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江戸山乱理
江戸山乱理

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『お揃いおむつの着物撮影会』(3)

五章 急遽のおむつ交換(25ー30) 25 替えのおむつの調達 「ちょっと、見せてごらん」  叔母さんはおむつの濡れ位を調べ始めた。  神社の境内には、チラホラ人通りがあったが、そんな事には斟酌せず、叔母さんは寧々子の着物の裾を左右に割って、手を突っ込んで、おむつの前にギュッと掌を当てたり、太ももの間をモゾモゾと揉んだりした。 「結構グッショリだね。でも着物は濡れてないから大丈夫だよ、おむつ穿いといてよかった」 「うん」  その通りなので、寧々子は素直にうなずいた。 「どうしようね、本当は替えてあげたいんだけど・・・。濡れたおむつは気持ち悪いもんね」  叔母さんは普段と同じようなしゃべり方で、周囲の通行人の耳を気にしている様子はあまり無かった。 「うん」  寧々子は曖昧に返事したが、 (でも、替えは、持ってきてないんでしょ)  という顔で叔母さんを見つめた。  叔母さん達は、何やらゴニョゴニョと相談し始めた。  寧々子と桃子の二人は、その話し合いの蚊帳の外に置かれて、ボンヤリと手持無沙汰に聞いているだけだった。 (何を相談してるのかな?)  寧々子は思っていると、 「じゃあ、おむつを貰ってくるから、ちょっと待ってて」  と叔母さに言われた。寧々子は、意味が分からず、「どういうこと?」という顔をした。叔母さんはちゃんと説明してくれた。  たまたま、このすぐ近くに知人宅があって、まだおむつの取れていない女の子がいて、そこの家に行って頼めば、おむつの一枚や二枚ぐらいは分けてもらえるはずなので、今から叔母さん達が貰いに行くのだという。 (はあ、そういうこと・・・)  いきなりの話で、寧々子はついていけなかった。しかし、叔母さんたちは、 「じゃあ、ここで待っててね。すぐに戻るから」  と言い残して、二人を置いて、さっさと去って行った。  この場に残された寧々子と桃子は、お互いの顔を見合わせた。 「おむつを貰ってくるって言ってたよね」 「うん、確か、そう言ってた」 (うーむ、急に変な展開になってしまったな。それに、私のせいで、叔母さん達に手間をかけさせて、なんか申し訳ない)  寧々子は戸惑いつつも、気まずい思いをした。しかし、桃子は、 「じゃあ、しばらく待ってようか」  と、いつもと変わらない調子だった。 26 再びおむつの触り合い  二人はしばらくの間、沈黙に陥った。それに耐えられなくなったかのように、桃子は、 「ねえ」  と、しゃべりかけてきた。しかし、その声色にはふざけた笑いを堪えているような感じがあったので、寧々子は身構えた。 「寧々子お姉ちゃん、おむつ濡らしたんだよね」  桃子はそんな事を露骨に言った。寧々子はちょっとムッとしたが、ムキになって怒るのも大人気ないかと思って、ただコクンとうなずいた。  寧々子は、しばらく躊躇していたが、意を決したように、 「じゃあ、一つお願いしてもいい?」  と訊いた。こんどは媚びるような口調になっていた。 「何?」  と寧々子はまだ警戒しながら反問した。 「触ってもいい?」 「えっ?触るって、何を?」 「おむつを。だって、触りたいんだもの」 (どういうことよ?)  と思って戸惑った。しかし、桃子の大きな目に見据えられて、寧々子は、 「ま、まあ、いいけど・・・」  と同意してしまった。 「じゃあ、見せて」  桃子は、さっそく促した。 「う、うん、見せるよ」  寧々子はキョロキョロして、周りに通行人がいない事を確認すると、着物の裾を自ら左右に開いた。その下からは、おしっこで濡れたおむつが覗いた。早速、桃子は手を伸ばして、そのおむつを触った。 「わぁっ、プニプニしてる」  桃子は無遠慮におむつの前を揉んで、叫び声を上げた。そして、その感触を楽しむかのように、濡れたおむつを掌の中で握りしめた。寧々子もおむつ越しに股間をグリグリと刺激されて、思わず声を上げそうになった。 「あっ、もっと優しく触ってよ・・・」 「濡れたおむつって、気持ち悪い?」 「いや、それほどでもないよ。ちょっと重いけど」  寧々子は、一方的に触られ続けるのはシャクだったので、ちょっと反撃してやろうと思った。 「桃子ちゃんはおむつ濡れてないの?」 「濡れてないよ」 「ちっとも?」 「うん」 「じゃあ触って確かめてもいい?」 「いいよ」  今度は寧々子が触る番になった。桃子も自ら裾を開いた。濡れていないという自信があるためか、恥じらう事なく、堂々とガバリと前を開いた。  寧々子はオズオズとそこに手を突っ込んで、おむつの股の部分に指先を当てた。