本記事は、「冒色の性夢-04」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。
その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。
ちなみに前作はこちらからどうぞ。
「あれ? このドア、自動ドアなんだ」
ひとりでに左右に開いた両開きドアを僕は通り抜けた。
両開きドアの手前の床を踏んだちょうどその時、ウィーンという電子的な音を鳴らしながらドアが左右に開いたのだ。
満員電車を再現したことといい、プールといい自動ドアといい。この淫夢の世界の主、クイーンサキュバスは現代の俗世に染まっているのか?
のんきにそんな事を考えかけたとき、僕は一人の女の子がプールから上がってくるのを見つけた。
体をこすって水滴をはじいて、女の子は深く息をつく。その後、彼女は僕に気づいたらしく、女の子座りで視線を向けてきた。
「――――」
ほんわかした雰囲気のお姉さん、という感じだ。
腰の高さまで届く長い黒髪を、根本で白い布のようなもので結んでいる。優しい瞳と淡いほほえみをうかべる唇は、どんなひねくれた子供も素直になりそうな包容力があった。
だが優しげな雰囲気とは相反して、着ている水着はアダルティな黒ビキニ。その水着の下、胸元の発育が暴力的で、僕の目は彼女の胸に吸い寄せられてしまう。
華奢な細身には明らかに釣り合っていない、ブルンと大きく揺れるふたつの果実。ビキニのブラは乳首は隠しても胸全体は覆い切れていない。手のひら全体でも収まらないことが容易に想像できる、オバケじみた爆乳がそこにあった。
「ごくり……」
思わず僕は生唾を飲み込む。
最初の爆乳エルフと同じタイプの美少女だ。胸以外はひかえめだけど胸だけは圧倒的。
水着を着ているせいか、この淫夢におけるお姉さんの元ネタがあやふやだ。確か、たくさんの女の子がテーブルゲームで遊ぶ漫画……だったっけか?
とにかく誘惑する女の子が現れた以上、このステージはここからが本番だ。
僕はあのお姉さんの色香にほだされずに、向かいの自動ドアまでたどり着かなけばならない。
お姉さんは座りながら体を半身にして、グラビアアイドルが胸を強調するようなポーズをとっている。
彼女が陣取っているプールサイドは通り道の間隔が狭い。せいぜい大人3人分ぐらいの横幅しかない。
この狭さでは、もしお姉さんが進み道を妨害してきた場合、僕がお姉さんと接触せずにプールサイドを渡るのは難しいだろう。なにせ、かわすためのスペースが無いのだから。
ただし、それはあくまで地上だけに限った場合の話。
プールを泳ぐという選択肢も入れれば、接触なしの突破は不可能じゃない。
作戦はシンプルだ。
まず、お姉さんが待ち構えているところまでプールサイドを走る。
お姉さんが僕を通すまいと道を阻んできたら、すかさずプールに飛び込んで水泳開始。
向こう側まで泳ぎきったらすぐ地上に上がって、ゴールの自動ドアにダッシュして次の部屋に飛び入るという寸法だ。
自動ドアが開くスピードはそれなりに速い。ドアが開くのが遅くてタイムロス、という心配は無いはずだ。
それより懸念すべきは僕の体力か。お姉さんを追い抜いたあとでまた追いつかれる、なんてことが無いよう僕は全力で泳がないといけないのだから。
ゴールを通り切るまでスタミナが持つかどうかは、たぶんギリギリの勝負になる。気合を入れなければ。
「よし……いくぞっ!」
覚悟を決めて、僕はプールサイドを走り出した。作戦開始だ。
お姉さんは僕が走り出すのを見るやいなや、立ち上がって両腕をいっぱいに広げてきた。
お姉さんの腕が通り道を阻んでくる。絵に描いたような通せんぼうのポーズ。
僕はプールサイド中央、お姉さんの立っている地点ギリギリまで走りこむと、
「そらっ!」
――ざぶーん!
ななめ右に曲がって僕はプールに飛び込み、勢いを乗せたままクロールで泳ぎはじめた!
水をかく腕を全力で回す。足で力いっぱい水を蹴って推進力とする。
もっと速く。がっつり速く。全力で前へ!
「ぷあっ」
息継ぎで一瞬、水面より上を見る。
僕が見たのはビキニのお姉さんがいるプールサイドとは逆の右方向。普段の水泳時のくせが出てしまった。
彼女の様子がわからないのは惜しいが、仕方ないと割り切るしかない。
今はとにかく、速く泳ぐことが肝心だ。
「!」
前に突き出した手に、固いなにかが触れた。
壁に触ったのだ。泳ぎきった!
