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ジョニー003(二次エロメイン垢)
ジョニー003(二次エロメイン垢)

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二人の忍者娘が娼館に奴隷娼婦として捕まってそれぞれチン負けする話(仮題)

それは、私が懲魔忍(ちょうまにん)として、初の実戦任務を命じられた日のことだった。 私は、これまで自分の面倒を見てくださった師匠の部屋へ、早朝に呼び出されていたのである。 懲魔の里は人手不足だ。 当然、師匠もまたこれから別の任務に向かう身であった。 たしか……数ヶ月前に里を裏切り、抜け忍となったくノ一の暗殺任務との話だったか。 里の中でも屈指の実力を持つ師匠のことだ、万に一つもその任務をしくじることはないだろう。 なんなら朝に出立して、昼になる前に帰ってきてもおかしくない。 しかし……そんな師匠が昨夜、何やら思い詰めた様子で私に言ったのである。 「……沙羅(サラ)、明日任務に行く前に私の部屋に来い。伝えたいことと───渡したいものがある」 と─── 「沙羅……私な、この任務が終わったら結婚するんだ」 「…………はぁ……。それは……おめでとうございます……?」 「……ふふ、そう怪訝な顔をするな。安心しろ、惚気話をするためにお前を呼んだわけじゃない」 そう言いながら師匠は懐から愛用のタバコを取り出して、口に咥える。 「……と、しまったしまった……。少し前から禁煙してるんだが、つい癖でな。……ほら、私も母親になるかもしれないだろう?」 しかしすぐにそう言って、師匠はタバコを真ん中から折り曲げて捨てるのだった。 ……なんだろう。今日の師匠の様子は変だ。 まるで何かの伏線を張っているかのようである。 「それで、こっちが本題だ……。沙羅、お前にこれを渡しておく」 「これは……お守り?」 「そうだ。……私がまだ懲魔忍になったばかりの頃に、恋人から───旦那から貰ったものでな。持っておけ」 そしてとうとう、師匠は自分が昔から大切にしてきたお守りを私に投げ渡してきたのである。 うまく言えないが、これを受け取ってしまうと何かがまずいという直感がした。 「こ、こんなもの受け取れません!」 「おいおい、勘違いするなよ?あげるわけじゃない、貸すだけだ。任務が終わったらちゃんと返せよ?……ちゃんと無事に帰ってきて、な」 「……し、師匠……ッ!」 師匠の優しさに涙ぐむ私の頭を優しく撫でて、師匠は立ち上がった。 「……ま、恐らくこれが私の最後の任務になるだろう。いい加減歳も歳だしな……これからは安全な場所で、お前のようなヒヨッコを育てる側にでも回らせてもらうさ」 師匠は再度自分がもう一線から引こうとしているということを強調しながら、出立していった。 私は貰ったお守りを握りしめたまま、師匠の背中をずっと見ていたのだった。 ───そして、師匠は帰ってこなかった。 × × × 「ここが、師匠が潜入する予定だった娼館か……!」 「頑張ろうね、沙羅ちゃん!」 「あぁ、行くぞ美春(ミハル)。必ず師匠を助け出す……!」 師匠の任務は、件の抜け忍が経営しているという娼館に潜入し、ターゲットを暗殺するという至極単純な任務だった。 師匠の命とリンクしている浅葱水晶が砕けていない所から、生きていることは間違いないのだが……何故か何日経っても里に帰還せず、連絡も付かなくなってしまっているのである。 この異常事態に怖気付き、いつまでも行動を起こそうとしない里の上層部に痺れをきらした私は、姉妹弟子であり幼馴染でもある美春と共に、師匠が消息を絶ったこの娼館を襲撃しようとしているのだった。 「……とはいえ、この娼館はどんなまぐれかは知らんが、あの師匠を捕らえることに成功している。真正面から突っ込むのは得策ではないだろう」 「じゃあどうするの?」 「決まっているだろう、潜入だ。……どうやらここは奴隷商と契約して娼婦を雇っているらしいからな。ならば売られてきた奴隷たちに紛れ込み、娼婦のフリをして内部に侵入すればいい」 「おお!なるほどぉ〜……。さっすが沙羅ちゃん!あったまいい〜!」 「……お前はもう少し頭を使え、美春……」 それから、私たちはこの娼館と契約している奴隷商に金を渡して、『売り物』として彼らの馬車の中に乗り込んだ。 一応奴隷という体なので、奴隷らしいボロ布のローブで懲魔忍の戦闘服を隠し、手枷と足枷を嵌めておく。 懲魔忍ならばこんな枷などいつでも手袋のように外せるので、まったく問題はないというわけだ。 そして……そのまま何も疑われることもなく、私たちは娼館の中に潜入することができたのであった。 (───おかしい。やけに簡単に行き過ぎている……。こんな任務に師匠は失敗したというのか……? いや、内部の方の警備がとても厳重ということも……) 奴隷娼婦たちの列……その最後尾に並びながら、私は注意深く周囲を見回した。 ……やはり、とても警戒が必要な場所には見えない。 前に並ぶ奴隷たちに何やら話しかけている、娼館の職員と思わしき男たちも隙だらけだ。 奴隷に何か質問しては、手に持った紙に逐一書き込んでいるようだが……視線を紙に落としている間に100回は殺せるだろう。 「(……ね、ね、沙羅ちゃん。ここの警備さんすごい弱っちそうだし、思ってたより全然なんとかなりそうだね!)」 「(……そうならいいがな)」 美春が嬉しそうに私の肩を叩いて、ニヤつきながらそう言った。 