さてさて、
たまにはFanboxのブログをブロッグっぽく使ってみようという試み
雑談系は基本的に無料公開で行くつもりですので、よろしくお願いします
前々からTwitterの方で触れてはいたのですが、
昨今話題というか一部大騒ぎ(?)にまで発展したAIイラストというジャンル。
AIイラスト(AIイメージ)といっても、実はいくつかの分類に分かれてはいる:
1・キーワードを指定してコマンドを押すとAIが自動的に画像検索を行い、
それっぽい感じに画像合成を行ってくれる
2・用意された画像をAIの判断でいい感じにブレンドしてくれる
3・既存の画像に配置されている物体を指定通りに移動させたり消去するなどの処理を半自動でやってくれる
4・その他もろもろ
(注:あくまでも個人的な分類です)
などなど、さまざまな形ですでに画像編集の分野ではAIの活用がされている。
先日 大騒動を巻き起こしたmimicというサービスはこの2番に当てはまるかと。
自身で描いたイラストをベースにいくつかのキャラデザや表情やパターンの生成できるという、
立ち絵を大量生産するには結構便利なツールに思える。
(実用性のほどはこれから実証していく必要があるけども)
引用:イラスト生成AI「mimic」
残念なことにmimicベータ版リリース直後にイラスト界隈で結構な騒ぎへと発展してしまい、
短時間でサービス閉鎖になったという苦い思い出。
(現在は公式リリースに向けての準備中とのこと)
騒動になった原因を探ってみると、
大体は著作権周りの認識が運営・ユーザー共に甘かったという感想。
ユーザー側から見ると、
・他人が勝手に自分のイラストを使用して、自分の絵柄がAIによって無許可で他人に利用されてしまうのではというリスク
・AIの研究目的で自由に著作物を利用されてしまうのではという懸念(著作権の帰属とAI研究における引用の対立)
運営側を見ると
・AI学習と実際のサービス運用をいっぺんにやろうとしてユーザーからは情報がごっちゃゴチャに受け取られてしまう状態にあった
・利用者がイラスト製作者本人であると第三者からも確認できる仕様になっていなかった
この辺が両者間であらぬ疑念を生じさせた原因かと。
元々mimicは不正利用を防ぐためにイラスト製作者本人以外の使用は認めていなかったので、
ベータ版の時点でそれを徹底できていればここまでの騒動にはなっていなかったのかなぁと思わざるを得ない。
残念ながら少数ながらも他人のイラストをフリー素材と誤認して、
さっそく無許諾合成を行っていたユーザーの存在は確認できていた。
ベータといえども、サービスの根幹を揺るがすような行為は未然に防いでおくべきだったのではないだろうか。
あとはmimic自体が絵を描かない人でも思い通りのキャラクターを生成できる魔法のツールと勘違いされていたのも良くない点だったかと。
最初に規約にも明記はされていたけども、
利用者はイラスト製作者本人でなければいけないわけで、
そもそもイラストを描かない人には利用できないサービス。
先述したとおり、用途がデザインのパターンを増やしたり
表情の差分を簡単に生成くらいに限定されていたはず。
AIイラストといっても先述した2のパターンに当てはまる内容なので、
実は万人に向けて開発されたツールではないことを理解する必要はあったかと。
このあたりの誤解の遠因で避けられないのがMidjourneyやStable Diffusionといった
1のパターンの相当するAIイラスト作成ツールの存在
(厳密には後者はちょっと違うけど)
こちらは文字入力しただけで画像検索〜合成までを一括でやってくれる優れもの。
これなら絵を描けなくても割とそれっぽい仕上がりの絵が完成する。
実際はキーワードの指定をしっかりやらないと目標のものとかけ離れた製作物が出てくるが、
その辺はある程度の慣れでどうにかなるのかと。
なので1のパターンは誰でも気軽にイラストが生成できる点で2とは違った用途となってくる。
そもそも性質が異なるサービスなのに、AIイラストツールと一括りにすると1と2を混同してしまう。
まずはきちんとMidjourneyとmimicは別物と認識するところから始めないといけない。
やたらと長くなったので今回は一旦これで。
次回はそれぞれのツールを使いたいかどうかという私見について、
さらっと触れていこうと思います。
ではでは