本記事は、「ダクネスの好感度が上がりすぎた件(仮題)」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。
その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。
今回の二次創作の題材は、「この素晴らしい世界に祝福を!」という笑いあり冒険ありの異世界系ライトノベルです。
その中に出てくるダクネスって女騎士キャラに着目していきます。
まあ今回の舞台は寝室ゆえにダクネスはネクリジェ姿のオフモードで、騎士らしさは皆無なんですけどね。むしろ乙女モード。
名門貴族の出身で、誇り高さと責任感を兼ね備える美人騎士。
ピクシブ百科事典の関連タグで残念な美人やらドMやら変なことが書かれているのは気にするな! 外見はこんな感じ。
それでは、ごゆるりと。
前回の続きからです。
体感で十分前後くらいか。
あの後、俺はベッドの上でダクネスに乗られたまま、抱き合いながらのキスを繰り返していた。
ちなみにお互いに服は脱いでいない。脱ぐタイミングがわからない、と言うべきか。
ダクネスのネグリジェは、俺を押し倒した際に少しはだけているけど。
ぎゅ~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡
ちゅっちゅ♡♡♡♡♡ ちゅっちゅ♡♡♡♡♡
「んゅ♡♡♡ ちゅ♡♡♡ ……なぁ、カズマ。ちゅっ♡♡♡」
「んんっ♡♡♡ ぷはっ、なんだダクネス? ――んっ♡♡♡」
「ちゅむ♡♡♡ れるっ。……私の屋敷で初めてキスした時に比べて、キスが下手になってないか? 調子が悪いのか?」
「む、失礼な……いや待てよ?」
少しムッとした直後、脳裏で心当たりが閃く感覚に俺は舌を巻いた。
「そうだ、『芸達者になる魔法』だ!」
「なんだ? ずいぶん楽しそうな名前の魔法だな」
「アクアの新技だよ。後でお前も見せてもらうといい、面白いぞ。なにせ、あれのお陰でダクネスの声真似ができるようになったんだからな」
「っ♡ 私の声で、変態令嬢の汚名を着せてきたアレか……!」
「他にも見回りのノリスさんの声で、ダクネスに部屋を開けてもらうために、バニルが占いで言ってたお前の恥ずかしい話を言ったりな」
「じゃあ、あれはお前の声か! まるで聞いてきたように言ってきたと思ったら……。うぅ、今となってはいい思い出、と言っていいのだろうか」
「俺の勘だが、『芸達者になる魔法』はまだまだ深堀りしがいがあるぞ。キスとか愛撫とかがあの場でやたら上手くいったのも、多分あの魔法のおか……げ……」
話が盛り上がって饒舌になっていた俺の口は、途中で途絶えた。
勢い余っていらぬことまで言ってしまったと、手遅れになってから自覚した。
「――ふふっ♡♡♡♡♡」
笑みに魅惑的な色艶を宿しながら、ダクネスは言う。
「つまり本来、私とお前の『オトナの遊び』の技量にそう差は無いわけだ♡♡♡♡♡」
「お、おぉう? い、言ってくれるじゃねーの? 日頃から俺のことをヘタレ扱いして、いざって時は頬にキス止まりだったチキンお嬢様が」
「その汚名も今夜限りで終わりだ。……目をそらすなよ?」
俺の苦し紛れの悪態を艶やかに流したダクネスは、今を勝負所と見たらしい。
脱ぐならここだ、と。
彼女はネグリジェの肩部分に手をかけた。
薄布を肩から落として、ネグリジェをはだけさせ、下の裾をめくり上げて――
「う、ぁ……♡」
薄闇の中に、ダクネスの半裸が開示される。
艶めかしいダクネスの脱衣に見惚れ、俺は呆けた声を零してしまう。
まろび出る豊かな乳房、そこにかかる下ろされた金の長髪。胸の豊満さに反して、腕の中にすっぽり抱ける引き締まったウエスト。むっちりした肉感を持つ臀部から伸びる生足は目に眩しく、股間の膣から透明な糸が垂れる様が艶美に拍車をかける。
お腹に自身のネグリジェを巻くようにまとめたダクネスは、指先で自分の髪をいじりながら、
「なぁ、カズマ……私は綺麗か?」
しおらしい顔で、答えるまでもない愚問を聞いた。
「あぁ……綺麗だ」
「私は、エロいか?」
あえてなのか、今度はお嬢様にしては品のない言葉での確認。
「う、うん……エロい」
「っ♡ ふふっ、そうか。エロいか、私は。えへへ……♡♡♡♡♡」
頬を両手で抑えながらニヤニヤするダクネス。
かわいい、と漠然と思いながら俺がダクネスの半裸に見惚れること少しして、
「次はカズマ。お前が脱ぐ番だぞ」
そんなことを、ダクネスは言った。
「……え? あ! そうか、俺か」
呆けていて、女が脱いだのに男の俺が脱がないのは不公平、というごく普通の感覚を忘れていた。
いや、普通云々で言うなら情事に耽ろうとしている今の状況自体が普通から離れているけど、それは置いといて。
「あんま期待すんなよ? お前と違って、俺の体に面白みなんてないからな」
じーっ、と妙にわくわくした目で見るダクネスに予防線を張って、俺は服を脱ぐ。
上も下も、下着もぱぱっと脱いで、ベッドの脇に。
「え? カズマ、全裸にまでなるのか!?」
「あれ? 脱げって言われたからてっきり裸を見たいのかと思ったけど、違ったか? 服、着なおした方がいいか?」
「いや、いい……折角だから裸のままで」
ベッドで膝立ちするダクネスの正面に俺は膝を崩して座る。
半裸のダクネスと全裸の俺がベッドで向かい合う位置関係。
「…………思ってたより筋肉質で驚いた」
「そうか? 今まで苦労を重ねてきたからかな……そ、そういえば! ダクネスと裸で向かい合うのは、風呂場で遭遇した時以来だな」
「あの時は、お前が夢を見ていると勘違いしていたんだったな……居合わせた私は、お前が狂ったんじゃないかと気が気じゃなかったぞ。ふふ……♡♡♡♡♡」
「あ、あぁ……し、仕方ないだろ! 夢ならどんなことでもし放題、なんて、人間生きてりゃ一度くらいは考えるシチュエーションだ」
「今は『現実で』、どんなことでもし放題だぞ♡♡♡♡♡」
「う、あ、あ…………」
「………………♡」
「……………………♡♡♡」
「…………………………♡♡♡♡♡」
「…………………………♡♡♡♡♡」