師匠にそういう楽観的なところを直せと散々言われていただろうに……。 いざ戦いになれば頼りになる奴だとはいえ、この幼馴染のお気楽ぶりには相変わらず不安にさせられる。 「(あっ、沙羅ちゃん沙羅ちゃん!来たよ……!)」 「(わかっている。間違っても気取られるなよ……!)」 そうこうしている内に、男たちが私の前にやってきた。 近くで見ると、その薄汚い風貌はどこかの賊や浮浪者のようでもあった。 ……いや、実際つい最近までそうだったのかもしれない。 この娼館は例の抜け忍が里を抜けてから、この辺り一帯のゴロツキや賊、マフィアたちをまとめ上げて建てたものだという情報があったはずだ。 こいつらにはあの抜け忍が、仕事を斡旋してくれた恩人にでも見えているのだろうが……秘伝とされる忍の技をみだりに乱用されている上に、裏社会の勢力バランスも乱されてしまっている懲魔の里側としてはいい迷惑である。 「お前ら、名前は?」 「……沙羅」 「美春だよ」 「ん、サラにミハルね……。処女か?」 「……っ!……あぁ、そうだ」 「……同じです」 下卑た言葉を吐いてくる男の首を跳ねてしまいそうになるのをグッと堪える。 今騒ぎを起こすわけにはいかない。どうせ師匠を助け出したら、こいつらも含めて皆殺しにするのだ。 ……今は我慢の時だ。 「それじゃ、前髪上げてデコ出せ。『商品番号』の書いたハンコを押すからよ」 「……わかった」 なので、男たちが何やら数字の書いてある判子を取り出しながら、私たちを物扱いしてこようとも……ここは素直に応じるしかない。 美春がボロを出さないかが少し心配ではあったが……流石にあの師匠の教えを受けた懲魔忍。怒りの感情をなんとか隠し通している。 「これでよし、っと。あぁそうそう、押してから言うのもなんだが、このハンコは催眠忍具だからお前らはもうオーナーの奴隷人形だぞ」 「む、そうなのか。了解した」 男たちが去っていく。 どうやら、特に怪しまれてはいないらしかった。 後はこのまま内部に侵入するだけ───そんなことを考えていた、その時だった。 「はぁ〜い、奴隷娼婦の皆さぁ〜ん?こーんばんわ〜! ……う〜ん、今日は随分たくさん来てるんですねぇ〜」 突然、何処からともなく一人の女が現れた。 ……いや、この言い方は少しだけ正確ではない。 何故ならそいつは女ではあれ、『女』の一言で片付けていいような存在では、どう見てもなかったからだ。 と言うか、身に纏っている衣服を見れば、誰にだってその正体は察せられるだろう。 動きやすさと身軽さを追求した、全身にピッタリ張り付くタイツのようなシルエット。それでいてしっかりと急所や関節は守られている『服』───懲魔忍の戦闘服! この女は───このくノ一は、それを堂々と着込んだ姿で私たちの前に姿を現したのである。 「……ッ!?」 人相を見るに、師匠が暗殺するはずだった抜け忍とは別人のようではあった。 しかし、それが何だと言うのだろう。 (どうしていきなり懲魔忍が……!?あの抜け忍の仲間なのだろうが……。まさか、我々の潜入が最初からバレていたのか……!?) しかしすぐに、それならばこんな半端なタイミングで───周囲に『商品』がたくさんいる状況で───戦いが起きるような派手な真似はしないだろう、とも思い至る。 (ではいったい何故……?……ダメだ、今はとにかく様子を見るしかない……!) このくノ一がターゲットの抜け忍ではない以上、ここでこいつと戦ったところであまり意味はない。 「(……美春。とにかく今は目立たずに、この場をやり過ごすぞ)」 「(う、うんっ。わかった……!)」 私がそう美春に耳打ちしていると、くノ一は右手を大きく上に挙げて、ゆったりとした声で言った。 「え〜とぉ、オーナーの竜胆(リンドウ)様の命令でぇ、一応皆さんに聞かなきゃいけないんですけどぉ〜……この中に懲魔忍の方がいたらぁ、手を挙げてもらえますかぁ〜?」 聞かれたからには仕方ないので、私たちは真っ直ぐ手を挙げたのだった。 × × × 「───あ、はいありがとうございます〜。それじゃあ、懲魔忍の方は別室へ案内させていただきますねぇ〜♥」 そう言って私と美春だけを連れ出したくノ一は、『撫子(なでしこ)』と名乗った。 少し波打った茶色の長髪で、その常に微笑んでいるような緩い顔つきは、とても忍のものとは思えない。 ハッキリ言って、非常に頭が悪そうな女だった。 美春も大概だが、ここまでポワポワした雰囲気はしていない。 やろうと思えばいつでも殺せろうな相手ではあったが……こいつが先ほど名前を出していた『オーナー』とやらに会うまでは、せいぜい案内役として利用してやることにしよう。 ───竜胆(リンドウ)。 間違いない。その名前は、師匠の追っていた抜け忍の名だ。 (覚悟しろ、リンドウ……!見つけ次第即座に殺してやる……!) 「───あ〜、そうそう〜。そろそろ私の判子の簡易催眠が解けちゃう頃なのでぇ〜、この睡眠薬を飲んでいただけると助かります〜」 「そうか。了解した」 「は〜い」 私は懐に隠した刀を強く握りしめながら、撫子から差し出された睡眠薬を勢いよく流し込んだのだった。 (ん……?いや待て、何かおかし───!?) × × × ───嵌められた。 そう気づいたのは、情けないことに意識を取り戻してからのことだった。 目蓋を開いてまず視界に入ったのは、薄暗い見知らぬ天井。 背中からは冷たい床の感触がした。 薬を飲んで眠っている間に運ばれたのだろう。 