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田村サブロウ@小説書き
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[R18]冒色の性夢-13 途中執筆過程12

 本記事は、「冒色の性夢-13」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。


 その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。


 前回の途中執筆過程11の続きとなります。


 今回の話でいったん途中執筆過程の公開を打ち切り、ここからの続きは本編の公開に回そうと思います。


 今まで蓄積してきた文量が想像以上に多すぎて、見直しにめちゃくちゃ手間がかかっていますが……。(汗)


 それでも、気長に待っていただけると幸いです。








 今まで五つ子は、代表者一人が誘惑を担当し、他四人は僕を拘束して身動きを封じる役目を担っていた。


 五人全員が同時に責めてくることは今まで無かった。なぜか?


 おそらく、そんな事をしたら誘惑の力が強くなりすぎるのだ。『女の子は僕を能動的に射精させてはならない』ルールに抵触するほどに。




 この役割配分に則って、一人につき許された誘惑のチャンスは一回だと仮定するなら。


 すでに五つ子の中で四人が誘惑を終えている以上、残りの誘惑はあと一人分だけだと、楽観的に予想できる。


 そしてそんな甘い想定の中ですら、なお僕にとって状況は厳しい。




 今、五つ子の他四人が僕の四肢を拘束するサポートを得て、僕に覆いかぶさってくる女子力の子は、


「か、かわいいっ……♡♡♡」


 外見が他四人に劣るはずもなく、蝶の髪飾りで彩られた顔はたいへん麗しい。


 その上、胸は豊満で腰つきもセクシーと、極めて艶めかしい躰つきも兼ね備えているのだから始末が悪い。




 性格面はというと、彼女は五人の中で一番気が強いようで、妖艶に輝く瞳からは自信がたっぷり感じられた。


 おしゃれに気を使って、メイクにより可愛さが底上げされた女子力の子の顔。可憐な相貌が僕に迫ってきて、視界を埋め尽くしていく。


 ふと、彼女が自身の唇をぺろりと舐めた。




「~~~~~ッ♡♡♡」




 ゾクゾクッ! と、甘い悪寒が僕の背筋を駆け抜けた。


 近距離で舌なめずりした顔を見て、欲情が強まってしまった!


 獰猛な女豹に目をつけられたウサギの気分だ。それでいて、嫌だと思えないのが性欲の恐ろしい所だ。




 抱きつきたい。抱きつかれたい。


 キスしたい。キスされたい。


 腰を振りたい。腰を振られたい。


 満足するまで何度も何度も射精したい――!




「うああ……♡♡ あうううっ……♡♡♡」




 ただでさえ、こっちは性欲がギリギリなのに。


 美しい捕食者に、骨の髄までしゃぶられたくなる!




 理想的な柔らかい凹凸を描く女子力の子の女体が、ゆっくりと正面から僕に迫ってくるのだ。


 僕の手のひらに女子力の子は手のひらを密着させ、指をぎゅっと絡ませた。恋人つなぎというやつだ。


 太ももが僕の肉棒に。


 おっぱいが僕の胸板に。


 彼女の赤い唇が、さらに僕の唇に近づいてくる。




 我慢しないといけないのに、我慢したくない。


 板挟みの心に付け入るように、女子力の子の顔が迫る。


 見つめ合いながら、息がかかるほどの距離まで、僕の視界を女子力の子の美貌が覆い尽くして。






「ああッ……あああああッ……♡♡♡」


 唇同士が重なりあおうとした、その寸前で。






 ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!!


「ッ!!?」






 けたたましいブザー音。


 大きな音に心臓が跳ね上がる。


 どこからともなく聞こえる、このうるさい音を僕は知っていた。


 一度だけ、過去に聞いたことがあるからだ。






 * * *




反則!!




・サキュバス側から勇者を能動的に射精させることは無い

・勇者は射精したい場合、自分から女体に溺れなければならない


 ただ今サキュバス陣営の個体が行った攻撃は、上記のルールに著しく違反します!


