができた。  しかし、痛みを感じなくなり快楽を感じてしまった今、勇者との性行為から解放されたあとも夫と元の関係を取り戻せる自信を失いつつあった。 「うん、ちょっと緩マンになったけど濡れてきてほぐれてきたよ。ジェシカも気持ちいいよね?」 「気持ちよくなんて無い! さっさと抜け! 獣! っ!」  せめてもの抵抗として暴言を叫んだジェシカに下されたのは、魔術師の杖による物理的な殴打であった。痛み自体は回復魔法によって収まったが、骨が折れるほど強く殴られたという衝撃はジェシカの中に深く刻みこまれた。 「ちょっと魔術師、僕のお嫁さんに酷いことしないでよ」 「申し訳ございません。勇者さま。ジェシカが勇者さまを拒絶したのでつい。ジェシカ、伝えましたよね? あと2回、勇者さまを拒絶したら精神を書き換えて自分から勇者さまを求めるようにして差し上げます」 「ジェシカも精神の書き換えはされたくないよね。僕はこのままのジェシカと子作りがしたいな。僕とセックスできてうれしいよね?」  ジェシカは必死にコクコクとうなずいた。 「じゃあ、誓いのキスをしようか」  勇者がジェシカの返事を待たずに唇を押しつけ、舌をねじ込むとジェシカは必死にそれに応えた。  しばらく夢中になって腰を振っていた勇者であったが、不意に顔を上げて振り返った。 「誰? あ、結界に捉えられてたら話せないか。でも、邪魔もされたくないしな」  そこには、ナイフを腰だめに構えて走り出した形のまま固まる男がいた。 「それは、私の夫です」  ジェシカが申し訳なそうに言った。 「ジェシカは僕のお嫁さんだよね? ジェシカとセックスしてるのは僕だよ?」 「はい......、私は勇者さまの妻です......。あの、あの人にこちらの様子は見えているのでしょうか?」 「そうだね。魔術師、せっかくだからよく見えるようにしてあげて」 「はい。勇者さま」  魔術師が杖を差し出すと男の眼球とまぶたが操作され、勇者とジェシカの交尾から視線がそらせないようにされた。 「そんな! お願い。せめて彼に見えないところでしt......」    ジェシカは言い終えるより前に魔術師の杖で突き飛ばされていた。肋骨が折れる音がした。 「2回目です。もう次はありません。命懸けで勇者さまを愛しなさい」  魔術師が冷たく告げる。 「は、はい......。あの、勇者さま。私、勇者さまの赤ちゃんがほしいです。どうか、私のキツキツマンコに勇者さまの逞しいオチンポ様を突き刺して子宮に分からせてください。お前は、勇者さまの子供を作る為だけにあるんだぞって分からせてあげてください」 「いいよ。こんどはジェシカが上になってよ」 「はい」  ジェシカは、結界で身動きがとれなくなっている夫の視線を感じながら勇者の上に跨がった。 「挿れますね。ん......」  屹立した勇者のペニスを膣にあてがいゆっくりと腰を落としていった。信じられない長さのペニスが飲み込まれていき、膣壁を擦り上げていった。 「え? うそ......」  ジェシカがつぶやいた。今までのピストンで入っていた位置までペニスが入ってきているのに膣の外にまだペニスが残っていたのである。  そして、さらに腰を落とした。ペニスの先端が未開拓の領域を刺激した。 「......っ......ん......!!」  未開拓の領域を刺激されたジェシカは脚に力が入らなくなりそのままペニス全体を飲み込んでしまった。 「しゅごい......♡」 「僕とセックスできて幸せ?」 「幸せ♡ です♡ こんな気持ちいいことしらない! 早く! 奥に出して♡ ぜったいきもちいい!」  ジェシカは涙をボロボロと流しながら自ら腰を淫らに振った。受精さえすればこの快楽地獄から抜け出せると信じて。 「出すよ!」  勇者が腰を強く突き上げた。  ジェシカは不意打ちの突きで気を散らしつつお腹の中で暖かいものがじんわりと広がっていくのを感じた。 「おめでとうございます。受精を確認しました」  魔術師が冷たく言った。 「種を、お恵み頂いてありがとうございま、ん......」    ずるずると膣から剛直を引き抜いた勇者がジェシカの口元にペニスを押しつけた。それをジェシカは黙って舐める。 「それでは、淫紋を刻み精神を書き換えます」 「ちょっと! 話が違う! うっ......」  唐突な魔術師の宣言に対してジェシカが抵抗するもペニスを喉まで押し込まれて黙らされた。 「大丈夫ですよ......。なにも変わりません。ただちょっと、いままでの人生がどうでも良くなるくらい勇者さまのことが好きになっちゃうだけです......」  魔術師がほんの少しの同情を感じさせる声で告げた。 「うそでしょ? 止めて。この人を好きになんてなりたくない!」  ジェシカの必死の訴えに対して、魔術師が暴力を振るうことはなかった。彼女は既に術の発動を始めていた。 「最後に、別れを告げなさい」  ジェシカは入り口で固まる夫の元に歩み寄った。 「ごめんなさい。ごめんなさい。愛してる、大丈夫、まだあなたのことを愛してる......。でもだめなの、勇者さまのことを考えるだけで幸せになっちゃうの。でも、大丈夫、まだあなたを人だと思えてる。あなたには愛情をもつことはできないけど、あなたが死んじゃったら多分悲しいと思う。んぁ♡ 勇者さま♡」  勇者に背後から抱きつかれ、ジェシカが甘い吐息を漏らした。 「ジェシカ、もう一回したい」 「はい♡ 私も、もっと勇者さまを感じたいですぅ♡ 本物のセックスをいっぱい教えてください♡」  勇者は村に1週間滞在した。  そして勇者が旅立つ日がやってきた。  村の広場には年頃の女達が集まり、勇者との別れを惜しんでいた。それ以外の村人達は家の中から様子をうかがっている。  女達は全員勇者に手込めにされ、魔術師によって勇者に絶対的な愛情を抱くようになっていた。  今後、この村で反乱の動きがあれば女達が止め、密告するであろう。そうして王国の安全は保たれる。  その様に考えて勇者に種付けを使命を与えた王家や貴族達の妃、令嬢達も今は勇者の子を宿し、勇者を愛する一人の女に過ぎない。


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