敵中で意識を失って殺されていないのは奇跡だったが……忍としては、生かされている方がまずいかもしれなかった。 わざわざ私を生かしておく理由など、尋問か拷問か……とにかく何かしらの手段で、私に里の情報を聞き出そうとしている以外にないのだから。 そう、それ以外の理由など───。 「───あら、ようやく起きたのね♥ 可愛いおマヌケ忍者ちゃーん♥」 「っ!?誰だ!」 突然かけられた女の声に、私は飛び起きた。 「誰って……いちいち聞かなくても、顔を見ればわかるんじゃなーい?里でアタシのことを調べたからこそ、この娼館に来たんでしょう? アタシもアンタのことはよく聞いてるわよ♥ 懲魔の里の篠宮沙羅……懲魔秘伝の剣術を操る、将来有望な新人ちゃんなんだってねーっ♥」 「き、貴様は……!?」 その女は、まるで当然のように私の目の前のソファーでくつろいでいた。 浅黒く焼けた肌。鈍い色の銀髪……そして、ギラリと鋭いサメのような目つき。 そして『忍者』という単語からはあまりにかけ離れた、死ぬほど動きづらそうなゴテゴテとした服装。 間違いない。 「貴様が、リンドウか……!」 「ええそうよ、はじめまして♥ ……あぁそうそう、言っとくけどここは牢獄とかじゃなくて、アタシのプライベートルームだから。アンタもそう固くならずにくつろいじゃっていいわよ♥」 「な、なに……?」 この女に───リンドウに言われて、初めて私は自分がどこで寝かされていたのかを把握した。 薄暗いピンク色の照明に照らされている、無駄に派手で悪趣味な家具やインテリアの数々。 どう考えても、牢獄や拷問部屋の類ではない。 ……そして、私はもう一つ。周囲を見渡すついでに、驚くべきことに気がついた。 それはすぐにでも察知するべきことだったのかもしれなかったが……あまりにもあり得ないことすぎて、気づくのが遅れてしまったのである。 今、こうしてリンドウと───敵の親玉と密室で一対一で対面している私の身体は。 手を伸ばせば触れそうなほどに近い距離で、殺すべき相手と二人きりになれたいる私の身体は。 まったく拘束されていなかったのだ。 「───ふざけてるのか貴様ぁっ!!」 私はあまりの屈辱に耐えきれず、怒りのままにリンドウに向かって飛びかかった。 「死にたいというのなら是非もなし!今ここで死ねっ!!」 刀は流石に没収されているようだが、 その程度で戦えなくなる私ではない。懲魔の剣術には無刀の心得もあるのだ。 私は真っ直ぐリンドウに向かっていくと見せかけて、『忍法“空回り”』という回転をかけた特殊な歩法でリンドウの背後へと回り、その勢いのまま奴の首に向かって手刀を繰り出す。 リンドウは私の動きに反応すらできていないようだった。 私の手刀は丸太を両断する威力。奴の首は呆気なく跳ね飛ばされ─── 「───て、やるわけないでしょ♥」 「……なっ!?」 ───何が起こったのかを理解するまでに、私は少なくない時間を要した。 なんと、吸い込まれるようにリンドウの首へ向かっていたはずの私の右手は……奴の身体に触れようとしたその瞬間、独り手に動きを止めてしまったのである。 それだけではない。まるで金縛りにでもあったかのように、完全に全身が言うことを聞かなくなっていた。 「フフ、聞いてたより速いわねぇ……全然動きが見えなかったわぁ♥」 こちらに振り向きすらしないまま、リンドウが笑う。 依然、私の身体は動かぬままだ。 「心配しなくても、アンタの身体はちゃーんと拘束されてるわよぉ♥ どんな鎖よりも、どんな枷よりも強い『縛り』でね……♥」 「……そうか、これが貴様の忍法か……!」 どういう理屈かは知らないが、『自らを攻撃しようとした者の動きを封じる』……恐らくそれがこいつの忍法だ。 しかし、それならそれでこちらにもやりようはある。 武器がない程度で……そして、動きを封じられた程度のことで、懲魔の忍は止められない。 (……『忍法“影武者”』……!) 声は出さない。 リンドウが余裕ぶってこちらを見ないままでいる今が好機だ。 幸い、この部屋は薄暗い。『影』はいくらでもある。 この忍法には、印も呪文も使わない。私が身動き一つ取らずとも、発動可能な技だ。 ……ただしその代わりとして、周囲に『影』が必要だった。 ───薄暗い部屋に満ちる暗闇から、悪趣味な家具たちの隙間から……この場のありとあらゆる無数の影が、“膨らんで”いく。 その膨らんだ影は徐々に人の身体ような輪郭を形作っていき……やがて、黒く塗りつぶされた鎧武者の如き姿へと変形した。 武者たちは皆自分たちの身体と同じ色をした真っ黒な刀と……弓矢を腰に携えている。 (今だ、撃て“影武者”!) 『彼ら』は私の念により動く。 影でできた武者たちは音を立てることもなく、一斉に力一杯弓を引き絞った。 そのまま一秒もかからぬ内に、リンドウの頭はハリネズミになる─── 「───はずだった、ね。ハイハイ、何度やる気よこのパターン」 「……な、何故だ……!?何故動かん……!?」 手刀が決まる直前に動きを止められた私と同じように……“影武者”たちもまた、弓を放たんとしたまさにその直後に、突然石像にでもなったかのように動きを止めてしまった。 「言ったでしょ、『アンタのことはよく聞いてる』って。当然忍法のこともバッチリ聞いてるわ♥ だから縛ったのはアンタの身体じゃなくて……アンタの精神の方♥」 そう言って、リンドウは自らの右の手の甲を掲げてくる。 そこには見たこともない不思議な紋章が、桃色に鈍く光っていた。 「これ……は……!?」 ……いや、手の甲だけではない。 