 よって当該個体に以下のペナルティを与えます。


・勇者への接近を一切禁ずる

※勇者が当該個体にキスした場合、ペナルティを解除する




  * * *






 僕の顔と女子力の子の顔を遮るように、見覚えのある四角い発光体が顕現した。


 パソコンのメッセージダイヤログのような発光体に描かれるのは、反則を通知する審判のメッセージ。




 五つ子美少女たちは、やりすぎたのだ。


 だいぶ前、プールサイドステージで僕を過剰に責めすぎた誘惑女子がペナルティを受けた時のように。




『女の子は僕を能動的に射精させてはならない』


 この淫夢の世界のルールに反し、五つ子は僕を力づくでイカせようとしていると判定されたため、レッドカードが提示されたのだ!




「か……勝った……ッ!」




 勝利を確信して、僕は安堵した。


 同時に、彼女ら五つ子の躰で肉欲を発散できないことを残念がる感情も湧いてくるが、その衝動は鋼の理性で抑える。


 これで五つ子は、女子力の子は、僕に近づけなくなって――






「……あれ?」


 五つ子は僕から離れていない。


 女子力の子は僕に覆いかぶさったままだ。


 他四人も変わらず、僕の四肢を拘束したままだ。






 よくよく考えてみると、もう一つおかしい所がある。


 起きるべき現象が起きていないのだ。




 前に一度、同じ警告が誘惑美女になされたとき、僕と密着状態だった誘惑美女はいったん僕から離れた。


 いや、強制的に引き剥がされたのだ。


 バチィッ! と電撃じみた音をともなう、見えない力に突き飛ばされたのだ。




 今回、それが起きていない。


 警告文のメッセージダイヤログは出ても、バチィッ! という力が出ていない。


 僕の四肢を拘束する五つ子のうち四人も。


 女子力の子も、相変わらず僕に覆いかぶさっていて――




「あっ!?」




 女子力の子がなにか左手に掴んでいた!


 透明なボール状の形をした物だ。


 内部でなにやらバチバチ音が鳴っているが、強い力が発生するような兆候は無い。




 ――……にこっ。




 このタイミングで、女子力の子は微笑んだ。目尻が下がり、口角がにこやかに釣り上がる。


 嫌な予感しかしない。


 艶やかに笑みをうかべながら、透明なボールを左手に握ったまま、女子力の子は右手を反則のメッセージダイヤログに近づける。




 親指に中指をひっかけて、中指に力を込める。デコピンだ。




「……?」




 固唾を呑んで僕が見守る中、女子力の子はデコピンを放ち――




 パチン! と。


 メッセージダイヤログを弾いた。






 * * *




ぎゃあああああああああ!!




・ぎゃあああああああああ!!

・ぎゃあああああああああ!!


 ぎゃあああああああああ!!


 ぎゃあああああああああ!!


・ぎゃあああああああああ!!

※ぎゃあああああああああ!!




  * * *






 反則を告げるメッセージが、断末魔の叫びに変わる。


 次の瞬間。




 ドガシャーーーンッ!!!




 と、ガラスが砕け散るような大きな音を立てて、メッセージダイヤログは爆散して消えてしまった。


 女子力の子が左手に握る透明なボールも、中からバチバチという音を出さなくなり、霧散して視界から消えてしまう。




 体育倉庫内が、むなしく静寂を取り戻した。


 獰猛な五つ子と、唯一の味方を失った哀れな少年をそのままに。






「………………って、いやいやいやいやいや!!」






 ない! これはない!!


 反則を通り越して、犯罪的だ!!


 レッドカードを提示した審判を選手が刺し殺したようなものだ!




 なんなんだ、たったいま女子力の子がやらかした横暴は。


 まさか本当に今ので、ルールが関係なくなってしまったのか?


 僕の命綱は、『女の子は僕を能動的に射精させてはならない』ルールは、今の一幕で完全に死んでしまったというのか?




