こちらLiLiTH様のソーシャルゲームでありました『対魔忍アサギ/決戦アリーナ』にて2018年10月31日にイベント報酬として実装された『久遠 乃愛(くおん のあ)』に関する制作秘話となります。
それでは始めてまいりましょう、メニメニメニメニ……🍎
学生として五車学園に通いつつ、諜報任務を担う対魔忍としても一線で活躍する少女。乃愛が操る房術「恋色香」は体から男を魅了するフェロモンを発生させるだけという、忍術と見抜かれづらい隠密性と、ターゲットとなる男のみを魅了させる事ができるという指向性を兼ね備えた非常に強力な術。しかしそれだけに制約も大きく、あらかじめ対象の男の体液、あるいは体組織をある程度自身の体内に取り込んでおかないと、発動させる事ができない。
※当時のゲーム内ステータスが気になる方は有志によるwikiを参照して下さいまし🖊
米連のアーシャの制作が終わってから、なんやかんやあった後に、Dの方から対魔忍キャラでURを作ろうという話があり、久遠乃愛の制作を始めました。ここら辺も細かい話が思い出せないのですが、久遠乃愛を作るうえで、対魔忍(決戦アリーナ)だからこその、逆説的にビジュアルが可愛い系の学生キャラを作ろうと思ったのだけは明確に覚えております。当時の空気感として可愛く描けてないから評価を下げて良いみたいな風潮があったのも要因の一つですね。決戦アリーナにおけるサトルの個人的な狙い(戦略)としては可愛いキャラを描くというより、可哀そうなキャラを描くと最初から心掛けていたので、狙いが伝わってないなぁ……と思い、久遠乃愛ではそこに変化を入れようと試みました。決アナのキャラ造形の方針のお話は、別の機会でデザインの話として取り上げますので、それはさておき、今回は久遠乃愛の制作の話をしていこうと思います~。✨
最初から久遠乃愛のビジュアルに関しては、いかにもなセーラー服キャラを描いて、決戦アリーナのイメージとは逆ベクトルを感じるようなキャラクターイメージを目指したので、あまりビジュアル資料が実は多くはありません。なので、発注資料の前段階のイベント構成の資料を公開いたします!✨(未完の対魔忍スーツ資料などもございますが、現時点では公開は控えます💦)
制作過程でもお伝えした通り、今までのニュアンスが伝わっていないことを鑑みて、円光(規制対策のため誤字表記)という分かりやすいものを構成の題材と致しました。その上で、ホテルの路地裏で制服姿という誰がどう見ても明らかな感じに仕上げて頂くよう、この資料やキャラ設定などを送った所、コチラのイベント構成は採用される形となったんですよね。🥳🥳🥳
カード絵のビジュアルに関しては、視点の臨場感以外にも、学園ものでよく見るみるようなビジュアルの印象をプレイヤーに抱いて頂くよう配慮致しました。これが桜の木の下とか、校舎門の前とかだったりすると純粋(ピュア)な感じなんですけどねぇ。。。(笑)
イベントシーンに関しても決戦アリーナっぽくないイベント演出構成を彩色含めてサトルが行っているのですが、イベントシーンの公開がここでは権利上無理なので、作品をご存知の方だけが、これらの狙いを含めた上でそういうことだったんだなと反芻いただければ幸いです。🙇イベントの作中のキラキラ演出などはサトルが当時よく好んで使ったものですが、久遠乃愛のイベントシーンにおいての狙いは竿役が魅了されている心理的演出の一部だったりします。✨
実際のイベント構成は先ほど挙げたラフのような感じなのですが、元々のキャラ設定は、もう少し尖ったものでした。上の乃愛は、初期設定時のイメージです。本題に入る前に、ちょっとした小話ですが、先ほど挙げたイベント構成ラフは、ヒロインの能力設定が変わっても成立するように『余白』を意識的に作っております。これは個人的な感覚ですが、集団で制作していく現場においてガチガチに内容を詰めてしまうと上手くいかない感覚があるように思ってまして、ことさら決戦アリーナに関しては、ある程度キャラ設定を詰めてから、そこから情報を間引く心がけをしておりました。
