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田村サブロウ@小説書き
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[R18]えっちな夢にベルが出てきて悶絶するリュー_途中執筆過程4

 本記事は、「えっちな夢にベルが出てきて悶絶するリュー」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。


 その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。


 今回の二次創作の題材は、リュー・リオンという、ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」に出てくるヒロインです。


 冬アニメで思いっきりメインヒロインしていましたね。

 おかげで妄想および創作意欲が捗りました。


 普段は互いに生真面目で純真な筈の男女が、転がり落ちるように性に溺れていくギャップ萌えを目指していきます。


 pixiv上の絵的にはこんな感じの雰囲気を目指したい。


 前回の続きからとなります。








現実の二






「うわああああああああっ!!?」


 大量の脂汗を散らしながら、勢いよく上体を起こす。


 ぜぇぜぇと荒く呼吸しながら、リューは周囲を見回そうとして、やめた。




 確認するまでもない。ここはバベルの治療施設の一室だ。


 窓から溢れる月明かりも、室内の床も、前の起床時と同じだ。


 ベッドについては、心なしか前よりシワが多くなっていて、さらにシーツにはびっしょりと汗が染み込んでいるのがいかにも意味深で――




「って、違う! 意味深じゃない! 深い意味なんて無い! ないないない!」


 両手で頬を必死に隠しながら、リューは自分を誤魔化した。




 それでも余韻が抜けない。興奮冷めやらぬ。


 顔が熱い。耳まで熱い。羞恥心で死にそうだ。


 最初のキスの夢に飽き足らず、また淫らな夢を見たことをリューは恥じた。


 しかも今度の夢では、とんでもないことをやらかしてしまった。




 恋人同士で行うような接吻と、ベルに乳首を吸わせる愚行、そして最後にはリューがみずからベルの局部に腰を落として、




「せ、せ、せ、せっ、~~~~~~~~~っ!!」


 最後まで言えない。言いたくない。言ってたまるか。




 貞淑であれと、エルフの矜持を振りかざしてリューは自分を律する。


 悪霊のごとく纏わりつく淫らな余韻を追い払う。




 脳内でアリーゼが「でも、彼が顔を赤くしながら、自分からキスしてくれたときは嬉しかったでしょ?」とニヤニヤ言ってくるのを追い出す。


 うるさい、アリーゼはそんなこと言わない。






「でも」


 ひとしきり動転を処理し終えて、ある程度の冷静さが戻ったリューは。


 火照りが残る頬を両手で覆いながら、もしもの可能性に思いを馳せた。




「一歩間違えたら、あのような展開になる可能性はあった……の、でしょうか」






 ベルから溺れて自分にキスする展開はあり得ない、にしても。


 自分の方がベルに溺れていた可能性はあった、とリューは思う。




 人肌で暖め合う前に交わした、『邪な想いを抱いてはいけない』という取り決め。


 あり得べからざる想定だが、もしこの取り決めが反故になるとしたら、その主犯となる者は自分だろうとリューは渋い顔をした。




 今のリューは自分の理性を信用できない。


 夢とはいえ、みずから率先してベルと淫らな行為をしたショックが、己を律する機能への信頼を損ねている。




 一方で、ベルの誠実さについては信頼できた。


 ベルから『邪な想いを抱いてはいけない』という約束を破る可能性は皆無だと、リューは信じる。


 実際、人肌で暖め合う前、ダンジョンでリューが脱いだとき、柔肌を見てベルは多少なりとも赤面はしたが、そこまでだ。




 ダンジョンで、ベルはリューを片手で抱きしめた。


 両手で、じゃない。片手でだ。


 必要以上に密着することや、淫らな欲に溺れるようなことを、ベルの方からする事は決して無かったのだ。




 一緒に外套を共有し、疲弊したその体でリューを受け止めてくれた。


 リューの過去話に嫌な顔の一つもせず、励ましてくれた。


 実際のベル・クラネルは、どこまでも紳士的だったのだ。




 ……ちょっと残念、と思うくらいに。




「いや、思ってない! 残念、なんてちっとも思ってない!!」


 ブンブン頭を振って、またにょっきり生えてきた性欲をリューは蹴飛ばした。


 ついでに脳内で爆笑している輝夜とライラも蹴飛ばす。




「もう寝るッ!!」




 上体を勢いよくベッドに倒し、ベッドカバーに潜り込む。


 リューは無理やり寝ようとする。


 まだ夜中だ。起きるには早い。




「――――」




 思えば、今まで二度。


 思いっきり「うわあああっ」と叫んで飛び起きてしまったが、この部屋の防音はしっかりしているだろうか。


 誰か外にいる者に悶絶やら迷走やらを聞かれていないだろうか、と不安になる気持ちを、リューは押し殺す。




 眉を歪めながら、それでも目を瞑る。


 さっさと寝てしまえと、己に言い聞かせる。




 すると、身体機能というものはわりと単純で、ベッドの柔らかさと温かさが自然と眠気を運んできてくれた。


 ホッと安堵して、まどろみに意識を預ける。


 ややあって、眠りに没入するその寸前で。




(もしかして)


 ふと、リューが思ったこと。




(今寝たら、さっきの夢の続きを見ることになってしまうのでは……?)


◆To Be Continued

[R18]えっちな夢にベルが出てきて悶絶するリュー_途中執筆過程4

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