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田村サブロウ@小説書き
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[R18]冒色の性夢-09 途中執筆過程2

本記事は、「冒色の性夢-09」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。


その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。


前回の下書きの続きとなります。








 ベッドの隣のサイドテーブルに置かれたデジタル時計の表示は、3:00。


 このホテルステージの慣例に則り、僕は三分間の間、誘惑美女の寝ているベッドに乗って過ごさなければならない。






 目の前であおむけに寝ている――巨大なカギ爪と巨大な乳房を持つ、彼女と。






「う、うわぁっ……」


 目の前の美女の規格外な胸に、僕は開いた口が塞がらない。




 頭の片側にリボンを結んだ可愛らしい女の子だった。腰まで届く長い髪は綺麗な紫色。漠然と感じる純真無垢な雰囲気は、寝顔だけ見れば庇護欲をそそられる印象だ。


 ところが、顔から上半身に視線を下げると、話がまるで変わってくる。




 両腕の先に本来あるべき人の指先が無い。代わりにあるのは物々しい金色の巨大なカギ爪。重厚な豪腕をベッドから出して床に置く少女の寝姿は、華奢な印象を一転し、原始的な恐怖を僕に与えてくる。


 だけど、恐怖を差し引いても僕を強く惹きつけるのが、彼女の豊満な胸。手で掴みきれないどころか、上半身の眺めを乳房だけで埋めつくしている。乳首をベルトで隠しただけの蠱惑的な衣装もあいまって、彼女の豊満すぎる乳房は凶悪な誘引力を発揮していた。




「こりゃ、事前に警告が入るわけだ……!」




 もし僕がなんの心の準備も無く彼女を目にしたら、一瞬で理性が蒸発して、彼女の爆乳に屈していたかもしれない。


 今までに何度か遭遇した、乳に特化したタイプの誘惑美女。その中でも目の前の彼女は、大きさなら間違いなくダントツだ。




 大きすぎる胸と、凶悪な爪――このアメとムチじみた組み合わせに僕は覚えがある。


 誘惑美女の慣例により名前は思い出せないが、確か彼女は有名なソーシャルゲームに出てくるキャラだった。(ソシャゲの時と衣装は違うが)


 頭の片側にリボンを結んでいることになぞらえて、便宜上、彼女のことは『爆乳リボン』と仮称しよう。




「それにしても……三分、かぁ」




 ベッドの隣、サイドテーブルのデジタル時計を僕は見る。


 出口の鍵を開けるためのタイマーの仕掛けは、僕がベッドに乗らないとカウントを刻んでくれない。


 なので僕は爆乳リボンの寝るベッドに同席しなければならない。だが、三分という長時間は今までに例が無い。




 ただの三分じゃない。誘惑美女が間近にいる中で過ごすハメになる三分だ。


 相手が寝ているとはいえ、これはかなり厳しいものがある。




「でも、やるしかないんだよなぁ」




 爆乳リボンは乳房の眺めだけでも僕の欲情を強めてくる。


 やることを後回しにすればするほど、僕にとってはジリ貧だ。


 僕はベッドの上に自らの体を乗せて、爆乳リボンの下腹部にまたがるように座った。






「って、ベッドせまッ!」






 ナチュラルに、馬乗りパイズリの一工程であるお腹への騎乗を行ってしまった。


 ベッドが狭いせいだ。他に座るスペースが無いからだ。




 爆乳リボンの胸とカギ爪の存在感に隠れて目立たなかったが、この部屋のベッドは今までのダブルベッドとは違っていた。


 置かれているまくらは二つではなく、一つ。これはただのシングルベッドだ。




 爆乳リボンの腕を広げて巨大なカギ爪を床に置く寝姿は、ベッドが狭いからこそできる事。カギ爪がベッドに引っかからないから。


 手が大きすぎると、日常生活では寝るのも一苦労なようだ。




「って、感心してる場合じゃない!」




 結果的に今、僕は爆乳リボンの腹にまたがってしまった。


 僕の肉棒は、爆乳リボンの谷間に呑まれるかどうかの間近にある。


 ここで僕が腰を前に出せば、己の分身を爆乳に呑ませられる……そんな淫らな考えが、蠱惑的に僕の脳裏によぎってくる。






「……いや、ダメだ。我慢だ」






 己の心を鋼に変え、僕は淫らな願望を自重した。




 もし僕が爆乳にペニスを突き入れたら、あまりの快感に何度も腰を振ってしまうのが予見できる。


 酒、タバコ、ドラッグみたいにひどい習慣性を覚え、彼女のおっぱい無しでは生きられなくなるのが目に見えるようだ。




 そうならない為にも、僕は爆乳にペニスを差し入れるわけにはいかない。


 ……とはいえ、ペニスの間近に爆乳があるというのは、目の毒すぎる。




 他の所に座ろうにも、ベッドが狭い都合上、僕は爆乳リボンの下腹部にまたがる以外の選択肢が無い。




 どうしたものか、と僕は悩みだして――


 しかし、苦悩は意外と短く済んだ。




「あ、そっか。僕自身の向きを変えればいいのか」




 僕は体を動かして、後ろに向いて座り直した。


 爆乳リボンの乳を見ていた視界は、彼女の脚を見る光景に変わる。


 爆乳に対して肉棒ではなく、背中を向ける体勢となる。




「よし、これで大丈夫だ」




 問題の解決を確信し、僕はほっとひと息ついた。


 爆乳リボンの扇情性は大部分が胸に集約している。胸さえ見なければ、僕が欲情にかられることは無い。 


 巨大薄型テレビの十六分割された映像を見ながら、僕は安心という名の愉悦に身を委ねはじめた――。


追記:続く

[R18]冒色の性夢-09 途中執筆過程2

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