その時……リンドウが手の甲の紋章を光らせた時。 私の下腹にもまた、同じ紋章が浮かび上がり、同じ光を放っていたのだった。 × × × 「『我流忍法“隷属繋紋”』……懲魔の里にはない術よ♥ ちょちょいと私の作った紋章の書いてあるシールを、アンタと私の身体にそれぞれ貼れば、それだけで私への隷属を“強いる”ことができるのよ。……なんつって♥ ───あ、もう紋章は肉体と一体化しちゃってるから、剥がそうとしても無駄よ♥」 リンドウは勝ち誇ったような顔をしながら、そう語った。 (───馬鹿な、ありえない。お互いの身体に印を貼るだけで肉体を支配するなど、いくらなんでもめちゃくちゃだ!能力と対価が釣り合っていない……!) 素人から見れば何でもありにでも移るであろう我らが忍法にも、れっきとしたルールはある。 先ほど私がやられたハンコの忍術のように、短期間かつ少しだけ精神を歪めると言うのならともかく……ここまで強く人の精神を縛るなどできるはずがないのである。 ……そんな私の考えを読んでいたかのように、リンドウは続ける。 「もちろん、たったそれだけでアンタの全部を支配するほどこの術は強力じゃないわ♥ まだ私はアンタの精神の一部を縛ることしかできていないし……その他にもちゃんと『ルール』はある。リターンに見合ったリスクがね……♥」 リンドウはくつろいでいたからソファー立ち上がり、私の方へ向き直って、サメのような凄惨な笑みを浮かべて言った。 「───『この術で繋がった二人の主従関係は、入れ替えることができる』。……つまり、アンタが上手いことすれば、逆にアタシを支配することができちゃうってわけ♥ どう?面白い術でしょう?♥」 ……リンドウは心底楽しそうな顔をして、ケタケタと笑うのだった。 (……なるほど、自分が逆に支配されるかもしれない危険を背負うことで、術の威力を上げているということか……) 「……聞かせろ。その主従関係とやらは、どうしたらひっくり返せる?」 「簡単よ。相手を屈服させればいいの♥ 肉体であれ、精神であれ、何かしらの手段で相手に『こいつには勝てない』と思わせれば思わせるほど、少しずつ少しずつ、支配の天秤が傾いていくってわけ♥ 今はまだ忍法を発動した直後だから、アタシはアンタの『逃亡』と『攻撃』を封じることしかできていないけれど……」 「最終的には、私の身体も精神も、全てを手中に収められるということか」 「そういうこと♥」 なるほど、話が読めてきた。 つまりリンドウはこれから抵抗も逃走もできない私を嬲り、屈服させようとしてくるのだろう。 私を完全に支配し、自らの配下にでも加えようとしているわけだ。 ……まったく、見くびられたものだ。 「フン、里から逃げ出した抜け忍の考えそうなことだ。どんな拷問で私を責め立てるつもりかは知らんが……懲魔の忍が、痛みや苦しみで屈服するとでも思っているのか?」 たとえ達磨にされようとも、焼き鏝を押し付けられようとも、懲魔の忍はそれに屈しなどしない。 それほどの訓練を積んできているのである。 「私はお前がどんな責め苦を与えてこようが、眉一つ動かさんぞ?逆にお前に敗北感を与え、身体の自由を取り返してやろう!」 「ウフフフ……♥ 威勢がいいわねぇ〜♥ いいわ、“そういうの”すごくイイ……♥」 恍惚とした気色の悪い顔をしながら、リンドウは腰をくねらせる。 そのまま奴は上着のボタンを外し出し、ハァハァと息を荒げながら言った。 「ま、そう心配しなさんなって♥ ちゃーんとご期待には沿ってあげるからさぁ───“こいつ”でね♥」 「……っ!?!?」 ……リンドウが上着をはだけさせ、下に着ていた忍者装束を露わにした瞬間───私は、目を見開いて言葉を失ってしまった。 奴の肉体は……正確には、奴の『下半身』には。 「な、な、なんっ……なにが……生え……っ!?!?」 あまりにも不自然な、『膨らみ』があったのだった。 「確かに、訓練された忍は痛みには強い……。でも、痛み以外なら───快感だったりしたのなら、果たして耐えられるのかしら?♥」 そう言いながら、リンドウはゆっくりと、のんびりとさえ言えるほどに勿体ぶった動きで私の背後に回り……私の乳にそっと指を添えてくる。 「……っ!ク、クソッ!離せ……!なんなんだ貴様っ、お、男なのか……!?」 「いやぁ?私は正真正銘、ピチピチの女の子よぉ?ただちょっと───」 ……グリッ♡♡ 「そこらの男よりも“オス”なだけ♥」 「〜〜〜〜ッ!?」 リンドウが背中から抱きついてくるのと同時に、私の尻に何か『硬いもの』が押し付けられる。 吐きそうなほどに不快だが、振りほどくという行動も『攻撃』に含まれているらしく、身動きが取れない。 「オッホ♥ 手を当ててるだけでわかるこの重量感……♥ こんなデカ乳でよく忍者やれてるわねぇ♥ しかもパッツパツのセクハラ戦闘服のせいで胸からスイカが成ってるみたいになってるじゃない♥♥」 「セ、セクハ……!?し、忍の正装をそんな風に言うな!」 「いやいや、アタシからすればこんなの既に立派なエロ衣装だわ。改造いらずで安上がりね♥ ホラ、こうして一目見るだけでぇ……♥」 ツンッ♡ ツンツンッ♡♡ 「んっ!?くっ、んん……っ!?♥」 「乳首の位置まで丸分かり♥ ……ま、それにしたってアンタの乳首は特にとんがってるけどねぇ♥ 逸材よ逸材♥」 「ふ、ふざけ……んっく!?♥ ふっ♥」 「……フフフ♥ ちょっと軽く突いてやるだけで、随分お腰が跳ねていらっしゃるわねぇ、エリートくノ一さん♥ 見た目によらず敏感なのかしらぁ?