じっくりとその辺りの感触を探っていたが、おむつの生地は軽く乾いていた。 「うーん、濡れてないね・・・」 「そうでしょ、言った通りでしょ」  桃子は得意げな顔をした。  そんな触り合いをしていたが、思っていたよりも早く、叔母さん達は戻ってきた。桃子が向こうの方でその姿を見つけて、「あ、帰ってきた。おーい」と手を振ると、叔母さん達も手を振り返した。 27 貰い物のおむつの観察 「どうだった?おむつ貰えた?」  桃子は早速、戻ってきた叔母さん達に事の首尾を尋ねた。 「ちゃんと貰ってきたよ。これがそうよ」  叔母さんはカバンからビニール袋を取り出して、二人に見せた。当事者ではない桃子の方が興味津々で、それを受け取って、袋の口に顔を近付けた。 「へぇ、これか。今、私たちが穿いてるやつとは、ずいぶん違うな」  桃子は袋の中からそのおむつを一枚取り出して、感心したような声を上げた。  寧々子から見ても、両者の違いは明白だった。それはテープで左右を留めるおむつで、二つ折りになっていたのを広げると、意外な程に長かった。デザインも派手で、お腹回りはピンク色になっていて、表面のイラストはアニメ調のキャラクターで、動物や花や星の模様が全体的にプリントされていた。 (もしかして、その何とかという知り合いの人は、私じゃなくて、桃子に穿かせるつもりで、そのおむつを譲り渡したのでは・・・)  寧々子は、その幼稚な柄を一目見て、そのような疑いを持った。  桃子もそのおむつを変に物欲し気な顔でジロジロと見つめていたので、 「いい?これは寧々子ちゃんのためなんだからね」  と叔母さんに注意された。桃子は、わかってるよと言いながらも、心持ち残念そうな様子だった。 「これだけど、いいよね?寧々子ちゃん」  叔母さんは寧々子に念を押した。しかし、寧々子はまだ踏ん切りがつかなかったので、返事を濁して、気になっていた事を確かめてみた。 「あのね、ちょっと訊きたいんだけど、これって、何才ぐらいの子が穿いてたおむつなの?」 「えっと、そうねえ・・・、確か、小一か小二ぐらいだったと思うけど・・・」  叔母さん本人もよく分かっておらず、ごまかすためか軽く笑った。 (おむつを使年齢と言えば、それぐらいが最後なんだろうけど・・・) 「まあ、でも、穿けると思うよ。大き目だから。ね?」  叔母さんは、不安気な表情の寧々子を安心させて、穿き替えを催促した。  寧々子は内心ではどうしたらいいか、まだ迷っていたが、この期に及んで我儘も言えず、へどもどしながら、微かに「うん」とうなずいた。 「よし、じゃあ。替えよう」  叔母さんは安心したように言った。寧々子は、いよいよだと思って、胸がドキドキした。 「こっちに、おいで」  叔母さんは寧々子の手を取って、境内の石畳の小道から少しはずれた場所へ、枯葉を踏みながら誘導した。 (なぜこんな所へ連れて行く?)  いまいち話が見えてこない寧々子だったが、叔母さんは無言で動いて、寧々子の前にしゃがんで、着物の裾を開いて、おむつに指を掛けようとした。そこまでされて、鈍感な寧々子もようやく気付いた。 「こんな場所で穿き替えるの!?」 「そうだよ」 「すぐ向こうに公衆トイレあるけど・・・」 「まあ、やってあげるよ。裾も汚れないし、こっちの方が早いし」 (そ、そういうもんかな・・・)  寧々子はまだ納得できなかった。しかし、 「おむつの穿き方、わかる?一人でできるかな?」  と叔母さんは寧々子の目の前に、例のおむつをぶら下げて、茶化すように言ったので、寧々子は言葉に詰まった。  寧々子は、「私、一人でできるもん」と言い切りたい所だったが、テープで留めるおむつを自分一人で穿ける自信はなかった。困っている寧々子に、叔母さんは、「ほらね」、と言わんばかりの表情を見せて、結局は押し切った。  替えてもらうのはともかくとして、それを通行人の人目のある中でしてもらうのは恥ずかしかった。しかし叔母さんは、 「背中を向けて、ぱっと替えたら、誰も気付かないと思うよ」  とあまり心配していなかった。 (うーむ、ここは叔母さんを信じて任せるか・・・)  大人しく黙った寧々子を見て、叔母さんはおむつを替える作業を進めた。 28 おむつを剥ぎ取られる  後ろからは通行人に見られ、横からは桃子に見られるという状態で、寧々子のおむつ替えが始まった。  さっき寧々子は桃子の野外おしっこを半ば盗み見たのだから、自分がおむつを替えられるのを見られても、いわばお互い様なので、「あっち行って」とは言えなかった。  背後に通行人の足音が響く中で、まずは、寧々子は着物の裾を持ち上げ、両手でそれを持たされた。そして、寧々子の前に叔母さんがが屈んで、裾の中に手を突っ込んだ。