「じゃあ今日、○○公園に集合なーッ」
突然の疾病騒動により全国の学校は一斉に三月いっぱいの休校措置を取ることになった。
これにより実質的に春休みが拡大し、子供たちは突如として夏休みに匹敵する長期休暇を得ることとなった。
理由が理由だけに学校からは、この休み中は外出を控え、自主学習に励むようにと繰り返し諭されたのだが、当然ながらそんなことはどこ吹くーーー自由気ままに今回の特別な春休みを満喫するの子もいた。
彼もその一人であった…
両親が共働きで昼間家にいないことから、平日(世間一般では…)にも関わらず降って湧いたこの休みを満喫していた。
今日もまた、馴染みの友人たちと約束をして隠れ家(秘密基地)のある公園へと集合する算段となった。
しかし、
そんな少年たちを狙って……
「………ッッッ!!!」
ゲームや駄菓子を持ち寄ろうと友人と別れたその刹那、そいつは現れた。
曲がり角の側の電柱、しかもご丁寧に〈変質者に注意〉の看板のかけられた電柱の陰から…
鮮烈な赤と黒のモザイクな色調が少年の行く手を阻んだ。
美魔女怪人、MILF☆クラウン登場!!!
『ハァ~イ、坊や♥️』
閑静な住宅街に似つかわしくないピエロ姿。
しかも胸からは痛々しいほど肥大化した乳首を、脇と股間からは全く処理のされていない剛毛を丸出しにした、完全に痴女のそれ…いや、頭がイカれているとしか思えない女が立ちふさがった。
その女が話しかける…
『ねぇ、ボク~ぅ♥️今ってと~っても大変な時期なの~♥️
なのにこ~んな風に遊び歩いっちゃっていいのかな~♥大人の人からな~んにも言われなかった~?』
自身のフザけた格好を棚にあげながらも、表面的には正論を振りかざして迫ってくる女ピエロ。
しかし、この変質者を前に少年は微動だにすることがてきない。
女の視線に捕らわれた瞬間、それを逸らすことも瞬きすることもできなくなり、蛇ににらまれたカエルのようにその場に立ち尽くすしかなかった。
はぁはぁ、と上がる息。
得体の知れない存在が近づくにつれ、その女が纏う強烈な脇臭とキツい香水がブレンドされた独特のフェロモンが鼻を突く。
足がガクガクと震えているのがわかる。
しかし、動けない。
こいつは一体何者なのか———?
数日前…
近くの学校に勤める辺二愛子(43)は悩んでいた。
疾病騒動に関することではなく、自身のことについてだ。
端正な顔立ちではあるが結婚もせず、仕事に打ち込んできた20余年…
フェミニズムに関して一家言ある彼女は、成人向け雑誌を持ち込んだ男子生徒への生徒指導で窮地にたたされていた。
「女性を性的に搾取するなんて、最低の行為よ!恥を知りなさいッ!(パァン)」
勢い余って今日ではご法度とされる体罰問題を起こしてしまったのである。
しかも相手は地元有力者の子息ということで、ヘタをすれば失職にまで追い込まれる可能性があるというのだ。
(なぜ…私がこんな目に?私は正しいことを教えようとしただけなのに…ッ)
憎い…憎い…憎い憎い憎い、男なんて……ッ
(ガッ)
『……大分イラついてるみたいね…』
「…ッ!?だ、誰?」
振り向くと背後にいつの間にかローブを纏った女の子(?)がいた。
『初めまして…私の名前はイビルメイザー、秘密結社アブノーマリティの幹部……
…私たちはヒトの心の不安を糧に…(云々)…、それらを増幅させ…(云々)…邪悪なエナジーで世界の混沌を……』
秘密結社?エナジー?全く訳のわからぬことを語る少女(?)だった。
『…ところで、貴女その態度…前に男絡みで何か苦い思い出でもあったのかしら……』
ギンと、こちらを見透かすような鋭い眼光が放たれる。
何となく、目が離せない…ッ。
『ふーん…そう、そんなことが………憎いわよね、女を蹂躙することしか考えてない性欲の権化のような男共って…』
忌まわしい過去の記憶がフラッシュバックする。
『それに今度はこんなことに……酷いわね~子供といっても所詮は獣、ちゃ~んと躾なきゃ……
…フフ、それじゃあ私がその悩み…解放してあげましょうか?(スッ)』
そう言うとローブから繰り出した指先がピンクに発光し始めた。
「ひッ…」
直感で危険な雰囲気を感じとるも、やはり体は動かせない。