♥ 無理に我慢せずに、声出しちゃってもいいのよ♥」 「お、思い上がるなよ……っ!こんなもの、ただくすぐったいだけっ、んっ♥ だっ……♥」 「わかってないわねぇ〜♥ 『くすぐったい』っていうのはぁ、『感じてる』の一歩手前ってことなのよ♥」 ───ま、不感症じゃないみたいで良かったわ。 と言って、リンドウは私の乳から手を離し、私の脚に手を回して抱えるように持ち上げる。 「とりあえず安心しなさい♥ いきなりチンポぶち込むなんて情緒のないことはしないわ♥ 時間はタ〜ップリあるんだから……くつろぎながら、ジックリ楽しみましょ♥」 × × × 簡単な話よ、と奴は言った。 私が奴の責めに耐えかね、気をやればやるほど支配の天秤は私を隷属させる方へと傾いていく。 しかし逆に責めを耐えきれば……つまり、『こいつは自分にはイかせられない』とリンドウに思わせさえすれば、その敗北感は私への支配を緩ませ、逆に私の方が奴を支配できるようになるのだ。 なるほど、ありがたい話だ。 こんなことなら、素直に拷問や催眠にかけられていた方がよっぽど大変だっただろう。 私はただ、この男女のくだらない指遊びを、ボーッと羊でも数えながら受け流していればいいのだ。 ……そう、ただ受け流してさえいれば─── カリカリッ♡♡ スリスリ♡♡ クリッ♡ カリカリカリ……ッ♡♡♡ 「んっ♥ ふっ♥ く……っ♥♥ ふぁ、ぁ……っ♥ んっん……っ!?♥♥ ふぅ……っ♥ んん、ふぅっく!?♥♥」 「───でね、私の初体験は……つまり童貞を捧げた相手はさぁ、幼馴染のお母さんだったわけよ♥ 綺麗な人でさぁ……物心ついた頃から好きだったわねぇ♥ 本当に好きで好きで……ずっとオナホにしてやろうって思い続けてたわぁ……♥ それでね、ある日幼馴染がいない日に、イタズラのフリして抱きついて……“こんな風に”、ふざけたフリして乳首をカリカリ、カリカリってね……♥」 ───リンドウは私を膝の上に乗せながら、執拗に、執拗に……しかし妙に弱い力で、私の乳首を人差し指の爪先で延々と引っ掻いてきた。 無論、懲魔忍として鍛え抜いてきた私が、こんな子供のイタズラのような責めに参るはずもない。 こんなもの、ただくすぐったいだけ……。そう、くすぐったいだけなのだ。 たとえ100年続けられようが、気をやりなどするものか。 「ん、ふ♥ ふっ……♥ 〜〜〜っ♥」 「そうそう、ちょうど今アンタにやってみたいな指の形でね……♥ 知ってる?『竜の爪』って言うのよこれ♥ これで乳首を、触るか触らないからくらいで……でもたまに緩急をつけて……♥ タイミングを見て爪の先で乳頭に触れてみちゃったりしてね♥♥」 ……ツンッ♡♡ ビックンッッ♡♡ 「んぅぅぅ……っ!?♥♥」 「ま、イタズラだからってやってることがやってることだからさぁ、もちろん最初は『コラやめなさい』ってな感じで振り解かれたりしたんだけどね。それでも次の日にまたやったのよ♥ 冗談めかして、おもしろめかして……♥」 ……グリィッ♡♡ 「んひぃっ!?♥♥」 「ケツに“コイツ”を押しつけながらね♥♥ ……ンフフ、可愛い声も出るじゃない♥」 「ち、ちが……っ♥ 今のは、ビックリしただけっ、ひぁっ♥♥ んっ、んん〜〜っ♥」 ……口を開くと勝手に変な声が出てしまうから、私は両手で口を塞いだ。 奴の股座にある硬いものが私の尻の間に挟まるように押し当てられ、さらにグリグリと擦りつけられる。 “それ”は人の身体の一部とは思えないほどに熱く、またビクビクと時折跳ねる感触が伝わってきて、ひどく気色悪かった。 「勃起チンポ押しつけながら、デカ乳の先っぽ引っ掻いてさぁ……♥ 3日後も、1週間後も……♥ 2週間も……3週間もねぇ……♥ ───1ヶ月もする頃には、自分から乳突き出して、私の股間を撫で回してくるようになってたわ♥♥」 「っ♥ ……っ♥ ぅ、ん……っ♥」 リンドウのくだらない自分語りを、私は聞き続けることしかできない。 口を開ければ、情けない声をこいつに聞かれてしまうことがわかるからだ。 「───その人ね、アンタにとっても似てるのよ♥ 生真面目そうな顔でクールぶってるくせに、首から下は交尾特化のボンキュッボンな所なんか特にねぇ♥♥ ……フフ、アンタは何日くらいでアタシに媚びるようになるのかしら♥♥」 「ん゛〜〜〜〜っ!!♥」 だからこいつの腹立たしい戯言にも、文句すら言えずにただ呻くことしかできなかった。 (クソ……ッ♥ こ、こんなっ♥ 懲魔忍である私が、こんな馬鹿みたいなことで……っ♥ こ、殺してやるッ!身体の自由を取り返したら絶対に殺してやるぅッ♥♥) 「───う〜ん……それにしてもなかなかイかないわねぇ……。かなり敏感みたいだから、ひょっとしたらこのままイかせられたりするかもって思ってたんだけど……あてが外れたかしら」 それから、どのくらい経ったのだろうか。 リンドウはつまらなそうな声を出しながら、ようやく私の乳から手を離した。 絶え間ない責めからようやく解放された私は、窒息寸前まで顔を水につけられていたかのような呼吸をする。 「……っ!!ん、ブハァッ!♥ ハーッ!♥ ハァッ♥ ハァーー……ッ♥」 「あらら、随分お疲れみたいねぇ♥ 空気は美味しい?♥」 「だ、黙れ……っ!誰のせいだと……!」 「ごめんなさいねぇ〜♥ まさか乳首だけでこんなに感じるとは思わなくてぇ〜♥」 「〜〜〜〜……ッ!! き、貴様はただでは殺さん……!苦しめてから殺してやる……ッ!」 「そりゃどうも♥」 私は力の入らない身体をなんとか捻って、リンドウの顔を強く睨みつける。 