すかさず僕はプール中の地面に立って、勢いをつけて地上に飛び上がった。
「はぁ、はぁ」
顔を下に向けて荒く呼吸しながらも、僕は立ち上がる。
あともう少しだ。ビキニのお姉さんに追いつかれる前に、自動ドアを抜ければこちらの勝利だ。
残る力を振りしぼって、僕は顔を上げてゴールの自動ドアめがけて駆け出した。
その二歩目で。
――がしっ、がしっ。
「あっ!?」
いつの間にか正面にいたビキニのお姉さんに、僕は左膝の後ろと右肩を掴まれた。
――ぐいっ!
「うわっ!?」
――ドタン!
右肩を押されて僕はバランスをくずし、お姉さんに仰向けに倒されてしまう。
柔道でいうところの、朽木倒しという投げ技だ。
右肩を強く押され、左膝を抱え込まれ、僕はひっくりかえったカエルみたいに股を開いた体勢になってしまう。
そして、激しく泳いだ後にもかかわらずそそり勃った僕の肉棒には。
ぷるんと揺れる爆乳が、間近まで迫っていて――!
「や、やめ――!」
それだけは、それだけはダメだ!!
そんな僕の内心の拒絶もむなしく、お姉さんは乳房をペニスに近づけていって。
そして。
――ずにゅんっ!
「!!!」
お姉さんは僕にのしかかり、ペニスを爆乳で挟み込んでしまった!
「ひゃあぁぁぁぁっ!?」
とろけるような快感に、僕の声は裏返る!
ペニスはお姉さんのビキニ爆乳に呑み込まれてしまった。
プールから上がったばかりのお姉さんの爆乳は、みずみずしくて、張りがあって、信じられないほどやわらかかった。
手で揉みしだいて乳房の感触を楽しむのとはまったく違う、肉棒にダイレクトに刻まれるおっぱいの性感に僕は圧倒される。
きもちいい! おっぱいきもちいいよお! パイズリさいこう!
僕からも腰を思いっきり突き上げて、自分でおっぱいでペニスをしごきたあい!
いや、違う! なに考えてるんだ僕は! 性欲に流されちゃ駄目だ!
はやくおっぱいに捕まった状態から抜け出さないと!
性欲と理性の板挟みに僕が逡巡する、その隙にビキニのお姉さんは体勢を変えてきた。
ペニスを挟んだままうつぶせにのしかかる体勢から、手を地面について肘を伸ばして上体を反らしてきたのだ。
そのあとビキニのお姉さんは腕立て伏せするように上半身を上下させてきた。爆乳も上下して、僕のペニスは乳肉の谷間でしごかれるようになる。
――むにゅっ、ぐにゅっ、ぐにゅうっ!
「ふぁ、ああっ、あああぁぁっ!」
ふくれあがる快楽に僕は声を抑えきれない!
体重ごとのしかかっては離れる乳肉の上下運動がペニスを襲う。
乳房の中でもみくちゃになるペニスは透明な粘液を出しはじめた。それが潤滑油となっておっぱいの摩擦をさらに早める。
やがて僕の体が痙攣を始めて、いよいよ射精が近いと自覚しはじめたそのとき。
――ぬぽっ。
「あっ……」
お姉さんは爆乳を持ち上げて、ペニスを乳肉から抜いてしまった。
この淫夢の世界の大原則。サキュバス側からは僕を射精させない。
僕がみずから誘惑に負けない限り、お姉さんは僕を射精させることは無い。
先程まで肉の快楽に溺れていたペニスが、空気にさらされてヒクついてるのが虚しい。
「あううぅぅ……!」
全身つつむもどかしさに僕は苦しむ!
もう一度、あの胸の中にペニスを包み込まれたい。爆乳の中で精液を打ち放ってしまいたい。
心の奥から湧き上がる衝動を僕は必死に押さえつける。あの胸にまたペニスを入れてしまったら一巻の終わりだ。
黒ビキニのお姉さんは膝立ちで優しげな視線を僕に向けながら、キスを求めるように口先をすぼめて腕を広げている。
まるでここまで頑張った勇者に褒美を与える巫女のように、お姉さんは僕がみずから溺れに行くのを待っていた。
A. キスして、おっぱいにおちんちんを突っ込む!
B. ここでキス顔? 怪しい。なにかウラがある!