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駄文丸
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魔女とドラゴンとの性活(1)

 “それ”は、罪を犯した。許されることのない大罪だ。 永い時の中で人々が忘れても、”それ”の罪は消えない。 “それ”は、自身が覚えているからだ。 “それ”は、自身も罪の重さを感じている。 だから、”それ”は、罪を償う為に自身を傷つける。 自分で自分の罪を裁くために自虐する。 ただ、そんな方法では罪は許されない。 どんなに、自分に苦痛を与えても”それ”は自慰でしかない。 どんなに、堕落しようとも自虐では罪は許されない。 だからこそ、”それ”は許せないでいる。 《なぜ許される!?なぜ許した!?分からない!!分からない!!私は許して貰えないのに!!許さない!!私の方がこんなに苦しんでいるのに!!私の方がこんなに辛い思いをしているのに!絶対に許さない!!―――も・・・―――も・・・許さない!!本当の痛みを与えてやる!!》 “それ”は、愛している者がいた。最愛の人だ。 その人に振り向いて欲しかった。その人を振り向かせたかった。 “それ”は、愛を伝え続けた。 “それ”は、愛を知らなかった。 だから、”それ”は、最愛の人を独占しようとした。 皆に愛されるその人を束縛しようとした。 ただ、その方法では愛されることはなかった。 どんなに、距離を近づけようとしても心は離れる一方。 どんなに、強靭な糸で拘束しても愛は束縛できないというのに だからこそ、”それ”は許せないでいる。 《なんで愛されてるの?私は愛されないのに?どうして愛されるの?何が違うの?私と何が違うの?あんなに独占して・・・あんなに束縛して・・・私は相手にされなかったのに・・・どうして?私はこんなに愛しているのに・・・気付かない―――も・・・私から奪う―――も許さない!!本当の愛を教えてあげる!!》


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