しかし、奴はどこ吹く風と言った様子で……今度は私の『乳の根元』を軽く握るように触ってきた。 もにゅうんっ♡♡ 「んっ……!?♥」 「ま、そんなことより……沙羅ちゃんにいいニュースがありま〜す♥」 「フゥッ♥ な、なんだ……っ♥ フゥー……ッ♥」 「これを耐え切ったら───アンタの勝ちよ♥」 「えっ……?」 ───『忍法“鈴虫”』。 私が返事をするより早く、奴がそう呟いた。 次の瞬間─── ……ヴィイィィイィイッ!!♡♡♡ 「ッ!?!?♥♥♥ ぁ、お゛ぉぉ〜〜〜〜〜〜っ!!?♥♥♥♥」 私の乳を掴んでいる手が、機械の如く激しく振動し始め─── ☆ 「で、こいつが今回の『商品』ってわけか。……もう一匹いるって話じゃなかったかァ?」 「なんかぁ、片方はオーナーさんが気に入っちゃったみたいでねぇ〜♥ でもこっちの子はぁ、『ちゃんと稼げるように仕込んであげなさい』って言ったわぁ〜♥」 「術はもうかけてある……ようですね」 「ええ♥ しかもほら、この子結構素質あるみたい♥ “これ”なら、上手く調教(しこ)めばきっとたくさんお客さんが取れるわぁ〜♥ ウハウハね〜♥」 (……まさか、こんな娼館にここまで忍がいるだなんて……!) ───あたしが目を覚ました時には、沙羅ちゃんはもう側にいなかった。 代わりに三人の忍たちが部屋にいて、情けない格好で手足を縛られているあたしを見ながら何やら話をしている。 (あたしたちに睡眠薬を飲ませた忍はいない……。ってことは、オーナー……リンドウって奴も合わせて、最低でもここには五人も忍がいるってこと……!?そんな情報どこにもなかったのに……!) あの師匠がやられちゃうなんて、あたしはどうしても心の底からは信じられなかったけど……もし五人の忍たちから不意打ちを食らっちゃったんだとすれば、ありえない話じゃないかもしれない。 (……ってことは、たまたまとか事故とかじゃなくて……ホントのホントに、師匠は捕まっちゃってるんだ……!しかも、きっととんでもない目に遭わされてるに違いないよ……!……だ、だって───) 「……ウフ♥ ところで、どうかしら美春ちゃん♥ ───『おチンポ』の生え心地は♥♥」 (───あたしが現に、とんでもない目に遭わされてるし!) × × × 大の字になって壁に張り付くように拘束されているあたしの忍者装束は、お股の周りだけ丸く切り取られていて───その中心からは、あたしの身体にはあるはずのないものが。 ……ブルンッ♡ プルプル……♡ ピクッ♡♡ お、お……おちんちん、が……生えていたのでした。 「……いや、何をどうしたらこんなことになるのぉっ!?!?」 「あ、喋った」 「あらあら♥ うふふ、元気で良いわねぇ〜♥ 暗い子よりもこういう子の方が人気が出るのよ〜♥」 ウフフと口に手を当てて笑いながら、一人のくノ一が私の方へ近づいてきて頭を撫でてくる。 「よしよし♥ よしよし♥」 「うぅ……っ!は、離して……!」 「ダ〜メ♥ これからタップリ甘やかしてあげるんだからっ♥ このくらいは序の口よぉ〜?♥ ウフフ、紫苑(シオン)お姉さんって呼んでくれていいのよ〜?♥」 ……あたしの目の前にいる三人の忍たちはそれぞれみんな個性的というか、奇特な見た目をしている人たちばかりなんだけれど……それでも今あたしの頭を撫でているシオンという忍は、ことさら目を引く外見だった。 なんと言うか……いろいろおっきい。 そう、いろいろと。 身長が2メートル近くあるように見えるのもそうなんだけど……彼女を視界に入れてまず目を引かれてしまうのは。 バインッ♡♡ ゆさっ♡ ゆさぁっ♡♡ ぷるんっっ♡ どたぷぅんっ♡♡ 恐らくこれまた2メートルありそうな……おっきなおっきな胸だった。 ……いやもう、おっぱいだけでおヘソくらいまで隠れちゃってるんですけど。 しかも、何故か忍者装束の胸元のあたりにハート型の穴を開けていて、『胸の谷間』を───そう、まさに“谷間”を名乗るに相応しい、長くて深い谷間を、堂々と周囲に見せびらかしていた。 よく見ると顔自体は少し垂れ目の優しそうな顔なのに、このヘンタイみたいな服で台無しだ。 「キヒヒヒッ!まぁせいぜい、オレ様たちのためにガッポリ稼げるようになってくれや!一億くらい稼いだら、褒美にこの瑠璃(ルリ)様が相手してやってもいいぜぇ?♥」 もう一人、甲高い声を出してきたくノ一は、今度はシオンと比べると感覚が狂いそうなほどに小さい。 まるで子供みたいな体格で───というか顔つきも幼いし、もしかしたら本当に子供なのかもしれない。 小さい身体では重い服は身につけられないのか、忍者装束も妙に薄着で、ほとんど下着みたいな布面積にちっちゃい装甲が貼り付けてあるだけだ。 ……それでも、子供っぽい体系のおかげで、シオンほどのいやらしさは感じられないけれど。 「……それでは、今日の所はシオンさんに調教───もとい、“教育研修”をお任せするということでよろしいですね?」 「ええ、そうね〜♥ でもぉ、近いうちに錫(スズ)ちゃんにもこの子の教育をお願いすることもあるだろうからぁ、予定空けといてね〜?♥」 「……二週間以上前にちゃんと言ってくれれば空けますよ。私は他の商品の面倒も見なければならないので」 「え〜?そんなの私だってそうよぉ〜!」 「数が違うんですよ、数が。というか貴方も私と同じくらい働いてください。───まったく、リンドウ様も貴重な懲魔忍の女を自分専用のオモチャにしちゃうし……今の経営状況本当にわかってるのかしら……ブツブツ……」 最後の一人は、他の二人と比べれば見た目にはまるで個性がなかった。