寧々子は、そのままおむつをずり下げるのかと思って、気を使って、あらかじめ下駄を脱いでおこうとたら、 「あ、下駄は履いたままでいいよ」  と叔母さんに止められた。  なぜ下駄を履いたままでいいのか、寧々子が理解できないでいると、叔母さんはおむつの右の横側を両手の指先で摘まんだので、寧々子は、ますます、どうするつもりなのかと思って、首を捻った。  次の瞬間、おむつが引っぱられる感触がして、同時にビリっと裂く音がした。 (え?、おむつを破いた?)  おむつの右の半分だけが斜めに脱げかけて、宙ぶらりんの状態になったので、寧々子は「わっ」と声が出そうになった。 「こうやって左右を破いたら、立ったままで脱げるから、そっちの方が楽でしょ」  と叔母さんは教えてくれた。寧々子は下駄を脱がなくていい理由を理解した。  心の準備が出来ていないまま、左側もビリッと破られ、濡れたおむつの自重で落下しそうになったが、叔母さんは落ちないように、ちゃんと掴んでいた。しかし、肌とおむつの間に隙間ができて、股間が外気が触れたので、寧々子はその辺りがヒヤリとした。 「ちょっと、足を広げてくれる?」  叔母さんに言われて、寧々子はいくぶんか蟹股になると、おむつは太ももの間から抜き取られた。左右の横の部分を切り離して、前後に伸ばしたおむつは意外に長さがあって、しかも内部はおしっこを吸って嵩が増えているので、ズルズルと音を立てるように引っぱり出された。 (おむつを脱がされたというよりも、剥ぎとられたっていう感じだな)  さっきまでシッカリとおむつに包まれていた寧々子の下腹部は、一糸まとわない姿で皆の視線に晒された。着物の裾を握っている寧々子の両手にはギュッと力がこもった。  叔母さんは脱がせたばかりのおむつを伸ばして、顔が触れるぐらいの距離で、薄黄色に染まった内側の状態を観察していた。 (あんまりジロジロ見ないでよ)  寧々子は思いつつも、自分自身でも濡れたおむつを見て、目が離せなかった。 (こんなにもグッショリ濡れていたのか。でも零れずにちゃんと全部吸収されてる。おむつってすごいんだな・・・)  やはり誰しも気になるのであろう、全員でしばらくの間、それを観察した。桃子などは、露骨に「おお」という表情をして、身を乗り出して、おむつを指で突いたりもした。さらに、「貸して」と言って、それを受け取ると、持った瞬間、反射的に「重っ」と叫んだ。  皆は他意は無いのだろうが、寧々子にしてみたら、濡れたおむつという証拠品で、おもらししたという事実を確認されているような気持ちになった。 「ふふ、寧々子ちゃん、たっぷりおしっこしたね。もうこのおむつには用無しだね」  叔母さんは桃子の手から濡れたおむつを取り返すと、手早くクルクルと丸く折りたたんで、そっとカバンの奥にしまった。 29 股間を拭いてもらう  寧々子は相変わらず下半身に何もつけていない状態だったので、だんだん心細くなってきた。また、ずっと裾を持たされて、手も疲れてきた。 「ねえ、叔母さん、早く新しいおむつ穿かせてよ」 「もうちょっと待って」 「まだ?どうして?」 「だって拭かなきゃ」 「拭く?」 「だって、そうでしょ。おしっこしたら、その後は綺麗にしないと」 「そ、そうだね・・・」  寧々子は自分のうかつさに恥じ入った。また、それと同時に、すぐに新しいおむつを穿かせてもらえるかと思ったのに、しばらくお預けを食って、ちょっと不機嫌になって唇を尖らせた。  叔母さんは、カバンからウエットティッシュを取り出した。それを二、三枚重ねて、寧々子の下腹部を拭き始めた。まずはヘソの下の辺りから、ゴシゴシと入念に拭いてくれた。寧々子はくすぐったさで、「くっ、くっ」と笑いそうになるのを堪えた。  やがて、叔母さんの手の位置は徐々に降りていき、恥丘の膨らみにまで近付いたが、ウエットティッシュ越しに感じる指先の力は緩む事なく、同じような強さで拭かれ続けた。さらに叔母さんの手は、縦の筋に沿って、割れ目の中へと進んでいった。  自分でするよりも、グイグイとかなり強く拭かれて、寧々子は「あっ、うっ」と声が出そうになるのを我慢して、「ん、ん」と荒い鼻息を何度かもらしたが、じっと身動きせず、されるがままに任せていた。  叔母さんの手は寧々子の股間の奥の方まで突っ込んできて、太ももの付け根から、その間の敏感な所まで、隈なく綺麗にしてくれた。 (お股を他人に拭いて貰ったのなんて、物心ついて以来、初めてだ・・・。おしっこ以外で濡れたりしてないかな・・・)  その場所は、叔母さんも気を使って、手加減してやさしく拭いてくれたが、ウエットティッシュで擦られた時、クチュッと卑猥な音が立ったような気がした。おそらく叔母さんに聞かれただろうが、寧々子は気付かない振りをした。  また、さらに後部のお尻の柔らかい部分までも含めて、おむつに覆われていた場所は、すっかり拭いてもらった。  