本記事は、「ダクネスの好感度が上がりすぎた件(仮題)」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。
その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。
今回の二次創作の題材は、「この素晴らしい世界に祝福を!」という笑いあり冒険ありの異世界系ライトノベルです。
その中に出てくるダクネスって女騎士キャラに着目していきます。
まあ今回の舞台は寝室ゆえにダクネスはネクリジェ姿のオフモードで、騎士らしさは皆無なんですけどね。むしろ乙女モード。
名門貴族の出身で、誇り高さと責任感を兼ね備える美人騎士。
ピクシブ百科事典の関連タグで残念な美人やらドMやら変なことが書かれているのは気にするな! 外見はこんな感じ。
それでは、ごゆるりと。
……ちょっと導入が唐突な印象があるので、後で戻って文章を追加することになると思う。
原作なら7巻、アニメなら3期9話のところ。
ぶっちゃけ、読者全員が原作の流れを把握している前提で書くので未読勢は注意。
悪徳領主のアルダープと自分ところの冒険者仲間のダクネスが結婚する、という耳を疑いたくなるような噂を知ったカズマたち。
本人の口から事情を聞こうとダクネスの自室に不法し……もとい、訪れたカズマは、ダクネスに「借金のカタに取られることになった」と理由を告げられます。
貴族ではよくある話だ、と気丈な笑みで悲しみを覆い隠すダクネス。
自分が払うから、借金いくらだ、とカズマは食い下がるも、ダクネスは「民の稼いだ金を保身には使えない、そもそもお前の財でも払いきれる額ではない」と取り合いません。
聞く限り八方塞がりの状況に言葉が続かないカズマは、ふと、目の前のダクネスから漂う雰囲気が変わっていることに気づきます。
熱を帯びた様子で見つめてくる潤んだ瞳。
星あかりを反射して淡く輝く金の長髪。
ほんのりと赤く火照った頬、はだけた夜着から露出した鎖骨、呼吸と共に上下して存在感を示してくる豊かな胸。
この雰囲気はやばい、なんかやばい。
そう直感したカズマが、蠱惑的な空気から意識を逸らそうと必死になる中、ダクネスは口にします。
誘惑の言葉を。
「このまま、あの領主にむざむざ奪われるくらいなら……なぁ、カズマ……いっそ、このまま……」
原作のカズマ、これでよくR18展開にならなかったな。
そりゃダクネスも怒るわ。
駄目だ、佐藤和真。
流されちゃ駄目だ佐藤和真。
ダクネスと恋人にでもなるつもりか?
お前はここになにをしにきた、佐藤和真!
暗く静かな部屋の中。
ダクネスと互いにベッドに座って見つめ合う俺は、内心に湧いて出てくる煩悩に必死に抗っていた。
事情を聞くために侵入したら、ダクネスがエロかったので一線越えました――なんて事になったら、アクアとめぐみんに総スカンを食らうのは明らかだ。爆裂魔法とリザレクションのループコンボを食らわされるかもしれない。
だってのに、ああもう、なんでコイツの身体いちいちエロいんだよう!
「――――」
と、ここで。
俺が硬直していると、ダクネスは俺の右手をそっと掴んできた。
そしてゆっくりと、掴んだ俺の右手を自らの体に近づけて……。
流石に、いきなり胸を触らせる勇気まではないのか、ダクネスは掴んだ俺の手を持て余しはじめた。
その逡巡に俺はある種ホッとして、それでいて少し残念さも感じて。
だけど直後――もみゅ、と。
「――っ!?」
右手に走り抜けた、途方もなく豊かな肉感に俺は度肝を抜かれる。
ダクネスが俺に胸を揉ませたのだ。
躊躇を経ながら、それでもダクネスは俺の右手を自分の豊かな胸元に導ききった。
「ダク、ネスっ……」
「んんっ♡ ……ん」
へ、変な声を出すな~~~~!!
ただでさえ空気が妙なことになっているのに!
あ、待て! そんな、ウルウルとした目で俺を見るなぁ!
ただでさえ張りのある豊かさを視覚的に訴えていたダクネスの胸は、実際に揉んでみると、信じられないほど柔らかかった。薄い夜着越しに俺の掌を余裕たっぷりに受け止める量感が、満足感となって俺の理性を揺さぶってくる。
胸から手を離そうにも、ダクネスが俺の手を掴んでいるから退路が無く。
そしてその甘美な感触をきっかけに、急激にダクネスの魅力に意識が向く。
意識せずにいられなくなる。モロに色香の直撃を食らってしまう。
「……ッ」
言葉を失う、とはまさにこのことだ。
窓からの星明かりに淡く照らされたダクネスの姿は、改めて見たら、それはもう信じられないほど色っぽかった。
俺の右手に揉み心地を味わわせている胸の膨らみは言わずもがな、はだけたネグリジェから覗く悩ましい鎖骨に、熱っぽく汗ばんだ柔肌。腹筋が割れてるー、とか今までからかいのネタになっていたダクネスのお腹だって、裏を返せば腰回りが引き締まっているという長所であり、彼女の魅力に一役買っているのだ。
そしてなにより、今のダクネスの顔!
「…………♡」
まるでなにかを待ちわびるような切ない眼差しで、唇を半開きにしながら、俺に視線を合わせてくる。
潤沢に星明かりを反射した潤いのある瞳はまるで吸い込まれるようで、心なしかどんどん顔が近づいてくるようで――
「っっっ!!?」
いや、違う!
近づいてくるよう、じゃない!
本当にダクネスの顔と俺の顔が接近している!
それもダクネスから近づいているんじゃない、俺だ。俺ことカズマの方だ。
ダクネスの顔があまりに魅惑的すぎて、つい俺はダクネスに顔を、もっと言えば唇を、ダクネスの顔に近づけていた。
視界の全てがダクネスの美貌で覆われていく。濡れた瞳と、ほのかに赤い頬と、瑞々しい唇が、至近距離に。
息遣いが自分の唇に伝わってきて、頭がくらくらしそうだ。途方もなく官能的な空気に鼓動が跳ね上がって、思考が麻痺して、下腹部に熱が集まって。
そして。
「カズマ……ん♡」
どうぞ、と言わんばかりに。
ダクネスが目を閉じて唇をすぼめた――キスを待つ顔、即ちキス顔を俺に見せた。
至近距離で、あまりにも魅惑的すぎるそれを見せられたとなっては。
「「――んちゅっ♡♡♡ ん、んんんっ♡♡♡」」
俺が自制心を捨てても、これはもう仕方ないんじゃないだろうか。