さて話を戻しまして、元々の設定はどうであったかというと、決戦アリーナのダークな雰囲気は踏襲したかったので、『ヤンデレ(メンヘラ)』対魔忍としようとしておりました。そんな雰囲気を初期案から感じて頂ければ幸いです。😈
そこで、今回は、その初期のキャラ設定案の一部を公開いたします!✨
【ヤンデレ(メンヘラ)対魔忍】
■名前:久遠 乃愛(くおん のあ)
■円光(規制避け表記)するときの名前:美優(みゆ)
セックスなどで魂を喰らう(喰ってしまう)ヤンデレ(メンヘラ)学生対魔忍。
表向きは普通の学生。裏の姿は―――というタイプのヒロイン。
円光で足のつかない魔族を相手に魂を食っている。
(魂喰われた対象は死ぬのではなく、魂の抜けた廃人になる)
ヒロインは幼い頃から、好意を持った対象から魂を吸い取るという特異体質。
それ故、身内から強い迫害を受けてきたヒロイン。
そんな自分を否定するかのように生きてきたため、
自己評価がとても低く、誰かに必要とされたい、愛されたいという欲求が強くある。
【ヒロインのストーリー】
自己評価が低く普段から日常生活に
疎外感を(被害妄想的に)感じているヒロインは愛に飢えていた。
円光のきっかけは自分を必要としてくれる、小さな承認欲求からの興味本位だった。
初めての円光で、今まで感じたことのない快楽や多幸感により、相手の魂を殆ど喰ってしまい、相手を●しそうになってしまったヒロイン。廃人になった対象を見て、強い自己嫌悪に苛まれ、泣きながら現場から逃げ出してしまう。
現場から離れ、自分のことを呪いつつ後悔の念に苛まれるが、
最中の今までに味わったことない多幸感が頭をよぎる。
そのことを思い出すと劣情が抑えきれず、激しくオナニーをしてしまう。
それから数日して、2度とこんなことはしまいと思いつつも、
日常生活の疲れ(周りに同調することで感じている疎外感や自己肯定感の低さ)が
日に日に強くなり、"もう一度だけ、これっきりだから"という気持ちで
また始めた円光からズブズブとハマっていってしまう。
魂の核までも完全に喰って●しに発展してしまうのは、それから数回したのち。
足のつかない魔族連中を相手に選び、計画性が芽生えてしまう。
今では表向きはちゃんとした学生だが、裏では猟奇的な人物となってしまった。
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といったものでした。この魂を喰ってしまう設定は流石に無理とDに回答されたのは覚えております。決戦アリーナの世界観では、良い感じに嵌りそうな設定だとは思ったのですが、集団制作における制約というのは、なかなか難しいものです。😭しかし、それもまた、制作の良さでもあります。日々勉強の毎日を痛感します。🙏
そんなこんなで久遠乃愛は完成し、無事実装されました。1回っきりの登場キャラでしたが、ビジュアルとシチュを分かりやすくしたことで、一部のプレイヤーさんやファンの皆様には、深く気に入って頂けたようで、たいへん嬉しく思います。久遠乃愛のRPG時空での再登場はサトル個人としては、あったら嬉しいですが、ここら辺の話は制作関係の綾なので何とも言えないのが現状なのですよね。😢
さて、気を取り直しまして、次の制作裏話は、決戦アリーナで最後の担当キャラ、アビゲイルとなります。こちらを持ちまして、(没キャラなど残っておりますが)一旦決戦アリーナの制作裏話は完結とさせて頂きます。🙇🙇🙇
『制作裏話のコンテンツ』に関しましては、引き続き『対魔忍RPG』、『エデンズリッターグレンツェ』などの制作裏話をしてまいりますので、楽しみにして頂ければ幸いです。✨ また、この区切りを持って、制作進行的なお話ベースではないキャラデザ関係のお話も、別コンテンツで展開していく予定です!🙋どうぞ、よろしくお願いいたします~🙇