寧々子は言われなくても、自ら蟹股の姿勢を取っていたが、叔母さんの手がお尻にまで伸びると、さらに腰を落として中腰になったので、足がつりそうになって、体がプルプルと震えた。まだ終わらないかと訊きたかったが、 (私のこんな所を嫌がらずに拭いてくれてるのに、急かすのは悪いか)  と思い直して、黙っておいた。 「よし、これで綺麗になったよ」  ようやく叔母さんは言って、その合図のように寧々子のお尻をポンポンと叩いた。 「ありがとう」  寧々は蟹股にしていた両足を元の姿勢に戻すと、両足の筋肉の疲労感と共に、股間に残る感触の心地良い余韻に浸っていた。 30 二人の協力でおむつを当てる 「じゃあ、穿きましょうか。このおむつ、本当は、寝ころんで穿くんだけど、立ったまま穿くのはちょっと難しいから、手を貸して」  叔母さんはおむつを真っ直ぐに伸ばしながら言うと、すくに桃子は 「私、手伝う」  と返事した。寧々子も何か協力できないかなと思っていると、 「あ、寧々子ちゃんはいいのよ。そのまま裾を上げといて」  と叔母さんは制した。そして、寧々子の肩をトンと押して、膝を曲げさせて、おむつを当てやすいように、再び蟹股の格好にさせた。 「まず、こうするね」  叔母さんは桃子に見せるように、中腰で股を開いている寧々子の下腹部におむつの一方の端を当てた。  叔母さんは右手でそこを押さえながら、左手を寧々子の着物の隙間に差し入れて、お尻の後ろ側へ回した。その左手を背中側から股下へ潜らせて、指先でおむつのもう一端を捉えると、股間におむつを密着させながら、その位置を尾てい骨辺りまで引き上げた。  お尻からへそまで、足の間はおむつで覆われた状態になって、後は、左右をテープで留めて、固定する必要がある。  両手のふさがっている叔母さんは桃子に向かって、頼んだ。 「今、私がやってるみたいに、おむつの後ろをお尻の所で押さえといてくれる?」 「うん、わかった」  桃子も寧々子の着物の裾の中に腕を突っ込んで、おむつの後ろの端を摘まんだ。しかし、力を入れすぎたのか、乱雑にグイッと後ろへ引っぱったので、おむつ全体がお尻の方へずれた。 「あんまり力を入れないで、軽く持つだけでいいよ」  叔母さんは、おむつの前を引っぱって、おむつがヘソ下に来るぐらいに調整した。寧々子は、股間をおむつの表面で前後にゴシゴシと擦られて、 「二人とも、もっとやさしくしてよ」  と文句を言いたくなったが、穿かせてもらっている身なので、その言葉は飲み込んだ。  おむつの後ろ側は桃子に押さえさせて、叔母さんは前側を押さえながら、おむつの右横のピラピラしている部分を器用に手繰り寄せ、テープでチャッチャと素早く固定した。テープで留められて、グッと締め付けられた感触に、寧々子は、 「おぅ」 と声がもれた。 「きつくない?」 「ん、大丈夫・・・」  おむつは片方を留めたら、もう落ちないので、 「もういいよ。ありがとう」  と叔母さんは桃子に手を離させると、今度は左側を留めた。  寧々子はおむつに覆われた自分の下腹部を見下ろした。 (おお、おむつ穿けたぞ。まあ、穿かせてもらったというよりも、当ててもらったと言うべきだけど・・・)  しかし叔母さんは、また手を出して、 「もうすこし深く穿いた方がいいね」  とへそが隠れるぐらいまでおむつを吊り上げたので、股間をおむつで圧迫され、寧々子はつま先立ちになった。 「まあ、こんなもんかな」  叔母さんは左右のテープを留め直して、納得して、ようやく完了となった。  寧々子は改めて自分の姿を見下ろした。おむつは小さい子供用らしくて絵柄は幼稚だが、その代り、体の線にピッタリと穿けて、さっきのおむつよりもスッキリしていた。また、しっかりテープで留めてもらったので、おしっこで濡れて重くなっても、ずれ落ちそうにないという安心感があった。 「どう?」  叔母さんは感想を求めた。 「うーん、そうねえ、こっちのおむつの方がいいかな」 「あら、どうして?」 「なんとなく・・・」  このおむつの方が可愛いから、などとは答えらなかったので、曖昧に答えておいた。 「気に入ってくれたんなら、よかったわ」 「叔母さん、このおむつ、私に似合ってると思う?」 「うん、可愛いよ」  叔母さんはおむつの前を愛でるように撫でた。 「ありがとう」  寧々子は照れて微笑んだ。  着物の裾を下ろすしてもいいと言われ、寧々子はようやくそうすると、おむつは着物の下に隠れて、もう何事もなかったかのようになった。 (あ、そうだ。周りにおむつ替えてたの、バレてないかな?)  振り返って周囲を眺めたが、自分を変な目で見ている人は一人もいなかった。 六章 二人一緒に濡らす(31-36) 31 公園へ遊びに行く  神社の境内を皆でブラブラと散策した。  