『礼には及ばないわ。あなたの心の隙間、埋めて…あ・げ・るッ♥️』
(ビビビーッッッ)
「…ひッ、きゃあ———ッ!!」
突如向けられた人差し指から発射された光線は彼女を貫き、全身が眩い光に包まれた。
見ると着ていた衣服は消え去り、全裸の体をのけ反らせて宙に浮いているのだった。
『ん~もうちょっと、弄ちゃおっかな、もっと怪人らしく…♥️』
どうやら何かを調整している風である。
「あばばッ…ゃ、やめ……てばばばッ♥️」
ローブの女が光線の波長を変える度に、極彩色の光が強まり大きく体が捻れる。
『それと…男への嫌悪感を反転させて、強化…あ、それと若い性への執着とそれから……♥️』
「あひひひひ…ふふふふ…へへへへーッ♥️」
しかしどうにもその入力は適当なようで…
『うーん面倒くさいわ、もうとりあえず全マシで♥️……さぁ、生まれ変わるのよッ♥️』
最後には調整を放棄したともとれる発言をして、最大パワーを放つのだった。
「おほぉ、ほほほ~~~ッ♥️♥️♥️(ビクンビクンッ)」
(プシャアァァァ)
強烈な電気ショックを浴びたように体を痙攣させ、最後は足元に体液を撒き散らして彼女の洗脳は完了した。
『解放してあげたわよ…そんなちっぽけな悩みなんて気にする必要のない“存在”に…ね♥️』
光線と同じ色の毒々しいピンクの煙が晴れるとそこには例のピエロ女が鎮座していた。
中空を見つめ、虚ろな表情であったが、
『フフ、変態したわね…お前はなんだ?』
と、ローブの女に問われると
(バッ)
『ハっ…秘密結社アブノーマリティのセクシャル工作員、美魔女怪人のMILF☆クラウンでありますッ♥️』
敬礼のつもりか左手を大きく掲げ忠誠を誓っているようだが、脇部分がむき出しになっているため辺りに強い刺激臭が撒き散らされる。
『ん~?ちょっと体臭のパラメーターが強すぎたかしら…こっちにまでこびりつきそうな臭い…
ま、いいわ♥MILF☆クラウン、お前の役目は?』
との問いに、
『ハっ…青少年に正しい性教育を施すためッ、新たに生まれ変わったこのどスケベボディを使って、地域の童貞どもを一人残らず食い散らかすことであります!』
と、真顔でとんでもないことを宣言するのであった。
しかも前後の文脈も支離滅裂で、完全に倫理観までねじ曲げられてしまっている様子である。
『あはは、傑作、傑作w…確かに少年たちの心と体を堕落させれば大量のイビルエナジーを蔓延させられるはずね…気に入った、行けッ、美魔女怪人MILF☆クラウンよッ!この地域の童貞どもを根絶やしにしえしまえ!』
…
……
………そうして彼女は犠牲者の第一号を発見した
「…はぁッ…はぁッ…ぁ、あの、おばさん…ッ…だ、誰?」
完全に萎縮してしまった少年はなんとか言葉を発したが、逆にそれがこの女怪人の逆鱗に触れた(いや、どんな態度を取ろうとも結果は変わらなかったかもしれないが…)
『おばさん?まぁ、失礼な坊やだことッ…人に向かっておばさんだなんて…一体どんな教育を受けてきたのかしらッ』
身動きできない少年に対してじりじりと距離をつめる女怪人。
その度に鼻を貫く刺激臭を強く感じた。なのに…
『レディの扱い方がまるでなっていないわッ…この美魔女怪人、MILF☆クラウンが…
特別にッ
女性とのッ
お付き合いの仕方をッ
教えてあげるわッッッ♥️』
とてつもなく恐ろしいはずなのに…
ちんちんのあたりに血流が集まるのを感じていた。
『ウフフ…♥️もう逃げられないわよ~♥️』
(パチン)
そう言って指を鳴らすと辺りの空間が歪み、二人は一瞬にして回転ベッドのあるラブホテルのような部屋に転移した。
卑猥時空……セクシャル怪人たちが相手を引きずり込み、洗脳活動や性行為に耽るための異次元空間である。
ここでは男女とも性欲が増幅され、感度も数百倍にハネ上がるのだ。もちろんそれは少年だろうと例外ではない。
(…ピタッ)
しかし、あとは事をおこすだけという一歩手前になって女怪人の動きが止まる…
(わ、ワタシ…これからこんな無垢な少年に性的快楽を教え込もうとしてるの?…教育者であるこのワタシが…思春期前の男の子に…?そんな…イケないことを……?)