(別に個性的ならいいってわけじゃないけど) 髪型も普通の真っ直ぐな長髪で、真面目そうな四角い眼鏡をかけてる美人さん。 忍者装束も特に変わった所はないように見える。 ……あえて変わった所を上げるとするなら、腕で抱えた書類に常に何かを書き込んでいることと……。 ───ウィーン、ウィン、カチカチッ、ウィーン、ガシャン─── 身体を動かす度に、なんか生き物からしちゃけないような音が小さく鳴っているくらいだった。 × × × 「では我々はこれで。シオンさん、くれぐれもしっかりお願いしますよ」 「んじゃな〜!頑張れよ奴隷ちゃーん♥ キヒヒヒ!」 そう言って、ルリとスズの二人は何もせずに部屋を出て行った。 よくわからないけれど、どうやら『貴重』らしい懲魔忍のあたしの様子を見に来ただけらしい。 ……そして、部屋には未だに下半身丸出しで身動き一つ取れないように拘束されたままの私と、おっぱいオバケのシオンだけが残った。 「ウフフ〜♥ それじゃあ、早速最初の調教(けんしゅう)から始めちゃいましょうか〜♥」 「な、何を……するの……?」 「……フフ♥ そんなに怯えなくても大丈夫よ♥ 痛いこともしないし、酷いこともしないわ♥ ご飯は栄養バランスの考えられた美味しいものが三食出るし、私の好きなお菓子を食べさせたりもしてあげる♥ ……ただちょっと───」 ……むにゅうんっっ♡♡♡ 「───気持ちいいことをするだけよン♥♥」 シオンはその重たそうなおっぱいを両手で持ち上げて……背筋が冷たくなるような優しい笑みを浮かべながらそう言った。 「……ねぇ、美春ちゃん?♥ あなた、“これ”を見てどう思う?♥ 私のこのおっぱいを見て……。好き?それとも嫌い?♥」 「えっ……?」 そして、ゆっくりと私の方へにじり寄りながら、そう聞いてきた。 「い、いや、そんなこと聞かれても……。好きも嫌いもないって言うか───いや、おっきすぎてちょっと怖いかな……」 「…………そう♥ 美春ちゃんは正直ね〜♥ 忍とは思えないくらい♥」 「あっ……!」 しまった。つい聞かれたままに正直に答えてしまった。 いや、嘘をつけば何かが変わったとも思えないけれど……それでも、素直すぎる忍は長生きできないと師匠に口を酸っぱくして言われていたはずなのに。 「あらあら、気にしなくてもいいのよ〜?♥ だってもう美春ちゃんは───」 ───忍のお仕事なんて、もうすることはないんだから。 そう言って、シオンはあたしの前で膝立ちになった。 そのままあたしの腰を掴んで、ナメクジのように緩慢な動きで身体を引き寄せていき─── 「まずはぁ、このおっぱいを好きになってもらうところから♥ ゆっくり始めていきましょうねぇ〜……♥」 むにゅぅぅぅ……んっ♡♡♡ 「───んっほ!?♥♥♥」 ───気づいた時には、もう声が出ていた。 プラプラと揺れていたおちんちんにおっぱいが押し付けられた瞬間、身体中を雑巾のように捻りたくなるくらいの切ない“モヤモヤ”が、あたしのおちんちんから腰に湧き上がってくる。 しかもそれは、シオンのおっぱいの圧力が増していくごとにどんどん大きくなっていって……。 ……ムクッ♡ ムクククッ♡♡ 「んあぁぁっ!?♥♥ ひっ、なに、なにがぁ……!?♥♥」 「フフ……♥ 初めてのおチンポだもの、わけわからなくて怖いわよねぇ〜♥ でも大丈夫よぉ美春ちゃん♥ “それ”は『気持ちいい』って感覚なのよぉ〜♥♥」 「き、きも、ち……!?♥♥ ちがうぅぅっ!あたしはっ、っほぉぉ!?♥♥」 「誤魔化そうとしてもダメよ〜♥ オーナーさんの忍法で生やしたおチンポはぁ、いっぱい気持ちいいのを楽しめるように、とっても敏感なんだから♥♥ 勃起するだけでも気持ちよくなれて、おしっこするだけでもアヘ顔になれる、特別製おチンポなのよ♥ ……ホラ♥ おチンポ勃起させるのぉ、すっごく気持ちいいでしょぉ〜?♥♥」 「んおおぉぉ……っ!?♥ ボ、ボッキィ……!?♥♥」 あたしだって、その言葉の意味を知らないわけじゃない。 でも、おちんちんのボッキが『こういうもの』だなんてことは知らなかった。 頼んでもないのに勝手に大っきくなって、「収まって」とどんなにお願いしてもお構いなしに膨らんで。 しかも、しかも───こんなにも……っ♥ ……にゅぷんっ♡♡♡ 「───んにょおぉぉぉっ!?!?♥♥♥」 「あらぁ?♥ フフ♥ 大っきくなっちゃったから“入っちゃった”わねぇ♥」 「んおぉ……っ!?♥♥ なにっ♥ なんでこんなっ……!?♥ 柔らかくてっ!?♥♥ はおォッ!?♥♥♥」 「ウフフ……♥ どうかしらぁ?♥ 半勃ちチンポでおっぱいの中を泳いでる気分は……♥♥」 あたしのおちんちんが膨らんでいったことで、半ば自動的に押し付けられていたシオンのおっぱいの谷間に入り込み───その瞬間、腰の中で蠢いていた切なさが、電流となってあたしの脳髄を貫いた。 ムクッ♡ ビキビキッ♡♡ ビキキィッ♡♡ ずりゅずりゅっ♡♡ むにぃんっ♡♡ ずりゅぅんっ♡♡♡ 「おおぉおぉぉ〜〜〜〜〜っ!?♥♥♥ ダメダメダメッ♥♥ 溶けるっ♥♥ おちんちん溶けちゃうぅぅぅぅっ♥♥♥」 「あらあら、可愛いわねぇ〜っ♥♥ 大丈夫……おチンポは溶けたりなんかしないわよぉ〜♥ ちゃ〜んとシオンお姉さんのおっぱいの中でぇ……っ!♥」 むっっ……ぎゅんっ!!