社殿の裏に回ると石の階段があって、一番上まで登ると、屋根と椅子のある休憩所が設けてあった。そこで腰を下ろして、見晴らしの良い景色を楽しんだ。  叔母さんたちは、どこでもするように、そこでもおしゃべりを始めて、寧々子と桃子の二人はほったらかしにされた。これもいつもの展開だった。すぐに退屈になった二人は、近くの公園に行こうかと決めた。 「ねえ、公園に行って遊んできてもいい?」 「いいけど、着物を泥だらけになんかしたらダメだよ」 「分かってるって」 「寧々子ちゃん、桃子ちゃんの事をしっかり見ててあげてね」 「うん」  その公園までは歩いて五分もかからなかった。  そこはかなり広くて、遊具もたくさんあって、多くの子供達が遊んでいた。  ただ、二人は着物姿なので、そういう遊具で遊ぶというわけにはいかず、他の子達がはしゃいでいるのを、「いいなぁ」という気持ちでしばらく眺めていた。  この公園に来ているのは、多くが幼稚園児から小学校低学ぐらい子で、キャッキャッ騒いで、元気に跳ねまわっていた。滑り台などで遊んでいる子供達を見ていると、女の子はパンツが捲れるのも気にせず遊んでいたり、砂場でしゃがんでいる子などは、あたかも周囲に見せ付けるように、両足の間の白い布地を全開にしていた。  普段ならそんな光景を見ても、どうとも思わなかったはずだが、この時ばかりは寧々子は平静ではいられなかった。 (こんな小さい子達でもちゃんとパンツを穿いている。けど、私はおむつを穿いてるんだ)  そのような対比をどうしても意識してしまった。そしてさらに、 (おむつを穿いている私達に向かって、パンツを見せ付けて自慢している・・・)  などと、自分一人で勝手に変な空想をして、寧々子は股をギュッと締めた。横を見ると、桃子もちょっと複雑な顔をしていたので、似たような思いだったのだろう。 32 年長さんと平均台で  二人は遊具から離れて、池を見に行った。  池の柵にもたれて、メダカの群れなどを眺めていると、幼稚園の年長ぐらい女の子がニコニコしながら、近付いてきた。寧々子達も微笑み返すと、その子は人見知りをしない質らしく、話しかけてきた。 「お姉ちゃん達、着物きれいだね」 「ほんとう?ふふ、ありがとう」  誰にだって褒められるとうれしいので、寧々子は袖を広げて、ちょっとしたポーズを取った。ただ、ふと「でも、おむつ穿いてるんだよ」という言葉が喉まで出かかったが、それは飲み込んだ。 「一緒に遊ぼうよ」  その年長さんは誘った。しかし、こちらは着物だから、どうかなと寧々子は考えたが、平均台のような簡単な遊具もあったので、 「じゃあ、あれをやろうか」  と提案した。着物姿でも、平均台の上をゆっくり歩いて渡る位なら大丈夫だろうと、寧々子は判断した。  三人で代りばんこに平均台で遊んでいると、どこからともなく、周りから園児達が何人も寄ってきた。小さい子供の目から見ても、着物姿で遊ぶ少女という情景は魅力的に映るのだろう。  そのように大勢の子供達に見つめられながら、寧々子は平均台の丸太の上をヨチヨチと、落ちないように歩いた。 (これ、意外に危なっかしいな)  下駄ばきなので、丸太からズルッと落ちそうだったし、また、下からおむつを覗かれそうで、そういう意味でもハラハラした。  ある瞬間、寧々子は丸太の途中で落ちそうになって、片足立ちになって、さっと両手足を開いてバランスを取った。その拍子に大股を開いてしまったので、裾がガバリと割れた。慌てて直したので、一瞬の事だったが、着物の下のおむつは確実に露出したと自分でも分かった。 (もしかして、誰かに見られた?)  寧々子は丸太の上から左右を見下ろすと、さっきの年長さんが寧々子をじっと見据えていた。  寧々子はが平均台を渡り切ると、地面に飛び降りて、その年長さんの女の子の所へ歩み寄った。 「ねえ、着物の下、見えた?」  寧々子は単刀直入に訊いた。年長さんはコクンとうなずいた。しかし、その表情はちょっとオドオドしていた。 (やっぱり見られていたか。でも、これぐらいの年齢の子でも、見てはいけない物を見たという認識はあるんだな・・・)  寧々子は複雑な思いだったが、いっその事、自ら暴露してやろうと決めた。相手が園児なので、自分の体面とかを気にする必要はないので、そこに心理的な抵抗は少なかった。 「私ね、おむつ穿いてるの」  寧々子は年長さんの耳に吹き込むように言った。しかし年長さんは、 「おむつ?」  と、良く分かっていない様子だった。 (いきなりそんな事言っても通じないか。見せた方が早いな)  寧々子はそう思って、「ほら」と、裾を割って、ちらりと見せてた。 「うわあ、おむつだ」  年長さんは、不思議そうな顔で、信じられなという様子だった。 「どうして私がおむつ穿いてるか分かる?」 