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長崎光
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8-9月の雑記 GレコⅤ/ゲルハルト・リヒター展/東京ゲームショウ/ゼノブレイド3/他

こんにちは。この2か月くらい死にそうなほど忙しかったです。ですが色々な出来事があり、自分の中で考えることも非常に多かったので、ここらで適当にたれ流そうと思います。

まじでただの日記なので、暇なときに読んで頂けたらと思います。


■GレコⅤ観たよ

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」を見ました。GレコはTV版も全羽見ており、大好きな作品です。TV版の時点で素晴らしい作品だったので、劇場版作る意味ある?と思っていましたが、5部作すべて見た結果、「絶対あるわ」と確信しました。


劇場版になり、何だか全体的に女性の心情描写が詳しく描かれるようになっている感じがして。女性が魅力的だと、作品に対する愛着というか、のめりこみ度合いが増す気がします。

それに加えて、声優さんの熱演が素晴らしいです。特にバララの演技は、鬼気迫る、という言葉に収めていいのかわからないくらい、心を震わせられるような気迫がありました。マスクの、情熱的でありながら情けなくもあるような態度も、演技によく出ていたような気がします。


狂気的なほどの作画の良さ、声優さんの熱演、スピード感のあるストーリー、全てが合わさって、脳を直接揺さぶられているような感覚がありました。これは誇張表現ではないです。映画を観る中で、感動の場面とかではなく、表現としてのすばらしさを感じて泣きそうになったのは初めてです。


アニメ映画を見るときは、ヒロインの可愛さとストーリーの出来のことばかり考えてしまう僕ですが、この作品に関しては、映画を構成する表現者全員の熱意を身体全体で受け止めているような感覚がありました。素晴らしい作品です。


■ゲルハルト・リヒター展に行ったよ

『ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。その個展が、日本では16年ぶり、東京では初めて、美術館で開催されます。

リヒターは油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理自体を表すことに、一貫して取り組み続けてきました。ものを見るとは単に視覚の問題ではなく、芸術の歴史、ホロコーストなどを経験した 20世紀ドイツの歴史、画家自身やその家族の記憶、そして私たちの固定概念や見ることへの欲望などが複雑に絡み合った営みであることを、彼が生み出した作品群を通じて、私たちは感じ取ることでしょう。

画家が90歳を迎えた2022年、画家が手元に置いてきた初期作から最新のドローイングまでを含む、ゲルハルト・リヒター財団の所蔵作品を中心とする約110点によって、一貫しつつも多岐にわたる60年の画業を紐解きます。』

(展覧会公式HPより)


行きました。

現代アートはあまり得意ではないです。言いたいことがよくわからなかったり、分かった時に限って「いやでも絵としては好きではないな……」とか思ったりするからです。


ですが、リヒターに関してはその考え方にすごく共感するところがありました。

特に印象深いのは、展覧会の目玉として紹介されている『ビルケナウ』という一部屋すべてを使った作品です。アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所が題材となっています。

(写真は上記動画より)


『ビルケナウ』では部屋の4面の壁それぞれに異なる展示がなされています。


①写真の右側の壁には、白、黒、赤で構成された油画があり、

②左側の壁にはその油画の「写真」が飾られています。

③正面には灰色の鏡があり、

④鏡に映っている、カメラの後方の壁には、第二次大戦当時、収容所において撮影された写真があります。写真には、屋外で立っているナチス兵士と思われる人物がおり、その足元には、地面を埋め尽くすほどの遺体が映っています。


①の絵は、収容所において起きた惨劇を描いたものでしょう。わざわざその絵の写真を撮って展示していることからも、「写真に映された光景」として描かれていることがわかります。

抽象的な絵を見るよりもの写真を見たほうが、当時の状況をよりリアルな見た目で知ることはできますが、その場所にいた人々の心を正確に把握できるわけではありません。そのためにアートがあるわけですが。