 その疑問に答えるように、女子力の子は僕の首に手を回すと、






 むぎゅうううううぅぅぅぅっ♡♡♡


「ッ!!」


 今までとは比較にならないほど僕を抱きしめて密着した上、




 ぎゅむっ♡♡♡


「!!!」


 ふとももの間に僕の肉棒をみっちり挟んだ挙げ句、






 パンパンパンパンパンパンパンッ♡♡♡♡


「あああっ、わああああああああ!!!♡♡♡」


 容赦なく上下に腰を振って、僕の肉棒を責め立ててきた!




「きもちいいッ♡♡♡ ぎもちいいいいいいいッ♡♡♡」




 淫らな感動が喉奥から垂れ流しになってしまう!


 どう見ても僕を無理やりイかせようとしている腰さばき!


 肉同士がぶつかりあう激しく艶めかしい快音が、体育倉庫内の空気を淫らな色に染め上げる。




 さらに、ここで僕の四肢を拘束する他四人も動きを見せた。


 僕の両腕を拘束していた星の髪飾りの子と片目隠れの子は、僕の腕を掴んで、女子力の背中に回させた。


 僕の両脚を拘束していたリボンの子と長女の子も、僕の脚を動かして、女子力の子の脚に絡ませてしまう。




 結果、体勢だけで見れば、まるで僕が女子力の子を抱き返しているような構図になってしまう。


 僕にとって嬉しくないはずがなく――!






 ぎゅぎゅううううううぅぅぅぅぅッ♡♡♡♡♡


 パンパンパンパンパンパンパンッ♡♡♡♡


「ああああっ♡♡♡ か、からだがっ♡ 勝手、にいいいぃぃ♡♡♡」


 ついに僕は、自分からも女子力の子を抱きしめ返し、自分からも腰を上下に振りはじめてしまった!






 体育倉庫に響く肉の打ち合う音がさらに激しくなる。


 もう理性では御しきれないほど、僕の体は愛欲に溺れたがっていた。


 鼻口をくすぐる女の濃い匂い、密着して潰れる乳の弾力、スカートの下で肉棒を締め付けるふとももの柔らかい肉圧。




 ぎゅううううううぅぅぅぅぅッ♡♡♡♡♡


 パンパンパンパンパンパンパンッ♡♡♡♡


「ぎもちいいいいよおおおッ♡♡♡」




 最高だった。


 女子力の子と抱き合って、シアワセじゃない事なんてなにひとつ無かった。


 断言できる。仮に僕が現実世界に帰ったとしても、今の淫らなシアワセに勝るものは絶対に得られない。




「イクゥッ♡♡♡ でちゃうッ♡♡♡」




 ぞわっとした感覚が僕の下腹部を駆け抜けた。


 ふとももを孕ませたいと、陰嚢で精子が熟成している!




 いよいよ崖っぷちに追いやられた僕に、女子力の子はさらに責めを激しくさせてきた。




 脚を左右に揺り動かしたり、腰をひねって回転を加えたりして、肉棒を挟むふとももの快楽に変化を加えてきたのだ。


 もちろん、僕を強く抱きしめて全身で密着した上で。


 腰振りを激しくするのも忘れない。






 ぎゅぎゅぎゅううううううぅぅぅぅぅッ♡♡♡♡♡


 パチュパチュパチュパチュパチュパチュッ♡♡♡♡♡


「あああああああああ♡♡♡」






 踊るふとももに肉棒を挟まれ、揉み解される快楽に体が跳ねる。


 豊満な女体に溺れる官能の極みに、僕の体は魅了されてしまっていた。




I. そして、心も――


J. しかし、心は!


◆To Be Continued






 ……五等分の花嫁の映画公開日に間に合わなくて残念。


 やっぱり五人全員分のルートを作るのは無謀だったでしょうか?

[R18]冒色の性夢-13 途中執筆過程12

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