「ううん、分からない」 「それはね、私、おもらししちゃうからだよ」 「お姉ちゃんなのに?」 「そうだよ。さっきもおむつ替えてもらったばかりなの」 「へえー」  年長さんは驚いたような感心したような声を出した。  自分のおむつ姿が相手を圧倒しているのを見て、寧々子は得意な気持ちになってきて、この年長さんをもっとからかってやりたいという衝動が湧いてきた。 33 園児達に囲まれて 「私ね、こんなおむつ穿いてるんだよ。どう思う?」  寧々子は着物の裾をグイッと引っぱり上げて、相手におむつの全体が見えるようにした。  すでに周りにはその年長さんだけでなく、他の園児達も集まっていた。皆は揃いも揃って、言葉も発せず、口をポカンと開いて、食い入るように寧々子のおむつを見つめていた。  自分のおむつ姿が大勢の子供達の視線に晒されて、寧々子は興奮で喉がカラカラになったが、さらに悪乗りを続けた。 「この中でおむつを穿いてる子はいるかなー?」  寧々子は周囲の女の子達に一人ずつ訊いていったが、皆は、 「穿いてないー」  と、首を振るだけだった。寧々子は年長さんにお願いした。 「あなたはパンツ穿いてるんだよね、どんなパンツ穿いてるのかな?私に見せてくれない?」 「うん、いいよ」  年長さんは幼稚園児らしく素直で、全然恥ずかしがらず、スカートを捲ってくれた。その下からは、無地の白色のパンツが現れた。寧々子はそれを見ながら、 (へぇ、結構地味なパンツ穿いてるんだな。普通は逆で、私は白パンツで、年長さんはおむつなんだけど)  お互いにそう思ったはずで、しばらく、おむつとパンツの見せ合いが続いた。  寧々子がわざわざ頼まなくても、年長さん一人がスカートを捲ると、それを真似して、自分からスカートを捲って、 「私もパンツだよー」  と、おむつを穿いてない事を自慢する女の子が数人続いた。  各々、色んな柄のパンツを穿いていて、ピンクだったり、水玉模様だったり、アニメのプリント付きだったりした。  皆でキョロキョロと見比べたが、その中でもやはり寧々子のおむつが一番派手で幼稚なデザインの柄だったので、自然と多くの視線を集めた。 「そっちのお姉ちゃんは?」  突然、桃子にも矛先が向いた。  桃子は皆の輪から少し離れた場所に立っていて、傍観者でいるつもりだったようだが、いきなりある女の子に指をさされて、「私?」と驚きの表情をした。 「桃子ちゃんも、見せてあげて」  すぐさま寧々子は桃子に向かって、断定的な口調で言った。 「私もそんな風に見せるの?」  桃子は驚いていたが、寧々子は「そうしてあげて」と、言葉を重ねた。桃子は本心では嫌だったようだが、 (寧々子お姉ちゃんの言いつけならしょうがないか・・・)  という様子で微かにうなずくと、オズオズと着物の裾を持ち上げて、その下のおむつを晒した。園児たちは、 「おー、こっちのお姉ちゃんもおむつだー」  と歓声を上げた。  しばらくの間、寧々子と桃子は、園児達にグルリと囲まれた状態で、着物の裾を上げて、おむつを晒していた。寧々子は腰を前に突き出して、積極的な態度で見せていたが、その一方で、桃子は俯き気味で、そういう事をするのは気が進まないという感じだった。 (桃子と園児とでは、あまり年齢も変わらないから、おむつ姿を見られるのは恥ずかしいのかな?)  寧々子はその辺りの事情を推察した。  ただ、可愛いおむつが人気なのか、それとも年上のお姉ちゃんという事が要因なのか、その点は不明だが、園児達の注目の的になっていたのは、専ら寧々子の方だった。桃子も自分の着物の裾を上げながら、その視線は寧々子のおむつに向いていた。 (桃子も、私の可愛いおむつを羨んでいるのかも・・・)  ついつい寧々子は自惚れた考え方をしてしまった。 34 二人の約束  しばらく公園で、園児達を相手に遊んだ。  寧々子も桃子も、二人ともおむつがバレも、園児達そんな細かい事には頓着せず、分け隔てなく付き合ってくれた。  ただし、あまり公園で長居もできないので、「私達、もう行くね」と言って、バイバイと手を振って、園児達と別れた。 (そういえば、あの年長さんの名前、聞かなかったな)  寧々子は休憩所に戻る道を歩きながら気付いた。あの年長さんとは、もう二度と会う事はないだろうが、あの子は今日の不思議な出来事を一生記憶し続けるかも知れない。そう思うと、寧々子は、自分のした軽薄な行為がひどく重大な意味を持つような気もした。  休憩所へ戻る道すがら、 「寧々子お姉ちゃん」  と桃子が話しかけた。寧々子は「何?」と訊いたが、 「あのね・・・」  と桃子は言ったきり、なかなか要件を切り出さなかった。寧々子は何だろうと思っていると、 「あのね、お姉ちゃん。お姉ちゃん、さっきおむつにおもらししたでしょ?」  と、急にそんな事を訊いてきた。