♡♡♡♡ 「───んっっのホォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!?!?♥♥♥♥♥」 「しっかりガチガチになってるわよぉ〜っ♥ ……ウフフ♥ ホントに凄いわぁ、美春ちゃんのチンポ♥ 生えたてなのに私が全力でおっぱいサンドしても全然平気な硬度だなんて♥ 美春ちゃんなら───このおチンポなら、きっと今からでもお店のナンバーワンになれるわよぉ♥♥」 「ぁ゛……っ♥♥ お゛っ……へ……っ♥♥」 「……って、あらあら……♥ ごめんなさいねぇ〜♥ 今はお話を聞く余裕もないわよねぇ〜……♥」 ……びゅくっ♡♡♡ びゅくく……っ♡♡ ぶぴゅるるるる……っ♡♡♡ どぼぶぶ……っ♡♡♡ 「お゛……っ!?♥♥♥ お゛ぉ゛……っほ……っ♥♥♥ んほぉぉ……っ♥♥」 「……ウフフ♥ 精通おめでとう、美春ちゃん♥ ほらほら、初の感想をぉ、アフターサービスの半勃ちチンポぱふぱふと一緒にどうぞ〜♥」 「んご……っ♥♥♥ ほ、お゛ぉ……っ♥♥ …………ぎも、ぢ……い…………ッ♥♥♥♥ ぎもぢいぃぃ……ッ♥♥♥」 「……そう、気持ちいいわよねぇ……♥ おチンポ気持ちいいだけで、他のことなんて何もかもどうでもよくなるくらい……すっごくすっごく気持ちいいわよねぇ〜……♥♥」 「───ちゃんと、覚えておきなさい♥ チンポの気持ちよさを……♥ 勃起の気持ち良さを……♥ 射精の気持ち良さを……っ♥♥ そして、何がこんなに“気持ちよくしてくれたのか”を、ちゃ〜んと覚えておくのよぉ……?♥♥ ウフ♥ ウフフッ♥ ウフフフフ……ッ♥♥♥」 ☆ 「んっっお゛おぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜っっ♥♥♥♥ クソォオオオッ♥♥♥ イグゥッッ♥♥♥♥ イッグゥゥ〜〜〜〜〜〜ッッ♥♥♥♥♥」 「はいざんね〜ん♥♥ イっちゃったわねぇ〜っ♥ スペンス乳腺を丹念にバイブ振動で刺激されて、ほぐれたおっぱいを指でクニクニ揉まれまくってぇ♥ 仰け反ってベロ突き出しながら簡単に言っちゃったわねぇ〜っ♥♥♥ ───さて、ってことで今日は一旦オシマイ♥」 ぱっ♡ ぶるぅんっ♡♡ たぷぷ……っ♡♡ 「お゛ぉっ♥♥ おひゅっ♥♥ おふゅっ♥♥♥ へっ♥ へっ♥ ふーっ♥ ふゅーっ♥♥」 「はいお疲れ様♥ ……ふふっ♥ もう手は離してるんだから、いつまでも仰け反ったままでいるんじゃないわよっ♥♥ ……ホント、可愛いわねぇ……っ♥」 レロォ……ッ♡ 「ほっ?♥♥ んほぉぉ……っ♥♥♥」 ───リンドウに首筋をネットリと舐められて、私は背を震わせながら情けない声を漏らした。 もはや乳だけではなく、全身が敏感になっている。 燃え盛っているかのように肌が熱く、それでいてやつに触られた場所は寒気にも似た“ゾクゾク”が走り、私の喉はそのゾクゾクが全身を這い回る度に豚のような鳴き声を奏でた。 背筋と顔を目一杯仰け反らせ、全身に力を入れ続けていないと、頭がおかしくなってしまいそうだった。 奴の手が乳から離されてもその余韻は消えず、私は水面から口を出す金魚のような口で浅い呼吸をして辛うじて生きていた。 「───じゃあ、今日は一旦お別れね♥ すぐに“迎え”が来るから、そいつにアンタの部屋まで運んでもらいなさい♥」 私の頬に口付けをしながらそう言ってくるリンドウ。 奴の顔を跳ね除ける力すら、今の私には残っていない。 ───そしてそれから間もなく、“迎え”とやらはやってきた。 そいつもまた、懲魔忍と見受けられるくノ一だった。 まったく……この娼館には何人忍が潜んでいるのだろう。嫌になってくる。 しかもこの時やってきたくノ一は、まるで私の師匠のような白銀の忍装束を着ていたのだった。 ……いや、服だけではない。どんな偶然かは知らないが、その腰に差している柄も鍔も真っ白な刀は、まるで師匠の愛刀『鴉』にソックリだ。 …………そう。 そのくノ一は、師匠とソックリな髪の色をして、師匠とソックリな眼帯をつけ、師匠とソックリな顔つきをして─── 「ああ〜〜〜んリンドウさまぁ〜〜っ♥♥♥ もーっ♥ こんな子供に夢中になって私に構ってくれないなんて酷いじゃないですかぁ〜っ♥♥♥ ねっ♥♥ 次は私と遊んでぇン♥♥♥ ご主人様ぁ〜〜んっ♥♥♥」 ───私の師匠とはかけ離れた口調で話す、まったく知らない“誰か”だった。 「し……ししょ……う……?」 「ハイハイ、後でアンタのデカ乳もしっかり搾ってやるから。サッサと沙羅を持ってきなさい♥」 モミモミ♡ ふにふに♡ 「あぁんっ♥♥ もうっ♥ そんなこと言いながら片手間みたいにおっぱい揉んでぇっ♥♥ ダメですリンドウ様ぁん♥ あぁん♥ やんやん♥♥」 「やんやんじゃねーっつの。歳考えて喘げオラッ!♥」 グニィィィィッ!!♡♡♡ 「んっほお゛ぉぉぉおおおおっ!?♥♥♥♥ お゛お゛ぉっ失礼しましたぁっ♥♥ 琥珀院薺(コハクインナズナ)32歳ッ♥♥ 三十路らしく見栄を張らずにしっかりオホ声出させていただきますぅぅ〜〜〜〜っ♥♥♥」 「……ぁ、あぁぁ…………───」 リンドウに乳を鷲掴みにされ、ガニ股になってヘコヘコと空中で腰を振る師匠に瓜二つの“誰か”の痴態を見つめながら───私は意識を手放したのだった。 つづく

Comments

最高ですね! 続きが気になって仕方がないです。 是非2話以降も書いて欲しいです。

gohanmorimori


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