そして、この部屋の中で灰色の鏡を見ると、灰色に染まった、自分と周りにいる人々が映っています。その光景は、モノクロ写真に写っている戦時の人々の姿を思い起こさせます。


ゲルハルト・リヒター『8人の女性見習看護師(写真ヴァージョン)』1966/1971 8枚の写真

画像元のURL:(https://www.excite.co.jp/news/article/Cinra_202206_briefing_gerhardrichter_gtmnmcl/?p=6)


こちらの『8人の女性見習看護師(写真ヴァージョン)』では、実際に起きた大量殺人事件の被害者達の写真が展示されています。

当時はこの事件に関する報道が過熱し、様々な憶測や詳細な情報が蔓延していたようですが、この写真に写った女性たちはみな笑顔で、日常的な幸せを感じさせます。


上記二つの展示を見て、自分も普段から考えていることに共通する意図を感じました。

何か凄惨な事件が起きた時、人はその事件の詳細のうち、過激な情報のみを無意識に欲し、悲しみや怒りに感情を昂らせ、そしてしばらくすると忘れます。


被害者は何歳で、どのような手段で殺され、どのような家族構成で、だれが悲しんでいて。犯人の動機は何で、凶器は何で、生い立ちは……


そういった情報は、本当に必要なものではないように思えます。悲しみ、怒る感情の中に、その事件をエンタメとして消費している側面があるのではないでしょうか。


同じことが、歴史上の出来事にも言えます。写真で見る戦時中の悲惨な事件は、物語の中の出来事でしかありません。その事件のことを知っても、「こんなことがあったんだ、ひどいな、死者は○○万人もいて、こんなやり方で殺されて……」と思って終わりです。


灰色の鏡の前に立った時、自分自身が、現在進行形で作られている歴史の当時者であることに気付かされます。そして、写真に写っていたナチスの軍人やユダヤ人たちも、自分と同じようにそこに居た人間であることを実感できます。


歴史学はストーリーがあるから面白い、と言われることもありますが、逆に言えばストーリーとしてしか捉えられていない、ということもあると思います。実感として、その時代を生きていた人の想いをくみ取ることが本質的な理解につながるように思われます。


他人の苦しみや、様々な感情を、完全に自分のものとして共感することはできません。ですが『ビルケナウ』で描かれた赤い線を見た時に、写真を見ただけでは感じられないものを感じ取ることも可能でしょう。


■東京ゲームショウに行ったよ

初めてゲームショウ行きました。

会場の雰囲気いいですね。

こういうお祭りイベントはかなり久しぶりで、会場で大勢の熱気を感じられるのは良いものだと改めて感じました。しばらく参加を見送っていたコミケにも久々に出展してみたいです。


一つ意外だったのは、企業・インディー問わず2Dアクションゲームが予想より多かったことです。

自分がゲーム制作する中で、「2Dアクションは時代遅れか……?」と思うことが多かったので、その考えを改めるきっかけとなりました。


他、3DのRPG制作ソフトであるRPG Developer Bakinを触れたのも良かったです。


■ゼノブレイド3

流石にストーリーがお粗末かなぁ……と思います……。

キャラクターも世界観も戦闘システムもわりと好きなんですけどね。

■おわりに

以上、8-9月の出来事でした。

普段は家に籠って作業しかしていないですが、やはり様々なイベントに参加してみると新しい考えが浮かんできたりして良いですね。

今後は予定さえ合えば、インディーゲームのイベントや同人誌即売会に参加してみようかなと思います。


余談ですが、文章書くのってまじで面倒くさいですね。この記事書くのに1か月かかりました。

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Comments

ありがとうございます〜 雑然とした文章ですが楽しんでいただけたなら幸いです!

ながさきひかる

物凄く熱が籠った文章でした 映画観賞だけでなく個展にも行かれて感想も面白かったですw これからもこういった雑記やゲームでの感想等々見てみたいので楽しみにしてます それにイラストやskeb(特にヒカリちゃん)等も楽しみにしてます!

bonbon


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