寧々子は驚きつつも、その質問の意図が分からず、ちょっと警戒した。 (今さら、何でそんな事を訊くんだろう。私をからかっている?さっき強引におむつを皆の前で見せさせたから、その仕返し?)  最初は、そのような疑いを持った。しかし、桃子の表情はごく真面目だった。 「おむつにおしっこするって、どんな感じなのかなって、気になって・・・」  どうやら、意地悪な質問ではなく、桃子は純粋におもらしの感想を訊きたいようだった。 (ふーん、桃子ちゃん、その事に興味あるのか。じゃあ、くわしく話して上げようか・・・) 「うーん、そうねえ、そりゃあ、最初はちょっと抵抗あったけど、その辺にしゃがんでするよりも、おむつにした方がお姉さんらしいでしょ?」  まず寧々子はこう言って、自分のおもらしを正当化した。桃子に反対意見を言われるかも知れないと思ったが、桃子は「うん」と相槌を打って、 「でも、やっぱり、おもらしって恥ずかしいよね?」  と、つぶやくように言った。 「出したらすっきりするよ。それに、そのためにおむつ穿いてきたんだし。そうでしょ」 「うーん・・・」 「あっ、それにね。あれはおもらしじゃないよ。だって、おもらしは我慢できずに出しちゃうのがおもらしでしょ?自分からするのはおもらしじゃないよ」  寧々子は苦しい理屈を言った。 「それはどうかなぁ?」  さすがに桃子も、これには納得していない様子だった。 「立ったままおしっこするのって、気持ちいいよ」  寧々子は話題を変えて、冗談めかしく言った。 「でも、濡れたおむつって気持ち悪くない?」 「いや、全然そんなことはないよ。温かくって、プニプニしてて、気持ちいいかも?。まあちょっと重いけど」 「へぇー、そうなのかぁ」  桃子は寧々子の言葉に真剣に耳を傾けていた。聞き終わっても、桃子は「うーん」とうなって、悩んでいた。少しの沈黙があった後、桃子は、 「私、したい」  と宣言するように言った。 「したいって、何を?」  その答えは分かっていたが、寧々子は一応は訊いた。 「おしっこしたいの。おむつにおしっこをしてみようと思うの」  寧々子はその言葉を聞いて、 (そういうことなら、安心してできるようにしてあげよう)  と思った。 「そうだね、おむつを穿くって機会はもうないだろうからね」 「それでね、お願いがあるの」 「お願いって?」 「私一人でするのはちょっと心配・・・。だからね、お姉ちゃんも一緒にして」 (私も?。私、またおむつを濡らすのか。うーん、それはどうかな・・・)  寧々子は桃子の誘いに少し躊躇したが、可愛いイトコにすがりつくようにして頼まれたので、嫌とは言えなかった。 「じゃあ、いいよ。一緒にしよう」  寧々子は二人でする約束をしてしまった。 「やったあ」  桃子は心底うれしいというように、喜びの声を上げた。 35 桃子の番  その場の成り行きで、おもらしの約束をしてしまったが、寧々子は年上のお姉ちゃんらしく、ふと先の事が不安になった。 (おむつを濡らしたら、その後始末とかはどうなるんだ?)  その点はちょっと心配したが、桃子の安堵した顔を見ていると、そのような冷静な事を言って、水を指すのは気が引けた。 (まあ、どうせ家に帰ったら脱ぐんだし、何とかなるか) 「じゃあ、どこでしようか」  二人のいる場所は、周囲は木々が生い茂っているが、アスファルト舗装の歩道で、いつ何時誰かが通るか分からなかった。 「ここでいいじゃん」 「こんな所で?」  寧々子は、一応周囲を見回したが、今この瞬間は無人だった。 (まあ、いいか)  道の端の草地の上に立って、二人は向かい合った。どちらからともなく近寄って、お互いに両腕を絡めて、見つめ合った。 「じゃあ、するね」  桃子は上目遣いをして言った。 (もうするの?もしかして、おしっこ我慢してたのかな?) 「してもいい?」 「うん、いいよ。しなさい」  寧々子が許可すると、桃子は握っていた寧々子の袖をさらにギュッと力を込めた。 「ほんとにするからね。寧々子お姉ちゃんも後でするんだよ。一緒にするって約束だからね」 「わかってる」 「約束だよ?」 「うん、約束だよ。いいから、もう、しなさい」 「わかった」  桃子はようやく納得すると、目をつむった。そして、自分の着物の裾の中に手を突っ込んで、おむつの前に掌を当てて、その姿勢のままで、しばらくじっとしていたが、「うっ」と顔をしかめた。その直後、「・・・んっ」と一際高く叫んだ。 「出た?」  寧々子が食い入るように訊くと、桃子は「うん、うん」と二度も三度も首を縦に振った。 「ふぁああ、出てる、おしっこ出てる・・・。おむつ濡れてる・・・。うわわ、すごいぃぃ・・・」  桃子は路上でのけ反って叫びながら、現状を報告してくれた。寧々子は耳を澄ますと、桃子のおむつの中からシーいう音が聞こえてきた。  