しばしの逡巡…そして、
『な~んだ、やっぱり最高じゃないの~ッ♥️♥️♥️
あ~やばっ♥️マンコ濡れてきたわ~♥️怪人冥利に尽きるゥ~♥️♥️♥️』
洗脳は完璧だった。
残っていた僅かな理性も快楽と破壊願望によって消え去り、無辜の少年への刑が執行されることとなった。
『ね~坊や♥️坊やはこれからワタシとい~っぱい気持ちいい~ことをするんだけどぉ♥️
もしちんちんから白いどろどろオシッコ我慢できたなら~♥️
坊やにはまだこのカリキュラムは早すぎたってことで~♥️
このまま見逃して…ア・ゲ・ル↑ぅぅぅ~~~ッ♥♥️♥️』
(ブチュ~~~ッ♥️)
相手の意思などお構いなく問答無用でベロチューかます女怪人。
「ーッ!?…ーッ、ーッ……」
なんとか抵抗しようとするもやはり体は、は直立不動のままで、できることといえば思いきり口を紡ぐぐらいのことだった。
しかし、覆い被さるように重ねた唇から伸びる舌は彼の唇をこじ開け、思うままにその口内を蹂躙した。
(ンチュ~ッ♥️、ポンッ)
『ん~♥ほーら、これがレディとの正しいキスの仕方よ~ッ♥️
はぁ~ん♥️ちゅ~だけでとっても興奮するでしょ~?』
「…ッ、ん゛~~~ッ、ふーッ…はぁ…ん゛~~~ッ……」
『ん~?なに、生意気に抵抗してンだよッ!オラ、舌出せ!出しなさいよッ(レロレロ♥)』
密着されたことにより、怪人の放つ甘く官能的で、それでいて刺すような異臭のブレンドは、興奮と相まって最高潮に達していた。
おまけに口を接吻で覆われてしまっているため、少年が酸素を取り入れるためには鼻呼吸をするしかないのである。
なんとか呼吸を行うものも、筆舌に尽くしがたい体臭はフェロモンの効果で興奮状態を促し、思春期ぎりぎりアウトな少年のちんちんさえも強制的に勃起させていた。
『…ンフ♥️そろそろ頃合いかしら…』
十数分…唇がふやけるほどのベロチューを繰り返し、顔に無数のキスマークができた頃…
「…フーッ、フーッ…ングッ、~~~~~~ッッッ♥」
股間に集約された血流が体を小刻みに震わせ、ポンプの要領で射精を促す…
『ほらッ、我慢するなッ♥️…もうイキなさいッ♥️イケイケッ、イッちゃえ♥️イッちゃ……ッ?!』
(…ビュクッ、ビュッ、ビュッ……ピュ♥️…)
より一層脈動したかと思うと、手も触れていない状態から勢いよく射精が行われた。
それはパンツやズボンをゆうに突き抜け、女怪人の腹部を汚すほどだった。
しかし、その絶頂を見届けてなおキスの嵐は止まらない。
『…ンフフ♥️やっぱり我慢できませんでした~♥️
じゃあ空っぽになったキンタマと、ザーメンと一緒に放出した魂の代わりに…
イビルエナジーマックス注入ぅ~ッ♥️』
「…ッッッッッッ!!!」
射精の解放感と疲労によって隙だらけとなった精神に、セクシャル怪人のエナジーがダイレクトに送り込まれた。
こうして身も心も支配され、命令に忠実な尖兵(戦闘員)が出来上がるのだった。
『…ウフフ、良い子ねぇ~♥️ちゃ~んと言うこと聞けたら今度はも~っと楽しませてあげる♥️』
『…ぁ、でも~、ほんとにちゃんと言うことを聞くか確かめたいわね♥
ん~とりあえず、そこでその姿勢のまま、なにも触れずに……
…イキなさいッ』
(ビュク♥️)
『ほんと聞いてるの~、演技だったりしてぇ♥️
じゃあまた〈イケ〉、〈イケ〉、〈イケ〉、もうひとつおまけに〈イケ〉ッ』
(ビュク♥️…ビュク♥️…ビュ♥️………ッ♥️)
tokyonezumi
2020-03-27 14:00:33 +0000 UTC瀬谷(アイコンは渦巻トグロウ様)
2020-03-27 10:43:01 +0000 UTC瀬谷(アイコンは渦巻トグロウ様)
2020-03-26 16:20:16 +0000 UTCtokyonezumi
2020-03-23 10:21:02 +0000 UTC