口を半開きにして、「あうぅー」と恍惚とした表情を浮かべている桃子を眺めて、寧々子は、 (気持ちよさそうだなあ)  と、羨むような気持ちになった。  やがて、桃子は、「はあー」と大きく溜息をつくと、 「ふぅーっ、私、しちゃったあー。おむつにおしっこしちゃたー。何だか、変な気持ち・・・」  と言って、フウフウ息を切らして、ちょっと半泣きの潤んだ目で寧々子を見上げた。  寧々子は、一生懸命おしっこした桃子がいじらしくなって、褒めてあげたくなった。 「えらかったね」  頭をヨシヨシと撫でてあげると、桃子の方も「ふぅん」と甘えてきて、寧々子の胸に顔を押し付けたので、両腕でギュッと胸に抱きしめた。 36 寧々子の番  しばらく、桃子は身を委ねてヨシヨシされていたが、急に思い出したように、ハッと顔を離して、寧々子を見上げた。 「次はお姉ちゃんの番だよ」  寧々子は二人の約束を破るつもりなどはなかったので、 「うん、今からするよ」  と頼もしく答えた。しかし、実際の所、今は特におしっこしたいという事はなく、 (できるかな?)  とちょっと心配ではあった。そのようにあまり積極的ではない寧々子を見て、桃子は、 「お姉ちゃん、わかってるよね?」  と、咎めるような表情を向けた。寧々子はせかされて、焦ってきた。 「わかってるよ、ちょっと待ってて」  と答えて、お腹にグッと力を入れたものの、おむつの中では何も起こらなかった。 「出た?まだ」  桃子は寧々子の着物の股間を見つめながら、さらにせかした。 「もう少しかかる・・・」  寧々子は精神を統一した。そして、出ろ、出ろ、と念じた。 (出そうかな?出る・・・、もう少しで出る・・・) 「ぐぬぬっ」  と気張っていると、おむつの中でおしっこはチョロッと出た。 「あ、出たよ」 「本当?」 「うん、今してる」  おしっこは一旦出ると、後から後から出てきて、しかも意外にもいっぱい出るので、寧々子は思わず、「うあぅ・・・」と声ももらした。疑り深い桃子は、 「確かめてもいい?」  と言って、手を伸ばして、着物の裾を割った。寧々子はおしっこしながらだったので、無言でコクンとうなずいた。 「ほんとだ、温かい。おお、かなり濡れてきた」  桃子は、寧々子のおむつを直に触って、驚きの声を上げた。寧々子は言われなくても、おむつ全体がグッショリと重く濡れていくのが自分でも分かった。 (はぁー、おしっこするって気持ちいい・・・。でも、こんなにたくさん出して、このおむつもつのかな・・・)  恍惚の表情を浮かべながらも、内心はちょっと心配になったが、一旦出たおしっこの勢いは止められず、ジャージャーもれていった。幸い、幼児用のおむつだけど、しっかりと全部のおしっこを吸収してくれた。  その後しばらくの間、二人はお互いに着物の裾に手を突っ込んで、それぞれのおむつを触り合った 「わあ、お姉ちゃん、いっぱいしたんだね、おむつがタプンタプンだ」  寧々子のおむつは前から後ろまでグッショリと濡れていた。寧々子も桃子のおむつを触ったが、それを中央辺りが濡れているだけだった。  おしっこをした余韻の中で、二人はお互いの温かいおむつを触りながら、ジッと抱き合っていた。  寧々子は、子供っぽい匂いを放つ桃子の後頭部に鼻を埋めながら、いつまでもそうしていたかったが、道の向こうの方から誰かの足音が聞こえて来たので、我に返った。 「もう、行かなきゃ」  寧々子は名残り惜しそうな様子の桃子の手を取って、二人でさっきの休憩所へ向かった。 「歩ける?」 「うん、ちょっと歩きにくいけど、大丈夫」 「ゆっくり行こう」 「ねえ、おもらし、バレるかな?」 「うーん、普通っぽく振る舞えば大丈夫じゃないかな」  二人でドキドキしながら、休憩所へ向かった。  休憩所に戻ると、叔母さん達は相変わらず、おしゃべりをしていた。二人の姿を見ると、 「おかえりなさい。公園で、何か面白いものはあった?」  と、何も知らない叔母さんは、いつものように言った。 「池でメダカとか見てた」  寧々子も、さりげない素振りで答えた。しかし、やはりどこか不自然さがあったようで、叔母さんはちょっと不審な顔をした。 「そう、よかったね。でも、二人とも、着物は汚してないよね」 「汚してないよ。ね?」 「うん、汚してない」  寧々子と桃子は顔を見合わせて、笑顔を交わした。それは、 (着物は汚していない。けど・・・)  という二人だけに理解できる諧謔だった。 「お家に帰りましょうか」  叔母さんは何も気付いていないようだった。  家までの帰路、寧々子と桃子はずっと手をつないでいた。叔母さんはそれを見て、 「あなたたち、仲がいいのね」  と揶揄するように言った。


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